2023.1.13(金)
■
「ねぇ」
身体を揺さぶられている。
ここは……。
そうだ。
万里亜という若い女性のマンションだった。
しかし、さっきまでのリビングではない。
電球色の、調光された薄明かりが灯っている。
その視界に、万里亜の顔が現れた。
瞳には、美咲が映っていた。
記憶が蘇った。
最後の記憶も、球体に映る自分の顔だった。
あのときは、巨大なクリトリスにだったが。
「ここは……?」
「ご覧のとおり、ベッドルームよ」
「わたし……。
どうやってここに?」
「わたしが運んだのよ。
お姫さま抱っこで。
思ったより重たかったわ」
「……ごめんなさい」
「大丈夫。
鍛えてるから。
エクササイズのスタジオをやってるの」
やっている……?
通っているのではなく、経営しているということだろうか。
「もう寝ちゃいたい?」
「え?」
「わたしは、もうちょっと楽しみたいな。
さっきのあなた、すっごい感じ方だった」
「恥ずかしい……」
「あそこ、あなたの急所ね。
自分でわかってた?」
美咲は、顔を横振った。
「ご主人は、後ろからはしないの?」
「あの……。
正常位だけ」
言ってから、顔が火照るのがわかった。
「そう。
それは残念ね」
「あの。
万里亜さんは、歳いくつ?」
「幾つに見える?」
「二十代……。
前半?」
「あたり。
21よ」
仰天した。
そんなに若かったのか。
ほんとは、25前後と思っていたのだ。
美咲より、一回りも若い。
改めて、部屋の調度を見回す。
ベッドは、ダブルサイズだった。
まるでホテルのスイートルームのようだ。
夫と新婚旅行で泊まったローマのホテルに似ていた。
「ねぇ」
身体を揺さぶられている。
ここは……。
そうだ。
万里亜という若い女性のマンションだった。
しかし、さっきまでのリビングではない。
電球色の、調光された薄明かりが灯っている。
その視界に、万里亜の顔が現れた。
瞳には、美咲が映っていた。
記憶が蘇った。
最後の記憶も、球体に映る自分の顔だった。
あのときは、巨大なクリトリスにだったが。
「ここは……?」
「ご覧のとおり、ベッドルームよ」
「わたし……。
どうやってここに?」
「わたしが運んだのよ。
お姫さま抱っこで。
思ったより重たかったわ」
「……ごめんなさい」
「大丈夫。
鍛えてるから。
エクササイズのスタジオをやってるの」
やっている……?
通っているのではなく、経営しているということだろうか。
「もう寝ちゃいたい?」
「え?」
「わたしは、もうちょっと楽しみたいな。
さっきのあなた、すっごい感じ方だった」
「恥ずかしい……」
「あそこ、あなたの急所ね。
自分でわかってた?」
美咲は、顔を横振った。
「ご主人は、後ろからはしないの?」
「あの……。
正常位だけ」
言ってから、顔が火照るのがわかった。
「そう。
それは残念ね」
「あの。
万里亜さんは、歳いくつ?」
「幾つに見える?」
「二十代……。
前半?」
「あたり。
21よ」
仰天した。
そんなに若かったのか。
ほんとは、25前後と思っていたのだ。
美咲より、一回りも若い。
改めて、部屋の調度を見回す。
ベッドは、ダブルサイズだった。
まるでホテルのスイートルームのようだ。
夫と新婚旅行で泊まったローマのホテルに似ていた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2023/01/13 06:02
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今日は何の日
1月13日は、『遺言の意味を考える日』。
相続に関わるさまざまな問題を支援をする……。
『(社)えがお相続相談室(https://souzoku-ts.org/)/東京都港区高輪』が制定。
相続法の改正で、遺言書の方式緩和が、2019(平成31)年1月13日から施行されました。
これにより、遺言の手続きが、一般の人にさらに身近になったことから……。
遺言の大切さ、その意味を考えるきっかけの日とすることが目的。
日付は、法律が施行された日であり、「遺(1)言の意味(13)」と読む語呂合わせから。
記念日は、2018(平成30)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101139.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「自筆証書遺言の方式緩和について」を引用させていただきます。
自筆証書遺言は、添付する財産目録も含め、全文を自書して作成する必要がありました。
つまり、全て自分で書かなければならなかったのです。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2023/01/13 06:02
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
その負担を軽減するために、財産目録については自書を必要としなくなりました。
これにより、財産目録をパソコンなどで作成したり……。
銀行通帳のコピーや不動産の登記事項証明書などを財産目録として添付するなど、遺言書が作成しやすくなります。
