2022.10.22(土)
「トイレはウォシュレットしてますから、今は臭いがないはずです」
香織は、さらに腰を突き出した。
観念するしかないようだ。
いや……。
本当は違う。
いつまで体裁を繕うつもりなのか。
本当は、舐めたいのだ。
二十歳そこそこの、同性の性器を。
「美咲さん、あと3秒で来ないと、おしっこ出ちゃいます」
美咲の顔が、前に倒れていく。
性器に吸い寄せられるように。
陰唇は、まさに縦に開いた“唇”だった。
その陰唇に、美咲の唇が近づき……。
着地した。
縦と横の唇が、十字にクロスしたのだ。
「ひ」
香織が腰を震わせた。
香織の陰唇は熱かった。
寒い季節なら、湯気が上がっただろう。
微かに汗のような臭いはするが、尿臭はなかった。
美咲は舌を伸ばした。
膣前庭に届いた。
舌先が、尿道口を探りあてた。
「もう!
じれったい!
もっと激しく!」
香織の両手が、自らの股間を離れた。
後ろ頭を引きつけられる。
「うっ」
顔面ごと、香織の性器に貼りついた。
香織は、美咲の頭を振り回した。
膣液が顔に塗りたくられる。
香織は腰まで振り立て始めた。
美咲は、両腕を香織の尻に回した。
貧弱な尻たぶを鷲掴み、固定する。
美咲の鼻先は、陰毛に埋もれていた。
舌の先に、突起を感じた。
クリトリスだ。
眼前で見たときの印象どおり、硬く凝っていた。
その突起を唇で囲い、空気を遮断する。
吸う。
「ひぃ」
頭上から香織の喉笛が聞こえた。
さらに吸い立てる。
「あっひぃぃぃ」
鷲掴んだ尻たぶが脈動する。
香織の脚が、ガクガクと揺れ始めた。
香織は、さらに腰を突き出した。
観念するしかないようだ。
いや……。
本当は違う。
いつまで体裁を繕うつもりなのか。
本当は、舐めたいのだ。
二十歳そこそこの、同性の性器を。
「美咲さん、あと3秒で来ないと、おしっこ出ちゃいます」
美咲の顔が、前に倒れていく。
性器に吸い寄せられるように。
陰唇は、まさに縦に開いた“唇”だった。
その陰唇に、美咲の唇が近づき……。
着地した。
縦と横の唇が、十字にクロスしたのだ。
「ひ」
香織が腰を震わせた。
香織の陰唇は熱かった。
寒い季節なら、湯気が上がっただろう。
微かに汗のような臭いはするが、尿臭はなかった。
美咲は舌を伸ばした。
膣前庭に届いた。
舌先が、尿道口を探りあてた。
「もう!
じれったい!
もっと激しく!」
香織の両手が、自らの股間を離れた。
後ろ頭を引きつけられる。
「うっ」
顔面ごと、香織の性器に貼りついた。
香織は、美咲の頭を振り回した。
膣液が顔に塗りたくられる。
香織は腰まで振り立て始めた。
美咲は、両腕を香織の尻に回した。
貧弱な尻たぶを鷲掴み、固定する。
美咲の鼻先は、陰毛に埋もれていた。
舌の先に、突起を感じた。
クリトリスだ。
眼前で見たときの印象どおり、硬く凝っていた。
その突起を唇で囲い、空気を遮断する。
吸う。
「ひぃ」
頭上から香織の喉笛が聞こえた。
さらに吸い立てる。
「あっひぃぃぃ」
鷲掴んだ尻たぶが脈動する。
香織の脚が、ガクガクと揺れ始めた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/10/22 06:26
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今日は何の日
10月22日は、『中也忌』。
大正から昭和時代前期の詩人、中原中也(なかはら ちゅうや/1907~1937)の忌日。
https://zatsuneta.com/img/11022a1_01.jpg
この日には、山口県山口市での墓前祭や……。
同市にある中原中也記念館における特別展示など、さまざまなイベントが開催されます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/11022a1.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「中原中也について」を引用させていただきます。
1907(明治40)年4月29日……。
山口県吉敷郡下宇野令村(現:山口市湯田温泉)の中原医院で、柏村謙助、フク夫妻の長男として生まれました。
父の柏村謙助は、陸軍軍医でした。
父の仕事の都合で、広島や金沢などで幼少期を過ごします。
小学校時代は学業成績もよく、神童と呼ばれました。
1915(大正4)年、8歳の時、地元の山口で中原家と養子縁組し、苗字が柏村から中原に変わります。
同年、弟が病死したことで文学に目覚めます。
中学校時代に短歌を作り始めました。
1922(大正11)年、山口中学校(現:山口高等学校)在学中に……。
友人と共著で、歌集『末黒野(すぐろの)』を刊行。
才能を示しますが、学業成績不良のため落第。
1923(大正12)年、京都の立命館中学校に編入し、一人で下宿生活を送ります。
