2022.8.28(日)
香織は2人の前で、肛門まで晒しながらクリトリスを蹂躙し、あっという間に絶頂を貪っていた。
両脚の膝から上が天井を指し、爪先では10本の指が裂けるほどに開いていた。
両眼に瞳は無く、真っ白い眼球が2人を睨んでいた。
以来、あの姿勢は心に深く刻まれた。
ことあるごとに、脳裏に浮かんだ。
最もよく現れるのは、夫との性交中だった。
しかし、その恰好をしているわけではない。
夫は、まったくドノーマルな正常位でしか性交しなかった。
大事にされているんだと感謝している。
しかし心の片隅には……。
もっと恥ずかしい恰好をさせてほしいという願望もあるのだ。
それは、嫌でも自覚しないわけにはいかなかった。
美咲は夫の下で仰向きながら、頭の中では香織の姿勢を取っていた。
昂奮が突きあげた。
夫の技術ではなく、ほとんど自分の妄想だけで絶頂近くまで引きあげられた。
夫は、「今日は良かったみたいだね」と満足そうだった。
美咲は、頬を染めて頷いた。
まさか、頭の中のポーズで昂奮したとは言えない。
しかしこの恰好を……。
想像だけではなく、実際にしてみたいという欲求は日に日に高まった。
もちろん、夫との性交場面ではできない。
夫は美咲に、貞淑な妻の姿を望んでいるはずだ。
夫の前で大股を広げたりしたら、どれほどショックを受けるかわからない。
なので、初めてやってみたのは、ひとりのときだった。
真っ昼間だった。
夫が、2人の生活のために働きに行っている時間。
そんな時間にオナニーすることなど、以前は考えられなかった。
真っ昼間のオナニーを、初めてしてしまったのは……。
絵里子と知り合ってからだった。
それまで、自分の中に押し殺していた淫欲が、絵里子によって抉り出されたのだろう。
絵里子に支配されてしまったという現実に、自棄的になっていたこともあったのだが。
そんな昼間、ひとりで部屋にいると……。
脳裏に、嫌でも浮かんで来るのだ。
絵里子と香織によって苛まれ、そして絶頂に追い詰められる自分が。
浮かんだ映像を切り裂こうと、頭をいくら振っても、繰り返し繰り返し湧いてくる。
とうとう疲れ果て、ベッドに倒れこむ。
自覚しないではいられなかった。
絵里子に支配され、屈辱に塗れさせられる日々が……。
ほんとうは、嫌で嫌でしょうがないわけではないということを。
両脚の膝から上が天井を指し、爪先では10本の指が裂けるほどに開いていた。
両眼に瞳は無く、真っ白い眼球が2人を睨んでいた。
以来、あの姿勢は心に深く刻まれた。
ことあるごとに、脳裏に浮かんだ。
最もよく現れるのは、夫との性交中だった。
しかし、その恰好をしているわけではない。
夫は、まったくドノーマルな正常位でしか性交しなかった。
大事にされているんだと感謝している。
しかし心の片隅には……。
もっと恥ずかしい恰好をさせてほしいという願望もあるのだ。
それは、嫌でも自覚しないわけにはいかなかった。
美咲は夫の下で仰向きながら、頭の中では香織の姿勢を取っていた。
昂奮が突きあげた。
夫の技術ではなく、ほとんど自分の妄想だけで絶頂近くまで引きあげられた。
夫は、「今日は良かったみたいだね」と満足そうだった。
美咲は、頬を染めて頷いた。
まさか、頭の中のポーズで昂奮したとは言えない。
しかしこの恰好を……。
想像だけではなく、実際にしてみたいという欲求は日に日に高まった。
もちろん、夫との性交場面ではできない。
夫は美咲に、貞淑な妻の姿を望んでいるはずだ。
夫の前で大股を広げたりしたら、どれほどショックを受けるかわからない。
なので、初めてやってみたのは、ひとりのときだった。
真っ昼間だった。
夫が、2人の生活のために働きに行っている時間。
そんな時間にオナニーすることなど、以前は考えられなかった。
真っ昼間のオナニーを、初めてしてしまったのは……。
絵里子と知り合ってからだった。
それまで、自分の中に押し殺していた淫欲が、絵里子によって抉り出されたのだろう。
絵里子に支配されてしまったという現実に、自棄的になっていたこともあったのだが。
そんな昼間、ひとりで部屋にいると……。
脳裏に、嫌でも浮かんで来るのだ。
絵里子と香織によって苛まれ、そして絶頂に追い詰められる自分が。
浮かんだ映像を切り裂こうと、頭をいくら振っても、繰り返し繰り返し湧いてくる。
とうとう疲れ果て、ベッドに倒れこむ。
自覚しないではいられなかった。
絵里子に支配され、屈辱に塗れさせられる日々が……。
ほんとうは、嫌で嫌でしょうがないわけではないということを。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/08/28 05:47
