2022.10.17(月)
「けっ」
侑人の身体が跳ねあがった。
「まだ入れてないじゃない。
あてがっただけだよ。
動かないで」
香織は片脚をあげ、足裏で侑人の太腿を押さえつけた。
「あ、こうすればいいのか」
香織は手首を捻りながら、キュウリを左右に回し始めた。
「あ、先っちょが入った。
入る入る。
これは撮っておかなくちゃ」
香織は身体を倒し、床のスマホに手を伸ばした。
拾いあげると、再び上体を起こした。
スマホを、手元のキュウリに向ける。
どうやら、動画撮影を起動したようだ。
スマホの画角には、侑人の顔も入っているだろう。
侑人はレンズから逃れようと、懸命に顔を横倒した。
「侑くん、こっち向いて。
言うこと聞かない気?
そんなら、こうしてやる」
香織は、キュウリを前後に動かし始めた。
「ほらほら」
香織の手の輪郭が消えた。
侑人の頭が立ちあがった。
横を向いていた顔が、大見得を切るように前方に向いた。
憤怒に近い形相で、自らの陰茎を睨んでいる。
ひょっとしたら、その先にあるキュウリを凝視したのかも知れない。
「がっ。
がっ」
咆哮と同時に、侑人が激しく射精した。
宙に持ちあがった陰茎の先から、精液が噴出した。
飛んだ先は、持ちあげた自らの顔面だった。
「すっげー。
ひとり顔射じゃん」
白濁した液体は、侑人の額にまで届いていた。
深い皺の刻まれた額からは、鑞涙のような筋が幾本も流れ伝った。
眼球を縦断する筋もあった。
しかし侑人は、目を閉じようとはしなかった。
すでに意識が飛んでいるのだ。
剥き開かれた眼球に、瞳はなかった。
カクカクと揺れた頭が、ゆっくりと仰け反っていく。
後頭部がフローリングに落ち、カタンと音を立てて転がった。
侑人の身体が跳ねあがった。
「まだ入れてないじゃない。
あてがっただけだよ。
動かないで」
香織は片脚をあげ、足裏で侑人の太腿を押さえつけた。
「あ、こうすればいいのか」
香織は手首を捻りながら、キュウリを左右に回し始めた。
「あ、先っちょが入った。
入る入る。
これは撮っておかなくちゃ」
香織は身体を倒し、床のスマホに手を伸ばした。
拾いあげると、再び上体を起こした。
スマホを、手元のキュウリに向ける。
どうやら、動画撮影を起動したようだ。
スマホの画角には、侑人の顔も入っているだろう。
侑人はレンズから逃れようと、懸命に顔を横倒した。
「侑くん、こっち向いて。
言うこと聞かない気?
そんなら、こうしてやる」
香織は、キュウリを前後に動かし始めた。
「ほらほら」
香織の手の輪郭が消えた。
侑人の頭が立ちあがった。
横を向いていた顔が、大見得を切るように前方に向いた。
憤怒に近い形相で、自らの陰茎を睨んでいる。
ひょっとしたら、その先にあるキュウリを凝視したのかも知れない。
「がっ。
がっ」
咆哮と同時に、侑人が激しく射精した。
宙に持ちあがった陰茎の先から、精液が噴出した。
飛んだ先は、持ちあげた自らの顔面だった。
「すっげー。
ひとり顔射じゃん」
白濁した液体は、侑人の額にまで届いていた。
深い皺の刻まれた額からは、鑞涙のような筋が幾本も流れ伝った。
眼球を縦断する筋もあった。
しかし侑人は、目を閉じようとはしなかった。
すでに意識が飛んでいるのだ。
剥き開かれた眼球に、瞳はなかった。
カクカクと揺れた頭が、ゆっくりと仰け反っていく。
後頭部がフローリングに落ち、カタンと音を立てて転がった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/10/17 06:12
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今日は何の日
10月17日は、『カラオケ文化の日』。
カラオケ機器の販売及びリースに係わる事業者の全国協議機関である……。
『(社)全国カラオケ事業者協会(JKA)https://www.karaoke.or.jp//東京都品川区上大崎』が制定。
日付は、同協会の設立記念日の、1994(平成6)年10月17日から。
「カラオケは我が国が生んだ最大の娯楽文化」との認識から……。
カラオケを通じた文化活動の支援や文化交流を行い、その普及を図ることが目的。
記念日は、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されてます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/110171.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
カラオケのカラは「空」、オケは「オーケストラ」の略です。
NHK交響楽団員らの雑談から生まれたという説もあります。
