2022.3.28(月)
「まだ信じられない?」
こっちが本気になったところで、残酷などんでん返しがあるんだろう。
「じゃぁ。
僕が、君にどれほど魅力を感じてるか……。
証拠を見せれば、納得してくれる?」
どんな証拠だというのだ。
口でなら、何とでも言えるだろう。
学生は、Leeのトートバッグを膝の上に立てた。
左手を伸ばし、絵里子の右手を掴んだ。
男性に手を握られるのは、初めてだった。
全身が固まった。
「手だけちょっと貸して」
引き寄せられるまま、力を抜いた。
絵里子の手が導かれたのは、学生の股間だった。
「あっ」
感触に気づき、手を引こうとしたが……。
許されなかった。
「わかるだろ?
僕のあそこがどうなってるか。
これが証拠さ。
口先だけなら何とでも言える。
でも、ここは別だ。
魅力を感じてない女性と一緒にいたら……。
男は絶対、こうはならないんだ」
絵里子の脳裏には、“勃起”という単語が大写しになっていた。
もちろん、それがどういうことかはわかっていた。
知識だけだが。
「あー、気持ちいい。
藤木くんに触られてるなんて、夢みたいだ。
手、そのままにしておいて」
学生は、絵里子の右手から手を離した。
手を引くことは出来たわけだが……。
絵里子はそうしなかった。
棒が入っているような股間の感触に、心身共に惹きつけられていた。
学生は、離した左手でトートバッグを支えた。
交代した右手が、股間に下りた。
指先が、チノパンのジッパーを摘まんだ。
まさか……。
「生で見たことある?」
あるわけがない。
当時は、ネットで簡単に動画が見られる時代ではなかった。
なので映像でも、勃起した男性器など見たことがなかった。
こっちが本気になったところで、残酷などんでん返しがあるんだろう。
「じゃぁ。
僕が、君にどれほど魅力を感じてるか……。
証拠を見せれば、納得してくれる?」
どんな証拠だというのだ。
口でなら、何とでも言えるだろう。
学生は、Leeのトートバッグを膝の上に立てた。
左手を伸ばし、絵里子の右手を掴んだ。
男性に手を握られるのは、初めてだった。
全身が固まった。
「手だけちょっと貸して」
引き寄せられるまま、力を抜いた。
絵里子の手が導かれたのは、学生の股間だった。
「あっ」
感触に気づき、手を引こうとしたが……。
許されなかった。
「わかるだろ?
僕のあそこがどうなってるか。
これが証拠さ。
口先だけなら何とでも言える。
でも、ここは別だ。
魅力を感じてない女性と一緒にいたら……。
男は絶対、こうはならないんだ」
絵里子の脳裏には、“勃起”という単語が大写しになっていた。
もちろん、それがどういうことかはわかっていた。
知識だけだが。
「あー、気持ちいい。
藤木くんに触られてるなんて、夢みたいだ。
手、そのままにしておいて」
学生は、絵里子の右手から手を離した。
手を引くことは出来たわけだが……。
絵里子はそうしなかった。
棒が入っているような股間の感触に、心身共に惹きつけられていた。
学生は、離した左手でトートバッグを支えた。
交代した右手が、股間に下りた。
指先が、チノパンのジッパーを摘まんだ。
まさか……。
「生で見たことある?」
あるわけがない。
当時は、ネットで簡単に動画が見られる時代ではなかった。
なので映像でも、勃起した男性器など見たことがなかった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/03/28 06:20
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今日は何の日
3月28日は、『八幡浜ちゃんぽん記念日』。
愛媛県の西端、佐田岬半島の付け根に位置する『八幡浜市(やわたはまし)http://www.city.yawatahama.ehime.jp/』が……。
2014(平成26)年に制定。
日付は、2005(平成17)年3月28日に……。
旧八幡浜市と旧保内町が合併して、現在の八幡浜市が設置されたことから。
市民のソウルフードである「八幡浜ちゃんぽん」で、町を元気にすることが目的。
市では、商工観光課に「ちゃんぽん係長」を配置したり……。
八幡浜ちゃんぽん振興条例を設けるなど、その知名度向上に取り組んでます。
記念日は、2017(平成29)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/103286.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「八幡浜ちゃんぽんについて」を引用させていただきます。
「八幡浜ちゃんぽん」は、鶏ガラ、鰹、昆布などでダシを取った黄金色のスープで……。
