2022.9.13(火)
み「あ、動き出した」

み「10:03分。
定刻だな」
ハ「最初から遅れてどうする」
み「♪さぁら~ば、にぃい~つよ」

ハ「古る!
『ラバウル小唄』やないか。
大正生まれか」
み「こういうのを、教養と云うんじゃ」
ハ「しかし、線路だらけやな」
み「かつての鉄道の要衝を彷彿とさせるではないか。
兵(つわもの)どもが夢の後じゃな」
ハ「言い過ぎや。
まだ現役の駅やろ」
み「さっそく、沿道から見送りじゃ」

み「子供が、抱っこされて手を振ってくれてる」
ハ「振り替えしてやれ」
み「お~い。
歯磨けよ!
宿題やったか!」
ハ「ドリフか!」
み「うわっ。
急に増えた」

ハ「三脚据えた“鉄”もおるな」
み「今日は天気が良いから、絶好の撮影日和りじゃな。
鉄橋だ~、鉄橋だ~、楽しい~な」

ハ「しかし、エラい濁った川やな。
公害か」
み「いつの時代の話じゃ。
田んぼからの排水が流れこんでるんだろ。
単に泥で濁ってるってこと」

ハ「さすがに橋から手を振ってるヤツはおらんな。
何川や?」
み「知らん。
調べてみ。
ネットに繋がるんじゃろ」
ハ「お~、そうやった。
ふむふむ。
どうやら、能代川らしい。
“のしろがわ”やのうて、“のうだいがわ”と読むみたいや。
わしらが渡ってるのは、能代川橋梁やな。
ほー。
新津の草水町(くそうづちょう)で採掘された石油を……。
この川で、新潟まで運んでたそうや」
み「新津には確か、『石油の里』っていう施設があったな」
ハ「おー、あったあった。
ななんと!
そこでは、平成8年まで石油を採取しとったようや」
しかし……。
反則的設定やな、ネットに繋がるというのは」
み「便利、便利。
確か石油は、朝廷にも献上してたんじゃなかったかな?」
ハ「『日本書紀』に記述があるようやな。
天智天皇の御代、668年に、“越国から燃土、燃水が献上された”とあるそうや」
み「そうそう。
草水(くそうづ)という地名は、臭い水が転じたって聞いたぞ。
おー。
もう田んぼが開けてきた」

ハ「とても、政令指定都市の風景とは思えんな」
み「新潟市は、食料自給率が60%を超えておる。
政令指定都市の中では、1位なんじゃ」
ハ「2位は?」
み「知らん。
調べてみ」
ハ「うーむ。
2位は、浜松市やな」
み「なん%」
ハ「12%や」
み「ぶっちぎりじゃないか」
ハ「ぶっちぎりのド田舎ってことやないか」
み「喝!
豊かな市ということじゃ。
いざとなったら鎖国できる」
ハ「アホか。
お、最初の停車駅やな」

み「10:20分。
定刻じゃ」
ハ「五泉(ごせん)とは、曰くありげな地名やな」
み「五つの泉があるんでないの。
調べてみ」
ハ「えーっと……。
どうやら、諸説あるようやな。
五つの泉説もあるぞ」
み「えへん」
ハ「五つの川説もある。
いずれにしても、水が豊富な地域なんやろ」
み「そうそう。
五泉は、織物のニットで有名だった」
ハ「豊富な水資源を利用し、250年前から絹織物の生産が始まったとある。
おー、確かに。
ニットの生産枚数および生産額の国内シェア、日本一やそうや」
み「えへん」
ハ「お主が威張ってどうする」

み「10:03分。
定刻だな」
ハ「最初から遅れてどうする」
み「♪さぁら~ば、にぃい~つよ」

ハ「古る!
『ラバウル小唄』やないか。
大正生まれか」
み「こういうのを、教養と云うんじゃ」
ハ「しかし、線路だらけやな」
み「かつての鉄道の要衝を彷彿とさせるではないか。
兵(つわもの)どもが夢の後じゃな」
ハ「言い過ぎや。
まだ現役の駅やろ」
み「さっそく、沿道から見送りじゃ」