カラオケという言葉が普及する以前は、「空演奏」と表現することが多かったようです。
カラオケ産業は、この四半世紀の間に目覚ましい発展を遂げ……。
アミューズメント産業の中核として、確かな地歩を固めました。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2022/10/17 06:12
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
その一方で、流通形態の複雑化、目まぐるしい技術改革など……。
業界の拡大に伴う様々な問題が提起されるようになったことも事実です。
そんな中、業界が一致団結して、諸問題に取り組む体制づくりが求められました。
そして、業界初のカラオケ事業者による全国協議機関として……。
『全国カラオケ事業者協会(All-Japan Karaoke Industrialist Association:JKA)』が発足したのです。
同協会は、カラオケ事業者の地位向上と、業界の秩序ある発展を目指して活動を開始し……。
20年以上にわたって、カラオケ機器の販売やリースを通じて、カラオケの普及に関わってきました。
また、会員相互のコミュニケーション向上に努め、業界発展の確かな推進力となってます。
以上、引用終わり。
カラオケは好みません。
聞くのも嫌ですし、歌うのはもっと嫌です。
音楽の通知表は、ほとんどが「2」でした。
楽器も歌もダメで、完璧な音楽音痴です。
それでも、やむなく歌ったことはあります。
入社した会社の歓迎会などでは、断れませんから。
でも、その後の飲み会では、逃れ続けてます。
1次会で帰れればいいですが……。
どうしても、2次会を断れないこともあります。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2022/10/17 06:13
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今日は何の日(つづきのつづき)
連れて行かれたスナックの、カランカラン鈴の鳴るドアを開けたとたん……。
自己陶酔の歌声が聞こえて来ます。
水割りくらいはつきあいますが、歌うのは御免です。
マイクが回って来そうな気配を感じると、トイレに行くふりでバッグを持って立ち……。
「ちょっと気分が悪い」とか言って、そのまま帰ってしまってました。
なのでわたしは、コロナには感謝してるんです。
会社の飲み会が、2020年春以来、まったく無くなったので。
はっきり言ってわたしは、コロナで迷惑を被ったことはありません。
トイレットペーパーを買えなかったくらいでしょうか。
でもそのときも、1回だけ、ネットでバカ高いトイレットペーパーを買っただけで済みました。
高いと云っても、コロナ給付金で10万円もらってるんですからね。
タダみたいなものです。
一番ありがたかったのは、テレワークが出来るようになったことです。
これによって、仕事が嫌じゃなくなったんです。
コロナ前までは、早く会社を辞めたくてしょうがなかったです。
でも、仕事が嫌なわけじゃなかったことが、はっきりとわかりました。
通勤が嫌だったんですよ。
それが、週2,3回の出勤で良くなりました。
しかも帰りは、お昼前。
電車で座れなかったことはありません。
4人掛けのボックスシートに、わたし1人だけってこともあります。
寝ないようにするのが大変ですけど。
なので今は、まだしばらくは勤めていようと思ってます。
老後の年金は、少しでも増えた方がいいですから。
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4. 手羽崎 鶏造- 2022/10/17 12:16
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本篇より。
スバラシイ描写です。
3Pにも色々バリエーションが
有るようですが、正常位挿入中の
カップルに加わって、2本目の挿入を
企てようとして、膣に入らず、
オトコのアナルに挿入してしまう
AVシーンがあります。
(誤ってか、確信犯か はともかく)
アナル姦されたオトコは、さらに威勢よく
女性の中に射精していました。
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5. Mikiko- 2022/10/17 17:52
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そんなに……
褒められるような描写だとは思ってませんでした。
ま、こんなシーンは、世界で誰も見たことがないでしょうから……。
好きに書けるわけです。