2022.1.15(土)
■
絵里子は、先の浣腸プレイをすっかり気に入ってしまった。
といっても、美咲に浣腸するという行為そのものではなく……。
美咲が脱糞する瞬間に心を奪われたのだ。
魅入られたと云ってもいい。
絵里子も少女時代、アイドルに憧れたものだった。
そして当時は、アイドルは絶対に大便なんかしないと信じていた。
だから、大便をする自分は、決してアイドルにはなれない。
それはおそらく、努力を最初から放棄するための方便だったのだろう。
アイドルだって大便をする。
そのことを理解できたのは、もうアイドルになるには遅すぎる年齢だった。
もちろん、年齢が間に合っても、容貌やスタイル的に無理だったが。
しかし、美咲の排便を目の当たりにして……。
少女時代の心情が蘇った気がした。
どんなに綺麗な女でも、自分と同じように排便する。
それを確認することは……。
天女に見えた相手を、自らと同じ地平に引きずり下ろすことでもある。
また見たい。
清楚な若妻が、あられもなく排便する姿を。
その日も、3人連れ立って出かけた。
絵里子には美咲がいれば十分なのだが……。
見張り役としての香織は欠かせなかった。
なにしろ、たった1度のミスが、すべてを終わらせてしまうのだから。
いつものショッピングセンターに入った。
しかし今日はまず、ここに入っている店に寄った。
ペットショップだった。
美咲も香織も、同様に戸惑った表情を見せていた。
無理もない。
絵里子たちが住むマンションは、ペット禁止だったのだ。
美咲と香織は、さっそく子犬や子猫のショーケースに興味を示した。
美咲はガラスに指をあてて、中の子猫の気を引いている。
心根が優しいことが伝わる横顔だった。
香織がガラスに顔を近づけると、あからさまに中の子犬が身を仰け反らせた。
ひととおり2人が、ショーケースを見回り終えたのを見計らい……。
絵里子は、2人をペット用品のコーナーに導いた。
犬の首輪を売っている一角だった。
今日は美咲に、これをプレゼントしてやろうと思っていた。
そう。
美咲に似合う首輪を。
絵里子は割烹着ワンピースのポケットから、メジャーを出した。
巻尺ではなく、裁縫用のテープメジャーだ。
絵里子は、先の浣腸プレイをすっかり気に入ってしまった。
といっても、美咲に浣腸するという行為そのものではなく……。
美咲が脱糞する瞬間に心を奪われたのだ。
魅入られたと云ってもいい。
絵里子も少女時代、アイドルに憧れたものだった。
そして当時は、アイドルは絶対に大便なんかしないと信じていた。
だから、大便をする自分は、決してアイドルにはなれない。
それはおそらく、努力を最初から放棄するための方便だったのだろう。
アイドルだって大便をする。
そのことを理解できたのは、もうアイドルになるには遅すぎる年齢だった。
もちろん、年齢が間に合っても、容貌やスタイル的に無理だったが。
しかし、美咲の排便を目の当たりにして……。
少女時代の心情が蘇った気がした。
どんなに綺麗な女でも、自分と同じように排便する。
それを確認することは……。
天女に見えた相手を、自らと同じ地平に引きずり下ろすことでもある。
また見たい。
清楚な若妻が、あられもなく排便する姿を。
その日も、3人連れ立って出かけた。
絵里子には美咲がいれば十分なのだが……。
見張り役としての香織は欠かせなかった。
なにしろ、たった1度のミスが、すべてを終わらせてしまうのだから。
いつものショッピングセンターに入った。
しかし今日はまず、ここに入っている店に寄った。
ペットショップだった。
美咲も香織も、同様に戸惑った表情を見せていた。
無理もない。
絵里子たちが住むマンションは、ペット禁止だったのだ。
美咲と香織は、さっそく子犬や子猫のショーケースに興味を示した。
美咲はガラスに指をあてて、中の子猫の気を引いている。
心根が優しいことが伝わる横顔だった。
香織がガラスに顔を近づけると、あからさまに中の子犬が身を仰け反らせた。
ひととおり2人が、ショーケースを見回り終えたのを見計らい……。
絵里子は、2人をペット用品のコーナーに導いた。
犬の首輪を売っている一角だった。
今日は美咲に、これをプレゼントしてやろうと思っていた。
そう。
美咲に似合う首輪を。
絵里子は割烹着ワンピースのポケットから、メジャーを出した。
巻尺ではなく、裁縫用のテープメジャーだ。
コメント一覧
-
––––––
1. Mikiko- 2022/01/15 06:31
-
今日は何の日
1月14・15日は、『左義長』。
「左義長(さぎちょう)」は、「小正月(こしょうがつ)」に行われる火祭りの行事。
路傍の神「道祖神」の祭りとされる地域が多いです。
1月14日の夜または1月15日の朝に、刈り取り跡の残る田などに長い竹を3,4本組んで立て……。
