2022.7.6(水)
「じゃ、必ず電話して」
絵里子はラグマットに座ったまま、学生を見送った。
初めてのことだった。
いつもは、玄関で見送る。
それどころか、最寄りの駅まで一緒に歩くことさえあった。
終わりなのだろうか。
学生のいなくなった部屋は、急にガランとした。
テレビを点ける気にもならない。
絵里子は背中をベッドに預け、膝を抱えた。
頭の中で、いろんな思いが切れ端となって飛び交っていた。
悪いのは自分だ。
わかっている。
絵里子の指が、股間に下りた。
堂々巡りを繰り返す考えごとから逃れたかった。
考えたってしょうがないではないか。
なるようにしかならないのだ。
陰核を揉む。
そこはすでに勃起していた。
淫乱女。
自虐の思いがつのった。
絵里子はラグマットから立って、テレビのスイッチを入れた。
チャンネルを送ると、夕方のニュースをやっていた。
清楚な服装の女性アナウンサーが、原稿を読んでいる。
こんな綺麗な人でも、セックスするのだろうか。
寄って来る男は、いくらでもいるだろう。
きっと、オナニーなどする必要はないのだ。
ひょっとしたら、1度もしたことがないのかも知れない。
絵里子は、ラグマットから外れたフローリングに尻を落とした。
テレビ画面の真ん前で、股間を大きく広げる。
画面を凝視する。
女性アナウンサーは、男性のキャスターと話をしていた。
この2人は、プライベートで会ったりもするのだろうか。
2人は並んで、白い放送テーブルの向こうに座っている。
上半身しか見えない。
こんな人たちにも、性器があるのだ。
絵里子は、テーブルに隠れた下半身を想像した。
2人とも、下半身は剥き出しの裸だった。
男性キャスターは、Yシャツの裾から、陰茎を勃起させていた。
女性アナウンサーのぱっくりと開いた性器からは、椅子の座面に雫が糸を引いていた。
絵里子はラグマットに座ったまま、学生を見送った。
初めてのことだった。
いつもは、玄関で見送る。
それどころか、最寄りの駅まで一緒に歩くことさえあった。
終わりなのだろうか。
学生のいなくなった部屋は、急にガランとした。
テレビを点ける気にもならない。
絵里子は背中をベッドに預け、膝を抱えた。
頭の中で、いろんな思いが切れ端となって飛び交っていた。
悪いのは自分だ。
わかっている。
絵里子の指が、股間に下りた。
堂々巡りを繰り返す考えごとから逃れたかった。
考えたってしょうがないではないか。
なるようにしかならないのだ。
陰核を揉む。
そこはすでに勃起していた。
淫乱女。
自虐の思いがつのった。
絵里子はラグマットから立って、テレビのスイッチを入れた。
チャンネルを送ると、夕方のニュースをやっていた。
清楚な服装の女性アナウンサーが、原稿を読んでいる。
こんな綺麗な人でも、セックスするのだろうか。
寄って来る男は、いくらでもいるだろう。
きっと、オナニーなどする必要はないのだ。
ひょっとしたら、1度もしたことがないのかも知れない。
絵里子は、ラグマットから外れたフローリングに尻を落とした。
テレビ画面の真ん前で、股間を大きく広げる。
画面を凝視する。
女性アナウンサーは、男性のキャスターと話をしていた。
この2人は、プライベートで会ったりもするのだろうか。
2人は並んで、白い放送テーブルの向こうに座っている。
上半身しか見えない。
こんな人たちにも、性器があるのだ。
絵里子は、テーブルに隠れた下半身を想像した。
2人とも、下半身は剥き出しの裸だった。
男性キャスターは、Yシャツの裾から、陰茎を勃起させていた。
女性アナウンサーのぱっくりと開いた性器からは、椅子の座面に雫が糸を引いていた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/07/06 05:51
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今日は何の日
7月6日は、『ナンの日』。
ピザのパイオニアとして知られる『デルソーレ(https://delsole-komugigohan.jp/product_list.php)』ブランドを展開する……。
『㈱ジェーシー・コムサ(https://www.jc-comsa.co.jp/)/東京都渋谷区恵比寿南』が制定。
日付は、「ナン」の需要が高まる夏の始まりの時期であり……。
「ナ(7)ン(6)」と読む語呂合わせから。
ピザづくりで培った、生地づくりの技術と経験を活かして提供する……。
小麦粉を原料とした主食「小麦ごはん」の一つ、「ナン」の美味しさをPRすることが目的。
