2022.8.7(日)
侑人と2人だけになると、どうしても妙な気分になる。
華奢で可愛いのだ。
男子校で、ちょっかいをかけられるのも無理はない。
そして家では、母親の愛玩物。
「ねえ、君。
今もまだ、ママとお風呂に入ってんの?」
「……。
入ってないです」
一瞬詰まったのが怪しい。
絵里子は、侑人に顔を近づけた。
侑人は、視線をアスファルトに逸らした。
睫毛が長い。
「入ってるでしょ」
「……。
親父は、出張が多いんです。
親父がいない夜、誘われたりしました」
「一緒に入ろうって?」
侑人は頷いた。
危ない親子だ。
「入ったの?」
「もちろん断りました。
でも1度、ママ……。
じゃなくて、母親が後から入って来たことがありました。
背中流してやるって」
「入ったんじゃない」
「大きな声で断ったら、出て行きました」
「ママを裸で追い出したわけ?」
「いえ。
服着てましたから」
「きっとママは、君の成長を確かめたかったのよ。
大丈夫。
今日、大人になったら、もう堂々としてられるから。
ママの前で、胸張ってちんこ見せてあげなさい」
侑人は、切なそうな顔で目を伏せた。
ほんとに可愛い。
こんな子がいたら、母親がムラムラするのも無理はない。
絵里子が言葉を継ごうとしたとき、香織が店から出て来た。
レジ袋を下げている。
「袋まで買ったのかい」
「仕方ないっすよ。
何も持ってないんすから」
「何買ったの?」
香織は、レジ袋の口を開いて見せた。
飲料のボトルが3つと、紙袋が入っていた。
紙袋の中身はコンドームだろう。
華奢で可愛いのだ。
男子校で、ちょっかいをかけられるのも無理はない。
そして家では、母親の愛玩物。
「ねえ、君。
今もまだ、ママとお風呂に入ってんの?」
「……。
入ってないです」
一瞬詰まったのが怪しい。
絵里子は、侑人に顔を近づけた。
侑人は、視線をアスファルトに逸らした。
睫毛が長い。
「入ってるでしょ」
「……。
親父は、出張が多いんです。
親父がいない夜、誘われたりしました」
「一緒に入ろうって?」
侑人は頷いた。
危ない親子だ。
「入ったの?」
「もちろん断りました。
でも1度、ママ……。
じゃなくて、母親が後から入って来たことがありました。
背中流してやるって」
「入ったんじゃない」
「大きな声で断ったら、出て行きました」
「ママを裸で追い出したわけ?」
「いえ。
服着てましたから」
「きっとママは、君の成長を確かめたかったのよ。
大丈夫。
今日、大人になったら、もう堂々としてられるから。
ママの前で、胸張ってちんこ見せてあげなさい」
侑人は、切なそうな顔で目を伏せた。
ほんとに可愛い。
こんな子がいたら、母親がムラムラするのも無理はない。
絵里子が言葉を継ごうとしたとき、香織が店から出て来た。
レジ袋を下げている。
「袋まで買ったのかい」
「仕方ないっすよ。
何も持ってないんすから」
「何買ったの?」
香織は、レジ袋の口を開いて見せた。
飲料のボトルが3つと、紙袋が入っていた。
紙袋の中身はコンドームだろう。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/08/07 05:49
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今日は何の日
2022年8月7日は、『立秋』。
「立秋(りっしゅう)」は、「二十四節気」の一つで、第13番目にあたります。
現在広まってる定気法では、黄経が135度のときで、8月7日ころ。
「立秋」の日付は、近年では8月7日または8月8日で、年によって異なります。
2022(令和4)年は、8月7日(日)です。
「立秋」の一つ前の節気は「大暑(7月23日ころ)」、一つ後の節気は「処暑(8月23日ころ)」。
「立秋」には、期間としての意味もあり……。
その場合、この日から次の節気「処暑」の前日までとなります。
また、「夏至(6月21日ころ)」と「秋分(9月23日ころ)」の中間にあたります。
昼夜の長短を基準に季節を区分する場合……。
この日から、「立冬(11月7日ころ)」前日までが「秋」となります。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/108071.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
暦の上では、このころから秋の気配が感じられ、秋風が吹くとされ……。
「秋の気配が立つ日」という意味で、「立秋」。
しかし実際は、気候的に一年で最も暑い時期にあたります。
江戸時代の暦の解説書『こよみ便覧(べんらん)』では……。
「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」と説明してます。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2022/08/07 05:49
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
「立秋」の翌日からの暑さは「残暑」と呼び、「暑中見舞い」ではなく「残暑見舞い」となります。
この日に至っても梅雨が明けない場合、「梅雨明け」の発表はされなくなります。
そのため、東北地方(特に北東北)などでは、「梅雨明けなし」となることもあります。
全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)は、「立秋」ころに開幕を迎えます。
以上、引用終わり。
ついに立ってしまいましたね。
秋。
気配は感じてました。
まず、夜明けが遅くなりました。
わたしは、夜明け前から起きてるので、朝の明るくなり方は毎日実感してるのです。
あと、先週の2日の夜。
初めて聞いてしまいました。
虫の音です。
まだ、1,2匹の声でしたが。
でも遠からず、大合唱になっていくでしょう。
立秋の日付ですが、↑にあるとおり、近年では8月7日もしくは8日です。
2008年から2039年の間は……。
年を4で割った余りが3の年が8日。
その他の年は7日になります。
夏季オリンピックの前年だけが、8日ですね。
しかし、↑の説明で、えっと思ったことがあります。
↓の一節。
+++
「立秋」の翌日からの暑さは「残暑」と呼び、「暑中見舞い」ではなく「残暑見舞い」になります。
+++
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2022/08/07 05:50
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今日は何の日(つづきのつづき)
てことは、立秋の日は、まだ暑中ということですか?