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今日は何の日
8月28日は、『河内こんだ・埴輪の日』。
大阪府羽曳野市誉田(はびきのしこんだ)で、埴輪づくり体験や埴輪グッズの販売などを行う……。
「河内こんだハニワの里 大蔵屋⇒http://okura-hd.jp/haniwanosato/(運営:大蔵印刷工業㈱)」が制定。
https://zatsuneta.com/img/108288_01.jpg
日付は、「は(8)に(2)わ(8)⇒埴輪」と読む語呂合わせから。
同社の周囲には、2019(令和元)年、世界文化遺産に登録された……。
『百舌鳥・古市古墳群(もず・ふるいちこふんぐん)』があります、
この地域の古墳について、より知識を深めて、未来へ継承していくことが目的。
記念日は、2020(令和2)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/108288.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
今から、約1500年前の古墳時代……。
河内こんだエリアでは、数多くの埴輪がつくられてました。
周辺には、応神天皇陵古墳や墓山(はかやま)古墳などが点在してます。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2022/08/28 05:48
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
この歴史と文化が息づく地に……。
さまざまな角度から、古墳や埴輪の魅力に迫る大蔵屋がオープンしました。
そして、人と人が出会い、人と古墳、人と埴輪がつながる場となってます。
大蔵屋では、埴輪づくりの体験ができるほか……。
古墳や埴輪グッズ、はにわ弁当の販売、古墳ギャラリーによる古墳や埴輪の資料展示などを行ってます。
また、百舌鳥・古市古墳群が、世界文化遺産に登録されたことを記念して……。
毎年、埴輪づくりコンテストとして、「はにわグランプリ(828GP)」が実施されてます。
「埴輪の日」の8月28日に、結果が発表されます。
なお埴輪は、古墳時代の日本に特有の器物で……。
一般的には、土師器(はじき)に分類される素焼きの土器です。
土を積み上げた古墳の墳丘や、造出(つくりだし)の上に、並べて立てられてました。
以上、引用終わり。
わたしは現在、『単独旅行記Ⅵ』を連載してますが……。
今回は趣向を変え、「埴輪のハーさん」との掛け合い方式にしました。
会話にすると、行が進むので気持ちがいいです。
ハーさんは松戸の埴輪なんですが、なぜか関西弁。
ひょっとしたら、「誉田(こんだ)」の埴輪なのかも知れませんね。
しかし、「誉田(こんだ)」。
読めませんよね。
百舌鳥(もず)もそうです。
大阪府には、難読の地名、駅名。苗字などが多い気がします。
地名では、「十三」「立売堀」。
駅名では、「放出」「喜連瓜破」。
苗字では、「許斐」「五十輪」。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2022/08/28 05:48
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今日は何の日(つづきのつづき)
答えはそれぞれ……。
「じゅうそう」「いたちぼり」。
「はなてん」「きれうりわり」。
「このみ」「いにわ」。
読めましたか?
わたしは、「十三」は読めました。
東京の新宿に、「十二社(じゅうにそう)」という地名があります。
その連想ですかね。
あと、「百舌鳥(もず)」の語源。
モズという鳥は、いろんな鳥の鳴き声を真似するんだそうです。
で、百の舌があるというわけ。
最初の表記は、「百舌(もず)」だったようです。
でもこれだと、鳥の名前には見えない。
ということで、後ろに「鳥」を付けたそうなんです。
そういえば、「鳥」の入った苗字で究極のがありました。
これは、大阪の苗字じゃないんでしょうけど。
「小鳥遊」。
落語家みたいですよね。
これは、知ってない限り読めません。
「たかなし」です。
なぜかと云うと……。
鷹がいないと、小鳥が遊べるから。
まるで、判じ物です。
おそらく元の苗字は、高梨だったはずです。
その分家か何かが、本家と同じ漢字を使うことを憚って……。
こんなナゾナゾみたいな字に替えたんじゃないでしょうか。
この漢字を思いついたときの、その人の顔が目に浮かぶようです。
でも、家族には不評だったでしょうね。