Mikiko's Room

　ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています（完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね）。
　「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
　文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた（挿絵：加藤かほる）、みたいな感じを目指しています。
　美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。

管理人：Mikiko

由美と美弥子 3689

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2022.11.18（金）

「ソファーを背中合わせに出来ない？
　後ろに回された手が、相手の手に届くかも」

　手首は拘束されているが、指先は自由に動いた。
　解ける可能性はある。
　しかし、そこまでが大変だ。
　2人は、並んだソファーを懸命に動かした。
　背面の一端を接したまま、蝶番のように開いていくのだ。
　身体を振り、ソファーにベクトルを与える。
　次第にコツがわかってきた。
　乳房のあわいを、幾筋も汗が伝った。
　美咲は、肩越しに振り返った。
　香織の頭が、すぐ間近にあった。
　ほぼ背中合わせになったようだ。
　腕を、背後に突き出してみる。
　指先を伸ばし、背面を探る。
　触った。
　間違いなく香織の指だ。
　指先を握り、引き寄せる。
　香織も力を籠めていた。
　ソファーの背もたれ上部が、ついに背中合わせに密着した。

「ダメです。
　縄目に指が届きません。
　そっちは？」

　美咲は、指先で香織の縄を探った。
　瘤があった。
　結び目だ。

「解けるかも。
　ちょっと動かないで」

　縄目に爪を立てる。
　爪は伸ばしていないので、折れる心配はない。
　緩んだ。
　慎重に縄を引いていく。
　美咲は頭を後ろに倒し、香織の後ろ頭に向けて囁く。

「力を入れてみて。
　緩まない？」

　香織の腕が、左右に開く方向に、ガシガシと動いた。

「行けるかも」

　香織が真っ赤な顔で力んだ。

「取れた！」

　拘束を抜けた香織の両腕が、宙に現れた。
　香織は、自由になった両腕を美咲に見せようとしたのか……。
　仰け反るようにしてバンザイした。
　その時だった。

由美と美弥子 3688 ＜目次＞由美と美弥子 3690

コメント一覧

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  1. Mikiko
- 2022/11/18 05:48
- 今日は何の日
  　11月18日は、『雪見だいふくの日』。
  　「雪見だいふく」などのアイスクリームや菓子の製造販売を手がける……。
  　『㈱ロッテ（https://www.lotte.co.jp/）／東京都新宿区西新宿』が制定。
  　日付は、11月を「いい」と読む語呂合わせと……。
  　18日は、パッケージを開けたときに、付属のスティックと2つの「雪見だいふく」で、「18」に見えることから。
  　同社の製品「雪見だいふく」をPRすることが目的。
  　記念日は、『（社）日本記念日協会（https://www.kinenbi.gr.jp/）』により認定、登録されてます。
  
  　上記の記述は、こちら（https://zatsuneta.com/archives/111184.html）のページから転載させていただきました。
  
  　さらに同じページから、「雪見だいふくについて」を引用させていただきます。
  
  　「雪見だいふく」は、冷たいアイスをやわらかいおもちで包んだ、和菓子感覚の商品です。
  　おもちとアイスの絶妙な食感が人気で……。
  　1981（昭和56）年の発売以来、ロングセラーになってます。
  　製品と製法は特許化されていて、唯一無二のレシピで作られます。
  　2008（平成20）年、国際的な品評会であるモンドセレクションの菓子部門で、金賞を受賞しました。
  
  　続きは次のコメントで。

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  2. Mikiko
- 2022/11/18 05:49
- 今日は何の日（つづき）
  　引用を続けます。
  
  　商品のラインナップには、定番のバニラ味の「雪見だいふく」のほか……。
  　ブラックココアを使用したコク深い「雪見だいふくのショコラ」などがあります。
  https://zatsuneta.com/img/111184_01.jpg
  
  　また、小分けパックで家族でも楽しめる……。
  　ミニサイズ9個入りの「ミニ雪見だいふく」もあります。
  
  　以上、引用終わり。
  
  　例によって、食べたことございません。
  　アイスだけでも罪悪感なのに……。
  　それをお餅が包んでるんですよ。
  　よく食べる勇気があると思います。
  　何かのご褒美のときとかに食べるんでしょうか。
  
  　↓こちら（https://www.lotte.co.jp/products/catalogue/ice/03/detail01.html）のページに、原材料が載ってました。
  +++
  砂糖（国内製造、外国製造）、水あめ、もち米粉、乳製品、植物油脂、でん粉、乾燥卵白（卵を含む）、デキストリン、ローストシュガーシロップ、食塩／乳化剤、安定剤（増粘多糖類）、加工でん粉、香料、着色料（クチナシ、アナトー）
  +++
  
  　続きはさらに次のコメントで。

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  3. Mikiko
- 2022/11/18 05:49
- 今日は何の日（つづきのつづき）
  　食品の原材料は、重量の多い順に表示しなければなりません。
  　アイスやお餅が入ってるうえ……。
  　さらにそれ以上に入ってるのが、砂糖ということです。
  　これはいかんでしょう。
  　太る心配だけではなく、歯の方も気になりますね。
  
  　さて。
  　大福で連想するのが、まず苺大福。
  　今では、さまざまなフルーツが入った大福があるようです。
  　栗大福、梅大福、ぶどう大福、オレンジ大福、ピーチ大福、メロン大福、ブルーベリー大福、柿大福、トマト大福など。
  　スゴいですね。
  　でも多分、苺大福が、一番美味しい気がします。
  　気がするだけなのは……。
  　フルーツ大福を、一度も食べたことがないからです。
  　そもそも、大福自体、食べたことがあるんだろうか。
  　大福とは……。
  　『大福は、小豆でできた餡を餅で包んだ和菓子の一種。大福餅（だいふく）とも。（Wiki⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%A6%8F)』。
  　一度もないはずはないと思うんですが……。
  　買って食べたことがないことは確かです。
  　お彼岸のころには、スーパーにも並んでますね。
  　あれ？
  　お彼岸に食べるのは、ぼたもち（おはぎ）でしたよね。
  　でも、大福も並んでた気がしますよ。
  　うちは、家族全員が辛党だったせいか……。
  　子供のころから、お菓子を食べる習慣がありませんでした。
  　あったのは、割れせんべいくらいですかね。
  　一斗缶に入ってました。