なお、この場合において、財産目録の各頁に署名押印をしなければならないため、偽造も防止できます。
以上、引用終わり。
ほんの少し前まで、遺言は自書が必要だったわけですね。
知りませんでした。
しかしこれでは、脳梗塞などで字が書けなくなったりした人は……。
遺言書を作れなかったわけですよね。
あまりにも当然な改正で、遅すぎた改正と言えるでしょう。
でも、もう一歩、踏みこんでほしい。
遺言書作成ソフトのようなものがあるといいです。
ソフトからの質問に答えていくと、自動的に遺言書が作成できるような仕組み。
音声での応答なら、さらにいいですね。
しかし、わたしが今、急死したら……。
わたしの預金なんか、どうなるんでしょう。
通帳のないネットバンクに預けてあるお金もあります。
遺言書なんてのは、人ごとだと思ってました。
でも、残された人に面倒をかけないようにしておくのも、人としての務めかも知れません。
これも、一種の終活でしょうか。
財産整理用のソフトとか、あるんですかね?
マイナンバーと紐付けて、自動的に抽出できると便利です。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2023/01/13 06:03
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今日は何の日(つづきのつづき)
でも、マイナンバーと銀行などの預金情報は、今のところ繋がってません。
今現在できるのは、公金受取口座の登録だけ。
わたしはこれ、登録しました。
マイナンバーカードを健康保険証にする登録もしました。
これを、誤解してる方もおられるかも知れませんが……。
それまでの健康保険証が使えなくなることはありません。
保険証を返納する必要などないのです。
ていうか、これまでどおり、まったく変わりなく使えてます。
逆に、マイナンバーカードを健康保険証として使ったことは、1度もないです。
何の意味があるんだと思っちゃいますね。
ということで、マイナンバーカード関係でもらえる、2万ポイントは、すべていただきました。
ポイントは、楽天ポイントにしました。
ポイントが付いてからは、何を買おうかなとウキウキ思案してたんですが……。
ある日突然、ポイントがゼロになりました。
忘れてました。
うちの電気は、楽天電気です。
ここの設定で、電気料金の支払いに、楽天ポイントを自動的に使うようにしてたんです。
なので、マイナンバーのポイントが、ごっそり持って行かれたわけ。
もちろん、損をしたわけじゃありません。
でもやっぱり……。
ポイントと引き換えで、家電なんかを買った方が嬉しかったかも。
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4. 手羽崎 鶏造- 2023/01/13 10:44
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マイナンバーの数字記号は手帳に
控えていますが、カードとして保有する気は
ありません。
保険会社大手のA社やC社の個人情報流出が
2,3日前から報道されていますが、「マイナンバー」
情報を狙っている悪い輩が居ると思います。
ワタシはセキュリティレベルを信用していないからかな
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5. Mikiko- 2023/01/13 17:15
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今日の新聞には……
運転免許証も、マイナンバーカードに組みこむとか書いてありました。
しかし、健康保険証も免許証もマイナンバーカードになったら……。
常時、持ち歩かなきゃなりませんよね。
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6. 手羽崎 鶏造- 2023/01/14 11:58
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デジタル庁やらデジタル田園国家構想とか、
諸モンダイは「デジタル化」で解決できるという
発想自体が、ワタシには胡散臭く感じます。
その先のソフトウェアが決して万全でないのに、
ハードウェアだけデジタル化してもモンダイの
解決にならないように思います。
それに、一体化すればするほど、情報がもしも「ロスト」すれば
問題が大きくなるのではないのかな。
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7. Mikiko- 2023/01/14 17:13
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心配なのは……
サイバーテロとかに対して、万全の防御が出来るのかどうか。
盗まれることより……。
全情報が消失したりすることの方が怖い気がしますよね。
対策は、ウイルスと同じく……。
イタチごっこにしかならないんじゃないですか。