ちょっとネット検索してみましたが……。
残暑は「立秋の翌日から」と明確に定義した記述は見あたりませんでした。
「立秋後」などという記述ばかり。
これでは、「立秋」が含まれるのかどうかはっきりしません。
ま、境界の日に書かなければ、迷う必要もありませんが。
あと、↑の説明で、↓の一節。
+++
昼夜の長短を基準に季節を区分する場合……。
この日から、「立冬(11月7日ころ)」前日までが「秋」となります。
+++
何度も書いてますが、わたしの四季の定義はちょっと違います。
↓これからの日付で書いてみます。
●夏「夏至(2022年6月21日)」⇒「秋分の前日(2022年9月22日)」(約3ヶ月)
●秋「秋分(2022年9月23日)」⇒「立冬の前日(2022年11月6日)」(約1ヶ月半)
●冬「立冬(2022年11月7日)」⇒「立春の前日(2023年2月3日)」(約3ヶ月)
●春「立春(2023年2月4日)」⇒「夏至の前日(2023年6月20日)」(約4ヶ月半)
なので、「立秋」の今日は、まだ夏の内です。
「内」どころか、ちょうど真ん中ですね。
秋が短いですが……。
これは、実感とあってると思います。
暑い暑いと思ってたら、急に寒くなりますから。
秋物を着る期間が、ほんとに短いです。
ま、とにかく……。
暑い暑いと言いながら、まだ夏を楽しみたいと思います。
夏の高校野球も、始まったばかりなんですから。
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4. 手羽崎 鶏造- 2022/08/08 03:49
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思い出します。
薬局でコンドームの箱を下にして
ムヒとかメンタムの類のものを
上にしてレジに差し出したような
遠い記憶。
70年代後半は食料品・飲料も多く手掛ける
「ドラッグストア」は勃興していませんでした。
薬局は出店規制(保護のため)があって、
近辺に2店は許されない時代でした。
だから薬剤師の資格持った堅物そうなおばさんに
レジで対峙していたように思います。
「この子、男子学生のくせに、こういうもの
買っているわ」と見透かされているような
罪悪感と恥じらいがありましたっけ。
薬局の店の前にはコンドーム2種類
ぐらいのチャチな自販機があって、
コイツが粗悪品であったことも覚えています。
ナントカ理研って企業、大儲けしていたでしょうに。
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5. Mikiko- 2022/08/08 06:14
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自販機が減ったのは……
やはり、コンビニやドラッグストアが増えたからだそうです。
これらの店では、ほかの買物に紛らせられますからね。
薬局よりは、ずっと恥ずかしさはないでしょう。
自販機は、買ってるところを見られたくないでしょうから……。
けっこう、買うのに勇気が必要だったのでは?
特に女性は、買いにくかったでしょうね。
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6. 手羽崎 鶏造- 2022/08/08 14:13
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昭和の時代は「薬売り」もさることながら、
避妊具のセールスも各家庭を訪問して
いたようです。
やり手の販売員は相当売ったの
ではありませんかねえ。
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7. Mikiko- 2022/08/08 17:13
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富山の置き薬でも……
取り扱ってたんですかね?
でも、使った回数がわかっちゃいますよね。