Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3821
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 美咲は、下腹を手の平で覆っていた。

「ふふ。
 おかしいわよ。
 お股、丸出しなのに……。
 お腹の方、隠して」
「だって……」
「わたしのお腹も、けっこうなものでしょ」

 実は、あぐらをかいた万里亜を見て、最初に感じたのがそれだった。
 下腹の脂肪が括れて段になっていたのだ。

「女性は、こういうの気にするけど……。
 男性にとっては、むしろ大好物なのよ。
 むっちりとしたお腹。
 縄文の土器だってそうでしょ。
 みんな、お腹が膨れたフォルム。
 女性のお腹が膨れてるのは……。
 豊穣の象徴だったわけよ。
 子宝を授かり、一族が反映していくシンボルね。
 だから男性は、女性の膨れたお腹が大好き」

 なんだか、牽強付会な論に聞こえた。
 しかし万里亜の腹に、醜さを感じないのも確かだった。
 それどころか、その括れた脂肪を見た瞬間、はらわたを掴まれるような情動を感じた。
 万里亜を女性として見ている自分は……。
 男の目をしているということだろうか。

「よいっしょ」

 万里亜は身を揺すり、さらに美咲に近づいた。

「ちょっと……」

 美咲の膝は、万里亜のあぐらに阻まれ、もう閉じられなかった。

「そんなに近かったら……」
「かかっちゃう?」

 美咲はうなずいた。
 自分が、ほんとうに万里亜の前で排尿するつもりになっていることに驚いた。

「いいのよ。
 かけてちょうだい」
「そんな……」
「裸なんだし、お風呂でしょ。
 洗えばなんともないわ。
 それに、出たばっかりのおしっこって綺麗なのよ。
 健康なおしっこには、雑菌もいないから。
 ほら、早くしてって」

 万里亜の手が、突然股間に伸びた。

「あうっ」

 泥濘を抉られ、美咲は身を捩った。
由美と美弥子 3820目次由美と美弥子 3822

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2023/05/24 05:41
    • 今日は何の日
       5月24日は、『スクーバダイビングの日』。
       スクーバダイビングの認定証である「Cカード」を発行する……。
       『レジャーダイビング認定カード普及協議会(Cカード協議会)⇒https://c-card.org//東京都渋谷区恵比寿南』が制定。
       日付は、「Go(5)To(2)Sea(4)⇒海へ行こう!」と読む語呂合わせから。
       また、1953(昭和28)年のこのころ、海洋学者ロバート・S・ディーツ氏によって……。
       スクーバ器材が日本に紹介されたという記録があることから。
       スクーバダイビングの楽しさを伝えるとともに……。
       正しい知識を普及し、ダイビング事故に対する安全意識の向上が目的。
       記念日は、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されてます。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/105246.html)のページから転載させていただきました。

       さらに同じページから、「スクーバダイビングについて」を引用させていただきます。

       スクーバダイビング(Scuba diving)とは……。
       空気を詰めたタンクを使ってのダイビング(潜水)のことです。
      https://zatsuneta.com/img/105246_01.jpg

       これに対して、息をこらえて行う潜水をフリーダイビング……。
       地上からホースで空気を供給する潜水を送気式潜水(フーカー潜水)と呼びます。
       スクーバとは、英語の「Self Contained Underwater Breathing Apparatus」の頭文字をつなげた……。
       「SCUBA」のカナ表記です。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2023/05/24 05:42
    • 今日は何の日(つづき)
       引用を続けます。

       空気などの呼吸ガスを携行する方式の潜水器具(ジャック=イヴ・クストーが発明者の一人として有名)を指します。
       英語のSCUBAは、本来、潜水器具を指す名詞ですが……。
       現在では、この方式の器具を用いて行う潜水活動を、スクーバとも云います。
       スクーバダイビングは、海事工事、海難救助、軍事などの職業的活動としても行われますが……。
       一般的には、レジャーダイビングを示すことが多いです。

       さらに同じページから、「Cカードについて」を引用させていただきます。

       Cカード(ダイビングCカード)とは……。
       「認定証」を意味する「Certification Card」の略です。
       国際的にもCカードと呼ばれてます。
      https://zatsuneta.com/img/105246_02.jpg

       一般的には、「ダイビングライセンス」と云われることもあります。
       「ライセンス」という用語からは、「免許証」というニュアンスが強く感じられますが……。
       Cカードは、「免許」とは明確に意味合いが異なります。
       Cカードは、レクリエーション・スクーバダイビングに関して「定められた知識と技術(指導基準)」を……。
       ある「特定の時期」に、ある「特定の場所」で、習得したことを証明するものです。
       通常、入門レベル(エントリーレベル)の講習では……。
       以下の範囲内で、安全にダイビングするために必要な知識と技術を学びます。

      ●昼間の、比較的穏やかな水域で、バディと共にダイビングする
      ●水深18mまでの範囲で、なおかつ減圧停止をする必要のない範囲
      ●頭上に障害物が無く直接水面まで出られる環境

