2022.11.30(水)
「か」
侑人の喉から、小さな泡が破裂するような音が零れた。
侑人の身体が、するすると真下に落ちていく。
侑人の頭は、絵里子の腹に凭れていた。
見開いた眼球には、瞳がなかった。
「う。
うぐ」
くぐもった声が聞こえた。
「香織、嬉しいだろ。
侑くんに顔面騎乗されて」
侑人の尻が、香織の顔面に落ちたらしい。
「おっと。
垂れてきた、垂れてきた。
これは撮らなきゃね」
流動体の感触は、会陰にまで届いていた。
スマホが、股間前に翳された。
もう、避けようとする気力さえなかった。
「スゴいスゴい。
この垂れ流し女の顔は……。
こんなです」
スマホの画角が、美咲の体幹を駆けのぼる。
顔面に翳された。
さすがに正視できない。
「たーっぷり精液を呑みこんだ、ご感想は?
無いの?」
美咲は、力なくかぶりを振った。
「う、うぐ」
下からうめき声が聞こえた。
「あら、大変。
窒息しちゃうね」
絵里子は侑人の胴体に腕を巻きつけ、抱えあげた。
脇の床に延べる。
侑人の尻が、香織の口と鼻を塞いでいたのだろう。
絵里子は身を折ると、手の平を下に向けて翳した。
香織の呼吸を確かめたようだ。
「大丈夫。
気絶してるだけ。
あー、喉が渇いた。
ビール、もう一本もらうね」
絵里子は美咲の応えも聞かず、巨体を揺らしてキッチンに向かった。
美咲の頬を、新しい涙が伝った。
侑人の喉から、小さな泡が破裂するような音が零れた。
侑人の身体が、するすると真下に落ちていく。
侑人の頭は、絵里子の腹に凭れていた。
見開いた眼球には、瞳がなかった。
「う。
うぐ」
くぐもった声が聞こえた。
「香織、嬉しいだろ。
侑くんに顔面騎乗されて」
侑人の尻が、香織の顔面に落ちたらしい。
「おっと。
垂れてきた、垂れてきた。
これは撮らなきゃね」
流動体の感触は、会陰にまで届いていた。
スマホが、股間前に翳された。
もう、避けようとする気力さえなかった。
「スゴいスゴい。
この垂れ流し女の顔は……。
こんなです」
スマホの画角が、美咲の体幹を駆けのぼる。
顔面に翳された。
さすがに正視できない。
「たーっぷり精液を呑みこんだ、ご感想は?
無いの?」
美咲は、力なくかぶりを振った。
「う、うぐ」
下からうめき声が聞こえた。
「あら、大変。
窒息しちゃうね」
絵里子は侑人の胴体に腕を巻きつけ、抱えあげた。
脇の床に延べる。
侑人の尻が、香織の口と鼻を塞いでいたのだろう。
絵里子は身を折ると、手の平を下に向けて翳した。
香織の呼吸を確かめたようだ。
「大丈夫。
気絶してるだけ。
あー、喉が渇いた。
ビール、もう一本もらうね」
絵里子は美咲の応えも聞かず、巨体を揺らしてキッチンに向かった。
美咲の頬を、新しい涙が伝った。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/11/30 06:03
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大相撲11月場所総括①
まずは、阿炎関。
初優勝、おめでとうございます。
12勝3敗の幕内成績は、3回目。
前の2回は、優勝に届きませんでしたが……。
3度目の正直で手にしましたね。
前の2回は、謹慎が解けて番付を上げてきて……。
再入幕した場所と、その翌場所でした。
今場所も、小結を全休して幕内下位まで落ちてました。
実力者ですから、下位では序盤から勝ち星が連なります。
すると、ますます調子が出て来て……。
後半、上位とあてられても、勢いのままに勝ってしまうようです。
逆に、2回目の12勝の後の3場所は、三役でしたが……。
8勝7敗、7勝8敗、8勝7敗。
前半に上位とあたって星を落とすと、調子に乗れないのでしょう。
来場所は再び、前半から上位とあたる番付になります。
どうなりますか。
そうそう。
7月場所から、3場所連続で平幕優勝だったんですよね。
史上初のことだそうです。
しかし、先々場所の逸ノ城、先場所の玉鷲ともに……。
翌場所は負け越してます。
阿炎は、はたしてどうでしょう。
力が本物かどうかは、前半戦の相撲でわかる気がします。
それにしても、高安。
優勝が遠いですね。
兄弟子だった稀勢の里に似てます。
大事なところで取りこぼすのもそっくり。
でも、稀勢の里もついには優勝して、横綱になってます。
高安も焦らず、日々の取組に集中してほしいです。
さてさて。
恒例の幕内十両の入れ替え予想に進みたいところですが……。
そのためには、来場所の幕尻の枚数を確定させなければなりません。
すなわち、三役以上の人数を算出する必要があります。
なので講評も兼ねて、今場所の役力士……。
および、来場所三役になるであろう力士について検討していきたいと思います。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2022/11/30 06:03