記念日は、2016(平成28)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/107066.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
同社は、「小麦ごはん」として……。
ナン、ピタパン、フォカッチャ、トルティーヤなど、世界の美味しいパンを提供してます。
同社の商品「手のばしナン」は、手でのばすことにより、グルテンの特性を最大限に生かしたヒキと……。
本場インドのナンに近い、独特の食感が特徴です。
高温のオーブンで一気に焼き上げることで、水分を中に閉じ込め……。
ふっくらもちもちの食感となってます。
定番のカレーのほか、ピザやサンド、デザートなど……。
様々な食べ方を楽しむことができます。
以上、引用終わり。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2022/07/06 05:51
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今日は何の日(つづき)
ナン。
実は、食べたことがありません。
ていうか、どういうものなのかということすら知りませんでした。
↓さっそく、Wikipediaを引いてみましょう(出典⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%B3)。
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ナンは、発酵後窯焼きされるフラットブレッドで、西アジア、南アジア、中央アジア、東南アジアの一部やカリブ海地域の料理でしばしば供される。
現在のイランを起源とし、その後メソポタミア、古代エジプト、インド亜大陸に伝わったと考えられる。
語源はペルシア語。
小麦粉と塩、水、酵母を主材料とするが、地域によってはヨーグルト、牛乳、油脂、時には鶏卵、少量の砂糖、スパイス類が加えられることがある。
+++
今度は、「フラットブレッド」がわかりません。
↓再度、Wikipedia(出典⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89)。
+++
フラットブレッド(英: Flatbread)はシンプルなパンで、最も簡単なものでは穀粉、水と塩を混ぜてパン生地を作り、それを平らにのばして焼いて作られる。
多くのフラットブレッドは酵母やサワードウを使用せずに焼かれるが、ピタやナンのようにイースト菌を入れた物もあり、この場合一次発酵させた生地を叩いてガスを抜き、平らにのばした直後に焼いて作る。
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ま、要するに、パンなんですね。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2022/07/06 05:52
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今日は何の日(つづきのつづき)
以前の通勤経路に、インド(もしくはパキスタン)料理のお店がありました。
カレーが主体のようです。
店主のお顔から、明らかに向こうの方だということがわかります。
オープンのときから見てました。
内装工事を、自分たちでやってたんです。
その工事中の朝、店主(?)が……。
お店の前に新聞紙を広げ、小さな椅子に座ってました。
何か売ってるようです。
近づきたくないので、遠目で見ただけですが……。
コゴミでした。
山菜です。
どこから来てるのか知りませんが……。
朝、工事に来る前に、山菜を採ってるんでしょうね。
しかし……。
売れたとは思えません。
あたりには、住宅などないところです。
通勤者が通るだけ。
朝、山菜を買って、会社に持って行く人なんていませんよ。
それに売ってる人が、明らかに山菜離れしてるんですから。
怪しすぎます。
わたしは、お店はすぐに潰れるだろうなと思ってました。
でも、潰れなかったんです。
近くに、専門学校があったからですかね。
でも、向かいのパン屋は潰れたんです。
今、まだやってるのかはわかりません。
通勤で自転車を使わなくなったので……。
駐輪場に向かうその道は通らなくなったんです。
そうそう。
コロナがまん延しだしたころ。
わたしがまだその前を通ってたころですから……。
2020年の前半でしょう。
お店の扉に、貼り紙が出てました。
いよいよ潰れたかと思ったのですが、違いました。
紙には、「テイクアウト オケ」と書いてありました。
今度は、テイクアウト用の桶でも売り出したのかと思いましたが……。
どうやら、「テイクアウト オッケー」のことだったようです。