2022.10.24(月)
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目が覚めた。
窓からの光を浴びていた。
まだ日は傾いていないようだ。
身じろごうとして……。
出来ないことに気がついた。
新しい悪夢が始まっていることを、同時に理解した。
身動きできない。
拘束されている。
リビングのフローリングの中央だった。
ソファーセットの一人掛けの椅子に座らされている。
いや。
尻は座面に着いているが、座っている姿勢ではない。
両脚が、左右の肘掛けに載っていた。
肘掛けは木製ではなく、座面や背もたれと同じく、パッチワークの布張りだった。
膝裏が肘掛けを挟むかたちで、両脚が山型に畳まれている。
足首は見えないが、力を入れても動かせない。
縛られている感触があった。
おそらく、ソファーの脚に結ばれているのだろう。
両腕は、背もたれの後ろに回されていた。
片方の腕を動かすと、もう片方の腕が引っ張られる。
腕同士が、ロープで繋がれているようだ。
さらに、腹部にもロープが回っていた。
背もたれごと括られているのだ。
すなわち、身じろぎひとつ出来ない。
もちろん……。
全裸だった。
大開脚しているので、股間は全開の状態だ。
見るものはいないが……。
平静でいられる恰好ではなかった。
「お目覚めのようだね」
背後で声がした。
絵里子の声だった。
「たっぷり、お返しさせていただくよ」
絵里子が、太鼓腹を揺らしながら美咲の前に回りこんだ。
全裸だった。
缶ビールを手にしていた。
「家に戻って、いろいろ準備して来たんだよ」
絵里子は、丸椅子の上に載った段ボール箱に目を向けた。
美咲を拘束しているロープも、改めて持って来たものだろう。
最初にあったロープは、この姿勢を固定できる長さではなかったはずだ。
目が覚めた。
窓からの光を浴びていた。
まだ日は傾いていないようだ。
身じろごうとして……。
出来ないことに気がついた。
新しい悪夢が始まっていることを、同時に理解した。
身動きできない。
拘束されている。
リビングのフローリングの中央だった。
ソファーセットの一人掛けの椅子に座らされている。
いや。
尻は座面に着いているが、座っている姿勢ではない。
両脚が、左右の肘掛けに載っていた。
肘掛けは木製ではなく、座面や背もたれと同じく、パッチワークの布張りだった。
膝裏が肘掛けを挟むかたちで、両脚が山型に畳まれている。
足首は見えないが、力を入れても動かせない。
縛られている感触があった。
おそらく、ソファーの脚に結ばれているのだろう。
両腕は、背もたれの後ろに回されていた。
片方の腕を動かすと、もう片方の腕が引っ張られる。
腕同士が、ロープで繋がれているようだ。
さらに、腹部にもロープが回っていた。
背もたれごと括られているのだ。
すなわち、身じろぎひとつ出来ない。
もちろん……。
全裸だった。
大開脚しているので、股間は全開の状態だ。
見るものはいないが……。
平静でいられる恰好ではなかった。
「お目覚めのようだね」
背後で声がした。
絵里子の声だった。
「たっぷり、お返しさせていただくよ」
絵里子が、太鼓腹を揺らしながら美咲の前に回りこんだ。
全裸だった。
缶ビールを手にしていた。
「家に戻って、いろいろ準備して来たんだよ」
絵里子は、丸椅子の上に載った段ボール箱に目を向けた。
美咲を拘束しているロープも、改めて持って来たものだろう。
最初にあったロープは、この姿勢を固定できる長さではなかったはずだ。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/10/24 06:14
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今日は何の日
10月24日は、『文鳥の日』。
「文鳥」に詳しいライターの伊藤美代子氏が制定。
日付は、「て(10)に(2)し(4)あわせ⇒手に幸せ」と読む語呂合わせと……。
この時期に、手乗り文鳥のヒナが出回ることから。
それに「1024」の数字で、文鳥の姿を表せることから。
江戸時代から愛されてきた文鳥について考える日。
記念日は、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されてます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/110244.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「文鳥について」を引用させていただきます。
ブンチョウ(文鳥、Java sparrow)は、スズメ目カエデチョウ科に分類される鳥です。
原産国はインドネシアとされます。
ジュウシマツ(十姉妹)、セキセイインコ(背黄青鸚哥)などとともに、人気の高い飼鳥の一種です。
その品種として、通常個体の「ナミブンチョウ(並文鳥)」のほか、次のようなものがあります。
白い斑紋が桜の花びらのように見える「サクラブンチョウ(桜文鳥)」。
全身が白い「シロブンチョウ(白文鳥)」などです。
江戸時代初期から輸入され、愛知県弥富市をはじめ、国内で繁殖が行われてきました。
1970(昭和45)年ころには、日本国内に約250人の繁殖農家が存在しましたが……。
現在では非常に減り、代わりに台湾などからの輸入が増えてます。
以上、引用終わり。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2022/10/24 06:14
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今日は何の日(つづき)
文鳥は、インドネシアの鳥だったんですね。
これは意外でした。
しかしそれ以前に、「1024」が、なんで文鳥の姿を表してるんですか?