そこに、その年飾った門松や注連飾り(しめかざり)、書き初めで書いた物を持ち寄って焼く行事です。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101142.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
門松や注連飾りによって出迎えた年神(歳神)を……。
それらを焼くことによって、炎と共に見送る意味があるとされます。
その火で焼いた餅や三色団子などを食べたり……。
注連飾りなどの灰を持ち帰り、自宅の周囲にまくと、その年の病を除くと云われてます。
また、書き初めを焼いたとき、炎が高く上がると字が上達すると云われてます。
日本全国で広く見られる習俗ですが、地方によって呼び方が異なり……。
どんど焼き、どんと祭、さいの神、才の神焼き、歳の神などがあります。
また、日付も地方によって異なり、8日や10日に行う地方もあります。
以上、引用終わり。
続きは次のコメントで。
-
––––––
2. Mikiko- 2022/01/15 06:32
-
今日は何の日(つづき)
「左義長(さぎちょう)」という呼称は聞いたことがありませんでした。
新潟県では、「どんど焼き」です。
でも、この行事が行われてるのは、山間部だと思います。
新潟市近郊では、ちょっとないと思います。
↓今年、南魚沼市で行われた「どんど焼き」の模様。
https://www.youtube.com/watch?v=8dX4SvOoaec
先日、ここだったかは忘れましたが……。
ニュースで取りあげられてました。
でも、ということは14,15日よりもっと前ですね。
たぶん、7日の小正月じゃなかったでしょうか。
この日に行うのは、地域の子供を参加させる目的があるんだと思います。
7日はまだ冬休みですから。
山間部で、今も行われてるのは……。
雪深いので、火事が起こる心配が少ないからでしょう。
家の屋根も、雪で覆われてますから。
新潟市あたりでは、雪がない場合もあります。
平地で強風も吹くので、住宅地に火の粉が飛んだら危険です。
そこまでのリスクを背負うわけにはいかないので……。
平野部では、廃れてしまったんじゃないでしょうか。
そうそう。
新潟県で焼くのは、団子や餅ではありません。
スルメです。
今、ネットを探したら、記事がありました。
NHKのニュース記事ですから、そのうち消されてしまうと思うので……。
↓丸ごと引用させていただきます(出典⇒https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20220108/1030019615.html)。
続きはさらに次のコメントで。
-
––––––
3. Mikiko- 2022/01/15 06:32
-
今日は何の日(つづきのつづき)
+++
●1年の無病息災祈る「さいの神」を子どもたちが体験 新潟
01月08日 15時33分
新潟市西区の小学校では正月飾りや稲わらを焼いてことし1年の無病息災を祈る伝統行事「さいの神」が行われ、参加した子どもたちは勢いよく燃え上がる様子を眺めたり、あぶったスルメを味わったりして冬のひとときを楽しんでいました。
「さいの神」は正月明けに各地で行われる伝統行事で、地域によっては「どんど焼き」とも呼ばれています。
8日、新潟市西区の笠木小学校の前にある田んぼにはおよそ30人の子どもが集まりました。
竹で作った骨組みに大人たちが稲わらを巻きつけてしめ縄やお札などを置き、1時間ほどかけて高さおよそ6メートルの「さいの神」を仕上げました。
そして、7人の6年生が合図とともに火をつけると、大きな音を立てて勢いよく燃え上がり、子どもたちはその様子をじっと眺めていました。
勢いが収まると、子どもたちは棒の先につるしたスルメを火であぶり、少しずつ口に運んではおいしそうに味わっていました。
小学6年の女子児童は「けがの無い1年になるようお祈りしました」と話し、中学1年の男子生徒は「迫力があってすごいと思いました。伝統行事を残していけたらと思います」と話していました。
「さいの神」を主催した笠木小学校のPTA会長、山岸友和さんは「去年は新型コロナウイルスの影響で中止されましたが、ことしは無事に開催できてよかったです。子どもたちに地元の伝統をつないでいってほしい」と話していました。
+++
そうそう。
「さいの神」も聞いたことがあります。
しかしこれ、新潟市西区でしたね。
あっちの方では、まだ行われてるんだ。
子供にとって、こうした地域の祭りが記憶に残るのは大事なことだと思います。
続けて行ってもらいたいです。