あっさりとした風味が特徴です。
魚の町である八幡浜らしく……。
特産品の蒲鉾、じゃこ天などの水産練製品が、具材として使われてます。
https://zatsuneta.com/img/103286_01.jpg
八幡浜市は、人口が約3万5千人ですが、ちゃんぽんを提供するお店が約50店もあります。
ただし、ちゃんぽんのみを提供する専門店はなく……。
それぞれ、お店の1メニューとして、ごく自然に提供されてます。
中には、メニューにはないのに、頼めば作ってくれるというお店もあります。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2022/03/28 06:20
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
また、市内のスーパーなどで中華麺を購入して、自宅で作ってる人も多く……。
ちゃんぽんは、市民の身近にある素朴な食べ物として、各家庭に当たり前のように浸透してます。
八幡浜商工会議所青年部では、そんな八幡浜ちゃんぽんに着目し……。
「八幡浜ちゃんぽんプロジェクト」を立ち上げました。
同プロジェクトでは、市による記念日の制定に先駆けて……。
2007(平成19)年、「八幡浜ちゃんぽん記念日」を制定しました。
人口が減少し、地場産業が衰退する中、八幡浜ちゃんぽんを通して、町に活力を取り戻そうと……。
八幡浜ちゃんぽんのお店や、町の情報を詰めこんだ「八幡浜ちゃんぽんバイブル」を刊行するなどの活動を行ってます。
https://zatsuneta.com/img/103286_02.jpg
以上、引用終わり。
ちゃんぽんと云えば、長崎のイメージでした。
愛媛にちゃんぽんですか。
知りませんでした。
香川のうどんに対抗したんですかね?
そもそもわたしは、ちゃんぽんの定義がわかってません。
↓例によって、Wikiを引いてみましょう(出典⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%BD%E3%82%93)
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ちゃんぽんの語の語源は諸説あるが、有力な説は中国語でさまざまな物を混ぜることを意味する「チャン」と、食物を油で炒めて調味料を入れ、すぐに火からおろし煮る料理法を意味する「ポン」を合わせた「チャンポン」とするものである。
この説では、おなじく「ごちゃまぜにする」という語義の料理名を持つ沖縄のチャンプルーやインドネシア料理のナシチャンプルと同根で、客家・華僑によって伝播し各地に定着したとする。
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続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2022/03/28 06:21
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今日は何の日(つづきのつづき)
早い話、具材や麺が特定された料理ではないということですね。
いろんなものを入れられるわけです。
長崎だけのものだと思ってましたが、大間違いでした。
九州では、佐賀、久留米、北九州、天草、水俣、福岡、沖縄など。
それ以外では、八幡浜のほか、彦根、秋田までありました。
それなら、わたしが食べたあのメニューは……。
まさしく「ちゃんぽん」だったわけか。
東京に住んでたとき、近所に、ご夫婦だけでやってる小さな中華料理店がありました。
カウンターしかないお店。
住宅街の外れにあったので、酔っ払い客などがいません。
それで、よく通いました。
そこのメニューに、「白湯(ぱいたん)ちゃんぽん」があったんです。
白湯の名のとおり、真っ白なスープでした。
牛乳かなんかだったんですかね?
麺は、普通の中華麺です。
具は確かに、「ちゃんぽん」ぽかったです。
カマボコとかの彩りもありました。
お皿ではなく、普通のラーメン丼で出て来ました。
なので当時は、「ちゃんぽん」風のラーメンと思ってました。
でも、「ちゃんぽん」の語源が、「さまざまな物を混ぜること」ということであれば……。
あれも、立派な「ちゃんぽん」だったわけです。
美味しかったですよ。
実は近年、『単独旅行記』のおり、そのお店を探してみたことがあるんです。
でも、見つかりませんでした。
探し方が悪かったのか、もうなくなってしまったのかわかりません。
なにしろ、お店の名前も覚えてないので、調べようもないんです。
ご主人、優しそうな方でした。
今年は『単独旅行記』、ぜひ行きたいです。