Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
単独旅行記Ⅶ(048)
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ここは旧道だな
み「ここは旧道だな。
 歩道が狭いわ」
ハ「スピード、気いつけや。
 あっちゃから歩行者が来たら、正面衝突やで」
み「はいはい。
 しかし、この赤い舗装、なんだろ?
 明らかに、側溝の上に敷いてあるよね」
ハ「せやな。
 水を落とす穴が空いたあるわ」
み「わかった!」
ハ「やかまし!
 通行人がおったら、たまげるで」
み「いないからしゃべってんの。
 この舗装は、冬期の滑り止めじゃないの?
 道路の水を落とすために、この側溝があるわけだろ」
ハ「あたりまえや」
み「てことは、冬はほとんど常に、この上は濡れてるんじゃない?
 側溝のコンクリート蓋が剥き出しだと……。
 表面の水が凍って滑るんだよ。
 だから、この舗装を敷いてる」
ハ「せやけど、水が凍ることに関しては、舗装の上かておんなじやろ」
み「ちょっとだけ、クッション性がありそうじゃない。
 踏むと少し沈んで、氷が割れるんだよ」
ハ「ほんまかいな」
み「よーし。
 そしたら、会津若松市役所の建設課に聞きに行くぞ」
ハ「やめとけや。
 大迷惑やで」
み「冗談に決まってんだろ」
ハ「冗談に聞こえんから怖いわ」

また、飯盛山に向かっとんのか?
ハ「また、飯盛山に向かっとんのか?」
み「方角が一緒なだけ」
ハ「どこ行くんや?」
み「着いてのお楽しみ」
ハ「おせといてくれや。
 標識とか見つけたら、アドバイスでけるで」
み「頭に地図が入ってるから大丈夫」
ハ「大いに疑問や」

左のビルの『めでたいや』って、何だろ?
み「ところで、左のビルの『めでたいや』って、何だろ?
 ちょっと調べて」
ハ「都合のいいときだけ使いよってからに。
 えーっと、“会津若松 めでたいや”で検索っと。
 おー、ちょう(ちょっと)意外やな。
 ラーメン屋やったで。
み「ビルのどてっぱらに、あんなにデカデカと書いてあるってことは……。
 自社ビルだよね?
 会津のラーメン屋って、そんなに儲かるの?」
ハ「知らんがな。
 せやけど、店舗はビルやのうて……。
 下の黒い和風建築の方みたいやで」

確かに、暖簾が出てるね
み「確かに、暖簾が出てるね。
 じゃ、あのビルは何?」
ハ「知らんがな」
み「グーグルマップ見れば、何の建物かわかるでしょ」
ハ「スマホで見んかいな」
み「運転中です」
ハ「やっかいなオナゴや。
 えーっと。
 『メゾン ド ドルチェ』やて。
 賃貸マンションみたいやな」

ビルの側面にも、デカデカと書いてあるな
み「確かに、ビルの側面にも、デカデカと書いてあるな。
 しかし、ラーメン屋とどんな関係?」
ハ「それこそ知らんがな」
み「店名掲げてる方は、広告看板ってことか?」
ハ「確かに、遠くからもよう見えてわかりやすいわな」
み「でもこれって……。
 ラーメン屋の方から、店名を貼らせてくれって頼んだんじゃない気がする」
ハ「どういうこっちゃ?」
み「普通、マンションの側面に、マンション名をあんな風には貼らないでしょ」
ハ「確かにな。
 初めて見たわ」
み「オーナーが、ちょっと変わってるんじゃないかな。
 で、マンション名を貼り出して、下の道路から眺めたとき……。
 もう一面にも貼れるって気づいたわけよ。
 真下には、ラーメン屋があった。
 で、即、そのラーメン屋に突入。
 もちろん、ラーメン一杯食べたあとで……。
 おもむろに、店主と交渉したわけだ。
 店名看板、出さんかねと」
ハ「ほんまかいな」
み「知らんけど」
ハ「ほんまに知らんやろ」
み「聞きに行ってくるか、ラーメン屋に。
 どんなラーメン?」
ハ「煮干しベースの醤油ラーメンが基本みたいやな。
 値段は700円からやな。
 入るんか?」
み「中止」
ハ「なんでや」
み「醤油ラーメンは苦手だから」
ハ「塩や味噌もあるみたいやで」
み「こんなところで寄り道してるヒマはないの」
ハ「そんなら、さっさと通り過ぎたれや」

