Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3742
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「飲み物でも買ってきましょうか……。
 ちょっと、時間かかるけど。
 自販機とか、ここらにないんで」
「いいわ。
 少し休めば落ち着くから。
 君、試験の最終日なら、今日はヒマ?」
「ヒマっていうか……。
 予定はないです」

 試験の最終日の午後は、いつもなら秋葉原などを回っていた。
 今日、真っ直ぐマンションに戻ってきたのは……。
 絵里子に、また美咲を呼び出してもらおうかなどと考えていたからだった。

「お願いがあるんだけど」
「はい」
「家まで送ってくれないかな?
 何だか今日は、また具合が悪くなりそうなの」

 秋葉原などを回るときも、母親に帰宅時間を告げたりはしていなかった。
 だからこの日も、このまま家に帰らなくても何の問題もない。
 心残りは、美咲なのだが……。
 確実にヤレるという保証はない。
 何より、この華奢な女性には、妙に惹かれるものを感じた。

「すぐ近くだから。
 川を渡ってすぐ」
「タクシー、拾いますか?
 ここらは流してないから、駅前の通りまで出ないとですけど」
「その通りだったら、バスがあるわ。
 大丈夫。
 少し休めば、そこまで歩けるから」

 女性は、ベンチの背もたれに身を預けた。
 バッグも何も持っていない。
 何しにこの街に来たのだろう。
 キャメルのスカートに、木漏れ日が躍っていた。
 スカートは柔らかい材質らしく、腿のシルエットが浮き出ていた。
 細いことが、布越しでもわかった。
 2本の腿は、少し開いていた。
 両脚を締める余力がないのだろう。
 そしてその2本の脚の付け根には……。
 女性器があるのだ。
 侑人は、腰を捩った。
 陰茎が勃起しかけていた。
 先端がブリーフに突っ張っている。
 位置を直したいのだが、隣に女性が座っていては手を使えない。
 女性は、半眼で前を向いている。
 しかし、視角の端には侑人が見えているはずだ。
 目を瞑ってくれないだろうか。
 折れ曲がった陰茎は、布地の刺激でいっそう硬度を増していた。
 我慢できず、侑人はその場に立ちあがった。
 立った拍子に、布地の突っ張りが外れた。
 陰茎が真っ直ぐ伸びた。
 しかし、勃起は収まらなかった。
由美と美弥子 3741目次由美と美弥子 3743

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2023/02/03 05:43
    • 今日は何の日
       2023年2月3日は、『節分』。
       季節の移り変わりの目安となる「雑節」の一つ。
       「立春(2月4日ころ)」の前日で、「大寒(1月20日ころ)」から約15日目にあたります。
       「節分」の日付は、1985(昭和60)年から2020(令和2)年までは、ずっと2月3日でしたが……。
       2021(令和3)年は、2月2日となりました。
       「節分」が2月2日となるのは、1897(明治30)年2月2日以来、124年ぶりでした。
       2021年以降2057年までは、4年に1度、「節分」が2月2日になります。

       この日を境に、冬の節が終わり、春の節に移ります。
       この時期だけでなく、本来は「立夏(5月5日ころ)」、「立秋(8月7日ころ)」、「立冬(11月7日ころ)」の前日も……。
       それぞれ「節分」と云います。
       太陰暦(太陰太陽暦)では、「立春」を年の初めと定めており……。
       「立春」の前日、すなわち「大寒」の最後の日にあたるこの「節分」は、特に重視されました。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/102034.html)のページから転載させていただきました。

       さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。

       季節の変わり目には、邪気(鬼)が生じると考えられてたため……。
       それを追い払う意味で、「豆まき」が行われます。
       一般的には、「福は内、鬼は外」と声を出しながら豆をまき……。
       年齢の数だけ豆を食べ、厄除けを行います。
       また、この日には、「恵方巻(えほうまき)」を……。
       恵方を向いて食べると縁起が良いとされてます。
       2023年の恵方は、「南南東」となります。
       この習慣はもともと、大阪を中心として発祥したものです。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2023/02/03 05:44
    • 今日は何の日(つづき)
       引用を続けます。

       「恵方巻」という名称は、1998(平成10)年、コンビニのセブンイレブンが……。
       全国発売にあたり、商品名に「丸かぶり寿司 恵方巻」と採用したことによります。
       2000年代以降、急速に広まりました。
      https://zatsuneta.com/img/102034_01.jpg

       以上、引用終わり。

       さて、節分です。
       冬の最後の日。
       世間一般では、2月いっぱいを冬としてるようですが……。
       とんでもありません。
       冬はあくまで、立冬(2022年11月7日)から、立春(2023年2月4日)の前日までです。
       少しくらい寒くても、もう春であることを忘れてはなりません。
       寒いのは気のせいです。

