Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3557
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 絵里子は、学生に続いて浴室を出た。
 学生は、脱衣場にある観音開きの収納を開け、バスタオルを取り出した。
 バスタオルなら、引き違い戸の脇に掛かっていたが……。
 おそらくそれは、何度か使っているものなのだろう。
 絵里子のために、洗い立てを出してくれたわけだ。
 心遣いが嬉しかった。

「拭いてあげるよ」

 タオル地が、肌を心地良く包む。
 学生は、絵里子の足の甲に至るまで、全身の水気を取ってくれた。

「僕も拭いてくれる?」

 渡されたタオルで、学生の肌を拭っていく。
 固い肉の感触が新鮮だった。

「大事なとこも」

 何が大事なのかは、一目でわかる。
 学生は、盛大に勃起させたままなのだ。
 肉棒をタオルでくるみ、水気を吸い取る。
 絵里子はひざまづき、学生の下半身までタオルを使った。
 目の端で、勃起した陰茎が揺れていた。
 直視はしていないが、どうしても視界に入る。

「また咥えてほしいところだけど……。
 止めておこう。
 絶対に暴発するから。
 よし、起って。
 善は急げだ」

 何が“善”なのかわからないが……。
 急ぎたい気持ちは絵里子も同じだった。
 今度は布団の上で、この陰茎を迎えるのだ。
 学生は、絵里子から受け取ったバスタオルを、洗濯機の上に放った。

「さぁ、行こう」

 学生は、絵里子の肩を抱いた。
 全裸の道行きだ。
 しかし、廊下に出たところで、学生の歩みが止まった。
 部屋に戻る方とは反対の、廊下の突きあたりには扉があった。
 学生の視線は、そちらを向いている。
 扉には、磨りガラスの入った小窓が付いていた。
 磨りガラスは、白く光っていた。
 どうやら、扉の向こうは戸外らしい。

「ちょっと外に出てみない?」
「え?」
「この家はね、道路に面した一辺を除いて、三方がブロック塀に囲まれてるんだ。
 しかも、塀の高さは1.8メートルくらいある。
 道路際の建物の両脇には、木戸が付いてる。
 だから、誰かが入りこむこともないし……。
 道路からの視線も心配いらない」
由美と美弥子 3556目次由美と美弥子 3558

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2022/05/16 06:17
    • 今日は何の日
       5月10日~16日は、『愛鳥週間(バードウィーク)』。
       『環境庁(現:環境省)』が、1950(昭和25)年に制定。
       「愛鳥週間」の基は、もともとアメリカで始まったものでした。
       1894(明治27)年、ペンシルバニア州オイル市の教育長バブコック(Charles Almanzo Babcock)により……。
       5月4日が、「バードデー(Bird Day)」に制定されました。
       日本では、1947(昭和22)年、アメリカ人の鳥類学者オリバー・L・オースチン博士の提唱により……。
       4月10日が、「愛鳥の日(バードデー)」に制定されました。
       しかし、この日は北の地方では積雪が残り、まだ冬鳥が多い時期のため……。
       後に、1ヵ月ずらして5月10日に変更されました。
       その後、1950(昭和25)年から、野鳥を愛護する週間として……。
       環境庁により、5月10日から16日の1週間が、「愛鳥週間(バードウィーク)」に制定されました。
       野鳥の活動が活発になるこの時期に、野鳥を通して……。
       それらを取り巻く環境の自然保護の大切さを知り、広めていくことを目的としてます。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/105104.html)のページから転載させていただきました。

       さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。

       毎年この期間に、「全国野鳥保護のつどい」が開催されます。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2022/05/16 06:18
    • 今日は何の日(つづき)
       引用を続けます。

       野生生物の保護に、顕著な功績を残した人を……。
       「野生生物保護功労者」として表彰する式典が行われます。
       また全国で、野鳥保護にちなんだ行事が行われるほか、全国の小、中、高校の児童生徒を対象に……。
       愛鳥週間用ポスターの原画の募集、コンクールが実施されます。

