Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3801
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 蛙が潰されたような声をあげた薫は、全身を丸めて床を転げ回った。

「この痛みだけは……。
 女性にとっては、永遠の謎ね。
 薫くん。
 勝手にイッて、床に寝てていいと思ってるの?」

 薫は身体を丸めたまま、万里亜の前で身を起こした。
 土下座の姿勢だった。
 背中がまだ、鞴のように上下している。
 痛みを堪えているのだろう。

「ほら、ご奉仕は?」

 薫は、必死の様子で上体を持ちあげた。
 手の平が、万里亜の脚を這いのぼる。
 薫の頭に、万里亜のディルドゥが隠れた。
 薫の頭が、前後動を始めた。
 サラサラの髪が、天井灯を返して光った。
 見えていなくても、何をしているかは一目瞭然だ。
 そのテクニックの高さは、後ろ頭の動きを見るだけでわかった。
 生身の男なら、あっという間に追い詰められるだろう。
 しかし、無機質なディルドゥには通じない。
 万里亜は、冷徹な視線を投げおろすだけだった。

「もういいから、起きて」

 薫は、床に畳まれていた脚を伸ばしながら立ちあがった。
 しかし上体は折ったままだった。
 まだ、万里亜のディルドゥを咥えているのだ。
 小さな尻たぶの狭間に、肛門が息づいていた。
 薫は名残を惜しむように、2,3度激しく頭を振ると、ようやく上体を持ちあげた。

「あなたのお相手は、あっちよ」

 薫が身を振り向かせた。
 股間の陰茎が揺れた。
 すでに勃起させていた。

 万里亜は大股を歩ませ、絵里子の前に戻った。
 薫がそれに続いた。

「お尻に入れてあげて」

 薫は言葉の判る犬のように、従順に命に従った。
 絵里子の前で腰を落とした。

「ふふ。
 スゴい濡らしようね。
 アワビが潮を噴いてるみたい。
 やっぱり薫くん、前に入れてあげなさい」
由美と美弥子 3800目次由美と美弥子 3802

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2023/04/26 05:57
    • 今日は何の日
       4月26日は、『テルマエ・ロマエ よい風呂の日』。
       2012(平成24)年に公開され、大ヒットを記録した映画……。
       『テルマエ・ロマエ(https://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=010801)』。
       その続編『テルマエ・ロマエⅡ(https://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=010801)』を手がけた……。
       「テルマエ・ロマエⅡ」製作委員会が制定。
       日付は、『テルマエ・ロマエⅡ』の公開日が、2014(平成26)年4月26日であり……。
       「よ(4)い風呂(26)」と読む語呂合わせから。
       『テルマエ・ロマエⅡ』は、古代ローマの浴場設計技師が、現代日本にタイムスリップするSF(すごい風呂)映画で……。
       「風呂」映画史上、最高傑作とも称されてます。
       記念日は、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されてます。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/104267.html)のページから転載させていただきました。

       さらに同じページから、『「テルマエ・ロマエ」について』を引用させていただきます。

       『テルマエ・ロマエ』は、女性漫画家で随筆家のヤマザキマリによる漫画作品です。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2023/04/26 05:58
    • 今日は何の日(つづき)
       「KADOKAWA(エンターブレインブランド)」発行の月刊漫画雑誌『コミックビーム』で……。
       2008(平成20)年2月号から、2013(平成25)年4月号まで連載されました。
       古代ローマ時代の浴場と、現代日本の風呂をテーマとしたコメディです。
       入浴文化という共通のキーワードを軸に……。
       現代日本にタイムスリップした古代ローマ人の浴場設計技師、ルシウス・モデストゥスの視点から描かれてます。
       彼が、日本の風呂文化にカルチャーショックを覚え……。
       大真面目なリアクションを返すことによる笑いが表現されてます。
       題名の「テルマエ・ロマエ」は、ラテン語で「ローマの浴場」という意味です。
       この漫画を原作として、映画『テルマエ・ロマエ』『テルマエ・ロマエⅡ』が製作され、全国東宝系で公開されました。
       両映画作品において、監督は武内英樹が務めました。
       主演でルシウス役の阿部寛の見事な演技をはじめ……。
       主要なローマ人の登場人物を、日本人屈指の「濃い顔」俳優たちが演じてます。
       日本各地の銭湯や温泉地でのロケに加え……。
       イタリアやブルガリアでのオープンセットで、1,000人以上のエキストラによる撮影も行われました。

