Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3584
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「やっと拝めた。
 勃起したおちんちん見るのなんて、何年ぶりかしら。
 夫は、自分は浮気してるくせに……。
 わたしには、何のサービスもなしなのよ。
 それならわたしだって、ちょっとくらい遊んでもいいわよね。
 ほんと懐かしいわ。
 若いころを思い出す。
 遊んでたころ。
 楽しかったわぁ。
 毎日、違うおちんちんを相手にしてたものよ」

 おばさんの手が伸び、陰茎に触れた。
 冷たく感じたのは、陰茎が火照っていたからだろう。

「先生、ちょっと前にお尻ずらして。
 そう。
 もっと前」

 ぼくの尻は、座面の縁までスライドした。
 背中だけ背もたれに預けた、いわゆる“ずっこけ座り”の体勢だ。
 おばさんは両手をぼくの膝にあてると、左右に割った。
 おばさんは正座の膝を進め、ぼくの股間ににじり寄った。

「先生は、風俗とかには行かないの?」
「行ったことないです。
 仕送り少ないんで、ハマったら大変ですから」
「そうよね。
 家庭教師のバイト代なんか、あっという間に吹っ飛んじゃうわよね。
 それじゃ、フェラもされたことない?」
「ないです」
「いくらなんでも、自分で自分のは咥えられないし……。
 それなら、初フェラ体験も、わたしがいただけるってことね。
 ほんとに嬉しい。
 あなたの人生のページに、しっかりとわたしの存在が刻まれるんですもの。
 ほんとにね。
 わたしの人生、なんだったんだろうって思うことがあるのよ、最近。
 娘がお嫁に行ったら、あの人と2人きりになるわけでしょ。
 何だか虚しくなっちゃう」

 おばさんの目元が、潤んで見えた。
 なんだか愛おしくなった。
 腿に置かれたおばさんの腕を、そっと摩った。

「先生、やっぱり優しいわ。
 あなたには、天性の優しさがある。
 夫とは大違い。
 こんな息子がいたら、きっと充実した人生だったんでしょうね。
 もちろん息子とは、こんなこと出来ないんだろうけど。
 じゃ、初物、いただいちゃいます。
 まずは、お口で」
由美と美弥子 3583目次由美と美弥子 3585

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2022/06/24 05:34
    • 今日は何の日
       6月24日は、『五月雨忌(さみだれき)』。
       昭和、平成と、シンガーソングライターとして活躍した村下孝蔵(むらした こうぞう)。
       その、1999(平成11)年の忌日。
       ヒット曲『初恋』の歌詞と……。
       梅雨(五月雨)の時期であることから、「五月雨忌」と呼ばれます。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/106246.html)のページから転載させていただきました。

       さらに同じページから、「村下孝蔵について」を引用させていただきます。

       村下孝蔵は、1953(昭和28)年2月28日、熊本県水俣市浜町で生まれました。
       生家は、映画館を経営。
       鎮西高等学校を卒業。
       少年時代から、映画の影響でギターに憧れます。
       特に加山雄三は、生涯のヒーローとなりました。
       高校卒業後、ピアノ調律師として広島のヤマハに勤務する傍ら……。
       シンガーソングライターとしての活動を開始し、レコードを自主制作。
       1980(昭和55)年、27歳の時、シングル『月あかり』でメジャーデビュー。
       プロとなった後も、テレビ出演はせず、広島を拠点に地道にライブ活動を続けます。
       1983(昭和58)年、5枚目のシングル『初恋』が、オリコンチャートで3位にランクイン。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2022/06/24 05:35
    • 今日は何の日(つづき)
       引用を続けます。

       さらに『踊り子(1983年)』、『少女(1984年)』『夢のつづき(1984年)』……。
       『かざぐるま(1986年)』『ねがい(1986年)』と、立て続けにヒットを飛ばします。
       叙情的で哀愁を帯びたメロディーと、素朴な歌声……。
       英語を極力使わない丁寧な日本語の歌詞で、根強い支持を集めます。
       1987(昭和62)年、シングル『陽だまり』が……。
       高橋留美子原作のアニメ『めぞん一刻』の主題歌に採用されました。
       高田みづえ、裕木奈江、柳葉敏郎、中原理恵らにも曲を提供。
       しかし、1999(平成11)年、コンサートのリハーサル中に体調不良を訴え……。
       高血圧性脳内出血のため、46歳で急逝。
       墓所は、茨城県つくば市の筑波茎崎霊園にあります。

       以上、引用終わり。

       いきなり余談ですが……。
       五月雨は、まさしく梅雨の雨です。
       それでは、五月晴れは?
       若い人は、5月の爽やかな晴れを連想するようです。
       でも、旧暦の5月は、まさしく梅雨時です。
       五月晴れは、梅雨の晴れ間のことだったんです。

       さて、村下孝蔵さん。
       名前だけは耳にしたことがありました。
       でも、こんなに前に亡くなっていたとは、夢にも思いませんでした。
       23年も前ですよね。

       ↓ともあれ、ヒット曲『初恋』を聞いてみましょう。
      https://www.youtube.com/watch?v=mQfEP9KSJt8

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2022/06/24 05:35
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       最初は、聞いたことないと思いました。
       でも、サビには記憶がありましたね。
       花王トニックシャンプーのCMソングになったそうです。
       それが耳に残ってたのかも知れません。

       鎮西高校卒ですか。
       読み方は、「ちんぜい」です。
       日本史に出て来ました。
       太宰府の異称が、鎮西府。
       その字面のとおり、西方を鎮めるための役所です。

       東京で、アルバイトをしてたときのこと。
       アンケート葉書を返送してくれた相手に、そこの社員が営業電話をする補助をしてました。
       で、1枚の葉書を取りあげた社員が……。
       「何て読むんだ、この苗字?」と、わたしに見せました。
       そこには、「鎮西」とあったんです。
       わたしは、自信満々で「“ちんぜい”です」と答えました。
       社員は相手に電話し、「“ちんぜい”さんでいらっしゃいますか?」。
       しかし、急にペコペコあやまり始めました。
       怒られてるようでした。
       営業トークも出来ずに電話を切った社員は……。
       「“しんざい”さんだってよ。怒られちまったよ」。
       社員に、恥をかかせてしまうことになってしまいました。
       でもおそらく、元の読みは“ちんぜい”だったはずです。
       でも、やはり近代では、“ちん”の読みは喜ばしくなかったんでしょうね。
       子供が苛められたりしますから。
       戸籍には、読み方の登録がないので……。
       おそらく、何代か前の当主が、読み方だけ変えたんじゃないでしょうか。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2022/06/24 07:05
    • ワタシのあくまでも主観ですが。
      熊本県は九州随一の美人県だと
      秘かに思っています。
      傾向として、お顔のパーツが決して派手ではない
      (鼻が高いとか眼が大きいとか)
      のですが、控えめに整った女性が
      多い気がします。
      岐阜県もそうだと思っているのですが、
      熊本も水が綺麗です。
      これがカンケイありそう。
      あくまでも主観ですよ。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2022/06/25 05:59
    • 『津軽海峡冬景色』のイメージから……。
       石川さゆりさんは、北国生まれと間違われることが少なくないとか。
       彼女は、熊本の出身。
       ↓19歳当時、ドレス姿で歌う『津軽海峡冬景色』。
      https://www.youtube.com/watch?v=OJxm9Lt-w6Y

       まさしくこれが、熊本美人なんでしょうね。
    コメントする   【由美と美弥子 3584】
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