2022.12.3(土)
侑人が身を起こし、絵里子の傍らに歩み寄った。
呆れたことに、もう陰茎を勃起させていた。
「おやおや。
もう勃っちゃったのかい。
あたしの使う?」
「美咲がいい」
「はっきり言うね。
腹立ってきた」
絵里子が身を起こした。
「ほら、香織、起きなって。
また窒息したいの?」
絵里子が片脚を上げ、踏み下ろした。
おそらく足裏を、香織の顔に載せたのだろう。
「うぐっ」
うめき声と共に、絵里子の脚が揺れた。
香織の顔が動いたようだ。
「今日は何回寝たんだい、香織。
まだ寝ぼけてるみたいだね。
はっきり目を覚まさせてやるよ。
美咲ちゃんがね、おしっこしたいんだって。
このまましてもらうから、頭からたっぷりと浴びな」
「え、絵里子さん……」
香織のしゃがれ声が聞こえた。
「なんだい」
「あたしも出そうです」
「そうかい。
そんなら、このまましちゃいな」
「そんな……。
美咲さんの家、汚したくないす」
「1人分も2人分も、たいして変わりないさ」
「絵里子さん」
美咲はたまらず声をあげた。
「どうか、ほんとにもう終わりにして下さい。
完全に、一線を越えてしまってます」
「別の地平が見えただろ。
いい体験だ。
だから、おしっこしたら終わりにしてやるよ。
旦那が帰るまでに、掃除の時間が必要だろうからね。
ほら、早くしないと、臭いうちに旦那が帰って来ちまうよ」
美咲は顔を歪めて泣いた。
赤ん坊のように号泣した。
「うるさい女だ」
絵里子は癇立った声を投げると、美咲の傍らに足音高く歩み寄った。
呆れたことに、もう陰茎を勃起させていた。
「おやおや。
もう勃っちゃったのかい。
あたしの使う?」
「美咲がいい」
「はっきり言うね。
腹立ってきた」
絵里子が身を起こした。
「ほら、香織、起きなって。
また窒息したいの?」
絵里子が片脚を上げ、踏み下ろした。
おそらく足裏を、香織の顔に載せたのだろう。
「うぐっ」
うめき声と共に、絵里子の脚が揺れた。
香織の顔が動いたようだ。
「今日は何回寝たんだい、香織。
まだ寝ぼけてるみたいだね。
はっきり目を覚まさせてやるよ。
美咲ちゃんがね、おしっこしたいんだって。
このまましてもらうから、頭からたっぷりと浴びな」
「え、絵里子さん……」
香織のしゃがれ声が聞こえた。
「なんだい」
「あたしも出そうです」
「そうかい。
そんなら、このまましちゃいな」
「そんな……。
美咲さんの家、汚したくないす」
「1人分も2人分も、たいして変わりないさ」
「絵里子さん」
美咲はたまらず声をあげた。
「どうか、ほんとにもう終わりにして下さい。
完全に、一線を越えてしまってます」
「別の地平が見えただろ。
いい体験だ。
だから、おしっこしたら終わりにしてやるよ。
旦那が帰るまでに、掃除の時間が必要だろうからね。
ほら、早くしないと、臭いうちに旦那が帰って来ちまうよ」
美咲は顔を歪めて泣いた。
赤ん坊のように号泣した。
「うるさい女だ」
絵里子は癇立った声を投げると、美咲の傍らに足音高く歩み寄った。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/12/03 06:06
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今日は何の日
12月3日は、『いつも見てるよ空からの日』。
東京都杉並区高円寺などで、気象予報士の受験講座を開く……。
『気象予報士のかてきょ夢☆カフェ(https://yumecafe2016.wixsite.com/yumecafe2016)』代表の中島俊夫氏が制定。
中島氏は、高円寺にある日本で唯一の気象神社の境内に、10年以上住み着いてた三毛猫のミケが……。
2017(平成29)年12月3日に、社殿を拝むような姿で亡くなってたことを知りました。
https://zatsuneta.com/img/11203c4_01.jpg
そのミケが、空から見守ってくれてるとの思いから、命日を記念日としました。
「い(1)つ(2)も見(3)てるよ」の語呂合わせでもあります。
見守ってくれてるミケのためにも、高円寺の気象の記念日にとの願いがこめられてます。
記念日は、2021(令和3)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/11203c4.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
JR中央線・総武線の高円寺駅の南口から、歩いて約2分の場所に、高円寺氷川神社があり……。
その中に、日本で唯一の気象神社があります。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2022/12/03 06:06
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
神社の授与品として、気象カード守り、晴守り、てるてる守り……。
下駄絵馬など、少し変わったお守りや絵馬があります。
