2022.8.14(日)
ここは男女兼用のトイレだ。
男性が立ったまま使用した場合、飛沫が床に跳ねている可能性がある。
そこに裾を引きずりたくはなかった。
しかしそれが言い訳であることは、はっきりとわかっていた。
本心は……。
ただ全裸になりたかったのだ。
絵里子は、コンドームを口に咥えた。
腰のカーディガンを外し、頭上からワンピを抜きあげた。
軽く束ね、カーゴパンツと並べて手すりに掛ける。
口のコンドームを手に移したところで、改めて侑人の立ち姿を眺めた。
上はボーダー柄のTシャツ。
下は、剥き出しの裸だ。
丸い尻のフォルムが可憐だった。
でもやっぱり、素裸の全身像が見たい。
「侑人くん、上も」
絵里子がTシャツに手を掛けると、侑人は両腕を持ちあげた。
自然な所作だった。
ひょっとしたら……。
今も、母親に脱がせてもらってるのではないか。
危ない親子だ。
抜きあげたTシャツは、懐かしい臭いを発していた。
甘酸っぱい香り。
子供臭とでも言ったらいいのか。
絵里子の息子も、小さいころはこういう臭いを放っていた。
中学生になった今、残念ながら、その臭いは失われていた。
しかし同年代の侑人は、まだその芳香を保っているのだ。
ひょっとしたら、母親が子離れしないことが原因ではないか。
母親は、洗濯機から拾いあげたシャツを嗅ぎながら、オナニーしているのかも知れない。
いや、シャツよりもむしろ、あの白いブリーフか。
そうか。
白いブリーフを息子に穿かせているのは……。
自らのオナニーのためなのだ。
洗濯機の前で……。
息子の白ブリーフを穿きながら、立ちオナしているのだ。
ド変態。
今度、顔を見てやらねば。
絵里子はTシャツを両手で丸めると、鼻に押しあてた。
“じゅん”と音を立てて性器が滲んだ。
このTシャツ、帰りにもらおう。
侑人には、息子のTシャツを着せて返せばいい。
でも、母親がいろいろと聞いてくるかも知れないか。
そうだ。
侑人が家に来たとき、息子のTシャツを着せればいいのだ。
小さくなって着なくなったTシャツは、箪笥に山ほどある。
男性が立ったまま使用した場合、飛沫が床に跳ねている可能性がある。
そこに裾を引きずりたくはなかった。
しかしそれが言い訳であることは、はっきりとわかっていた。
本心は……。
ただ全裸になりたかったのだ。
絵里子は、コンドームを口に咥えた。
腰のカーディガンを外し、頭上からワンピを抜きあげた。
軽く束ね、カーゴパンツと並べて手すりに掛ける。
口のコンドームを手に移したところで、改めて侑人の立ち姿を眺めた。
上はボーダー柄のTシャツ。
下は、剥き出しの裸だ。
丸い尻のフォルムが可憐だった。
でもやっぱり、素裸の全身像が見たい。
「侑人くん、上も」
絵里子がTシャツに手を掛けると、侑人は両腕を持ちあげた。
自然な所作だった。
ひょっとしたら……。
今も、母親に脱がせてもらってるのではないか。
危ない親子だ。
抜きあげたTシャツは、懐かしい臭いを発していた。
甘酸っぱい香り。
子供臭とでも言ったらいいのか。
絵里子の息子も、小さいころはこういう臭いを放っていた。
中学生になった今、残念ながら、その臭いは失われていた。
しかし同年代の侑人は、まだその芳香を保っているのだ。
ひょっとしたら、母親が子離れしないことが原因ではないか。
母親は、洗濯機から拾いあげたシャツを嗅ぎながら、オナニーしているのかも知れない。
いや、シャツよりもむしろ、あの白いブリーフか。
そうか。
白いブリーフを息子に穿かせているのは……。
自らのオナニーのためなのだ。
洗濯機の前で……。
息子の白ブリーフを穿きながら、立ちオナしているのだ。
ド変態。
今度、顔を見てやらねば。
絵里子はTシャツを両手で丸めると、鼻に押しあてた。
“じゅん”と音を立てて性器が滲んだ。
このTシャツ、帰りにもらおう。
侑人には、息子のTシャツを着せて返せばいい。
でも、母親がいろいろと聞いてくるかも知れないか。
そうだ。
侑人が家に来たとき、息子のTシャツを着せればいいのだ。
小さくなって着なくなったTシャツは、箪笥に山ほどある。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/08/14 05:46
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今日は何の日
