2023.8.20(日)
万里亜は舞台に登場してから、一言も声を発していなかった。
万里亜の声には、特徴があった。
普通にしゃべっている声色にも、微細なビブラートが含まれていた。
一度聞くと、ちょっと忘れられない声だった。
万里亜自身も、そのことを自覚しているのだろう。
顔は隠していても、声から身元が割れる可能性もある。
舞台で無言を貫く演出は、そうした思慮も働いているのかも知れない。
鞭の指し示す意味を、女性はすぐに理解したようだ。
まるで、主人と飼い犬だった。
女性は床に仰向いたかと思うと、両脚を振りあげた。
背中が床を離陸する。
両脚が頭上を越え、爪先が床に着いた。
尻が天井を向いている。
体型に似ない柔らかさだった。
美咲の窓からは、女性の背中が見えている。
相臀の山も聳えているが、性器は、その割れ目の向こうに隠れている。
それを眼前に出来るのが、対岸の客たちだ。
無毛の大陰唇に、腐肉のような襞が捲れている様まで見えるだろう。
万里亜は、女性の尻に鞭を振り下ろした。
バシィィ!
「ひぃ」
美咲は思わず、ソファーの上で小さく跳ねた。
思いのほか、大きい音だった。
しかし、女性の悲鳴には、甘えの蜜が含まれているように思えた。
鞭が、もう一度振るわれた。
「あぎっ」
今度の声には、媚びが含まれていなかった。
どうやら、鞭先の数本かが、陰唇を叩いたようだ。
わざとなのかはわからない。
いくら万里亜といえども、鞭を振り慣れているとは思えない。
不慣れな手元が狂ってもおかしくないだろう。
しかし女性は、その体勢を崩すことはなかった。
ひょっとしたら、ヨガの嗜みでもあるのかも知れない。
万里亜の声には、特徴があった。
普通にしゃべっている声色にも、微細なビブラートが含まれていた。
一度聞くと、ちょっと忘れられない声だった。
万里亜自身も、そのことを自覚しているのだろう。
顔は隠していても、声から身元が割れる可能性もある。
舞台で無言を貫く演出は、そうした思慮も働いているのかも知れない。
鞭の指し示す意味を、女性はすぐに理解したようだ。
まるで、主人と飼い犬だった。
女性は床に仰向いたかと思うと、両脚を振りあげた。
背中が床を離陸する。
両脚が頭上を越え、爪先が床に着いた。
尻が天井を向いている。
体型に似ない柔らかさだった。
美咲の窓からは、女性の背中が見えている。
相臀の山も聳えているが、性器は、その割れ目の向こうに隠れている。
それを眼前に出来るのが、対岸の客たちだ。
無毛の大陰唇に、腐肉のような襞が捲れている様まで見えるだろう。
万里亜は、女性の尻に鞭を振り下ろした。
バシィィ!
「ひぃ」
美咲は思わず、ソファーの上で小さく跳ねた。
思いのほか、大きい音だった。
しかし、女性の悲鳴には、甘えの蜜が含まれているように思えた。
鞭が、もう一度振るわれた。
「あぎっ」
今度の声には、媚びが含まれていなかった。
どうやら、鞭先の数本かが、陰唇を叩いたようだ。
わざとなのかはわからない。
いくら万里亜といえども、鞭を振り慣れているとは思えない。
不慣れな手元が狂ってもおかしくないだろう。
しかし女性は、その体勢を崩すことはなかった。
ひょっとしたら、ヨガの嗜みでもあるのかも知れない。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2023/08/20 05:48
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今日は何の日
毎月20日は、『信州ワインブレッドの日』。
『信州ワインブレッド研究会(https://wine-bread.jp/)/長野県長野市』が制定。
「信州ワインブレッド」とは……。
長野県産ぶどうを使用した「NAGANO WINE」と、長野県産小麦を100%使用して作られたパンのことです。
https://zatsuneta.com/img/10120a5_01.jpg
ワインの風味がほのかに漂う「信州ワインブレッド」の魅力を、全国に発信するとともに……。
農産物の豊かな長野県をPRすることが目的。
日付は、日本ソムリエ協会が提唱してる「ワインの日」が、毎月20日であることから。
ワインを囲む食事に……。
「信州ワインブレッド」を合わせて楽しんでほしいとの思いがこめられてます。
記念日は、2020(令和2)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/10120a5.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
長野県の小麦は、個性の強い品種が多く……。
年間約7000トンが生産され、生産量は全国14位となってます。
国産小麦といえば、以前は、うどん用の中間質小麦がほとんどでしたが……。
近年、パン用の硬質系小麦品種「ゆめかおり」「ハナマンテン」が、長野県で開発されました。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2023/08/20 05:48
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
一方、ワイン用のぶどうは、年間約5500トンが生産され、長野県が生産量日本一を誇ります。
国産ワインコンクールでは、長野県産ぶどうを使用したワインが入賞を続け……。
「長野県原産地呼称管理制度」もスタートしました。
注目を集める「NAGANO WINE」とコラボした長野県産小麦の商品を開発できないかと考えた結果……。
「信州ワインブレッド」が誕生しました。
「信州ワインブレッド」は……。
長野県内の小麦生産者、ワインぶどう生産者の熱い想いを結晶化した商品です。
また、中に織りこむフルーツや、サンドする素材も長野県産農産物を使用し……。