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大相撲11月場所総括②
●横綱・照ノ富士(31歳)
全休。
来場所も休んだ方がいいと思います。
1月場所は寒いですからね。
わたしは、5月場所での復帰でもいいと思ってます。
番付に横綱がいるというのが大事ですから。
●大関・貴景勝(26歳)
12勝3敗(優勝同点)。
立派な成績でした。
先場所のコメントでわたしは、「10番、11番が精一杯」などと書きましたが……。
すみませんでした。
見事に覆してくれました。
取りこぼしを3つに抑えたのは評価できます。
でも、上位陣がスカスカですからね。
結局、同じ大関の正代戦も組まれませんでした。
つまり、横綱大関との対戦が1番もなかったわけですから……。
当たり前といえば、当たり前な数字なのかも知れません。
しかし、優勝しなくて良かったです。
優勝してたら、来場所の対戦相手も同じメンツですから……。
うっかりすると、連続優勝してしまいます。
そうなったら、横綱に上げないわけにはいかないでしょう。
わたしは前々から書いてますが……。
この人は、横綱になってしまったら、早く辞めなきゃならなくなると思います。
横綱は陥落がありませんから、不成績なら引退しかないんです。
それより、この人が横綱になったら……。
大関がいなくなっちゃうんですよ。
番付が格好付かないことおびただしい。
ま、珍しい番付ということで、番付表は売れるのかも知れませんが。
続きは次のコメントで。
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3. Mikiko- 2022/11/30 06:04
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大相撲11月場所総括③
●大関・正代(31歳)
6勝9敗。
これまで落ちなかったのが不思議でしたが……。
ついに、大関陥落です。
場所前にようやく……。
コロナで延期してきた大関昇進披露パーティーが開けました。
開けて良かったですね。
まさに、最後のチャンスでしたよ。
まさか、陥落してからは開けないでしょう。
そのパーティーでは、来賓の八角理事長から、叱咤激励の祝辞をいただいたようですが……。
残念ながら、本人に変化はなかったということです。
とにかく、相撲が変わりませんから。
腰高で、胸を出していく立ち会い。
立ち会いの変化もないですから、相手は安心してあたれます。
来場所の関脇で、10勝すれば大関復帰できますが……。
今の相撲のままでは、望み薄です。
むしろ、立ち会いで変化してみたらどうでしょう。
そうすれば、相手もむやみにはあたって来れなくなります。
いきなり土俵際まで詰められることもなくなるんじゃないでしょうか。
●関脇・若隆景(27歳)
8勝7敗。
大関取りは、これでまたゼロからのスタートになります。
先場所は、初日から3連敗しましたが、その後は10勝1敗でした。
これでもう、突き抜けたと思ったんですけどね。
この人は、どうしてあそこまで押っつけにこだわるんでしょう。
押っつけはあくまで、廻しを取るための手段でしょう。
ところがこの人の相撲は、相手を挟み付けたまま押し切ろうとしてるように見えます。
まさか、往年の名勝負……。
北の湖が、富士桜を挟み付けて一気に持っていったような相撲を目指してるんじゃないでしょうね。
でも終盤には、押っつけずに差す相撲も見えました。
こっちの方がいいと思いますよ。
うかうかしてると、兄の若元春に抜かれちゃいます。
続きは次のコメントで。
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4. Mikiko- 2022/11/30 06:04
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大相撲11月場所総括④
●関脇・豊昇龍(23歳)
11勝4敗。
終盤の3連敗が悔やまれます。
前に落ちてましたね。
この人は軽量でしたから……。
これまで、相手に引かれるということが、あまり無かったのでしょう。
ところが今場所は、体重が145キロを越えたそうです。
自分でも、相手に対する圧力が増したのを感じたんじゃないでしょうか。
それで、一気に押しこもうとする相撲が増えた。
そうなると相手は、引いたりはたいたりしてきます。
されたことがないから、見事に食ってしまうんですよね。
王鵬戦が典型でした。
しかし、11勝したことで、大関取りの起点になったことは確か。
協会にしても、相撲ファンにしても……。
若い大関の誕生は、心待ちにしてるところです。
来年の早い段階で、ものにしてほしいものです。
●関脇・御嶽海(29歳)