詩人の高橋新吉(たかはし しんきち)の影響を受け……。
芸術思想ダダイズムに傾倒、詩作を始めます。
3歳年上の女優、長谷川泰子(はせがわ やすこ)と知り合い、翌年から同棲。
6歳年上の詩人、富永太郎(とみなが たろう)と親交を結びます。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2022/10/22 06:31
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
1925(大正14)年、泰子と共に上京。
文芸評論家の小林秀雄(こばやし ひでお)と知り合いますが……。
泰子が小林と同棲するという事件が起こり、深い傷を受けます。
1933(昭和8)年、東京外国語学校(現:東京外国語大学)専修科仏語部を卒業。
同年、遠縁にあたる上野孝子と結婚。
1934(昭和9)年、第一詩集『山羊の歌(やぎのうた)』を刊行、好評を得ます。
詩の同人雑誌『四季(しき)』や『歴程(れきてい)』に参加しました。
1937(昭和12)年10月22日、神奈川県鎌倉町扇ヶ谷で、結核性脳膜炎のため死去。
30歳。
墓所は山口市吉敷。
没後の1938(昭和13)年、第二詩集『在りし日の歌(ありしひのうた)』が刊行されました。
そのほか、フランス詩の翻訳でも知られ、訳詩集『ランボオ詩集』があります。
その後、1994(平成6)年、山口市湯田温泉の生家跡地に、中原中也記念館が開館。
1996(平成8)年、山口市により新たに中原中也賞が創設されました。
以上、引用終わり。
中原中也の詩は、高校時代に初めて読みました。
国語の教科書でした。
でも、何が載ってたのか、はっきり覚えてないんですよね。
『サーカス』だったかな?
+++
●サーカス
幾時代かがありまして
茶色い戦争ありました
幾時代かがありまして
冬は疾風(しっぷう)吹きました
幾時代かがありまして
今夜此処(ここ)での一(ひ)と殷盛(さか)り
今夜此処での一と殷盛り
サーカス小屋は高い梁(はり)
そこに一つのブランコだ
見えるともないブランコだ
頭倒(あたまさか)さに手を垂れて
汚れ木綿(もめん)の屋蓋(やね)のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
(以下、略)
+++
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2022/10/22 06:31
-
今日は何の日(つづきのつづき)
なんか、違う気もします。
こんなに長くなかったような。
『帰郷』ですかね。
+++
●帰郷
柱も庭も乾いてゐる
今日は好い天気だ
縁の下では蜘蛛(くも)の巣が
心細さうに揺れてゐる
山では枯木も息を吐く
あゝ今日は好い天気だ
路傍(ばた)の草影が
あどけない愁(かなし)みをする
これが私の故里(ふるさと)だ
さやかに風も吹いてゐる
心置なく泣かれよと
年増婦(としま)の低い声もする
あゝ おまへはなにをして来たのだと……
吹き来る風が私に云ふ
+++
「心置なく泣かれよと」のフレーズに記憶があります。
これかも知れません。
教科書で読んだのをきっかけに、ほかの詩も読むようになりました。
でも、おそらく惹かれたのは、詩よりも↑に掲げた肖像でしょう。
少年っぽくて、いかにも詩人らしい目をしてます。
詩集で読んだ詩で、一番印象深かったのは、やはり『汚れっちまった悲しみに……』でしょうか。
+++
●汚れっちまった悲しみに……
汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる
汚れっちまった悲しみは
たとえば狐の革裘(かわごろも)
汚れっちまった悲しみは
小雪のかかってちぢこまる
汚れっちまった悲しみは
なにのぞむなくねがうなく
汚れっちまった悲しみは
倦怠(けだい)のうちに死を夢(ゆめ)む
汚れっちまった悲しみに
いたいたしくも怖気(おじけ)づき
汚れっちまった悲しみに
なすところもなく日は暮れる……
+++
続きはさらにさらに次のコメントで。
-
––––––
4. Mikiko- 2022/10/22 06:32
-
今日は何の日(つづきのつづきのつづき)
国語の教科書に載ってた詩人では、もうひとり気になる人がいました。
立原道造。
こちらは、何が載ってたか、はっきり覚えてます。
『のちのおもひに』でした。
+++
●のちのおもひに
夢はいつもかへつて行つた 山の麓のさびしい村に
水引草に風が立ち
草ひばりのうたひやまない
しづまりかへつた午さがりの林道を
うららかに青い空には陽がてり 火山は眠ってゐた
――そして私は
見て来たものを 島々を 波を 岬を 日光月光を
だれもきいてゐないと知りながら 語りつづけた
夢は そのさきには もうゆかない