長野県を訪れる人や、県内の人に楽しんでもらうことで、地消地産の先進的な取り組みを行ってます。
https://zatsuneta.com/img/10120a5_02.jpg
長野県の食に関連する記念日としては、下記のようなものがあります。
9月23日は「長野県ぶどうの日」、10月25日は「信濃の国カレーの日」、11月11日は「長野県きのこの日」……。
11月22日は「長野県りんごの日」、12月から2月の19日は「信州・まつもと鍋の日」、毎月8日は「信州地酒で乾杯の日」です。
以上、引用終わり。
ワイン用のぶどうの生産量は、長野県が日本一なんですね。
山梨県じゃないんだ。
調べたら、ワインの生産量では……。
山梨県が、ダントツの1位でした(日本全体の31.2%)。
長野県は、第2位(23.8%)。
3位が、北海道(15.7%)。
4位が、山形県(7%)。
この上位4道県で、日本の8割を占めてます。
山形県は意外でしたね。
日本酒のイメージですから。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2023/08/20 05:48
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今日は何の日(つづきのつづき)
さて。
ワインの個人での消費量という点では……。
わたしは、日本人の上位5%には入ってるんじゃないでしょうか。
今飲んでるのは、「ワインデリ 濃い赤」という1.8リットル入り紙パックの商品。
この度、初めて紙パックの裏面を見てみました。
製造場は、メルシャンの藤沢工場。
販売者は、「イオントップバリュ」でした。
でも、買ってるのは、イオンではありません。
ドラッグストアのウエルシアです。
ひょっとしたらと思って、今、調べました。
ウエルシアってイオングループだったんですね。
初めて知りました。
さてその「ワインデリ 濃い赤」ですが……。
1.8リットル入りで、698円(税抜き)。
近隣のストアで、これがダントツに安いです。
近年の物価高騰で、一番痛かったのが、ワイン。
大量に消費しますので。
いろいろ回って、安いところを探しました。
600円台(ギリギリですが)が見つかって、ほんとに良かったです。
ウエルシアには、毎週末にいきます。
家には6本を常備することにしてて……。
足りない本数を補充します。
毎週、2本か3本ですね。
なので、週の消費量は、2.5本くらい。
1.8リットル入りですから……。
4.5リットルになります。
1日あたり、643ml。
ワインボトルは、750mlですから……。
ボトル1本の8割5分くらい、毎日飲んでることになります。
飲むのは、夕食後です。
続きはさらにさらに次のコメントで。
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4. Mikiko- 2023/08/20 05:49
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今日は何の日(つづきのつづきのつづき)
この夏は、飲み方を変えました。
昨年までは、豆乳で割って、氷を入れてました。
美味しいんですが……。
この飲み方には、2つの欠点がありました。
まず、豆乳の補充が面倒。
1リットル入りの紙パックを買ってきてましたが……。
ただでさえ荷物が多いのに、これが加わるとほんとに大変でした。
もう一つの欠点は、トイレが近くなること。
お腹が冷えるせいだと思います。
寝しなに飲むので……。
トイレが近いと、頻繁に目が覚めます。
ぐっすり眠れないんです。
で、今年の夏から、寝しなに冷たいものは飲まないことにしました。
冬の飲み方を、そのまま続けてます。
ワインの燗です。
でも、そのまま燗を付けると、濃すぎます。
翌朝に残ってしまいます。
なのでまず、ワインをお湯で割ります。
だいたい、6:4くらいですかね。
今、裏面の記載を見たら、アルコール分は11%でした。
この6掛けですから、飲むときの度数は、6%ちょっとになりますかね。
で、お湯割りワインは、電気式の酒燗器に入れて温めます。
通電しておけば、設定した温度に保ってくれるというありがたいアイテム。
最初は、暑いのにお燗ってどうなのかと思いました。
でも、ぜんぜん気にならなかったです。
太田和彦さんが、夏でも日本酒のお燗を飲む気持ちがよくわかりました。
お燗で飲むようになってからは……。
トイレに起きるのが、1回で済むようになりました。
豆乳と氷のときは、3回くらい行ってましたからね。
ぜんぜん違います。
この暑い夏に、夏バテせずに過ごせてるのは……。
このおかげかも知れません。
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5. 手羽崎 鶏造- 2023/08/20 08:17
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山形県産ワインのほとんどは
高畠産ではないでしょうか。
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6. Mikiko- 2023/08/20 08:49
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高畠ワイン
高畠町というところがあるんですね。
知りませんでした。
わたしには、高いワインはもったいないです。
薄めて飲んでるんですから。
昔は、山梨県産で、一升瓶入りワインがありました。
わたしは若いころ、この一升瓶を一晩で飲んでました。
二日酔いもしなかったです。
今やったら、死にかねないでしょう。