み「子供が、抱っこされて手を振ってくれてる」
ハ「振り替えしてやれ」
み「お~い。
歯磨けよ!
宿題やったか!」
ハ「ドリフか!」
み「うわっ。
急に増えた」

ハ「三脚据えた“鉄”もおるな」
み「今日は天気が良いから、絶好の撮影日和りじゃな。
鉄橋だ~、鉄橋だ~、楽しい~な」

ハ「しかし、エラい濁った川やな。
公害か」
み「いつの時代の話じゃ。
田んぼからの排水が流れこんでるんだろ。
単に泥で濁ってるってこと」

ハ「さすがに橋から手を振ってるヤツはおらんな。
何川や?」
み「知らん。
調べてみ。
ネットに繋がるんじゃろ」
ハ「お~、そうやった。
ふむふむ。
どうやら、能代川らしい。
“のしろがわ”やのうて、“のうだいがわ”と読むみたいや。
わしらが渡ってるのは、能代川橋梁やな。
ほー。
新津の草水町(くそうづちょう)で採掘された石油を……。
この川で、新潟まで運んでたそうや」
み「新津には確か、『石油の里』っていう施設があったな」
ハ「おー、あったあった。
ななんと!
そこでは、平成8年まで石油を採取しとったようや」
しかし……。
反則的設定やな、ネットに繋がるというのは」
み「便利、便利。
確か石油は、朝廷にも献上してたんじゃなかったかな?」
ハ「『日本書紀』に記述があるようやな。
天智天皇の御代、668年に、“越国から燃土、燃水が献上された”とあるそうや」
み「そうそう。
草水(くそうづ)という地名は、臭い水が転じたって聞いたぞ。
おー。
もう田んぼが開けてきた」

ハ「とても、政令指定都市の風景とは思えんな」
み「新潟市は、食料自給率が60%を超えておる。
政令指定都市の中では、1位なんじゃ」
ハ「2位は?」
み「知らん。
調べてみ」
ハ「うーむ。
2位は、浜松市やな」
み「なん%」
ハ「12%や」
み「ぶっちぎりじゃないか」
ハ「ぶっちぎりのド田舎ってことやないか」
み「喝!
豊かな市ということじゃ。
いざとなったら鎖国できる」
ハ「アホか。
お、最初の停車駅やな」

み「10:20分。
定刻じゃ」
ハ「五泉(ごせん)とは、曰くありげな地名やな」
み「五つの泉があるんでないの。
調べてみ」
ハ「えーっと……。
どうやら、諸説あるようやな。
五つの泉説もあるぞ」
み「えへん」
ハ「五つの川説もある。
いずれにしても、水が豊富な地域なんやろ」
み「そうそう。
五泉は、織物のニットで有名だった」
ハ「豊富な水資源を利用し、250年前から絹織物の生産が始まったとある。
おー、確かに。
ニットの生産枚数および生産額の国内シェア、日本一やそうや」
み「えへん」
ハ「お主が威張ってどうする」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/09/13 05:43
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五泉市
五泉市には、うちの会社の事業所があります。
なので、何回か行ったことがあります。
新潟市中央区にある本社からは、けっこうかかりますね。
45分くらいかな。
もちろん、車です。
でも、五泉から本社に通ってる人もいましたからね。
冬はたいへんだったと思います。
途中、阿賀野川の堤防の上を走るんです。
堤防の上ってのは、ガードレールも何もありません。
設置しちゃいけないんだそうです。
車がぶつかったりすると、堤防が崩れかねませんから。
あくまで、堤防であることが第一義で……。
道路であることは二の次なんです。
ガードレールがありませんから、ちょっとでもハンドル操作を誤ったら……。
堤防の法面を転げ落ちることになります。
わたしは冬は、ぜったいに行きませんでした。
用があっても断ってましたね。
しかし、通勤の人は毎日ですからね。
阿賀野川は、自然の川筋ですから、けっこう曲がってます。
堤防はそれに沿って作られてますから、カーブが多いんですよ。
アイスバーンになったら、どうなるんでしょうね。
ま、わたしは、今後とも冬に行くことはないでしょうけど。
続きは次のコメントで。
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––––––
2. Mikiko- 2022/09/13 05:44
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五泉市(つづき)
それでは、簡単に五泉市を紹介します。
↓例によって、Wikiからの引用ですが(出典⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E6%B3%89%E5%B8%82)。
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五泉市(ごせんし)は、新潟県の下越地方にある市である。
越後平野の東にあり、阿賀野川と早出川が市内を流れる。
ぼたん栽培が盛んで、苗木で全国1位、切花が全国2位の生産量を誇る。
また、ニット製品の全国的な生産地である。
新潟都市圏に属している。
新潟市への通勤率は22.5%(平成22年国勢調査)。
市域には南北に五泉、村松(旧村松町の中心部)の2つの市街地がある。
+++
そうそう。
今の五泉市は、旧・五泉市と、旧・中蒲原郡村松町が合併して出来たんです。
2006(平成18)年のことです。
現在の五泉市の人口は、4万6千人。
面積は、351.91km2。
うちの事業所に行くまでに、古い市街地を通ります。
旧・五泉市の中心部。
道は細く、建物は密集してます。
火事になったら大変だろうなと思います。
でも、うちの事業所は、中心部からは外れたところにあります。
そこには、大きな駐車場を備えた郊外型のホームセンターやスーパーが立ち並んでます。
家電量販店や、大きな書店まであります。
本社のあるところより、遙かに便利。
住みたいと思うほどです。
新潟に通うのはお断りですが。