2016.3.25(金)
律「言い過ぎじゃないの?」
み「火を消せないという点では、江戸の大火と一緒でしょ」
↑江戸時代の消防は、延焼を食い止めるための破壊消防が主でした。
律「江戸時代は、木と紙の家ばっかりだったじゃない」
律「今とは違うわよ」
み「住宅地は、大して江戸時代と変わりませんがな。
ビルだって、中に火が回れば、どんどん類焼していくよ」
律「他人ごとだと思って、好きなこと言ってるわね」
み「一番絶望的なのは、人口ですよ。
とにかく、駅も道路も、人、人、人でしょ」
↑人身事故があった日の品川駅。駅を出るのに40分かかったそうです。
み「おととし、久しぶりに東京に行ったとき、空恐ろしささえ感じた。
平日なのに、駅のホームから人が零れそうなんだよ」
客「確かに、それは言えてますな。
実際、雪で電車が止まると、駅に人が溢れますから」
↑6㎝の積雪でこの有様(京王線『千歳烏山』駅)。
み「東日本大震災のときもそうだったでしょ。
帰宅困難者が溢れかえって」
み「あのときは、被災者じゃなかったから良かったけど。
あの人達が被災してたら、どうなったと思う?
とうてい間に合いませんよ。
助けを待つ人が多すぎて」
↑ハリケーン『カトリーナ』で被災した人々(ルイジアナ・スーパードーム)。東京に、これだけの収容能力のある施設が、どれだけあるでしょうか。
律「ほんとに、首都圏に大震災が来るのかしら?」
み「戦後の日本が、ここまで発展できたのは……。
首都圏が、災害に見舞われなかったからでしょ」
↑背後は、建設中の東京タワー。
み「でも逆にそれで、無防備な都市が出来上がってしまったとも云える」
↑アニメ映画『東京マグニチュード8.0』。
律「日本のどこが、一番安全なのかしら?」
み「まず、沿岸部は避けるべきですね。
津波が怖いから」
み「火を消せないという点では、江戸の大火と一緒でしょ」
↑江戸時代の消防は、延焼を食い止めるための破壊消防が主でした。
律「江戸時代は、木と紙の家ばっかりだったじゃない」
律「今とは違うわよ」
み「住宅地は、大して江戸時代と変わりませんがな。
ビルだって、中に火が回れば、どんどん類焼していくよ」
律「他人ごとだと思って、好きなこと言ってるわね」
み「一番絶望的なのは、人口ですよ。
とにかく、駅も道路も、人、人、人でしょ」
↑人身事故があった日の品川駅。駅を出るのに40分かかったそうです。
み「おととし、久しぶりに東京に行ったとき、空恐ろしささえ感じた。
平日なのに、駅のホームから人が零れそうなんだよ」
客「確かに、それは言えてますな。
実際、雪で電車が止まると、駅に人が溢れますから」
↑6㎝の積雪でこの有様(京王線『千歳烏山』駅)。
み「東日本大震災のときもそうだったでしょ。
帰宅困難者が溢れかえって」
み「あのときは、被災者じゃなかったから良かったけど。
あの人達が被災してたら、どうなったと思う?
