2022.9.18(日)
絵里子は、突き出した拳の手前まで近づいたが、突然しゃがみこんだ。
絵里子の腕が、美咲の脚を襲った。
とっさに美咲は、絵里子の肩口を蹴っていた。
加減している余裕はなかった。
絵里子はその場で尻餅を着いた。
「このアマ」
絵里子はすぐに起ちあがった。
形相が一変していた。
仁王像のようだった。
絵里子が再び近づいて来た。
身構えた美咲だったが、次の瞬間……。
目の前に火花が散った。
視界が激しくぶれた。
回転する視界がようやく定まると、床が間近にあった。
転倒したのだ。
頬が、火を吹くように熱くなった。
頬を張られて転倒したのだと、ようやく理解出来た。
これまでの人生で、頬を打たれたことなど、1度もなかった。
物理的な衝撃より、精神的なショックの方が大きかった。
呆けたように、何も考えられない。
「うぐっ」
顔が床に押しつけられた。
絵里子の足が見えた。
もう一方の足で、顔を踏まれているようだ。
「侑くん、ほらやっちゃいな。
脚、持って」
侑人が近づく気配がした。
脚を掬われ、引っ張られた。
美咲はとっさにうつ伏せになった。
もちろん、犯されることを防ぐためだった。
「バカが」
顔を圧される力が消えた。
しかし次の瞬間、背中が押し潰された。
絵里子が、美咲の背中に尻を落としたのだ。
上体が、まったく動かない。
「美咲ちゃんや。
あんたの旦那、バックってしてくれないの?
ひょっとして、毎日正常位ばっかり?
前からしか男を受け入れたことないの?
いいかい。
正上位ってのは、ノーマルでもなんでもないんだよ。
不自然な体位なんだ。
動物の交尾を見てごらん。
正常位でやってるヤツらなんていないよ。
動物の性交は、バックが王道ってこと。
メスの性器ってのは、後ろから入れられるように付いてるんだ。
前を守ったって、防御にはならないの。
もちろん、床に突っ伏してたって変わりなしさ」
絵里子の腕が、美咲の脚を襲った。
とっさに美咲は、絵里子の肩口を蹴っていた。
加減している余裕はなかった。
絵里子はその場で尻餅を着いた。
「このアマ」
絵里子はすぐに起ちあがった。
形相が一変していた。
仁王像のようだった。
絵里子が再び近づいて来た。
身構えた美咲だったが、次の瞬間……。
目の前に火花が散った。
視界が激しくぶれた。
回転する視界がようやく定まると、床が間近にあった。
転倒したのだ。
頬が、火を吹くように熱くなった。
頬を張られて転倒したのだと、ようやく理解出来た。
これまでの人生で、頬を打たれたことなど、1度もなかった。
物理的な衝撃より、精神的なショックの方が大きかった。
呆けたように、何も考えられない。
「うぐっ」
顔が床に押しつけられた。
絵里子の足が見えた。
もう一方の足で、顔を踏まれているようだ。
「侑くん、ほらやっちゃいな。
脚、持って」
侑人が近づく気配がした。
脚を掬われ、引っ張られた。
美咲はとっさにうつ伏せになった。
もちろん、犯されることを防ぐためだった。
「バカが」
顔を圧される力が消えた。
しかし次の瞬間、背中が押し潰された。
絵里子が、美咲の背中に尻を落としたのだ。
上体が、まったく動かない。
「美咲ちゃんや。
あんたの旦那、バックってしてくれないの?
ひょっとして、毎日正常位ばっかり?
前からしか男を受け入れたことないの?
