2022.1.30(日)
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ポケットパークでの一件は、今思い出しても、不思議な時間だった。
ひょっとしたらあのとき、時間が止まっていたのではないだろうか。
どのくらいのあいだ、植えこみの中にいたのか定かではない。
しかし、その間、前の道路を人っ子ひとり通らないなんてことがあるものだろうか。
しかし、香織からの合図はなかった。
そう云えば、香織には呆れられたものだ。
植えこみから見えていた2人の頭が、忽然と消えていたと言う。
驚いて植えこみに駆け寄り、向こう側を覗きこんだそうだ。
「たまげましたよ。
2人ともマッパで大の字。
白目剥いてるし。
しかも、股の間にでっかいうんこ盛りあげて」
確かに驚いただろう。
後から聞かされた絵里子も驚いた。
と同時に、危険な兆しを感じないではいられなかった。
タガが外れつつあると思った。
あれ以来、野外でのプレイは途絶えていた。
あのときと同じことをしても……。
あのときのような昂奮は得られないだろう。
同じ体験の焼き直しだからだ。
めくるめく感興は、初めてのときにはとうてい及ぶまい。
といって、あれ以上プレイをエスカレートさせるのは、あまりにも危険だ。
今の生活を失いかねない。
絵里子や美咲が、こんなことをしていられるのは……。
専業主婦という生活の基盤があるからにほかならない。
この拠り所を失ったら……。
すべてが、砂の城のように崩れてしまう。
野外でのプレイは、しばらく自粛した方がいいだろう。
かといって、3人での隠微な遊びは、やめられそうにない。
どこかいい場所はないだろうか。
思いついたのは、初めて美咲を見かけたころの記憶に絡む場所だった。
マンション内のゴミ集積場だ。
ゴミの種別ごとに並んだダストボックスの前で……。
美咲が、ポリ袋を抱えてうろうろしていた。
明らかに、引っ越して来たばかりの住人に見えた。
美咲は、ようやく求めるボックスを見つけたらしく……。
持っていたポリ袋を、中に押しこんだ。
振り返って絵里子に気づくと、叱られたように頭を下げた。
目がテンパっていた。
見知らぬ土地にまだ慣れず、不安な毎日を過ごしている顔だった。
表情を繕う余裕さえないのだろう。
このゴミ集積場に目を付けたのは……。
監視カメラが設置されていないことを知っていたからだ。
なぜ知っているかと云うと……。
マンション自治会の会議で、監視カメラの設置が否決されたからだ。
一部の住民から、ゴミの分別などの違反が耐えないので……。
ゴミ集積場内に、監視カメラを設置したらどうかという提案があった。
これに対し、プライバシーの侵害だという反対意見が続出し……。
結局、提案は否決されたのだ。
ポケットパークでの一件は、今思い出しても、不思議な時間だった。
ひょっとしたらあのとき、時間が止まっていたのではないだろうか。
どのくらいのあいだ、植えこみの中にいたのか定かではない。
しかし、その間、前の道路を人っ子ひとり通らないなんてことがあるものだろうか。
しかし、香織からの合図はなかった。
そう云えば、香織には呆れられたものだ。
植えこみから見えていた2人の頭が、忽然と消えていたと言う。
驚いて植えこみに駆け寄り、向こう側を覗きこんだそうだ。
「たまげましたよ。
2人ともマッパで大の字。
白目剥いてるし。
しかも、股の間にでっかいうんこ盛りあげて」
確かに驚いただろう。
後から聞かされた絵里子も驚いた。
と同時に、危険な兆しを感じないではいられなかった。
タガが外れつつあると思った。
あれ以来、野外でのプレイは途絶えていた。
あのときと同じことをしても……。
あのときのような昂奮は得られないだろう。
同じ体験の焼き直しだからだ。
めくるめく感興は、初めてのときにはとうてい及ぶまい。
といって、あれ以上プレイをエスカレートさせるのは、あまりにも危険だ。
今の生活を失いかねない。
絵里子や美咲が、こんなことをしていられるのは……。
専業主婦という生活の基盤があるからにほかならない。
この拠り所を失ったら……。
すべてが、砂の城のように崩れてしまう。
野外でのプレイは、しばらく自粛した方がいいだろう。
かといって、3人での隠微な遊びは、やめられそうにない。
どこかいい場所はないだろうか。
思いついたのは、初めて美咲を見かけたころの記憶に絡む場所だった。
マンション内のゴミ集積場だ。
ゴミの種別ごとに並んだダストボックスの前で……。
美咲が、ポリ袋を抱えてうろうろしていた。
明らかに、引っ越して来たばかりの住人に見えた。
美咲は、ようやく求めるボックスを見つけたらしく……。
持っていたポリ袋を、中に押しこんだ。
振り返って絵里子に気づくと、叱られたように頭を下げた。
目がテンパっていた。
見知らぬ土地にまだ慣れず、不安な毎日を過ごしている顔だった。
表情を繕う余裕さえないのだろう。
このゴミ集積場に目を付けたのは……。
監視カメラが設置されていないことを知っていたからだ。
なぜ知っているかと云うと……。
マンション自治会の会議で、監視カメラの設置が否決されたからだ。
一部の住民から、ゴミの分別などの違反が耐えないので……。
ゴミ集積場内に、監視カメラを設置したらどうかという提案があった。
これに対し、プライバシーの侵害だという反対意見が続出し……。
結局、提案は否決されたのだ。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2022/01/30 06:37
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今日は何の日
毎月30日は、『サワーの日』。
焼酎、清酒、ソフトアルコール飲料、調味料など……。
様々な商品の製造販売を手がける『宝酒造㈱(https://www.takarashuzo.co.jp/)/京都府京都市伏見区』が制定。
日付は、一年を通じて月末に、同僚や友人、家族らと一緒に、「サワー」を飲んで絆を深めてほしいとの想いと……。
