2022.12.20(火)

み「おー、ここもスゴい」
ハ「洋花やな」
み「ルピナスの群植だ。
民家だよね。
花好きが多い街なんだな。
やっぱり、雪に埋もれる期間が長いからだろうね。
しかし、それにしても……。
これだけ花時を揃えるのは大した腕前。
グリーンサムどころか、全身緑色なんじゃないの」
ハ「気持ち悪いやないけ」

み「それに、植わってるところが斜面ってのがいいよね。
平面じゃ、こんなに見事には見えない。
斜面だから、まるで雛壇を眺めてるみたい」
ハ「確かに、なんとなく人っぽい花やな。
しかし、花の後ろの2本の木は、なんであないな姿にされとるんや?」
み「方角だよ。
家のこちら側が影になってるでしょ。
ということは、家の向こうが南ってこと。
後ろの高木が、あんなに強い剪定をされてるのは……。
葉が茂ってると、花壇を日陰にしちゃうからじゃないの」

み「特に左のは、プラタナスっぽいからね。
あんな大きな葉が繁ったら……。
陽あたりのいい花と、日陰になる花で、花時がズレてしまうと思う」
ハ「しかし、よく盗まれんもんやな」
み「確かに。
塀も何にもないから……。
タチの悪いやつは、引っこ抜いていきかねない。
やっぱり武家の街だから、民度が高いんだろうね。
さて、ずっと見ていたいけど……。
先を急ぎましょう。
しかし、いいものを見させてもらった」

み「おー、これまた、けなげ。
種が零れたんだね。
葉っぱがギザギザしてるから、シャスターデイジーだな」
ハ「可哀想に、震えとるぞ。
ブラウンサムが覗きこんどるから」
み「やかましい!」

み「おっ、ふもとの駐車場まで来た」
ハ「なるほど。
目的地は、飯盛山やったんやな」
み「修学旅行生らいいのもいるね。
でも、わたしが修学旅行で来たときは……。
この駐車場じゃなかった気がする」

み「こんな砂利敷きじゃなくて、舗装されてた」
ハ「よう、そんなことまで覚えとんな」
み「飯盛山の駐車場には、腹立たしい思い出があるのじゃ」
ハ「なんや?」
み「飯盛山の土産物屋には、白鞘の模擬刀が売ってるんだよ。
男子どもが、喜んで買ってた。
で、わたしが駐車場でバスに乗ろうとしたとき……。
その男子どもに囲まれて、滅多斬りにされたのじゃ」
ハ「そりゃ、災難やったな」
み「ま、向こうも、せっかくのお土産が折れたら大変って思ってたんだろうね。
スローモーションみたいな斬り方だったけど。
でも中には、わたしの頭に刃をあてて、ギコギコ挽くヤツまでいた」
ハ「ははは」
み「バス酔いが酷くて、またバスに乗るのかと暗澹としてたとき……。
そんな災難に遭ったから、ほんとに頭に来た」
ハ「それで、恨み骨髄、記憶が残っとるわけやな」
み「左様。
ぜったい、ここじゃないわ」
ハ「ここは、個人客の駐車場みたいやな。
バスの駐車場、探すか?」
み「結構です!」

み「げ。
案外、立派な山じゃん。
何メートルあるんだろ?
調べて」
ハ「そのくらい、調べてから来いや。
えーっと……。
1,643メートルやな」
み「そんなにあるわけないじゃん!」
ハ「あ……。
これは、長野の飯盛山(めしもりやま)やった。
山の形が名前の由来やろうから……。
同じ名前の山もあるってことやな。
お、あったあった。
314メートルやて」
み「東京タワーより低いのか。
新潟の弥彦山が、634メートルだから……。
その半分だ」
ハ「そっちの標高は、よー覚えとったな」
み「簡単、簡単。
東京スカイツリーと一緒なんだよ。
634(ムサシ⇒武蔵)メートル」
ハ「なるほどな」

み「何度聞いても、このエピソードは辛すぎる」
ハ「16,7って……。
今やったら、高校に入ったばかりのころやぞ」
み「合掌」
ハ「まだ早いがな。
墓でしたれや」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/12/20 05:40
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バス酔い
子供のころは、ほんとにバス酔いが酷かったです。
で、小学6年の修学旅行が、会津若松までバスでした。
当時は、まだ磐越道もなかったので、下道の国道49号でした。
起伏やカーブも多かったと思います。
車中では我慢できず、エチケット袋のお世話になりました。
そんなわたしですが……。
大人になってからは、まったく車酔いしなくなりました。
子供が乗り物酔いしやすいのは、脳の発達と関係があるそうです。
小学校高学年から中学校低学年にかけてが、乗り物酔いしやすさのピークだとか。
脳や三半規管が成長しきると、乗り物酔いしにくくなるみたいです。
わたしも、まさにそうでしたね。
で、大人になってからは、バスに乗るのが大好きになりました。
『Mikiko's Room』を始める前の東京旅行では……。
朝から夕方まで、路線バスに乗ってたこともあります。
始発から終点まで乗って、そこからまたバスを乗り継ぐんです。
楽しかったですね。
景色が。
ずっと街が続くんですから。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2022/12/20 05:41
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バス酔い(つづき)
『Mikiko's Room』の単独旅行の最初のころは……。
高速バスで東京に行ってました。
でも、2回くらいで止めたのかな。
理由は、まず、高速道の景色が単調なこと。
わたしはあんまり、自然の景色には興味がないんです。
街が見たい。
あとやっぱり、時間がかかりすぎ。
5時間ちょっとかかりますから。
東京で下道に下りてからは、大渋滞だし。
時間がもったいないです。
あ、そうそう。
『Mikiko's Room』を始める前ですが……。
一度、会津若松に日帰りで行きました。
自分で車を運転して行ったんです。
そのころはもう、磐越自動車道が開通してましたが……。
磐越道は、片側1車線なんです。
つまり、対面通行。
恐ろしくて、とても高速には乗れませんでした。
なので、小学校の修学旅行と同じ、下道の国道49号を使いました。
まったく酔いませんでしたね。
5月ごろだったのかな。
沿道には、タニウツギやキリの花が咲いてました。
当時は、腰痛もないので日帰りで往復出来たんでしょうね。
今は、ちょっと無理です。











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