       これらの条件の範囲を超える環境では、追加トレーニングが必要となります。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2023/05/24 05:42
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       引用を続けます。

       また、講習を受けた地域の環境と、大きく異なる環境の地域でダイビングするためには……。
       その地域のプロから、アドバイスを受けることが必要となります。

       以上、引用終わり。

       もちろんこれまで、スクーバダイビングをしたことはありません。
       そして、今後もすることはないでしょうし……。
       絶対にしたいとも思いません。
       タンクの空気が切れることばかり想像してしまいます。
       首にエラが生えない限り、顔を水に潜すのは遠慮しておきます。
       それでは、なぜこの話題を取りあげたかと云うと……。
       単に、説明文が長かったからです。

       しかし、なんですよ。
       昔は、「スキューバダイビング」と言ってませんでしたか?
       いつから、「スクーバダイビング」に変わったんでしょう?
       調べたところ、『Diving Labo(https://divinglabo.com/)』さんのページに……。
       ↓解説が載ってました(出典⇒)。
      +++
      【スキューバとスクーバ、どっちが正しい? 違いと統一 ダイビング歴史】
       スキューバダイビングなのか、スクーバダイビングなのか。
       ダイビングラボでは「スキューバ」と統一して表記していますが、ダイビングの言い方には2通りあります。
       どちらが正しいのか、違いはあるのか、どう統一されていったのか解説したいと思います。

      ●どちらもSCUBAをカタカナに直したもの
       ダイビングは元々、外国から入ってきたスポーツです。
       なので、当然、英語の名前がついていました。
       それをカタカナに直すときに、発音の違いで2通りの読み方は生まれてしまったのです。
      +++

       続きはさらにさらに次のコメントで。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2023/05/24 05:43
    • 今日は何の日(つづきのつづきのつづき)
       引用を続けます。

      +++
       ヨーロッパ風に読むと「スキューバ」、英語風に読むと「スクーバ」となります。
       違いは全くありません。
       そもそも、SCUBAという単語もSelf Contained Underwater Breathing Apparatus(和訳すると単独水中呼吸器具)の頭文字をとった造語なので、どちらが正しい発音かといった議論にはあまり意味がないのかも知れませんね。

      ●「スクーバダイビング」への統一
       しかし、2通りの表記があると混乱を招きかねないため、2012年11月、日本スクーバ協会によって語句の統一が行われました。
       教本や指導団体のホームページ、業界紙、カタログ、取扱説明書などでは「スクーバダイビング」が使われています。
       ちなみにWikipediaでも「スクーバダイビング」で登録されています。
      +++

       好き勝手に使ってるわけではなく、一応、指針が示されてるわけですね。
       これは、いいことだと思います。
       何しろ、命の危険が伴うレジャーですからね。
       情報が混沌としないよう……。
       中央部でコントロールするのは、とても大事なことだと思います。

       しかしねー。
       なんでこんなこと、わざわざやりたいんですかね。
       バーチャルでいいじゃないですか。
       記録した映像を見るだけでなく……。
       リアルタイムに、今潜ってる人の視界を体験することだってできるでしょう。
       ほとんど、自分で潜ってるのと同じ映像だと思います。
       水の感覚とかは違うでしょうけど。
       そんなら、プールの中に入って(もちろん、足が着くプールです)……。
       バーチャルメガネで見たらいいんじゃないですか?
       わたしは、そこまでしなくても、ぜんぜん大丈夫ですが。

    • ––––––
      5. 手羽崎 鶏造
    • 2023/05/24 09:55
    • 「バーチャルでいいじゃないですか。
       ……リアルタイムに、視界を体験することだってできるでしょう。」

      まあ、そうなんですけど、視覚と大脳だけではなく、
      5感に感じることって有ると思うのですよ。
      だから人は色々試そうとするのではないでしょうか。
      アレのときもそうですが。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2023/05/24 17:44
    • そのうち……
       5感で体感できるシステムが開発されますよ。
       でも、それでセックスまで体感できると……。
       ますます少子化が進んでしまいそうです。

    • ––––––
      7. 手羽崎 鶏造
    • 2023/05/25 10:13
    • 本篇より。
      「男性にとっては、むしろ大好物なのよ。
       むっちりとしたお腹。」

      はい ワタシもその通りです。
      グラビアヌードモデルさんのような
      豊乳と括れたウエストは、「手に入る」代物と
      世のオトコどもは考えていませんから、
      ご婦人方はお気になさることはありません。 

    • ––––––
      8. Mikiko
    • 2023/05/25 11:38
    • わたしはよく……
       テレビショッピングを見ます。
       積極的に見てるわけじゃなく……。
       早朝は、そんなのしかやってないんです。
       よく目に付くのが、ダイエット用の器具やサプリの紹介。
       これには必ず、被験者の、使用前、使用後の体型比較がでます。
       わたしはぜったい、使用前の方が魅力的だと思うのですが。
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