       以上、引用終わり。

       『テルマエ・ロマエ』『テルマエ・ロマエⅡ』は、どちらもテレビ放映で見ました。
       最初の『テルマエ・ロマエ』は面白かったですね。
       ほとんど期待してなくて、面白くなかったら途中で止めるつもりで見始めたんですが……。
       最後まで面白く見通しました。
       上戸彩が色っぽくて良かったです(もちろん裸のシーンはありません)。
       『テルマエ・ロマエⅡ』は、正直面白くなかったです。
       「Ⅲ」が撮られなかったんですから、わたしの感想も独りよがりではないと思います。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2023/04/26 05:58
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       イタリアも、日本と同じ火山国です。
       当然、温泉が湧きますから、そこに入る文化は興ります。
       もちろん、ほかの国でも同様です。
       しかし、そうした国の温泉は、温水プールのような施設になるようです。
       男女一緒ですが、もちろん水着で入り、身体は洗いません。
       サウナでは、裸での混浴が珍しくないみたいなのに……。
       温泉でそれがないのは不思議ですが。

       ところで、当たり前のように使ってますが……。
       「風呂」の語源って何なんでしょう。
       『日本浴用剤工業会(https://www.jbia.org/)』さんのページから引用させていただきます(出典⇒https://www.jbia.org/tips01.html)。
      +++
      ●風呂の語源
       私達は入浴することを“風呂に入る”と表現します。
       しかし“風呂”と言う言葉は、本来、蒸し風呂を意味していました。
       蒸し風呂は、蒸気を浴びて身体の汚れをふやかし、こすりだした後、湯で流すという仕組みの為、蒸気を逃がさない狭い部屋(室)にこもります。
       そのため室(ムロ)から派生して風呂(フロ)の語源が生まれたとも言われています。
       一方、私達が日頃行っている入浴スタイルは、江戸時代中期以降(約270年前)確立されたもので“風呂”に対し“湯”と呼ばれていました。
       “湯”とは、本来、身体にかけるもの(=行水という行為)から、全身で浸かるものに変化し、時代を経るに従い、蒸し風呂が日常生活で見られなくなり、“風呂”と“湯”は混同して用いられるようになりました。
      +++

       続きはさらにさらに次のコメントで。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2023/04/26 05:58
    • 今日は何の日(つづきのつづきのつづき)
       なるほど、「室」が語源なんですね。
       ということは、「風呂」という文字は、単なる当て字ということでしょう。
       しかし、もう一説あるようです。
       茶道の「風炉(ふろ、ふうろ)」から来てるという説。
       茶釜を火に掛けて湯をわかすための炉です。
       まさしくそのまんまですから、こちらが語源じゃないんですかね。
       ただ、わからないのが……。
       どうして、「風炉」が「風呂」に転じたのかと云うこと。
       「呂」は本来……。
       雅楽などにおける、陰の調子のことのようです。
       「呂律(ろれつ)」もその意味なんでしょう。
       それでは、なんで「炉」が「呂」に転じたのでしょう。
       ずばり、ドリフターズのヒット曲「いい湯だな」にヒントがあります。
       すなわちお風呂では、「日本人なら浪花節でも」うなりたくなるわけです。
       なので、音楽に関係する「呂」が当てられるようになった。
       というのは、もちろん冗談です。
       やっぱり「炉」では、石川五右衛門が連想されるからじゃないでしょうか。
       わたしも、あんまり熱いお湯は苦手です。
    コメントする   【由美と美弥子 3801】
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