2022.10.25(火)

み「おー。
のどかな良い風景じゃ。
山も近いし。
山が緑色に見えるとこは、やっぱりいいな」
ハ「山は普通、緑色やないのか?」
み「わたしの住んでるあたりでは、薄い水色だね。
遠いから」
ハ「遠山さんか」
み「なんだそれ。
でもここら、稲はまだ植えたばっかりみたいだね。
コシヒカリじゃないのかな?」
ハ「それより、何も植えられてない田んぼが多いんやないか。
水も入ってへんから、これから植えるわけやないやろ」
み「耕作放棄地か。
やがて、すべての田んぼがそうなって……。
向こうの山と繋がる原野に戻るんだろうな」
ハ「諸行無常や」

み「今が、こんな風景を見られる最後の時代かもね。
なんまんだぶ」
ハ「唱えるな!」

み「あ、野沢駅だって。
するとここはもう、福島県ってことか」
ハ「標識からすると、西会津町のようやな」

み「とうちゃ~く。
12:16分。
2分停車ですので、お降りにならないで下さい」
ハ「誰に言うとんのや」

み「あの禿げ山、なんだろ?」
ハ「道みたいなのが付いとるな」
み「親近感が湧くだろ」
ハ「何でや?」
み「禿げ同士で」
ハ「やかましい!
わしの頭に毛があったら、返ってヘンやないか」
み「ははは。
想像したら、笑っちまった」
ハ「つくずく失敬なやっちゃ」

み「上流なのに、スゴい水量だね」
ハ「雪解け水やろ」
み「これを見ると、河口付近の川幅も納得出来る。
対岸が、霞んで見えるからね」
ハ「信濃川と違うて、阿賀野川には分水路がないからの」
み「水が全部、河口まで来るわけだからね。
中国からの留学生なんか、阿賀野川河口あたりの風景を見ると……。
故郷を思い出すんだって。
大陸的な景色なんだろうな。
昔、『Mikiko's Room』をまだやってなかったころ……。
ゴールデンウィークには、自転車で阿賀野川の橋を渡ったりしてた。
柵に囲まれてても、下を見ると怖かったよ。
もの凄い水量で」
ハ「さもありなん」

み「なにしてんだ、あれ?」
ハ「ボートに、人が2人ずつ乗ってるようやな」

み「釣りか?」
ハ「違うやろ。
揃いの制服っぽいぞ」

み「あ、何か看板が出てる。
読めん……。
ズームして」
ハ「そんなこと……。
できたりして」

み「『福島県営荻野漕艇場』か。
実際、ボートもいるではないか」
ハ「さっきの並んだボートは……。
スタートラインやないかな」
↓喜多方市のページにあった『通常練習時のコース図』です(出典)。

み「どうせなら、競艇場の方が儲かったのに」
ハ「またそういうことを」

み「山都駅じゃー。
12:40分。
ハ「ここは蕎麦が有名やな」
み「10分停車だな。
駅そばがあれば、食べれるかも。
検索!」
ハ「事前に調べてこいや。
残念ながら、構内にはないようやな。
近くに、『そば伝承館』というのがあるが……。
往復だけでも、10分はかかりそうや」
み「無念!」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/10/25 05:44
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漕艇場
わたしの出た高校には、ボート部がありました。
もちろん、わたしが入ってたわけはありません。
練習は、学校から少し離れた信濃川でやってたんだと思います。
見に行ったこともありません。
怖くて見れなかったと思う。
あんな大きな川に、手漕ぎボートで出るなんて、とても信じられません。
今どきのボート部は、ライフジャケットを着けて練習してるみたいですが……。
わたしの当時は、たぶんしてなかったんじゃないでしょうか。
あと、ボート部の練習が、そうとうハードであろうことは……。
体育の時間に、如実にわかりました。
長距離走のときです。
上位を、軒並みボート部員が占めたんです。
運動神経に無縁のようなメガネっ子部員も……。
わたしより遙かに先を走ってました。
「どんな練習してんだよ」と呆れたものです。
なのでときおり、ローイングマシーンを買おうかと思ったりします。
なかなか踏み切れませんが。
なお、安価なものだと、お尻が前後に動かないものもあるみたいです。
これだと、腕を鍛えるだけになってしまいます。
必ず、お尻がスライドするものを選ばなければなりません。
8月以来、通勤手段を電車から車に変えて、いっそう歩かなくなりましたから……。
ちょっと本気で、運動を考えなくてはならないと思ってます。