2023.6.20(火)

み「でーん。
いきなり、とうちゃこー!」
ハ「なんや、ここは?」
み「のぼり旗に書いてあるでしょ」

ハ「『会津武家屋敷』かいな。
なるほど、ここは会津観光には欠かせんわな」
み「来たのは、これで2回目なんだよ」
ハ「修学旅行か?」
み「いや、そんときは見学ルートになかった。
今から20年くらい前になるのかな……。
1度、車で会津に来たときに見たの。
ちょうど、季節も今ごろでね。
高速道路は怖いから、下道の国道49号で来たんだけど……」
ハ「なんで高速が怖いんや?」
み「磐越自動車道は片側1車線で、対面通行なんだよ。
高速でだぞ。
トンネルの中なんて、怖い怖い。
びゅんびゅんすれ違ってさ。
対向車に吸いこまれそうになる」
ハ「それは、運転者の資質の問題ちゃうんか?」
み「だから、そういうところは回避するの。
賢明だろ」
ハ「運転すること自体が、賢明やない気いする」
み「で!
下道を走ってきたわけ。
山の斜面に挟まれたみたいなとこがあってさ……。
タニウツギや藤が、その斜面のそこここに咲いてんの。
下の民家の庭には、桐の花。
冬がなければ、こういうところに住みたいと思った」
ハ「冬があるから、この季節がひとしおなんやろ」
み「ふう。
けっこう難儀な階段じゃった」
ハ「完全に運動不足や」

み「おー、見るところがこんなにある」
ハ「大人、850円やて。
お値段もなかなかやな。
み「あんたはタダですけどね」
ハ「すんまへんな」

み「さっきの看板に、所要時間1時間ってあったよね。
そんなんで回れんの?」
ハ「ここの見学、どのくらいの時間、みとんのや?」
み「ジャスト1時間」
ハ「もうちっと、余裕みて計画立てたれや」
み「ぶつくさ言ってないで、さっそく、ゴー」
ハ「そっちが言っとんのやろ」

み「いろいろ書いてあるけど……。
省略!」
ハ「いきなり省略かい!」
み「さっきの絵図面見たら、気が急く」
ハ「1度、来とんのやろが?」
み「あんときは日帰りだったから……。
見学時間は、もっとタイトだったと思うんだけどね。
まったくもって、その記憶がない」
ハ「こりゃあかんわ」

み「なんじゃ、これは?
縄文遺跡か?」
ハ「そんなわけあるかいな。
入口で、パンフレットもろたやろ」

み「なるほど。
ふむふむ。
『旧中畑陣屋』だな。
県指定重要文化財とある。
建てられたのは、1837年。
東北に残る最後の代官所だって」
ハ「縄文遺跡とはエラい違いやがな」
み「よし、ここはもう見た」
ハ「見てへんやろ!」
み「次、次」
ハ「端折りまくりやで」

み「よし、順路は間違ってない」
ハ「最初から間違うてどうすんのや」

み「この塀の内側が、メインイベントの家老屋敷みたいだ。
しかし、長い塀だな。
雪かきが大変だぞ」

み「これ、当時の石かな?」
ハ「そうやないんか?」
み「サイズが揃いすぎてる気がする」
ハ「確かに、エッジが綺麗に通っとるな」
み「あ、石なんか見てるヒマなかった」
ハ「忙しないやっちゃ」

み「げ。
いきなり柔道。
なぜじゃ?」
ハ「パンフレットに書いたあるやろ」
み「……。
西郷四郎の像だな。
へー。
『姿三四郎』のモデルになった柔道家だって。
家老だった西郷頼母の養子」
ハ「どういう経緯や?」
み「養子だけに……。
よう知らん。
次、次」
ハ「ダジャレでしまいか!」
コメント一覧
-
––––––
1. Mikiko- 2023/06/20 05:49
-
西郷四郎
本編で端折ってしまったので、補足します。
↓例によって、Wikiからの引用です(出典⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E9%83%B7%E5%9B%9B%E9%83%8E)。
+++
西郷四郎(さいごう しろう/1866(慶応2)年3月20日(旧暦2月4日)~1922(大正11)年12月22日)は、日本の柔道家、弓道・泳法指導者。
講道館四天王の一人。
富田常雄の小説『姿三四郎』のモデル。
【来歴】
会津藩士・志田貞二郎の三男として若松に生まれた。
3歳のときに戊辰戦争を逃れるため家族で津川(現:新潟県阿賀町)に移住。
16歳の時、元会津藩家老・西郷頼母の養子となり、福島県伊達郡石田村(現:伊達市)の霊山神社に宮司として奉職する頼母に育てられた。
+++
養子になった16歳は、1882(明治15)年ですね。
西郷頼母は、1903(明治36年)年まで存命してます。
Wikiには、さらに長文の解説がありますので、ぜひ読んでみて下さい。
続きは次のコメントで。
-
––––––
2. Mikiko- 2023/06/20 05:50
-
西郷四郎(つづき)
『姿三四郎』で有名になった必殺技「山嵐」は……。
実際、西郷四郎の得意技だったそうです(本編で、銅像が掛けてる技です)。
嘉納治五郎をして、「西郷の前に山嵐なく、西郷の後に山嵐なし」と言わしめるほどだったとか。
↓Wikiから、「技の掛け方」を引用します(出典⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B5%90_(%E6%9F%94%E9%81%93))。
+++
片方の襟と袖を掴み、上半身は背負って前に投げる動作、下半身は後ろに足を払う動作を組み合わせた形で(背負投と払腰の動作を同時に行う感じで)投げる技。
担いで、斜め後腰に乗せ、脚を払う(または、担ぎながら、脚を払う)様な形になるか、あるいは、外腹斜筋を伸ばす様な感じで投げる。
+++
さっぱりわかりません。
ところで、柔道ですが……。
みなさんは、格闘技としては、大した威力じゃないとお思いじゃないですか?
とんでもないですよ。
競技としての柔道は、柔らかいマットの上で行われます。
ポイントとなるのは、相手を背中から落とした場合。
もっともダメージの少ない落とし方です。
なので一見、柔道技は、ストリートファイトなどでは役に立たないと思いがち。
でも、違います。
続きはさらに次のコメントで。
-
––––––
3. Mikiko- 2023/06/20 05:50
-
西郷四郎(つづきのつづき)
まず、足元。
試合はマットですが、ストリートでは違います。
硬いアスファルトです。
で、柔道家は、背中から落ちるようにしか投げられないわけじゃないんです。
脳天から落とすことだって、十分できるんです。
試合でそれをやったら、もちろん反則です。
でも、ルール無用のストリートで……。
そういう投げ方をされたら、相手はどうなりますか?
下はアスファルトです。
そこに、脳天から落とされれば、頭頂と頸に自分の全体重がかかるわけです。
ただじゃ済みません。
さらに柔道は、着衣で行われる格闘技ということも重要。
より、ストリートファイトの状況に近いわけです。
ほかの格闘技のほとんどは、上半身、裸ですよね。
繰り出す技も、裸の相手に対するものに特化されてます。
空手なども着衣ですが、ほとんど打撃オンリーです。
相手の道着を掴むことから始まる格闘技って、柔道くらいじゃないですか?
柔道家は、自分有利になるように道着を掴む練習、ものすごくしてますよ。
柔道家を相手にして、着衣を掴まれないようにするのは、ほぼ不可能でしょう。
そして掴まれたら……。
そのまま、アスファルトに脳天から落とされるんです。
柔道家と、路上で喧嘩するのは止めた方がいいでしょう。











![[官能小説] 熟女の園](https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/3/e/3e07a9c3.gif)





































































































