2023.10.10(火)

み「神社があった。
『会津天満宮』か」
ハ「風情ありげなお社やないけ。
こりゃ、参らにゃあかんで」
み「この階段、誰が登ると思ってんだ」
ハ「そりゃ、あんたしかおらんわな」
み「武家屋敷を歩き回って……。
すでに体力を、50%消耗している」
ハ「もうかいな!
情けないやっちゃで」
み「そんなら、おまえが登れ!」
ハ「無茶言うわな」
み「とにかく、ここはパス」

み「うーむ。
やっぱり下りはいいわい」
ハ「そんなこと言うとると……。
これからの人生、下りっぱなしになるで」
み「下るのは、腹で慣れてる」
ハ「汚い例え、すなや」
み「売店みたいだな。
ちょっと寄っぺい」
ハ「何語や」
今、これを書いてる時点で……。
この旅行に行ってから、すでに1年4ヶ月が経過してます。
なので、どんな売店だったのか、さっぱり覚えてないんです。
たぶん、何も買わなかったと思います。
しかし……。
いつの間に、武家屋敷を出たんでしょう?
↓はおそらく、売店の中を突っ切って出てからの写真でしょう。

み「大風でも吹いたのかね?
テーブルがみんな倒れとる」
ハ「アホか!
テラス席はやってまへんちゅうこっちゃろ」
み「なんで?」
ハ「なんでて、コロナやからやろ」
み「そんなら、屋外の方が安全じゃん。
むしろ、テラス席だけにすべきだよ」
ハ「わしに言うたりなや」

み「しかし、ほんとにいいお天気だね。
絶好のサイクリング日和だ。
♪み~ど~り~の風も、さぁわぁやぁかぁに~」
↑『青春サイクリング/歌:小坂一也:1957年(昭和32)年』。

ハ「音、外れるたびに、転けそうなるわ」
今度は、どこ行くんや?」
み「風の吹くまま気の向くまま」
ハ「止めてくれや。
どこぞ行くかわからんわ」

み「すげー、三角の家があった。
建ぺい率、大丈夫なのかね?」
ハ「大丈夫やないやろ。
それよか、ここ左でええんか?」
み「たぶんな」
ハ「頼むで」

み「ほーら。
なんとなく風情ありそげなとこに出たぞ」
ハ「せやから、どこなんや?」

み「見なさい。
ドンピシャで着いた」
ハ「『国指定名勝 会津松平氏庭園』。
肝心のその後が、衝立てで読めんやないけ」

み「ほら、ここにも看板がある」
ハ「『御薬園(おやくえん)』かいな」

み「あの門に書いてあるとおり……。
江戸時代の薬用植物園ってことだね」
ハ「気いつけや。
『足元にご注意!!』やで」
み「バリアフリーでないことは確かだな」

み「庭園と薬草園に分かれてるみたいだね」
ハ「どっちから見るんや?」
み「まずは、庭園だな」
ハ「その心は?」
み「風の吹くまま気の向くまま」
ハ「それは止めてくれちゅうとるやろ」

み「お、さっそくコデマリがあった。
前に武家屋敷に来たとき……。
オオデマリが咲いてた記憶があるんだ。
でも、さっき歩いた限り、どこにも見なかった。
ひょっとしたら、ここのコデマリが……。
武家屋敷のオオデマリの記憶に置き換わったのかな?」
ハ「知らんがな。
場所も花も違とるやないけ。
大した記憶力や」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2023/10/10 05:57
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建ぺい率
本編で「建ぺい率」という言葉を出しましたが……。
これを書いてるときは、深く考えてませんでした。
で、今、ちょっと調べてみたところ……。
単純な話ではなかったです。
『大東建託(https://www.kentaku.co.jp/)』さんの……。
↓『建物の広さや高さを決める建ぺい率・容積率とは? 計算方法と緩和条件(https://www.kentaku.co.jp/estate/navi/column01/post_249.html)』というページから引用させていただきます。
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●建ぺい率とは
建ぺい率とは、建物の建築面積の敷地面積に対する割合です。
建築面積とは建物を真上から見たときの外周で求めた面積のことで「水平投影面積」ともいいます。
敷地面積とは土地全体の広さのことを指しています。
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その建ぺい率は、用途地域別に決められてるそうです。
ところがそれが、複雑怪奇。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2023/10/10 05:57
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建ぺい率(つづき)
↓同じページからの引用です。
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建ぺい率と容積率は、行政が定めた用途地域の種類によって上限が決められています。
用途地域とは建築できる建物の種類や制限を場所ごとに定めたものです。
用途地域は住居系8種類、商業系2種類、工業系3種類の計13種類に分類され、それぞれに建築できる建物の種類や用途の制限を定めたルールのことで、住みやすい街づくりを行うために制定されています。
どの土地がどの用途地域に定められているかは、各地区町村の都市計画図で調べられるので、事前にチェックするようにしてください。
なお、都市計画区域のうち、市街化区域では必ず用途地域が定められますが、市街化調整区域では用途地域を定めないこととされています。
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なんと、13種類ですよ。
たまげますよね。
このページには、見やすい表も載ってましたので……。
気になる方は、チェックしてみてください。
で、定められてる建ぺい率ですが……。
30%、40%、50%、60%、80%の5種類でした。
なんで、70%がないんですかね?
なお、80%になってるのは、商業地域でした。
商店街のようなところでしょうね。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2023/10/10 05:58
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建ぺい率(つづきのつづき)
で、うちの土地の建ぺい率を調べようと思いましたが……。
ネットでサクッと、というふうにはいかないみたいです。
市役所か区役所に聞きに行かなきゃダメなんじゃないでしょうか。
めんどくせー。
ま、うちは土地が100坪あるので……。
家を建てるとき、建ぺい率なんて気にする必要はなかったでしょうけどね。
と、ここで諦め切れず、さらに調べたところ……。
なんと、あったんですよ。
サイトで調べられるところ。
新潟市のサイト内に……。
『都市計画情報の公開(https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/tokei/toshikeikaku/sistem/tokeijyouhou.html)』というページがありました。
そこに、『新潟市地図情報サービス「にいがたeマップ」(都市計画情報)(外部サイト)https://niigata.e-map.geogeo.jp/maps?mode=theme&lid=8&mid=11』というリンクがあったんです。
そのサイトで住所を入れてみたところ、地図と一緒に情報が表示されました。
わが家は、「第一種住居地域」でした。
で、建ぺい率は60%、容積率が200%となってました。
わかったからどうってことありませんが……。
わかって、ちょっとすっきりしました。