6勝9敗。
10勝すれば大関復帰でしたが……。
遠く及びませんでした。
それどころか、この成績では、来場所は平幕陥落でしょう。
とにかく、相撲に必死さが感じられません。
先にいい形になられると、ほぼ無抵抗で土俵を割ってしまいます。
迫力もなくなりましたね。
肩の怪我が不振の原因のようですが……。
元どおりになるものなんですかね。
今後は、三役に返り咲くのも難しいと思います。
●小結・玉鷲(38歳)
6勝9敗。
前回の初優勝のときも、翌場所は5勝10敗でした。
やはり下位で、序盤から勝ち星を重ねないと、調子に乗れないのでしょう。
でも、まだまだ相撲は元気です。
身体も、38歳とは思えないほど張ってます。
上位にとっては、怖い力士であることは確か。
まだまだ存在感を見せてほしいものです。
続きは次のコメントで。
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5. Mikiko- 2022/11/30 06:04
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大相撲11月場所総括⑤
●小結・霧馬山(26歳)
8勝7敗。
この人は、強いんだか弱いんだかよくわかりませんね。
しかし、最後の3連敗はあまりにも痛い。
関脇の地位が、するっと逃げました。
西の小結ですから、東に回るだけじゃないでしょうか。
●小結・翔猿(30歳)
7勝8敗。
初日から3連勝したときは、化けたかと思いました。
しかし中盤、大きく負けが混みました。
でも、最後に2連勝して、7勝まで持っていったのは評価できます。
来場所また、平幕上位で暴れてほしいです。
●小結・大栄翔(29歳)
7勝8敗。
まさに、勝ったり負けたりの毎日でした。
すっかり、存在が目立たなくなった感じです。
残念ながら、来場所は平幕でしょう。
ではまず、関脇から見て行きましょう。
勝ち越した若隆景と豊昇龍はそのままです。
負け越した御嶽海は陥落。
しかし、大関から正代が落ちてきます。
小結では、勝ち越したのが霧馬山ひとり。
しかし、西の8勝ですから、関脇にあがるのは難しいでしょう。
負け越した3人は、平幕陥落だと思います。
では、三役昇進候補を見て行きます。
↓3人います。
【】の中は、今場所の枚数から勝ち越し数を引いた数字。
これが、0以下であれば、小結昇進ラインをクリアしてます。
東前頭筆頭・高安(12勝3敗【-8】)。
西前頭筆頭・琴ノ若(9勝6敗【-2】)。
東前頭二枚目・明生(9勝6敗【-1】)。
東前頭四枚目・若元春(10勝5敗【-1】)。
西前頭九枚目・阿炎(12勝3敗【+-0】)。
続きは次のコメントで。
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6. Mikiko- 2022/11/30 06:05
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大相撲11月場所総括⑥
いっぱいいましたね。
高安は決まりです。
でも問題は、関脇まであげるかというところ。
先場所、東三枚目の玉鷲が、13勝2敗で優勝しましたが……。
今場所は、小結止まりでした。
今場所の高安は筆頭ですが、勝ち星は1番足りず、しかも優勝同点でした。
先場所の玉鷲を関脇にしないんなら……。
今場所の高安もなしでしょう。
これで小結は、霧馬山と高安。
でも、関脇が3人ですから、頭でっかちになります。
わたしは、琴ノ若もあげて、小結も3人にするんじゃないかと思います。
残りの3人は、残念ながら前頭上位どまりかと。
もう1度、役力士をおさらいしましょう。
横綱は、照ノ富士だけ。
大関も、貴景勝だけ。
関脇は、若隆景、豊昇龍、正代で、3人。
小結も、霧馬山、高安、琴ノ若で、3人。
合計、8人。
幕内の定員は、42。
差し引きすると、平幕の人数は34人。
東西は、そろって17人。
ということで、幕尻は十七枚目になります。
それではまず、幕内から十両に落ちそうな力士から。
↓の【】内は、「現在の前頭枚数+(負け数-勝ち数)」です。
この数値が、幕尻の17を超えれば、概ね陥落です。
東前頭十六枚目・照強(0勝15敗【+31】)
西前頭十五枚目・熱海富士(4勝11敗【+22】)
少ないですね。
でも、もうひとり、西前頭十二枚目の千代大龍が、場所中に引退しました。
なので、もう1枠あきます。
今のところ、昇進できる枠は、3つです。
続きは次のコメントで。
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7. Mikiko- 2022/11/30 06:05
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大相撲月場所総括⑦