 『めでたいや』さんのホームページは、こちらになります。
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コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2023/06/06 05:56
    • 会津のラーメン
       わたしがラーメン屋に最後に入ったのは……。
       今から10年くらい前になると思います。
       会社の仕事で、ほかの事業所に助っ人に行ったときのこと。
       本社から、同僚と2人で行きました。
       わたしは普段、昼食を摂りません。
       しかしそれは、図書館で書き物をするためです。
       その日は、それができませんから……。
       お昼を摂らないとしたら、何もすることがありません。
       2人で来てるのに、お昼が別々というのも角が立ちます。
       で、2人で近くのラーメン屋に入ったんです。
       何を食べたかは、まったく覚えてません。
       ということは、普通の味だったんでしょう。

       本編中にも書いたとおり……。
       わたしはあんまり、醤油ラーメンは食べません。
       一番食べてたのは、塩ラーメンでしょう。
       タンメンがあれば、まずそれを頼んでました。
       たいがい塩味ですし、野菜もたっぷり摂れますから。

       会津近郊でラーメンと云えば……。
       何と言っても、喜多方ラーメンになるでしょう。
       もちろんわたしは、食べたことがありません。
       ↓Wikiさまから「特徴」を引用させていただきます(出典⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%96%9C%E5%A4%9A%E6%96%B9%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3)。
      +++
       スープは醤油味の透明な豚骨スープが基本で、あっさりした味わいである。
       豚骨のベースと煮干しのベースを別々に作り、それらをブレンドしたものを提供する店もある。
       醤油味がベースだが、店によっては塩味や味噌仕立てなど千差万別である。
      +++

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2023/06/06 05:57
    • 会津のラーメン(つづき)
       引用を続けます。

      +++
       麺は「平打ち熟成多加水麺」と呼ばれ、幅は約4mmの太麺で、切刃番手は12番および14番が使われる。
       独特の縮れがあり、食感は柔らかい。
       具はチャーシューを主として、ねぎ、メンマ、なるとなどが一般的な構成である。
      +++

       ふーむ。
       醤油がメインなわけですね。
       しかも、太麺で柔らかい。
       ちょっと、わたしの好みとは反対かも。
       わたしは、硬めの細麺が好きなんです。

       さてそれでは、会津若松のラーメンはどうなんでしょう。
       で、調べたんですが……。
       どうやら、会津地方全般のラーメンは、喜多方ラーメン風なようです。
       このあたりについて、よくわかる説明が書かれたページを見つけました。
       こちら(https://allabout.co.jp/gm/gc/216746/)です。
       題名は、『喜多方だけではない「会津のラーメン」』。
       本編に出てくる「めでたいや」さんの情報もあります。
       でも、ちょっと値段が違いますね。
       記事では、中華そばが525円となってます。
       でも、現在の「めでたいや」さんのメニューページ(https://www.medetaiya.co.jp/menu/)では……。
       700円です。
       かなり前の記事なんでしょうか。
       525円という値段は、消費税が5%だったころの値段っぽいですよね。
       消費税が5%だったのは、1997(平成9)年4月から2014(平成26)年3月までです。
       でも、8%になっても、価格は据え置きということもありますしね。
       一概には言えません。
       ひょっとしたら、近年の物価高騰により、価格改定があったのかもしれません。
       しかし、700円の醤油ラーメンは……。
       わたしはちょっと遠慮したいです。
       コンビニで、おにぎり買った方がいいです。
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