2022.5.29(日)
圧延されたコンドームは、ミイラのように薄っぺらく潰れていた。
芝に捨ててしまうのは、なんだかためらわれた。
絵里子は、学生の腹の上にコンドームを横たえた。
静かに起伏する腹の上で……。
役目を終えたコンドームは、気持ちよさそうに憩うていた。
絵里子は、手の平を乳房にあてた。
精液を塗り広げる。
手の平が乳首を薙ぐたびに、芋虫の角のように快感が頭をもたげた。
片手が股間に下りようとした。
はっと気づいて留まった。
両の指先は、精液に塗れていた。
その指で股間を触ったら、妊娠してしまうかも知れない。
しかし、股間のうずきは堪えようがなかった。
絵里子は、大の字で仰向いたままの学生に這い寄った。
片脚に跨がる。
学生の腰を挟むように、両手を芝に着く。
尻を、ゆっくりと前後させる。
勃起した陰核が、学生の脚を薙ぐ。
ゴツゴツした膝、硬いすね毛の感触が、絵里子の理性を研ぎ落としていく。
絵里子の眼下には、学生の陰茎が横たわっていた。
硬度を失い、死んだ芋虫さながらに、陰毛の草むらで眠っている。
起きてほしかった。
再び猛々しく怒張してほしかった。
絵里子は、学生の股間に顔を落とした。
陰茎を咥え、ゼリーを啜るように吸いこんだ。
吸い立てる。
その間も、腰の前後動は止めなかった。
口中で、陰茎は次第に硬度を取り戻して来た。
それからはあっという間だった。
死んだ芋虫は、再びたくましい棍棒に姿を変えた。
もう一度、これがほしい。
学生の脚に擦りつけている性器の中に。
絵里子は、学生の腹に貼りついたコンドームを拾いあげた。
もちろん、1回の射精ごとに使い捨てにする品物なのだろう。
しかし、破れがなければ、まだ使えるのではないか。
絵里子は学生の陰茎を吐き出し、コンドームの根元を口に咥えた。
ゆっくりと息を吹きこむ。
破裂させたら元も子もない。
慎重に膨らませていく。
空気が満ち、バルーン風船のようになったところで息を止める。
先端の精液だまりに手の平を翳す。
空気の漏れは感じられなかった。
芝に捨ててしまうのは、なんだかためらわれた。
絵里子は、学生の腹の上にコンドームを横たえた。
静かに起伏する腹の上で……。
役目を終えたコンドームは、気持ちよさそうに憩うていた。
絵里子は、手の平を乳房にあてた。
精液を塗り広げる。
手の平が乳首を薙ぐたびに、芋虫の角のように快感が頭をもたげた。
片手が股間に下りようとした。
はっと気づいて留まった。
両の指先は、精液に塗れていた。
その指で股間を触ったら、妊娠してしまうかも知れない。
しかし、股間のうずきは堪えようがなかった。
絵里子は、大の字で仰向いたままの学生に這い寄った。
片脚に跨がる。
学生の腰を挟むように、両手を芝に着く。
尻を、ゆっくりと前後させる。
勃起した陰核が、学生の脚を薙ぐ。
ゴツゴツした膝、硬いすね毛の感触が、絵里子の理性を研ぎ落としていく。
絵里子の眼下には、学生の陰茎が横たわっていた。
硬度を失い、死んだ芋虫さながらに、陰毛の草むらで眠っている。
起きてほしかった。
再び猛々しく怒張してほしかった。
絵里子は、学生の股間に顔を落とした。
陰茎を咥え、ゼリーを啜るように吸いこんだ。
吸い立てる。
その間も、腰の前後動は止めなかった。
口中で、陰茎は次第に硬度を取り戻して来た。
それからはあっという間だった。
死んだ芋虫は、再びたくましい棍棒に姿を変えた。
もう一度、これがほしい。
学生の脚に擦りつけている性器の中に。
絵里子は、学生の腹に貼りついたコンドームを拾いあげた。
もちろん、1回の射精ごとに使い捨てにする品物なのだろう。
しかし、破れがなければ、まだ使えるのではないか。
絵里子は学生の陰茎を吐き出し、コンドームの根元を口に咥えた。
ゆっくりと息を吹きこむ。
破裂させたら元も子もない。
慎重に膨らませていく。
空気が満ち、バルーン風船のようになったところで息を止める。
先端の精液だまりに手の平を翳す。
空気の漏れは感じられなかった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/05/29 05:45
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今日は何の日
5月29日は、『胡麻祥酎の日』。
豊かな自然の中で、「胡麻祥酎」などの焼酎やリキュールの製造販売を行う……。
『㈱紅乙女酒造(https://www.beniotome.co.jp/)/福岡県久留米市』が制定。
日付は、「こ(5)うふ(2)く(9)⇒口福」と読む語呂合わせから。
同社は、胡麻を使った焼酎のパイオニアとして知られます。
その豊かな味わいを、多くの人に知ってもらうことが目的。
この酒は「焼酎」ではなく、おめでたいしるしの意味を持つ「祥」を用いて「祥酎」と呼び……。
