2022.12.27(火)
み「おー、まさにテンコ盛りご飯みたいな山じゃ。
しかし……。
恐ろしいものが見えてる」
ハ「何や?」
み「石段だよ。
あれを登るのか?」
ハ「あたり前やろ。
麓まで来て、引き返す気か?」
み「あんたは歩かなくていいじゃん。
登るのはわたしなんだぞ」
ハ「応援したる」
み「いらんわ」
み「やっぱり、こういうの売ってる」
ハ「白鞘の模擬刀は、店内やろか?
入ってみ」
み「結構です」
ハ「何でや?」
み「入ったら、手ぶらで出にくくなるだろ」
ハ「買うたれや」
み「まだ荷物を作りたくないの」
み「そうとうな急坂じゃない。
これじゃ、曲垣平九郎も騎馬では登れまい」
ハ「愛宕神社の出世の石段やな。
これを登ったら、もっと出世できるんやないか?」
み「出世なんかいらんわ。
初っぱなにこれを登ったら、脚に来ること必定じゃ」
ハ「フレー、フレー、Mikiko」
み「昭和の応援すな!」
み「おっ。
これは!
なんと、エスカレーターがあった。
天の助け」
ハ「でも有料やぞ。
大人は250円て書いたある」
み「安いもんじゃ」
ハ「路線バスより高いやないけ」
み「高いところに登るんだから高いの!」
ハ「乗る気満々やな」
乗り口の手前に、神社みたいな造りの料金所があり、窓口が2つ並んでました。
窓の向こうにはお姉さんが座ってるので、写真は撮ってません。
み「おー、素晴らしい。
快適、快適」
ハ「250円やからな」
み「窓の外は新緑。
景色も楽しめる」
ハ「立ち見やけどな」
み「いちいち、腐すな!」
み「これは『八重の桜』だね。
会津が舞台だから、わからないことはないけど……。
こういうのは、ない方がいいかも」
ハ「あんたも腐しとるやないか」
み「あ、もう着いた」
ハ「あっという間や。
250円、終了~」
み「と思ったら違ってた。
ここでまた乗り換えだ。
まさかこの先、別料金じゃないよね?」
ハ「別料金やったら、詐欺やがな」
ハ「ほれ、『そのまま上までどうぞ』て書いたある」
み「さらにスロープは続く」
み「なんか、タイムトンネルみたいだね」
ハ「これを下りたら、戊辰戦争真っ只中の飯盛山に出たりしてな」
み「それは断る」
み「ほんとに近未来感があるよ」
ハ「両側一面が緑っちゅうのが、いっそう効果的やな」
み「お、着いたな」
ハ「お忘れ物のなきようお降りください」
み「あんたを忘れたりして」
ハ「やめんか!」
み「なんで、いきなり『参拝順路2』なんだ?」
ハ「『1』は、長い石段なんやないけ?」
み「なら、『1』は飛ばしてよし」
み「あ、『1』があった」
ハ「ちゃうがな。
よう見たれや」
ハ「『徒歩1分』やないけ」
み「てことは、『さざえ堂』は、順路外ってこと?」
ハ「先に見るか?
面白そうやぞ」
み「いや、楽しみは後にする」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/12/27 05:50
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楽しみは後に
わたしは、なかなかそれが出来ません。
子供のころは、好きなものから食べて……。
「もうお腹いっぱい」と言って、嫌いなものを残してました。
煮魚とか、苦手でしたね。
でも学校給食では、そういう手のこんだ和食メニューはありません。
なので、すべて美味しく食べられました。
特に好きだったのが、ソフト麺。
今調べたのですが、正式名称は、「ソフトスパゲッティ式めん」でした。
↓例によって、Wikiから引用させていただきます(出典⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%B2%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E5%BC%8F%E3%82%81%E3%82%93)。
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ソフトスパゲッティ式めん(ソフトスパゲッティしきめん)は、日本で学校給食向けに開発された麺である。
通称は「スパうどん」または「ソフトめん(ソフト麺)」。
●原料と製法
ソフトスパゲッティ式めんはうどんのようにも見えるが、うどんとは原料や製法が異なっている。
・原料
一般的にうどんの原料は中力粉や薄力粉である(うどんの項目を参照)。
それに対し、ソフトスパゲッティ式めんには強力粉(パンコムギ、学名: Triticum aestivum)が用いられている。
加えてソフトスパゲッティ式めん自体が学校給食向けに開発されたものであることから、市販品でなく学校給食で出されるものには学校給食用強力粉(学校給食用小麦粉の一種)が用いられている。
これは学校給食用小麦粉品質規格規程に基づき、強力粉にビタミンB1やビタミンB2を栄養素として添加・強化したものである。
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続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2022/12/27 05:51
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楽しみは後に(つづき)
引用を続けます。
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・製法
ソフトスパゲッティ式めんは、強力粉に食塩水を加えて混捏し、麺にした後に一度蒸して表面を糊化させた上で茹でることにより製造している。
そのため、うどんや素麺に比べて伸びづらく、消化が良い。
また表面が糊化し、かつ中がやわらかいため、うどん用途にもスパゲッティ用途にも適する。
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四角いビニールの袋に入ってました。
中から出しても、麺は四角に固まったまま。
これを、食器の挽肉のスープみたいのに入れ、ほぐしながら食べたと思います。
今は、ネットなどで買えるようです。
給食で思い出しましたが、わたしのこども時代には……。
学校や先生に、食物アレルギーという概念がなかったと思います。
なので給食は、すべて完食させられました。
わたしは何でも美味しく食べられたので良かったですが……。
中には、食べられない子もいましたね。
普段はジャイアンみたいな男の子が、どうしてもトマトを食べられず……。
昼休み中、ずっとトマトの皿を睨んで脂汗を流してたのを見ました。
あとこれは、わたしの学校の話ではありませんが……。
どうしても、酢豚が食べられない子がいたそうです。
その子はなんと、先生の目を盗み……。
酢豚を、自分の履いてる靴下に詰めたんだとか。
酢豚を食べるより、靴下が気持ち悪くなる方を選んだわけです。
今、そこまで追いこんだら、問題になるでしょうね。
なお、次の火曜日は、1月3日ですが……。
三が日は、投稿をお休みさせていただきます。
朝から、お酒を飲まなきゃならないので。
よって、次回の投稿は、1月10日になります。
みなさん、良いお年を~。