なにもかも 忘れ果てようとおもひ
忘れつくしたことさへ 忘れてしまつたときには
夢は 真冬の追憶のうちに凍るであらう
そして それは戸をあけて 寂寥のなかに
星くづにてらされた道を過ぎ去るであらう
+++
いかにも現代詩らしい表現に惹かれたものです。
「夢は真冬の追憶のうちに凍るであらう」とか。
でも、この人に惹かれたのも……。
やっぱり、詩と一緒に載ってた肖像だと思います。
https://zatsuneta.com/img/103296_01.jpg
この人は、中原中也の7歳年下。
1939(昭和14)年、第1回中原中也賞を受賞してます(この賞は3回で途絶。1996年、山口市により再設)。
しかし、その直後、結核のため死去。
享年24。
中也も道造も、いかにも詩人らしい風貌、そして人生で……。
共に、完璧な詩人だったと思います。
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––––––
5. 手羽崎 鶏造- 2022/10/23 03:58
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本編より。
「縦と横の唇が、十字にクロスしたのだ。」
奥さんにベッドの上でクンニする時は
縦に舐めるより、ハーモニカ吹くように
横にスライドする方がこちらとしては
楽なので、ベッドから降りて床に膝付けて
そのポジションで施してやります。
その際、ご自分の指で陰唇を開かせます。
ワタシに「やってもらう」のですから、それぐらいの
恥ずかしい行為は自らやってもらいます。
陰核はワタシの指で探し当て、押したり
摘まんだりしながら、口唇を陰部に
焦らしながらあてがっていくのです。
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––––––
6. Mikiko- 2022/10/23 05:51
-
男性器に対する……
オーラルプレイは、「尺八」と呼ばれます。
それなら、女性器に対するそれは、「ハーモニカ」と称されるのかなと思ったら……。
どうも違うようです。
「ハーモニカ」は、男性器を横に咥えるフェラみたいですね。
クンニの和名はないんですかね?
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7. 手羽崎 鶏造- 2022/10/23 11:18
-
クンニはフツー、女性器を縦に往復す
ると思います。
ちょっとアレンジしてやっているだけで、
「横舐め」の体位だと、片手で乳房も容易に
揉むことが出来ますよ。
クンニは「舐めマン」というのだと大阪・住吉生まれの
奥さん・R子が申してました。
これって関西弁なのかな。
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––––––
8. Mikiko- 2022/10/23 16:58
-
舐め○●
それは、あまりにも身も蓋もない言い方ですね。
これは、何回も書いたことですが……。
奥さんのそこを舐めるのを日課にしてたご主人。
ある日、「味が変わった」と言い出したとか。
不安になった奥さんが、検査を受けたところ……。
初期の子宮癌が見つかったそうです。
犬のようなご主人のおかげで……。
奥さんは、命拾いをしたのです。
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––––––
9. 八十郎- 2022/10/23 17:34
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なにやら面白そうな話題でしたので、
つい三角野郎になってしまいました。(ちょいと出たという意味)
🍭舐め🍭・・・これは身も蓋もない言い方ですが、
本当に”花も実もある”お話ですね・・。
実は大事に膨らみ育つように取り扱うというのは分かりますが、
花はただ愛でるだけではいかんのでしょう。
女性のたたずまいは複雑で、どこをどうしてよいのやら、
若く前途ある若者たちはただ戸惑うばかりです。
ということで、何を言いに来たのか分かりませんが、
いいちこのお湯割りがなくなりましたので取り合えず失礼します。
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––––––
10. Mikiko- 2022/10/24 06:06
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お久しぶりです
三角野郎は……。
参画野郎という意味なんですかね?
もう、お湯割りの季節なんですね。
わたしはまだ氷を入れたお酒を飲んでますが……。
トイレが近くなって困ります。
そろそろ、お湯割りに切り替えますか。