また、新海誠監督の映画『天気の子』に登場したことでも知られます。
気象神社は、1944(昭和19)年4月に……。
大日本帝国陸軍の陸軍気象部(杉並区馬橋地区)の構内に造営されました。
軍にとって気象条件は、戦略や作戦を講じるのに大事な要素であったため、科学的根拠に基づいた予報がされましたが……。
予報的中を祈願するなど、気象観測員の心のよりどころとされてたそうです。
その後、戦後の神道指令で撤去されるはずの気象神社でしたが……。
調査漏れにより残存。
先々代宮司の山本実氏が受入を決断し、高円寺氷川神社に遷座されることになりました。
以上、引用終わり。
気象神社、知りませんでした。
気象予報士の受験者には有名なんですかね。
わたしは、高円寺の近くに住んでたことがあるんです。
近くと云っても、中野とか阿佐ヶ谷ではありません。
北です。
中央線の高円寺から、北に歩くと、西武新宿線に行きあたります。
都立家政駅のあたり。
わたしは、その駅の南側にあるアパートに住んでました。
地名は、中野区若宮。
なので、中央線を利用するため、高円寺まで歩いたことも何度かあります。
道中は、静かな住宅街で、住みやすそうでした。
でも、高円寺で遊んだり飲んだりしたことはないですね。
目的は、中央線に乗ることだけでした。
なので、阿波踊りも、1度も見たことがありません。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2022/12/03 06:07
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今日は何の日(つづきのつづき)
わたしは、JRの駅周辺ってのは、ちょっと苦手だったんです。
繁華すぎて。
その点、私鉄沿線はいいですよ。
静かで。
あ、高架はダメです。
あくまで、地上駅。
都立家政駅も、もちろんそうでした。
西武新宿方面のホームに行くには、踏切を渡らなきゃなりませんでした。
踏切の警報音を聞きながら、向こう側に立ってる人の顔を眺めるのが好きでした。
なんだか口調が、野口五郎の『私鉄沿線』みたいになってしまいましたね。
新潟に帰ってからも、都立家政には、2度くらい行きましたかね。
東京で住んだ街では、一番好きでした。
東京に出て、最初に住んだのは、田園調布。
こう言うと驚かれますが……。
田園調布って、広いんですよ。
高級住宅街なのは、田園調布駅の西側。
わたしが住んでたのはもちろん、そこではありません。
隣の多摩川駅の東側でした。
そこも地名が田園調布だったんです。
そうそう。
何年か前、その多摩川駅にも行きました。
驚きましたね。
寂れてて。
駅前の商店街は、ほとんどゴーストタウンみたいでした。
ここに1年住んで、次に引っ越したのは、代々木。
地名は千駄ヶ谷でしたが、駅は代々木駅でした。
渋谷まで歩いて行けて便利でしたが、1年で引っ越しました。
次に住んだのが、都立家政。
都立家政には、何年住んだんだったかな。
1度、正月に帰省せず、そのアパートで正月休みを過ごしたこともあります。
コタツに入って、テレビばかり見てました。
ストーブもない寒い部屋で、冬は室内に干したタオルが凍りました。
でも、楽しかった記憶だけが残ってます。
あのころを思い出すと、またアパートで一人暮らしをしたくなります。
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4. 手羽崎 鶏造- 2022/12/03 11:40
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「このまましてもらうから、頭からたっぷりと浴びな」
アレって髪に掛かると、匂いが
なかなか取れなくて難儀なんですよね。
「お願い。髪にだけはやめて」
そんなこと言われたことがあります。
( ほんまにやったんかいっ! )
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5. Mikiko- 2022/12/04 05:40
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ほー
それは知りませんでした。
しかし男性は……。
勃起した状態では、おしっこが出ないんじゃないですか?
女性にかけるというのは、かなりエキサイティングなシーンでしょう。
そのとき、勃起してないというのは……。
やはり、年の功なんですかね。
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6. 手羽崎 鶏造- 2022/12/05 10:49
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やはり、年の功なんですかね。
↓
余計なお世話でんがな。
それはそうと、
勃起していても尿意は有るので
出る(漏れる)と思います。
放尿の瞬間、一瞬、勃起が
弱まるような気はしますが。
これをご覧になっておられる
殿方の実態やご意見は如何
でしょう。