       さて、恵方巻き。
       わたしの子供のころには存在しなかった風習です。
       関西ではあったのでしょうが……。
       新潟では、「恵方」という概念すら認識されてませんでした。
       わたしは基本的に、関西の風習を積極的に取り入れる人間ではありません。
       むしろ、敬遠してしまうでしょう。
       関西系が好きなのは、だし巻き卵くらいです。
       関西のは、砂糖が入りませんからね。
       関東のは甘すぎです。
       あれじゃ、スイーツですよ。

       さて、恵方巻き。
       わたしはこれを数年前から、大事な儀式として取り入れてます。
       理由は簡単。
       冬の最後の日の儀式だからです。
       冬の終わりを実感したいんです。
       長くて暗い冬が、ようやく終わり……。
       光溢れる春がやって来るんです。

       YouTubeで、新潟市を訪れた人の動画を、ときどき見ます。
       新潟市が、どう見られてるかに興味があるからです。
       でも共通して、大きな誤解があるようです。
       それは、新潟市は、通年を通して晴れが少ないと思われてるらしいことです。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2023/02/03 05:44
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       確かに、冬の間はそのとおりです。
       お日さまを拝めるのは、10日に1日くらいでしょう。
       立冬から、春分くらいまでですかね。
       でも、4月から10月いっぱいは違います。

       ↓新潟と東京の月別平均降水量(mm)の表です(1991年~2020年までの30年間)。
      +++    新潟   東京
      1月  ×180.9    59.7
      2月  ×115.8    56.5
      3月  ×112.0   116.0
      4月    97.2   133.7×
      5月    94.4   139.7×
      6月   121.1   167.8×
      7月  ×222.3   156.2
      8月  ×163.4   154.7
      9月   151.9   224.9×
      10月   157.7   234.8×
      11月  ×203.5    96.3
      12月  ×225.9    57.9
      -----------------------------------
       年   1845.9   1598.2
      +++

       ↑降水量が多い方に、「×」を入れてみました。
       冬は、圧倒的に新潟の降水量が多いです。
       でも、4月から10月を見て下さい。
       新潟の降水量が東京より多いのは、7月と8月だけ。
       8月はほぼ同じですね。
       つまり、4月から10月の新潟は、東京よりよく晴れるということです。
       それは、新潟が米どころであることの証拠でもあります。
       稲という作物は、日照が乏しいと育たないんですよ。
       4月から10月という期間には、田植えから稲刈りまでが、すっぽりと収まります。
       すなわち、この期間に十分な日照があるからこそ……。
       新潟は、米どころであることが出来るわけです。
       ↑の表を見ると、3月ももう、ほぼ互角ですね。
       嬉しいです。
       光の春は、もう目の前なんです。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2023/02/03 11:45
    • 「太陰暦」って、この字を見ただけで
      つい淫らな妄想が走ってしまう
      いけないワタシです

    • ––––––
      5. 手羽崎 鶏造
    • 2023/02/03 11:50
    • 越後は昔から、物流の事情で、カンサイの
      影響を受けていたと思われます。

      「わたしは基本的に、関西の風習を積極的に
       取り入れる人間ではありません。」
      →関西の風習をキライになっても、
      関西のオトコをキライにならないでください。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2023/02/03 17:14
    • 大日本印刷物審議会
       テレビのニュースで、「本日、大印審が開かれました」と言ってます。

       物流とは、北前船ですね。
       そういう港町だったせいか……。
       新潟市民の気質は、新しもの好きです。
       いらなくなったものは、あっさりと捨ててしまいます。
       市中の堀割を、1本残らず埋めてしまったのもその現れ。

       わたしが関西を苦手なのは……。
       嫌いなわけじゃなくて、ノリについていけないからだと思います。

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2023/02/04 05:47
    • 「大印審」の件
       これは、筒井康隆さんがエッセーで書いてたネタです。
       もちろん、「大日本印刷物審議会」なんて機関はありません。

    • ––––––
      8. 手羽崎 鶏造
    • 2023/02/04 10:11
    • 東京工業大学のような
      理系エリート大学では、
      「インシン」という言葉がフツーに
      飛び交っています。
      もちろん大学院進学のことですけどね。

    • ––––––
      9. Mikiko
    • 2023/02/04 17:12
    • それは……
       ネタではないんですか?

       そう云えば、東京工業大学と東京医科歯科大学が統合して……。
       東京科学大学になるようです。
       しかし、もうちょっと、いい名称はなかったんですかね?
       東京院進大学はどうでしょう?
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