8月14日は、『ハッピーサマーバレンタインデー』。
集英社の『週刊少年ジャンプ』『ジャンプスクエア』で連載された……。
大人気の漫画作品『テニスの王子様』『新テニスの王子様』の原作者、許斐剛氏が制定。
これらの作品に登場するキャラクターたちには……。
毎年、多くの読者から、愛情のこもったバレンタインチョコレートが贈られて来ます。
この日は、そのお返しの日。
日付は、2月14日の「バレンタインデー」には伝えられなかった気持ちも……。
夏なら、チョコレートのように溶けやすいよとの思いから、半年後の8月14日に。
記念日は、2018(平成30)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/108144.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「テニスの王子様について」を引用させていただきます。
『テニスの王子様』は、中学校の部活動テニスを題材とした漫画作品で……。
これを原作として、アニメ、ゲーム、実写作品が製作されました。
『新テニスの王子様』は、その続編となります。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2022/08/14 05:47
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
『テニスの王子様』は、『週刊少年ジャンプ』の1998(平成10)年41号掲載の読切を経て……。
1999(平成11)年32号から連載が開始されました。
その後、2008(平成20)年14号まで、約9年間連載されました。
さらに、2009(平成21)年3月から、第2シリーズ『新テニスの王子様』として……。
『ジャンプスクエア』にて連載を再開してます。
通称「テニプリ」。
単行本(初代)は、全42巻。
2020(令和2)年12月時点で、シリーズ累計発行部数は6,000万部となってます。
以上、引用終わり。
知りませんでした。
漫画も、アニメも、ゲームも、実写も、何ひとつ。
漫画の主人公にバレンタインチョコを贈るという風習(?)も……。
初めて聞きました。
でも、贈ってるのは、女の子なんですよね。
てことは、『週刊少年ジャンプ』を、女の子が読んでるということでしょうか。
あ、アニメか。
それなら、女の子も見れますね。
テニス部は、やっぱり格好いいですよね。
ユニフォームも爽やかだし。
リリーズの『好きよキャプテン』の世界。
やっぱ、石黒賢のイメージでしょうか。
彼は、小学校から大学まで成城学園で……。
テニス部でした。
小学校は、部じゃないかも知れませんが。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2022/08/14 05:47
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今日は何の日(つづきのつづき)
しかし今も、女子はあのスコートを穿いてるんですかね?
わたしは、ほぼ毎週、母校の中学校の脇を、自転車散歩で通ります。
日曜日です。
テニスコートでは、たいがい、テニス部員が練習してます。
男子だけのときもあるし、女子だけのときもあります。
あれは、男子と女子で、別の日に練習してるんでしょうね。
一緒だと、男子の打った球が飛んできたりすると、女子が危ないからでしょうか。
あ、そうでもないか。
あれは、軟式テニスです。
ゴムボールを打つヤツ。
あのボールなら、あたっても痛くないでしょうに(経験はありません)。
硬式テニス部は、ないのかも。
軟式テニスの特徴は、ラケットをもの凄く大振りすることです。
球が飛ばないからなんでしょうね。
でもあのスイングだと、高校で硬式テニス部に入ったりすると……。
そうとう苦労するんじゃないですかね。
あ、そうそう。
練習のときの服装ですが……。
普通に体操着ですね。
上は白の半袖。
下は紺の、膝まであるハーパンです。
男女とも、同じ。
わたしの時代は違いましたよ。
上は一緒だったのかな。
でも、下はぜんぜん違いました。
男子は、白の短パン。
女子は、紺のブルマでした。
昭和の風景ですね。