慶びにあふれた「口福の酒」として世に送り出してます。
記念日は、2017(平成29)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/105298.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「胡麻祥酎について」を引用させていただきます。
世界初の胡麻の蒸留酒「胡麻祥酎 紅乙女」は……。
同社の創業者である林田春野(久留米から嫁いで来た女性/1912~2010)により、1978(昭和53)年に誕生しました。
「幸せを運ぶお酒でありたい」との願いをこめて、「祥酎」の名前が付けられました。
https://zatsuneta.com/img/105298_01.jpg
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2022/05/29 05:45
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
長期貯蔵の胡麻祥酎であり……。
芳醇な胡麻の香りが強く感じられ、コクのある味わいが特徴です。
アルコール度数は25度。
原料は、麦、米麹(白)、胡麻(20%以上)となってます。
紅乙女酒造の祥酎の中で、長く親しまれているベストセラー商品です。
以上、引用終わり。
まず、『㈱紅乙女酒造』さんのホームページを見て(こちら⇒https://www.beniotome.co.jp/)……。
嬉しくなりました。
トップページに、「福岡県・田主丸町で生まれた稀有な焼酎 ごま焼酎 紅乙女」とあったからです。
何が嬉しかったかというと、「田主丸町」。
懐かしかったんです。
もちろん、行ったことはありません。
文通相手がいたわけでもありません。
そもそも、文通なんかしたことありませんし。
中学の1年生のときだったと思います。
社会科の授業。
教科書のほかに、地図帳がありました。
わたしは、この地図帳を見るのが好きでした。
各地域の産業のこととかも載ってましたね。
わたしは、先生の話を聞くのが苦手な生徒でした。
なんだか、耳を素通りするんですよね。
自分のペースで教科書を読む方が、ずっと身につく感じがしました。
なので、社会科の時間は……。
先生の話をあまり聞かず、地図帳を見てることが多かったです。
内職をしてるわけじゃないですから、怒られることもありませんしね。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2022/05/29 05:46
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今日は何の日(つづきのつづき)
で、そのとき……。
九州の地図を見てて、「田主丸」を見つけたんですよ。
駅名でした。
地図帳の地名には、すべてフリガナが振ってありました。
「田主丸」は、「たぬしまる」でした。
今、地図を見返したら、久大本線の駅でした。
久大本線は、福岡県久留米市の「久留米駅」から大分県大分市の「大分駅」に至るJR九州の路線。
なんで「田主丸」に惹かれたのか、よくわかりません。
でもどこか、おとぎ話っぽい雰囲気がありますよね。
もちろん主人公は、タヌキでしょう。
だけど、紅乙女酒造さんは、久留米市なんですよね。
移転したのかなと思いましたが……。
違ってました。
田主丸駅は、そこが浮羽郡田主丸町だったから付けられたわけですが……。
田主丸町は、2005年、久留米市に編入されてました。
なので、紅乙女酒造さんの住所は……。
福岡県久留米市田主丸町益生田となってました。
今回初めて、田主丸の由来を知りました。
↓例によって、Wikiからの引用です(出典⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%BB%E4%B8%B8%E7%94%BA)。
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◎町名由来
そもそも、筑後国全権田主丸大庄屋、菊池丹後が田主丸町の開祖である。
その丹後の往生観である「我極楽世界楽生」の「我楽しう生まる」から「たぬしまる」の名が付いたと伝えられている。
そのため、現在でも「たのしまる」と呼ぶ人が多い。
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いい名前じゃないですか。
「我楽しう生まる」。
胡麻祥酎の……。
“「幸せを運ぶお酒でありたい」との願いをこめて、「祥酎」の名前が付けられた”に通じるものがあります。
胡麻祥酎、買ってみようかな。