続いて、十両から幕内に上がりそうな力士。
【】内は、「現在の十両枚数-(勝ち数-負け数)」です。
これが、「1」より小さければ、概ね昇進です。
東十両三枚目・剣翔(10勝5敗【-2】)
西十両筆頭・千代丸(8勝7敗【+-0】)
西十両三枚目・水戸龍(9勝6敗【+-0】)
東十両五枚目・天空海(10勝5敗【+-0】)
こんなところですね。
剣翔は確定。
あとの3人は、スコアが同点。
この中から、2人になります。
十両は実力が拮抗してますから……。
番付の枚数より、勝ち星が優先されるんじゃないでしょうか。
ということで、残念ながら、千代丸は届かず。
結果をおさらいします。
↓幕内から十両に陥落。
東前頭十六枚目・照強(0勝15敗【+31】)
西前頭十五枚目・熱海富士(4勝11敗【+22】)
千代大龍は引退。
↓十両から幕内に昇進。
東十両三枚目・剣翔(10勝5敗【-2】)
西十両三枚目・水戸龍(9勝6敗【+-0】)
東十両五枚目・天空海(10勝5敗【+-0】)
幕内からの陥落者は鉄板だと思います。
それにしても、照強。
よく負けました。
全敗は、1991年名古屋場所の板井以来、31年ぶり5人目だそうです。
20歳の熱海富士は、完全に力不足。
先場所は、東十両三枚目の8勝で幕内昇進でした。
ちょっとラッキーすぎましたね。
またやり直しです。
十両からの昇進力士は、ひょっとしたら千代丸になるかも知れません。
西ですが筆頭ですからね。
先場所は、三枚目の熱海富士が、同じ8勝であがったんです。
ちょっと今回も、自信はイマイチ。
ま、楽しみに待ちます。
続きは次のコメントで。
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8. Mikiko- 2022/11/30 06:06
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大相撲月場所総括⑧
さて最後に、新潟県出身力士の結果。
悲惨な内容になりました。
まず、西幕下四枚目に落ちた、朝乃若。
7戦全敗。
十両で、2桁勝ったこともあるんですよ。
コロナの後遺症でしょうか。
どこまで落ちるんですかね?
三段目でしょうか。
そして、西十両四枚目の豊山。
5勝10敗。
前回の総括でわたしは、「この人はもう、幕内には上がって来れないと思います」と書きましたが……。
それどころじゃありませんでした。
場所後、引退を発表しました。
29歳。
両肘の怪我で、もうどうしようもなかったみたいです。
十両でも勝てないとわかり、気持ちが切れたんでしょう。
年寄株もないので、協会には残らず、即退職となったようです。
ちゃんこ屋でしょうか?
しかし、コロナ禍の鍋屋は、難しい商売ですぞ。
あ、もうひとり、注目力士がいました。
朝乃若と並んで東幕下四枚目だった、元大関・朝乃山。
成績は、6勝1敗。
また1番、取りこぼしました。
でもどうやら、十両にはあがれそうです。
15番取れる十両なら、むしろ力は出せそうです。
さて、令和5年初場所の番付発表は、12月26日(月)。
初日は、来年1月8日です。
楽しみですが……。
コロナの第8派がどうなってますか。
でももう、中止なんてことにはしないと思いますが。
楽しみに待ちましょう。
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9. 手羽崎 鶏造- 2022/12/01 12:35
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「嬉しいだろ。
顔面騎乗されて」
嬉しいでしょうな。
ワタシはそれ、するのも
されるのもスキです。
ご婦人が、上からお顔に乗る際は、
女性器を押し付ける型と
お尻を押し付ける型の2種類が
あるようです。
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10. Mikiko- 2022/12/01 18:01
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巨漢のご婦人の場合……
ほどほどになさらないと危険です。
肉がふにゃふにゃに広がるでしょうから……。
ほんとに窒息しかねません。
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11. 手羽崎 鶏造- 2022/12/02 10:53
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窒息しそうになったら、柔道の締め技
のように、ご婦人のお尻を2、3度叩いて
「マイッタ」のサインを送るしか
ないでしょうな。
(ご婦人が、その知識無いと
困りますが)