「サ(3)ワ(輪=0)ー」と読む語呂合わせから、毎月30日に。
甲類焼酎を炭酸で割って飲む「サワー」を、もっと多くの人に楽しんでもらい……。
サワー市場全体を盛り上げることが目的。
記念日は、2019(令和元)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101305.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
同社の商品には、「こだわりのレモンサワー用 宝焼酎」があります。
レモンサワーにぴったりな焼酎で、レモンを搾って炭酸で割れば……。
繁盛店で提供されてるような、こだわりのレモンサワーが自宅で楽しめます。
その他にも、ソフトアルコール飲料として、缶商品の「寶 極上レモンサワー」があります。
焼酎とレモンの美味しさを追求した……。
すっきりして甘くない、こだわりのレモンサワーです。
ベースのアルコールには、「厳選宝焼酎」を使用し……。
また、レモンにもこだわり、本格的な果実感を実現してます。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2022/01/30 06:38
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今日は何の日(つづき)
さらに同じページから、「サワーについて」を引用させていただきます。
「サワー(sour)」とは、焼酎などの蒸留酒に、柑橘類などの酸味のあるジュース類と……。
砂糖などの甘みのある成分を混合したカクテルの一種です。
もともと英語で「酸味のある」「酸っぱい」という意味の言葉ですが……。
英語でも、上記のカクテルのことをサワーと呼びます。
レモン果汁、焼酎、炭酸を混ぜ合わせて作られる「レモンサワー」を代表として……。
グレープフルーツを使った「グレープフルーツサワー」、梅酒と炭酸で作られる「梅サワー」などがあります。
関連する記念日として、3月8日は「レモンサワーの日」となってます。
以上、引用終わり。
ということは、「砂糖などの甘みのある成分を混合」してないものは……。
サワーとは呼ばないわけですね。
じゃ、わたしが毎週末、昼酒に飲んでるのは違うわけだ。
宝焼酎、使ってるんですけど。
↓わたしが買ってるのは、「宝焼酎 25度」という甲類焼酎です。
https://item.rakuten.co.jp/yo-sake/y5130065b06/
パウチパック入りです。
瓶だと、資源回収に出すとき、近所の人に見られると体裁が悪いです。
でも、パウチなら、プラゴミの袋に入れて出せます。
大いに助かってます。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2022/01/30 06:38
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今日は何の日(つづきのつづき)
↓これより少しお高い「極上 宝焼酎 25度」というのもあります。
https://item.rakuten.co.jp/shikokuumaimonya/10012224/
最初、「極上」を飲んでみて、その後、非極上を飲みました。
結果、わたしの舌は、まったく違いを判別できなかったので……。
以来、非極上だけを買ってます。
で、パウチの焼酎ですが、そのままコップには注ぎません。
25度ありますから、入れすぎると容易にへべれけになってしまいます。
しかしわたしは性格上、ちょっとだけ注ぐということが出来ないんです。
少なくとも、コップの4分の1くらいは注ぎたい。
そのため、まず、薄目の焼酎を作り置きします。
「いいちこ」の空き瓶を使います。
作り方は、ごく簡単(どうぞ真似してください)。
瓶の半分近くまで、焼酎を入れます。
残り半分を水道水で満たしたら、激しくシェイク。
これで、度数12度くらいの焼酎が出来あがります。
これなら、コップの4分の1まで入れても大丈夫。
残りの4分の3を、お湯で満たします。
なので、コップのアルコール度数は3度くらいになってます。
ここに、サッポロの「ポッカレモン(100%レモン果汁)」を注ぎます。
ちゃんと味が付くくらい、多めに入れます。
最後に、マドラー(スプーンで代用)でかき混ぜれば出来上がり。
続きはさらにさらに次のコメントで。
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4. Mikiko- 2022/01/30 06:39
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今日は何の日(つづきのつづきのつづき)
すなわち、「甘み」はまったく加えてません。
なので、「サワー」じゃないってことですよね。
じゃ、何なんでしょう。
単に、「焼酎のお湯割り、レモン果汁入り」でしょうか。
長すぎますね。
ま、何でもいいです。
味は十分に美味しいです。
甘みがないので飽きません。
わたしはこれだけを、3時間くらい飲み続けます。
お昼の12時過ぎから、3時過ぎまでですね。
YouTubeを見ながら。
その間、アテは一切食べません。
軽いお昼を食べてから飲み始めるんです。
最大の特徴は、酔いが深まらないことです。
アルコール度数3度ですからね。
吸収されるスピードと、分解されるスピードが同じくらいなんじゃないでしょうか。
わたしは酔っ払いたいわけじゃないので、これでいいんです。
むしろ、ほろ酔いが3時間も続く方が楽しいです。
で、この後、30分くらいお昼寝をすると……。
すっかり酔いは醒めてます。
お風呂に入ったら、1時間もしないうちに夕食です。
もちろん、ビール(第3の)をいただきます。
その後、部屋に帰ってから、赤ワインのお湯割りに移行します。
夜の10時過ぎまで飲んでますね。
夕食からだと、5時間くらい。
昼酒を3時間してますから……。
飲酒時間は、計8時間になります。
もちろん、休日だけですよ。
平日にやってたら廃人です。