Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3807
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「うぐ」

 塞がれた口で呻いた。
 めくるめく口づけだけで、すでに美咲の性器は泥沼と化していた。
 泥濘からは、熱い泡が噴きこぼれているだろう。
 尻たぶから、万里亜の片手の感触が消えた。
 美咲の片腕が掴まれる。
 背中から引き剥がされた手の平は、万里亜の腕によって、2人の狭間に導かれた。
 指先が、熱いものに触れた。
 指がどこに触れたのか、はっきりとわかった。
 万里亜の性器だ。
 万里亜の性器も、熱く滾ってくれているのだ。
 歓びの涙が、再び湧き零れた。

 美咲の手の平を股間に残したまま、万里亜の腕は、再び美咲の背中にもどった。
 しかし今度は、明確な意思を持って動いた。
 両手が連動し、ワンピースのファスナーが引き下ろされる。
 万里亜の両手が美咲の肩に移り、布地が引き下ろされる。
 美咲は両腕を体側に戻し、万里亜を助勢した。
 布地が、脚を撫でながら落ちていく。

 万里亜の手を、再び背中に感じた。
 指が、肌を撫でながら這いあがる。
 虫唾にも似た悦楽が、さざ波のように伝わっていく。
 万里亜の指が止まった。
 ブラのホックだった。
 片手の指で外された。
 手慣れた所作だった。
 万里亜は、幾人の女性のブラをこうして外して来たのだろう。
 自分は、その中のひとりでしかないのか……。
 切なさに、涙が再び頬を伝った。

「そんなに泣かないの」

 美咲は懸命に頷いた。
 ブラのストラップが、肩から外された。
 万里亜の手に回収されたブラが、框の上に投げられた。
 ブラは、あられもなくカップの内側を見せていた。
 自分も早くそうなりたいと思った。
 万里亜の前で、すべてを晒したい。
 その気持ちが、万里亜に伝わったのだろうか……。
 万里亜の上体が、美咲を残して下降した。
 万里亜は、たたきにしゃがみこんでいた。
 すなわち美咲の股間は、万里亜の眼前にあるのだ。
 見られたいはずだったのに、やはり羞恥に襲われた。
 間違いなくショーツのその部分は、透けるほどに濡れているはずだ。
 みさきもしゃがみこもうとしたが、万里亜の両手に尻たぶを掴まれ、叶わなかった。
由美と美弥子 3806目次由美と美弥子 3808

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2023/05/05 05:45
    • 今日は何の日
       5月5日は、『鯉のぼりの日』。
       全国の鯉のぼりメーカーで結成された……。
       『日本鯉のぼり協会(https://www.koinobori-nippon.jp/)』が制定。
       日付は、全国的に5月5日の「こどもの日」を中心として……。
       「鯉のぼり」が掲揚されてることから。
      https://zatsuneta.com/img/10505c4_01.jpg

       日本の四季を彩る伝統的な五節句の一つ、「端午の節句」に……。
       男子の誕生を祝って「鯉のぼり」を掲揚する文化を、多くの人に広め、継承していくことが目的。
       記念日は、2017(平成29)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/10505c4.html)のページから転載させていただきました。

       さらに同じページから、「鯉のぼりについて」を引用させていただきます。

       初夏の風に吹かれ、空を泳ぐ「鯉のぼり」。
       その雄大な姿には、子どもの健やかな成長を願う、強い想いがこめられてます。
       また鯉は、「鯉が滝を登りきると龍になる」という、中国の登龍門伝説から……。
       立身出世の象徴とされてます。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2023/05/05 05:45
    • 今日は何の日(つづき)
       引用を続けます。

       江戸時代から続く伝統文化を守り、伝えていくために……。
       日本鯉のぼり協会は、活動を続けてます。
       同協会は、1968(昭和43)年に設立された団体です。
       会員企業14社の鯉のぼり生産量は、国内の97%を占めてます。
       協会では、矢車やポールなど、部品の互換性、規格統一に努めてきました。

