2022.8.15(月)
「あぐぅ。
あんがが」
香織が、尖った顎を突き出した。
瞳が半分、上目蓋に隠れかけている。
「香織、ストップ。
失神してたんじゃ、大事な瞬間を感じられないだろ」
香織は半開した口のまま、絵里子を見あげてうなずいた。
絵里子は、侑人のTシャツを手すりに掛けた。
そうそうのんびりしてはいられない。
ここは公共施設なのだ。
改めて、侑人の傍らにしゃがみこむ。
ピノキオの鼻のような陰茎が、眼前にあった。
亀頭の先端が、わずかに顔を出していた。
指を添えてみる。
熱かった。
亀頭に被る皮を引き下げようとしたら、侑人の身体がビクリと反応した。
「痛い?」
侑人が小さく頷く。
完全に剥くのは無理のようだ。
「少しずつ、剥く練習しといた方がいいよ。
オナニーのとき。
してるんでしょ、オナニー?」
恥ずかしそうに頷いた。
可愛い。
「毎日?」
コクリ。
「じゃ、毎日練習だ」
絵里子は、コンドームの精液だまりを潰すように摘まみ、わずかに覗く亀頭に被せた。
帽子を被った小人みたいだった。
丸まったゴムを引き下げていく。
やはりこの細い陰茎では、ゴムとの密着度に問題がありそうだ。
ピストンは難しいだろう。
脱げてしまう。
しかし、中学生の童貞に、ピストンするほどの余裕があるとは思えない。
挿しこんだだけで出してしまうのではないか。
「はい、できた。
香織、後ろの壁に寄りかかって」
あんがが」
香織が、尖った顎を突き出した。
瞳が半分、上目蓋に隠れかけている。
「香織、ストップ。
失神してたんじゃ、大事な瞬間を感じられないだろ」
香織は半開した口のまま、絵里子を見あげてうなずいた。
絵里子は、侑人のTシャツを手すりに掛けた。
そうそうのんびりしてはいられない。
ここは公共施設なのだ。
改めて、侑人の傍らにしゃがみこむ。
ピノキオの鼻のような陰茎が、眼前にあった。
亀頭の先端が、わずかに顔を出していた。
指を添えてみる。
熱かった。
亀頭に被る皮を引き下げようとしたら、侑人の身体がビクリと反応した。
「痛い?」
侑人が小さく頷く。
完全に剥くのは無理のようだ。
「少しずつ、剥く練習しといた方がいいよ。
オナニーのとき。
してるんでしょ、オナニー?」
恥ずかしそうに頷いた。
可愛い。
「毎日?」
コクリ。
「じゃ、毎日練習だ」
絵里子は、コンドームの精液だまりを潰すように摘まみ、わずかに覗く亀頭に被せた。
帽子を被った小人みたいだった。
丸まったゴムを引き下げていく。
やはりこの細い陰茎では、ゴムとの密着度に問題がありそうだ。
ピストンは難しいだろう。
脱げてしまう。
しかし、中学生の童貞に、ピストンするほどの余裕があるとは思えない。
挿しこんだだけで出してしまうのではないか。
「はい、できた。
香織、後ろの壁に寄りかかって」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/08/15 05:58
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今日は何の日
8月15日は、『月遅れ盆』。
本来は、旧暦7月15日でしたが……。
明治の改暦後は、多くの地域で、月遅れの8月15日に行われます。
仏教用語の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の省略形として「盆」。
または、一般に「お盆」と呼ばれます。
お盆とは、夏に行われる日本の祖先の霊を祀る一連の行事で……。
日本古来の祖霊信仰と仏教が融合したものです。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/108154.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
現在、月遅れ盆の前後は、平日であってもかなりの人が休日になることが多く……。
学校の児童や生徒であれば、大多数は夏休み期間となります。
盆の概念は、日本全国に広まってるため……。
その行事の内容や風習は、地方それぞれに様々な様式があります。
13日夕刻の野火を「迎え火(むかえび)」、16日の野火を「送り火(おくりび)」と呼びます。
大がかりな迎え火としては、御招霊などが行われます。
送り火としては、京都の五山送り火が有名です。
また、送り火を川へ送る風習もあり、灯籠流しが行われます。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2022/08/15 05:58
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
15日の盆の翌日、16日の晩に、寺社の境内などに老若男女が集まって踊るのを「盆踊り」と云います。
これは、地獄での受苦を免れた亡者たちが、喜んで踊る状態を模したといわれます。
夏祭りのクライマックスです。
以上、引用終わり。
「お盆」が、8月15日だったとは知りませんでした。
13日かと思ってました。
13日は、「迎え火(むかえび)」なんですね。
先の引用文で、ちょっと「?」となった記述があります。
↓の部分。
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現在、月遅れ盆の前後は平日であってもかなりの人が休日になることが多く……。
+++
そうなんですか。
東京なんて、月遅れ盆など、何もしないんじゃないでしょうか。
わたしの経理の仕事では、13日から15日が佳境となります。
なので、今の会社に入社してから15年になりますが……。
この期間に休んだことはありません。
今年は、13,14の土日は休めましたが、15,16は終日勤務です。
もちろん、「山の日」の11日も1日仕事をしました。
これは、13日に休むためにです。
13日は、墓参りに行かなければならないので。
で、月遅れ盆の期間中は、経理だけ出勤してることが多いです。
でも、東京の会社からは、普通に電話が架かってきますよ。
向こうは、通常勤務なんだと思います。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2022/08/15 05:59
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今日は何の日(つづきのつづき)
わたしの住む地域では、特にお盆の行事はありません。
夏祭りは、8月の下旬です。
盆踊りは、そのとき行われます。
そう云えば、今年はまだ、その練習の音が聞こえてきません。
近くの神社の境内で、テープの音を流して練習してるんです。
わたしは布団に入る時間が早いので、布団の中で、その音が聞こえて来ます。
庭からは、虫の音も聞こえます。
ああ、夏が終わるんだなあと、物寂しさを感じます。
夏祭りでは、神社に夜店が立ちました。
子供のころ、裸電球の明かりが切なく見えたのは……。
終わってしまう夏休みを惜しむ気持ちだったんでしょうね。
そうそう。
子供のころ1度だけ、父の実家でお盆を過ごしました。
その地域では、墓参りは夜なんです。
墓地は、部落の外れにあります。
提灯を持たされ、真っ暗な農道を歩いて行くんです。
街灯など、まったくありません。
周りに大人がいたから行けましたが、子供だけでは無理だったでしょう。
その墓地には、井戸がありました。
砂丘の上の部落で、下は砂地です。
お墓でも、水を零すと、あっという間に砂に吸いこまれてしまいます。
でも、砂を掘ると、冷たい水が湧くんです。
近くには、満々と水を湛えた砂丘湖もあります。
あの井戸水の冷たい感触は、今でも覚えてます。
あれもまた、懐かしい夏の記憶ですね。
●ねむりても旅の花火の胸にひらく(大野林火)