2023.1.9(月)
万里亜は、宙で透明なボールを抱えるように両手を対面させると、ボールを横回転させた。
ようやく意図がわかった。
反対向きに重なれと言っているのだ。
すなわち、美咲の股間を万里亜の顔の上に持ってこいと云うことだ。
ほんの数時間前までは見ず知らずだった相手と、互いの性器に顔を埋める姿勢で重なる……。
これまでの美咲なら、とうてい考えられないことだった。
しかし万里亜には、そうした心理的ブレーキを外してくれる、不思議な力が備わっているようだ。
ひょっとしたら、本気で好きになりかけているのかも知れない。
美咲は、革の座面に片膝を着くと、もう一方の脚を振りあげ、万里亜の上体を跨いだ。
万里亜の両手が美咲の腿にかかり、引っ張られる。
位置を調整されているのだろう。
素直に従い、腰を後方にずらす。
万里亜の両手が腿の内側を抜け、両の尻たぶを抱えられた。
今度は、下向きのベクトルをかけられる。
美咲の股間は間違いなく、万里亜の眼前にあるはずだ。
ためらっていると、さらに強いベクトルを受けた。
股間が火照っているのが、自分でもはっきりとわかった。
万里亜の見あげる陰唇は、惨状を呈しているはずだ。
それを間近で見られている。
まじまじと見られないためには……。
こうするしかない。
美咲は、股間を下降させた。
陰唇は、柔らかいものに着地した。
唇だろう。
万里亜の唇に、美咲の下の唇が重なったのだ。
口づけは、すぐにディープキスに替わった。
万里亜の舌が、クリトリスを突く。
「うくっ」
声が漏れた。
受けているままでは、すぐにイカされそうだ。
美咲も万里亜の両腿を外側から抱えると、眼下に顔を伏せた。
クリトリスの位置は、探るまでもなかった。
顔のどこをあてても、はっきりと突出が感触された。
頬を擦りつける。
ようやく意図がわかった。
反対向きに重なれと言っているのだ。
すなわち、美咲の股間を万里亜の顔の上に持ってこいと云うことだ。
ほんの数時間前までは見ず知らずだった相手と、互いの性器に顔を埋める姿勢で重なる……。
これまでの美咲なら、とうてい考えられないことだった。
しかし万里亜には、そうした心理的ブレーキを外してくれる、不思議な力が備わっているようだ。
ひょっとしたら、本気で好きになりかけているのかも知れない。
美咲は、革の座面に片膝を着くと、もう一方の脚を振りあげ、万里亜の上体を跨いだ。
万里亜の両手が美咲の腿にかかり、引っ張られる。
位置を調整されているのだろう。
素直に従い、腰を後方にずらす。
万里亜の両手が腿の内側を抜け、両の尻たぶを抱えられた。
今度は、下向きのベクトルをかけられる。
美咲の股間は間違いなく、万里亜の眼前にあるはずだ。
ためらっていると、さらに強いベクトルを受けた。
股間が火照っているのが、自分でもはっきりとわかった。
万里亜の見あげる陰唇は、惨状を呈しているはずだ。
それを間近で見られている。
まじまじと見られないためには……。
こうするしかない。
美咲は、股間を下降させた。
陰唇は、柔らかいものに着地した。
唇だろう。
万里亜の唇に、美咲の下の唇が重なったのだ。
口づけは、すぐにディープキスに替わった。
万里亜の舌が、クリトリスを突く。
「うくっ」
声が漏れた。
受けているままでは、すぐにイカされそうだ。
美咲も万里亜の両腿を外側から抱えると、眼下に顔を伏せた。
クリトリスの位置は、探るまでもなかった。
顔のどこをあてても、はっきりと突出が感触された。
頬を擦りつける。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2023/01/09 05:48
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今日は何の日
1月9日は、『とんちの日・クイズの日』。
日付は、「とんち」で有名な「一休さん」にちなんで……。
「いっ(1)きゅう(9)⇒一休」と読む語呂合わせから。
一休さん(一休宗純:いっきゅうそうじゅん/1394~1481)は、室町時代中期の臨済宗の僧。
「屏風の虎退治」や「このはし渡るべからず」などが有名で……。
絵本や紙芝居の題材として、よく用いられます。
この日は、「とんちの日」のほか……。
「とんち」を「クイズ」の意味にとらえて、「クイズの日」とも呼ばれます。
ただし、これらの記念日を制定した団体や目的については定かではありません。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101091.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
「とんち(頓智/頓知)」とは、「その場に応じて即座に出る知恵」「機知」という意味。
「とんちのある人」「とんちで人を笑わせる」「とんちを働かす」などの使われ方がされます。
「クイズ(quiz)」とは、英語で「(何か)質問すること」「知識をテストすること」の意味です。
日本語では、「知識を問う問題」の意味で使われます。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2023/01/09 05:48
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
「クイズ」という言葉は、完全に造語されたもので、もともと何の意味もありませんでした。
アイルランドの首都ダブリンにおいて、無意味な新語を作り……。
流行らせられるかという賭けをしたことをきっかけに広まったという説があります。
以上、引用終わり。
一休さんって、そんなに昔の人だったんですね。
室町時代は、室町幕府(足利将軍家)によって統治されてた時代のことです。
なんとなく、あっという間に終わった感がありますが……。
とんでもありません。
始まりは、足利尊氏が、建武式目を制定した1336年(南朝:延元元年/北朝:建武3年)……。
または、征夷大将軍に補任された1338年(延元3年/建武5年)。
終わりは、15代将軍義昭が織田信長によって京都から追放された1573(元亀4)年。
始まりが前説だと、室町時代は237年間、後説では235年間となります。
最後が15代将軍ですから、江戸幕府といっしょです。
長さも、江戸時代より30年短いだけです。
一休さんが生きた1394年~1481年の87年は、すっぽり室町時代に収まります。
一休さんの時代の人は、室町時代が永遠に続くと思ってたんじゃないでしょうか。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2023/01/09 05:48
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今日は何の日(つづきのつづき)
さて、「とんち(頓智/頓知)」。
残念ながら、わたしは持ち合わせてません。
当意即妙の受け答えは、子供のころから苦手でした。
これの上手い子、いましたよね。
でも、頓智の利く子と、成績のいい子は、まったく違ってました。
わたしは、比較的成績が良かったですが、機転は利きませんでした。
逆に、ほんとに良く頭が回るなという子に限って、成績は残念なものでした。
ひょっとしたら、ほんとに頭がいいのは、頓智が利く子なんじゃないかという気もします。
つまり、今の成績評定は、頭の善し悪しを計ってないということ。
暗記が得意な子、同じことを地道に反復できる子。
こういう子が、成績が良くなるわけです。
わたしは、地道な反復は苦手でしたが……。
暗記力は、そこそこありました。
中学校のころは、幕内力士全員の所属部屋と出身地を覚えてました。
なんでそんなことに暗記力を使ってしまったんでしょうね。
ま、仕方ありません。
そうそう。
わたしは、機転は利きませんでしたが……。
超能力があるんじゃないかと思ったことが、1度だけあります。
高校のときの模試です。
どういう意図だったのか忘れましたが、理科は地学を選択しました。
地学は、学校で習ってない科目でした。
なので、1問もわかりません。
すべて、勘でマーキングしました。
結果はなんと、50点満点中、45点でした。
勉強してた科目より良かったです。
問題の意味がまったくわからなかったので、純粋に勘が働いたんでしょうね。
でも、神がかりは、わたしの人生で、そのとき1度でした。
運をあんなところで使ってしまって、もったいなかったです。