Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3607
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「うんぐ。
 むぉぉ」

 侑人が呻いた。
 顔が香織の性器に埋もれているので、発声ができないのだろう。
 しかし、その言いたいことは痛いほどわかった。
 射精しそうなことを訴えているのだ。
 絵里子は、侑人の陰茎を真っ直ぐ立てた。
 前方に向けてると、ソファーを汚す怖れがあった。

「が。
 がが」

 絵里子の掌中で、陰茎が激しく脈動した。
 乳房を押しつけた背中が、脈動に合わせて強ばった。

「あぎゃっ」

 今度は香織だった。
 両脚を、高々と天に掲げていた。
 爪先では、10本の足指が、何かを掴もうとするかのように開いていた。
 顔は、絵里子を見据えている。
 しかし……。
 見開いた両眼に、瞳はなかった。

 乳房に伝わる侑人の背中の強ばりが、引き潮のように消えていく。
 絵里子は、侑人の頭を押しつけた手で髪を握った。
 引き起こす。
 顔を覗きこむ。
 こちらも同様だった。
 アニメみたいに見開いた目は、点睛を欠いていた。
 絵里子は、侑人の身体を反転させた。
 背中をソファーに向け、座面の縁に後ろ頭を預ける。
 いい構図だ。
 香織の両脚はすでに肘掛けに落ちていたが、真っ白い眼球はまだ閉じられていなかった。
 座面で剥き広げた股間は、ジェルを叩きつけたような惨状だった。
 歪んだ陰唇から、ぽっかり開いた膣口まで覗けた。
 その真下で、侑人が白目を剥いている。
 薄い胸は、ナメクジが這ったごとくに濡れている。
 自らの精液を浴びたのだ。
 陰茎はまだ、硬度を保っていた。
 アンコウの疑似餌みたいに、ヒクヒクと動いている。
 絵里子は、脇にどかしたテーブルからスマホを取りあげた。
 2人に向ける。

「笑って」

 2人は、微かに応えたように思えた。
 シャッター音が、無機質に鳴り続ける。
由美と美弥子 3606目次由美と美弥子 3608

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2022/07/25 06:13
    • 今日は何の日
       7月25日は、『甘露忌』。
       昭和時代の俳人、秋元不死男(あきもと ふじお)の、1977(昭和52)年の忌日。
       「甘露忌(かんろき)」の名称は、句集『甘露集(1977年)』にちなんだもの。
       また、「不死男忌」とも呼ばれます。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/10725a2.html)のページから転載させていただきました。

       さらに同じページから、「秋元不死男について」を引用させていただきます。

       1901(明治34)年11月3日……。
       神奈川県横浜市中区元町に、漆器の輸出商の次男として生まれます。
       本名は、不二雄(ふじお)。
       別号に、東京三(ひがし きょうぞう)、秋元地平線。
       劇作家の秋元松代(あきもと まつよ)は妹。
       13歳の時に父が病没。
       1916(大正5)年、横浜市第二日枝小学校高等科を卒業し……。
       横浜火災海上保険会社(後のニッセイ同和損害保険)に入社。
       社内の渋柿派の俳人から、俳句を教わります。
       1929(昭和4)年、同社で嶋田的浦(しまだ てきほ)と同僚になりました。
       翌1930(昭和5)年、的浦から兄の嶋田青峰(しまだ せいほう)を紹介され師事し……。
       青峰の主宰する俳句雑誌『土上(どじょう)』に投句を開始します。
       1934(昭和9)年、新興俳句運動に加わり、西東三鬼(さいとう さんき)らと交流。
       1940(昭和15)年、三鬼らと『天香(てんこう)』を創刊。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2022/07/25 06:13
    • 今日は何の日(つづき)
       引用を続けます。

       翌1941(昭和16)年、新興俳句を弾圧する「京大俳句事件」に連座し検挙され……。
       1943(昭和18)年まで拘留されます。
       戦後の1946(昭和21)年、平和と民主主義を掲げる新俳句人連盟に参加。
       1948(昭和23)年、山口誓子(やまぐち せいし)の『天狼(てんろう)』創刊に参加。
       翌1949(昭和24)年、『氷海(ひょうかい)』を創刊、後に主宰します。
       1961(昭和36)年、俳人協会設立に参加。
       1968(昭和43)年、句集『万座(まんざ)』で、第2回蛇笏(だこつ)賞を受賞。
       1977(昭和52)年7月25日、75歳で死去。
       その他の著書として、句集『街(まち)(1940年)』、『瘤(こぶ)(1950年)』、『秋元不死男全集(1980年)』のほか……。
       『現代俳句の出発(1939年)』、『俳句入門(1955年)』などがあります。
       作風は、善人性と庶民的ヒューマニズムを基調とします。

       以上、引用終わり。

       名前には聞き覚えがありましたが、作品はまったく知りませんでした。
       ↓Wikiにあげられていた代表句(出典⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E5%85%83%E4%B8%8D%E6%AD%BB%E7%94%B7)。

      ●子を殴(う)ちしながき一瞬天の蝉
      ●鳥わたるこきこきこきと罐切れば
      ●へろへろとワンタンすするクリスマス
      ●三月やモナリザを売る石畳
      ●終戦日妻子入れむと風呂洗ふ

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2022/07/25 06:14
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       この中では、断然「鳥わたる」の句が好きです。
       昔の缶詰は、パカッと開きません。
       缶切りを使って、まさに「こきこきこき」と缶を切ったのです。
       ところでこの鳥は、日本に渡って来たのでしょうか……。
       それとも、北へ帰って行くのでしょうか。
       これは、「鳥渡る」がいつの季語になってるかでわかります。
       秋なんです。
       つまり「鳥渡る」の意味は、「渡り鳥が秋に日本に渡ってくること」なんですね。
       それじゃ、北へ帰るときを句にするにはどうすればいいんでしょう。
       ちゃんと季語がありました。
       「鳥帰る」です。
       もちろん、春の季語となります。

       Wikiにあがってるほかに、面白い句がないか探しました。

      ●蝿生れ早や遁走の翅使ふ
      ●煌々と夏場所終りまた老ゆる

       残念ながら、このくらいしか見つかりませんでした。
       ↑の引用文に出てくる西東三鬼には、好きな句がけっこうあるんですけどね。

      ●水枕ガバリと寒い海がある
      ●中年や遠くみのれる夜の桃
      ●おそるべき君等の乳房夏来(きた)る
      ●露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す

       いずれも、ドラマの1シーンを感じさせる句です。
       不死男の「鳥わたる」の句もそうですね。
       どうやらわたしは、そういう句が好きなようです。

       しかし、秋元不死男。
       すごい俳号を付けましたね。
       本名の「不二雄」をもじったのでしょうが。
       しかしこの「不二雄」も大した名前です。
       「二人といない男」という意味でしょうか。
       彼は、次男。
       長男の名前が気になります。
       で、Wiki(上述出典と同じ)を探してたところ……。
       ↓ちょっと胸をつかる記述を見つけました。
      +++
       長男は不死男が生まれた日に病没。
      +++

       両親の願いは、まさに「不死男」だったのでしょう。
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