2016.3.11(金)
客「女性名ですか?」
み「ひょっとしたら、ちょっとだけ違うかも知れん」
律「たぶん、大違いだわ」
み「ふん。
でも、『魔の山』は、最後まで読み切ったからね」
客「それはスゴいですね。
文庫でも、分厚い上下2巻になってますよ」
↑見よ、この厚さ!
み「そのころは、小説を書こうなんて思ってなかったけど……。
きっとあの長編を読んだことが、今の血となり肉となってるんだと思う」
客「ほぅ。
今は、小説を書いておられる?」
み「見えませんか?」
客「はい」
み「即答すな!」
↑ほんとですよね。
み「でも、一番影響を受けたのは、マンの短編ですね。
知ってます?
『トニオ・クレエゲル』」
↑なんと、100円! いつの時代だ?
客「聞いたことはあるような……」
み「あの小説は、一種のポイズンですよ」
客「どういうわけで?」
み「人は、2種類に分けられると云うんです」
律「男と女で2種類じゃない」
↑小学校3,4年生の保健の教科書だそうです。時代は変わりました。
み「そういう分け方じゃないくて!」
律「どんなよ?」
み「表現される側の人間と、表現する側の人間」
律「そんな分け方が、きっちり出来るの?」
み「わたしの人生は、この違いを噛みしめるためにあったと言っても過言ではない」
↑こういうシチュ、何度もあった気がする。
律「過言だと思うけど」
↑過言です。
み「ひょっとしたら、ちょっとだけ違うかも知れん」
律「たぶん、大違いだわ」
み「ふん。
でも、『魔の山』は、最後まで読み切ったからね」
客「それはスゴいですね。
文庫でも、分厚い上下2巻になってますよ」
↑見よ、この厚さ!
み「そのころは、小説を書こうなんて思ってなかったけど……。
きっとあの長編を読んだことが、今の血となり肉となってるんだと思う」
客「ほぅ。
今は、小説を書いておられる?」
み「見えませんか?」
客「はい」
み「即答すな!」
↑ほんとですよね。
み「でも、一番影響を受けたのは、マンの短編ですね。
知ってます?
『トニオ・クレエゲル』」
↑なんと、100円! いつの時代だ?
客「聞いたことはあるような……」
み「あの小説は、一種のポイズンですよ」
客「どういうわけで?」
み「人は、2種類に分けられると云うんです」
律「男と女で2種類じゃない」
↑小学校3,4年生の保健の教科書だそうです。時代は変わりました。
み「そういう分け方じゃないくて!」
律「どんなよ?」
み「表現される側の人間と、表現する側の人間」
律「そんな分け方が、きっちり出来るの?」
み「わたしの人生は、この違いを噛みしめるためにあったと言っても過言ではない」
↑こういうシチュ、何度もあった気がする。
律「過言だと思うけど」
↑過言です。
コメント一覧
-
––––––
1. ちょっとだけよHQ- 2016/03/11 12:38
-
>ちょっとだけ違う
何がどう違うんだろう。
>口に出す前に考えろ
でも、あまり考えてると「こいつ、バカ?」とか思われまっせ。
『トニオ・クレエゲル』
ありゃ、またフライングだよ。
でも、マンの話題を出したら、これは覚悟せんといかんわな(完全に開き直っております)。
前回話題に出た、どくとるマンボウきーた氏。「杜夫」は「トニオ」をもじって名付けられたとか。
で、1冊100円。
昔はそんなものだったよ、今が高すぎるんだよ。
1000円以上する文庫本なんて無茶苦茶、ノーテンファイラ脳天壊了(中国語;おバカ、馬鹿タレ)。そんなことだから、活字文化が衰退するのだ。
ともあれさすが岩波。ちゃんとドイツ語読みを書名にしとるな。
ポイズン画像。
えーと、マクベス?
こういうシチュ画像。
もひとつよーわからんが、ポイントは後ろにいる着ぐるみくん?(ゆるキャラかあ?何て名前だろう)
『背中クールタイ』
言いたいことはわかるが、状況がよー分からんぞ。
どうせなら画像付きのポスター(かな?)にすべきだな。
-
––––––
2. Mikiko- 2016/03/11 19:53
-
わからんちん
画像を探すのは、けっこう手間なのです。
しかも、調子の良し悪しが妙にあります。
調子のいいときは、バタバタと見つかるんですけど……。
ダメなときは、いくら検索しても、思う画像に当たりません。
古本。
アマゾンの古本の文庫本には、売値1円の本が結構あります。
送料が、270円くらいかかりますけど。
-
––––––
3. ♪あなたな~らHQ- 2016/03/12 00:21
-
(♪どうするぅ~)
画像尋ねて三千里
ご苦労様です。
まあ、画像もそうですが、まいにち毎日よく柿食う客だ、じゃなくて「よく書く時間が取れるなあ」と『立ち盡す明日』です(「今日」やないんかーい)。
『由美美弥』は大量にストックがあるからいいとして、『東北』は自転車操業、だよね。
“1回お休みいただきます”にならんよう、お体ご自愛ください。
いつまいでも寒いなあ。
このコメのお題?の元ネタは、もちろん『母を訪ねて三千里』。
アニメが有名になっちゃいましたが、もともとは『クオーレ』という小説なんだよね。小学生の頃に知りました。
作者は、かつてのイタリア王国の作家、エドモンド・De・アミーチス(知らん)。
クオーレは伊語で「心、心臓」の意だそうです。わたしは『愛の学校クオレ』と覚えましたがなんと、「愛国心を説くための本」「愛国小説」だそうです。ムッソリーニもこれを読んで育ったんでしょうかね(違うと思うぞ)。
『母を訪ねて……』は作中の一篇。原題は『アペニン山脈からアンデス山脈まで』だそうで、これは、なるほどー、ですね。アペニンは、イタリア北部の山脈です。
本。
新刊も古本も買わなくなったなあ。
そもそも本屋さんに行かんもんね。ていうか「必要なら図書館で借りりゃいいや」です。
かつては“本は我が物にしないと気が済まない”だったんですがねえ。これには、例の“蔵書、無断で♪捨てられてしまったの~”事件が大きく影響していると思われますが、まあ、それも人生、ですか。
なんやかんやで、読書量は激減しました。
もう、マンはもちろんマンガを読む気力もありません(これ、書くつもりなかったんだけどなあ)。
-
––––––
4. Mikiko- 2016/03/12 08:42
-
書く時間
『東北』は、お昼休みに図書館で書いてます。
わたしは昼食を取らないので、お昼休みがほぼ丸ごと使えますから。
図書館と云えば……。
新潟市が広域合併して、一番便利になったのがこれでしょうか。
13くらいの市町村が一緒になったので、今も図書館が、市中に23箇所あります。
これらの図書館の蔵書が、全部ネットで管理されてるので……。
どの図書館の蔵書であっても、最寄りの図書館から借り出せます。
-
––––––
5. 図書館司書HQ- 2016/03/12 10:13
-
図書館が23
それは凄いな。
わたしの市は、駅前の無人コーナーも含めて8館。あと、移動図書館が巡回しています。ネットで予約すれば、どの館ででも受け取れる、というのは同じですね。