いいかい。
正上位ってのは、ノーマルでもなんでもないんだよ。
不自然な体位なんだ。
動物の交尾を見てごらん。
正常位でやってるヤツらなんていないよ。
動物の性交は、バックが王道ってこと。
メスの性器ってのは、後ろから入れられるように付いてるんだ。
前を守ったって、防御にはならないの。
もちろん、床に突っ伏してたって変わりなしさ」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/09/18 06:05
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今日は何の日
9月18日は、『かいわれ大根の日』。
『日本かいわれ協会(現:日本スプラウト協会http://www.sprout-jp.org/)』が、1986(昭和61)年9月の会合で制定。
日付は、9月はこの日を制定した会合が行われた月であることと……。
18日は、「8」の下に「1」で、「かいわれ大根」の形(竹トンボ型)になることから。
https://zatsuneta.com/img/109181_01.jpg
無農薬の健康野菜である「かいわれ大根」に、もっと親しんでもらおうとPRすることが目的。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/109181.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「かいわれ大根について」を引用させていただきます。
「かいわれ大根」は、大根の発芽直後の芽と茎を食用とするスプラウト食材です。
ローフードや酵素栄養学では、「酵素を多く含む食材である」として重視されてます。
発芽に伴う代謝の中で、種子の時には存在しなかった成分も新たに合成され……。
ビタミン、ミネラル、フィトケミカルなどが含まれます。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2022/09/18 06:06
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
スプラウト(Sprout)とは、主に穀類、豆類、野菜の種子を人為的に発芽させた新芽です。
発芽野菜、新芽野菜とも云います。
スプラウトには、大根やブロッコリーなどのアブラナ科の緑黄色野菜や、マメ類の種子が使われます。
もやしは、マメ類のスプラウトです。
かいわれ大根の歴史は古く、平安時代の『和名類聚鈔(和名抄)』の「菜羹類」で……。
黄菜(おうさい)として、かいわれ大根が記述されてました。
「さわやけ」とも呼ばれ、『宇津保物語』でも「さわやけの汁」と使われてます。
以上、引用終わり。
「かいわれ大根」、しばらく食べてません。
スーパーには並んでるのでしょうが、まったく視界を素通りしてました。
しかし、ほんとに大根の苗だとは思いませんでした。
わたしは土日、ベランダでバーベキューを楽しんでます。
ある日、漬物にするために買った大根が大きかったので……。
一部を、大根おろしにして、バーベキューで食べてみました。
さぞさっぱりと美味しいだろうと思ったのですが……。
あに図らんや。
辛くて舌がピリピリ。
もったいないのでみんな食べましたが、終始涙目でした。
美味しかったら毎週食べようと思ってましたが……。
リピートはなしでした。
摺り下ろすのも大変でしたし。
「かいわれ大根」はどうかなと思ったんですが……。
やっぱり、辛いみたいですね。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2022/09/18 06:06
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今日は何の日(つづきのつづき)
でも、食べるより興味を持ったのが……。
栽培。
水耕栽培が出来るようです。
種は、100均でも売られてるみたいです。
容器にキッチンペーパーを敷いて濡らし、種を蒔けば準備完了。
注意すべきなのは、蒔いた直後。
「暗発芽種子」なので、暗い場所じゃないと発芽しません。
なので、箱を被せたりして光を遮断します。
発芽して、5㎝ほどに伸びたら(土から顔を出すくらいのタイミングで)……。
今度は、日光に当てます。
光に当てないと、「もやし」のままです。
光合成をして、葉が緑になるわけです。
種まきから7~10日経って、茎が10㎝ほど伸びたら収穫。
根を残して切れば、また伸びてくるので、何度も収穫が楽しめます。
ただ、水栽培なので、暑い場所では水がお湯になったり腐ったりします。
暑くない時期でも、水の汚れには要注意。
流水と違って、溜まった水は日が経つごとに雑菌が繁殖しやすくなってます。
根腐れやカビを防ぐためにも、水は毎日取り換えた方がいいみたいです。
風通しが良くて、20度から25度の場所が適してるとか。
贅沢ですね。
夏場は、冷房した室内ですかね。
ていうか、これから涼しくなったら、始めればいいんだ。
よし、秋の楽しみがひとつ出来ました。
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4. 手羽崎 鶏造- 2022/09/18 10:31
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頬を張る(ぶたれる)というのは、
パアーッンという「音」の効果。
大事な「顔」に対して危害が加えられる
ことのショック。
これらが大きいでしょう。
ただ、頬を平手打ちされることで、頭に血が
昇って、「逆襲」に転じられることも
あるので、相手のタイプを見極めることが
肝心でしょうな。
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5. Mikiko- 2022/09/18 16:58
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最近は……
生まれてから一度も、ケンカをしたことのない若者も少なくないようです。
そういう人の中には、肉体的危害を加えられた場合……。
いきなり、リミッターが外れてしまう人もいるみたいです。
学校の体育授業で、格闘技をもっとやるべきじゃないでしょうか。
相手を攻撃する練習ではなく、やられる練習をしておくわけです。