       以上、引用終わり。

       鯉のぼりは……。
       最近、見なくなったもののひとつですよね。
       わたしが子供のころのゴールデンウィークには……。
       そこら中の空で、鯉のぼりが泳いでたような記憶があります。
       また、青い空だと、綺麗なんですよね。
       雪国の人間にとっては……。
       ようやくいい季節になったなと、まさに実感できる風景でした。
       ↑の説明によると、日本鯉のぼり協会の設立は、1968(昭和43)年だとか。
       まさに、高度成長期の真っ只中。
       子供もたくさんいたでしょう。
       それこそ、空一杯に鯉のぼりが泳いでたんじゃないでしょうか。
       当時は、右肩上がりの未来が、素直に信じられてた時代です。
       しかしほんとは、そのころが日本の勢いのピークだったんですよね。

       見なくなったもの。
       鯉のぼりのほかにも、たくさんあります。
       まずは、個人商店。
       わたしが子供のころは……。
       米屋さん、酒屋さん、肉屋さん、魚屋さん、八百屋さん、豆腐屋さん。
       みんな個人商店でした。
       よくお使いに行かされたものです。
       しかし今、ことごとく無くなってしまいました。
       わずかに残ってるのは、酒屋さんくらいでしょうか。
       豆腐屋さんは、完全に絶滅したんじゃないですかね。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2023/05/05 05:45
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       そうそう。
       本屋さんもそうです。
       中学校のころは、学校から家までの帰り道に……。
       本屋さんが、4軒ありました。
       当時は、まだ土曜日に半日授業がありました。
       同じ方向の友達と一緒に学校を出て、4軒すべての本屋さんを回って帰ったものです。
       今は、その4軒、すべてがなくなりました。
       といっても、不便をまるで感じないことが……。
       おそらく、無くなってしまった理由なんでしょうね。
       ネットで注文すれば、送料無料で翌日に届くんですからね。

       あ、まったく季節外れですが……。
       無くなってしまったものを、ひとつ思い出しました。
       日本シリーズのデーゲームです。
       昔は、昼間やってましたよね。
       10月でした。
       このころは、1年で1番、お天気が安定してる季節じゃないでしょうか。
       毎日晴れてた記憶があります。
       テレビの中の球場も、ピーカンに晴れてました。
       平日はもちろん学校ですから、テレビは見られません。
       でも男子の中には、授業中、ラジオを聞いてる子もいましたね。
       学生服の内ポケットにラジオを仕こんでるんです。
       で、イヤホンを袖を通して出してるんです。
       それを手の中に隠して、頬杖をして聞いてるわけです。
       球場の歓声が上がると、微かに音が漏れて来て、ヒヤヒヤしたものです。
       教室の窓の外も、やっぱりピーカンに晴れてました。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2023/05/06 09:26
    •  管理人さま・愛読者の皆さま
      GWは如何お過ごしでしょう。
      地震の被害が起こりませぬよう。

       さて、本章。
      「ブラのホックだった。
       片手の指で外された。
       手慣れた所作だった。」

       ワタシも片手で奥さんの背中の
      ホックは、やろうと思えばはずせます。
      「はずしてもいい?」
      頼み込んで(スキなんですよ これが)、
      はずさせてもらう際は、向い合わせに
      抱くようにして、手を背中に
      回して敢えて両手でですね。

       或るおしゃれな奥さんは前ホックのブラを
      お着けになっていました。
      「これなら背中にブラの輪郭が出ないでしょ」
      そのシックな深緑色のブラは、男性に
      はずさせることを前提にしていたもの
      だったように思います。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2023/05/06 17:11
    • 能登の地震
       スマホが鳴りっぱなしでした。
       新潟市は、震度3でしたが。
       収まってくれることを祈ります。

       未だに、フロントホックが普及しないのは……。
       ブラのホックは、男性が外すものという意識があるからかも知れません。
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