とうてい間に合いませんよ。
助けを待つ人が多すぎて」
↑ハリケーン『カトリーナ』で被災した人々(ルイジアナ・スーパードーム)。東京に、これだけの収容能力のある施設が、どれだけあるでしょうか。
律「ほんとに、首都圏に大震災が来るのかしら?」
み「戦後の日本が、ここまで発展できたのは……。
首都圏が、災害に見舞われなかったからでしょ」
↑背後は、建設中の東京タワー。
み「でも逆にそれで、無防備な都市が出来上がってしまったとも云える」
↑アニメ映画『東京マグニチュード8.0』。
律「日本のどこが、一番安全なのかしら?」
み「まず、沿岸部は避けるべきですね。
津波が怖いから」
コメント一覧
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1. 京の名物HQ- 2016/03/25 17:08
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水、壬生菜、女、染め物、針扇、お寺、豆腐に人形、焼き物
江戸の名物
武士、鰹、大名、小路、生鰯、茶店、紫、火消、錦絵
で、おまけが、
火事、喧嘩、伊勢屋、稲荷に犬の糞
ということで、ご存じ「火事と喧嘩は江戸の華」となるわけですが、この「華」を支える?!のが火消し衆ですね。
どなたの、何と云う作品かは記憶にないのですが……小池一夫・小島剛夕のゴールデンコンビ『首斬り朝』だったか、いや、違うか。
舞台はもちろん江戸。登場人物が火消しの若い衆。仲良し?七人組を組んでおります。で、この七人衆、いずれも背中に紋々を背負っております。図柄は龍。
と云ってもただの龍ではありません。通常の登り龍を七分割し、各自がその一つを背負う。で、いざ出陣、の火事場で高く梯子を立て、順に登っていく七人衆。上下に重なる七つの背中をひとつながりに見ると、見事一頭の登り龍が! 火炎に赤々と生えてまあその美しいこと、見事なこと。
見よや、これぞ江戸の華、というところです。
で、お話は確か……七人衆の一人が何かの悶着を起こし、龍の図柄が歯抜けになっちゃうんですね。で……ということなんですが、顛末は記憶にありません(なんじゃーい)。
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2. Mikiko- 2016/03/25 19:37
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江戸の冬
今でこそ、毎日晴れて羨ましく思いますが……。
江戸時代は、まさしく恐怖の季節でもありました。
すなわち、火事です。
乾燥してるうえに、強風が吹き荒れる江戸の冬。
火が出たら、瞬く間に燃え広がります。
裕福な商人は、女房子供を郊外に疎開させたそうです。
江戸に残った主人は、毎日、仕事が終わった後……。
店中の火鉢の灰に手の平を押しあて、火種が残ってないか確かめたとか。
昇り龍。
龍なら、1人くらい抜けてもわからなそうですけど。
ちょうど、足のところの人だったんですかね?
足のところをみんな抜いて、ツチノコにすればよかったのに。
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3. 火事場見物HQ- 2016/03/26 02:21
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↑これまで3度ほど経験があります。一度は小学生の頃、実家のすぐ裏でした。
一人くらい抜けても……
実は私もそう思いました。
どの位置が抜けたのか、残念ながら記憶にありません。
まあ、一人抜けてもすぐわかるくらい有名だったんじゃないですかね。誰にもよく知られていた、と。
それにしても「火事と喧嘩は江戸の華」。半ばやけっぱち、どうにでもしやぁがれい、という江戸っ子の開き直りセリフだったのかなあ。
北斎と同居していた娘(次女、だったかな)のお栄。北斎の代筆までこなすほどの絵描きさんだったそうですが、火事が大の好物。
夜中だろうが少々の遠くだろうが、ジャン、と来ますと押っ取り刀で火事場に駆け付けたそうです。いつでも飛び出せるよう、下駄を履いて寝ていたとか。
(参考文献:杉浦日向子『百日紅』)
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4. Mikiko- 2016/03/26 08:39
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火事場見物マニア
ここから一歩踏み出すと、放火魔になります。
下駄は、ウソくさいのぅ。
寝てる間に、脱げてしまうでないか。
ワラジを結んでおけばいいんでないの?
でも、裸足で飛び出すのが一番簡便でしょう。
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5. 火事が好きっHQ- 2016/03/26 10:37
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お栄姐さんもそう考えたらしく……
草鞋に変えたそうです。
裸足だと、足の裏を切っちまうぜ。
まあ、当時はガラス片なんてなかったでしょうが。
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6. Mikiko- 2016/03/26 12:35
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まぁ、それだけ……
火事があったと云うことでしょう。
新潟で近所に火事が出るのは、一生に一度あるかないかじゃないかな。
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7. 小(こ)野次馬HQ- 2016/03/26 14:32
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わたしが今まで……
現場見物をした火事のうち、最も近かったのは自宅のホントすぐ裏の家でした。
両親は大事な荷物などまとめて避難準備をしていましたが、わたしは現場に駆けつけました。消火の手助け……ではもちろんなく、やじ馬です。消防車が何台か来ていました。
地面が水浸しやなあ、が感想です(それだけかい!)。