気になるのでネットを探したらわかりました。
↓『文鳥まつり公式サイト(https://bunfes.web.fc2.com/)』さんのページからお借りしました。
https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/1/b/1bfb8e57.jpg
この図が付いてなければ、ぜったいにわからんだろ。
さて、文鳥。
ひょっとしたら、わが家にいた鳥かも。
子供のころ、白い鳥が籠にいた記憶があります。
もう1種類、別の時期だと思いますが……。
ヤマガラがいました。
飼ってたのは、どちらも父です。
わたしは、餌も水もやったこともなければ……。
ましてや、籠の掃除なんかもしたことはありません。
ただの傍観者。
話しかけてみたりもしなかったですね。
興味がなかったというより……。
籠の中に閉じこめてるのが申し訳なくて、近づけなかったんだと思います。
せっかく羽根があるのに飛べないんですから。
わたしが小鳥を飼うとしたら……。
巨大な熱帯植物園のようなドームを手に入れたときだけでしょう。
可能性、限りなくゼロです。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2022/10/24 06:14
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今日は何の日(つづきのつづき)
しかし最近は、東京などでも、インコが野生化して繁殖してるみたいです。
日本鳥類保護連盟の研究員、松永聡美さんによると……。
「原産地では標高1600メートルの山に生息していることもある。日本の秋冬も耐えられるのだろう」とのこと。
ていうか、日本の冬が、インコが棲める気候になってきたということでしょう。
明治神宮の森なんかにも、南方系の植物が繁茂するようになったそうですから。
東京は、公園や街路の樹木が巨木化してますから……。
鳥が暮らすには、良い環境なのでしょう。
本来の生育地では、農作物に被害を与えるようですが……。
東京では、作られてないですからね。
目の敵にされることもありません。
平和に暮らせてるのかも知れません。
逆に、スズメは減ってるみたいです。
スズメは、巣を木造家屋に作ることが多いそうです。
でも、木造家屋自体が減ってきたことと……。
家屋の構造が変わり、巣などを作れる場所がなくなってきてるとのこと。
日本でスズメは、長いこと人間と一緒に暮らしてきたわけです。
人に追っ払われながらも、人に依存してきたと云えるでしょう。
人の暮らしが変わると……。
そうした生き物は、暮らしていけなくなるということなんでしょう。
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4. 手羽崎 鶏造- 2022/10/26 10:49
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「家に戻って、いろいろ準備して来たんだよ」
絵里子は、丸椅子の上に載った段ボール箱に目を向けた。
美咲を拘束しているロープも、改めて持って来たものだろう。
→何が出て来るか、お楽しみです。
お読みになっておられる「お仕置きプレイ」
好きの皆さまへ。
やっぱり、ブルーシートは要りますね。
どうしても色んなモノで汚れてしまいますから
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5. Mikiko- 2022/10/26 11:48
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ははは
そんなこと書いてましたか。
すっかり忘れてました。
ブルーシートは、わたしも持ってます。
残念ながら、その方面用ではありませんが。
観葉植物を室内に取りこんだとき、下に敷くんです。
水やりのとき、水が零れたりしますから。