       以上、引用終わり。

       今はまさに、バードウォッチングに適した時期なんだそうです。
       ひとつは、まだ葉が茂りきっておらず、樹冠に見通しが利くこと。
       あと鳥が、縄張りの主張や求愛などのため、よく鳴くこと。
       さらに、木のてっぺんの枝など、見通しの利く場所で鳴くこと。
       ニュースで知ったんですが、なるほどと思いました。

       しかしわたしは、バードウォッチングの趣味を持ちません。
       鳥でわかるのは……。
       カラス、スズメ、ハト、ニワトリくらいでしょうか。
       あ、ハクチョウもわかります。
       ハクチョウ、いつの間にかいなくなりました。
       みなさんは、ハクチョウについて、どういうイメージを持っておられますか?
       冬場、ハクチョウが身近にいない人たちは……。
       バレエや童話の影響から、美しく優雅な鳥というイメージをお持ちなんじゃないでしょうか。
       わたしのイメージは違います。
       やかましくて、愚かな鳥というイメージです。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2022/05/16 06:18
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       やかましいのは、越冬のため飛来してきたときです。
       上空を鳴き交わしながら飛んで来ます。
       夜も飛んでるんですよ。
       鳥目じゃないんですかね。
       鳥目だから、声で位置を確認してるのかも知れませんね。
       でも、昼間も鳴いてるし。
       特に夜は、低空を飛行してることがあります。
       いきなり頭上で鳴かれると、びっくりして飛びあがりますよ。
       それほど、デカい声です。
       声で驚かされる生き物は、ハクチョウと食用ガエルが双璧です。
       では、なぜ「愚か」というイメージを持っているか。
       その飛来地です。
       驚くのは、北海道にも飛来するということ。
       中継地ならわかりますが、そこに留まるようです。
       なんでですか?
       数千キロも飛んできて、なんで北海道で降りるんでしょう。
       もうちょっと飛べば、すぐに本州ですよ。
       北海道じゃ、雪で餌が摂れないこともあるでしょうに。
       同じことは、新潟に来るハクチョウにも言えます。
       なんで、本州に来たのに、日本海側に降りるんですか。
       なんで、ちょっと左に逸れて、太平洋側に降りないんでしょう。
       新潟は確かに、田んぼだらけです。
       ハクチョウの数からすれば、落ち穂は無尽蔵と云ってもいいでしょう。
       でもそれも、雪が積もらなければということです。
       雪が積もったら、餌、ゼロですよ。
       雪を掘ってるハクチョウは、見たことがありません。
       あと、子供のころ、瓢湖で見たハクチョウ。
       動きが遅くて、撒かれた餌をみんな鴨に獲られてました。
       これらのことから、声と図体がデカいけど……。
       のろまで、ちょっとお馬鹿さんというイメージができたんだと思います。
       嫌いじゃないんですけどね。
       悪いこと、何にもしませんから。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2022/05/16 09:37
    • 白鳥が太平洋側に飛来する?
      あんまり聞いたことがありません。

      九州の方では鶴が飛来する地が
      あるようです。
      ツバメの飛来も有名です。
      ワタシの故郷では、田畑をついばむ
      サギ(鷺)をよく見かけたものです。
      播州姫路城は別名「白鷺城」と
      呼ばれます。
      城が白くとも、白鳥城とは呼ばれない
      のは、白鳥を播州の人は見たことが
      なかったからだと推測します。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2022/05/16 18:04
    • ハクチョウ飛来地
       ↓「白鳥重要越冬地100選一覧表」というのがありました。
      http://jswan.info/jswan12-1.html

       宮城県は多いようですが、確かに太平洋側は少ないです。
       滋賀、島根が南限ですね。
       兵庫はゼロです。
       雪国に多く飛来するのは……。
       雪が積もると、保護色になるからでしょうか?
       でも、雪で餌が取れなくては、何にもなりません。
       皇居のお堀には、1年中住み着いてるハクチョウもいます。
       兵庫で越冬できないはずはないんですけどね。
       やっぱり、アホな鳥だからじゃないですか。
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