2021.9.25(土)
漆黒の陰毛の中に、陰唇が埋もれていた。
さすがにこの体勢では、陰唇は閉じていた。
襞々が、シャコ貝のように湾曲している。
そしてその綴じ目の頂上には、真珠がわずかに覗いていた。
佐耶の性器は、真珠を育てる貝。
わたしは鼻先を真上に向け、そのまま顔を上昇させた。
顎が、佐耶の滑らかな太腿を滑る。
鼻先が陰唇に届いた。
真上を見あげると、佐耶の視線が真っ直ぐにわたしに落ちていた。
「臭しでしょ?」
確かに、アンモニア臭はした。
でも、拒絶反応が起きるような臭いではない。
むしろ、懐かしい。
子供のころのシーツの臭いを思い出した。
おねしょをしていたころの記憶だろうか。
わたしは鼻先で、陰唇の襞を掻き分けた。
襞を左右に分けながら、鼻を上昇させる。
「あ」
佐耶の脚がビクンとなった。
鼻先が、真珠に届いたのだ。
鼻先で真珠を捏ねながら、舌を陰唇に突き入れる。
熱くて粘っこい感触が、舌に纏わりつく。
わたしの舌は、その粘り気の中でのたうち回る。
「ひぃぃぃ」
佐耶の喉笛が、上から聞こえた。
「うっ」
これはわたしの呻きだった。
佐耶の両手が、わたしの頭を掴んだのだ。
引きつけられる。
顔面が、佐耶の股間に貼りつけられた。
そのまま顔を引き回される。
佐耶は、わたしの顔を使ってオナニーを始めたのだ。
されるがままになりながら、舌だけは硬く尖らせ、突き出していた。
鼻先が、佐耶の真珠を捲りあげた。
「あがっ」
佐耶の身体が凝固した。
佐耶の太腿に腱の筋が走るのを、両の手の平に感じた。
わたしの頭を押しつけていた佐耶の両手から力が抜けた。
顔が股間から剥がれた。
真上を見あげると、佐耶と目が合った。
いや。
正確には合っていない。
なぜなら……。
佐耶の見開いた眼球には、瞳がなかったから。
さすがにこの体勢では、陰唇は閉じていた。
襞々が、シャコ貝のように湾曲している。
そしてその綴じ目の頂上には、真珠がわずかに覗いていた。
佐耶の性器は、真珠を育てる貝。
わたしは鼻先を真上に向け、そのまま顔を上昇させた。
顎が、佐耶の滑らかな太腿を滑る。
鼻先が陰唇に届いた。
真上を見あげると、佐耶の視線が真っ直ぐにわたしに落ちていた。
「臭しでしょ?」
確かに、アンモニア臭はした。
でも、拒絶反応が起きるような臭いではない。
むしろ、懐かしい。
子供のころのシーツの臭いを思い出した。
おねしょをしていたころの記憶だろうか。
わたしは鼻先で、陰唇の襞を掻き分けた。
襞を左右に分けながら、鼻を上昇させる。
「あ」
佐耶の脚がビクンとなった。
鼻先が、真珠に届いたのだ。
鼻先で真珠を捏ねながら、舌を陰唇に突き入れる。
熱くて粘っこい感触が、舌に纏わりつく。
わたしの舌は、その粘り気の中でのたうち回る。
「ひぃぃぃ」
佐耶の喉笛が、上から聞こえた。
「うっ」
これはわたしの呻きだった。
佐耶の両手が、わたしの頭を掴んだのだ。
引きつけられる。
顔面が、佐耶の股間に貼りつけられた。
そのまま顔を引き回される。
佐耶は、わたしの顔を使ってオナニーを始めたのだ。
されるがままになりながら、舌だけは硬く尖らせ、突き出していた。
鼻先が、佐耶の真珠を捲りあげた。
「あがっ」
佐耶の身体が凝固した。
佐耶の太腿に腱の筋が走るのを、両の手の平に感じた。
わたしの頭を押しつけていた佐耶の両手から力が抜けた。
顔が股間から剥がれた。
真上を見あげると、佐耶と目が合った。
いや。
正確には合っていない。
なぜなら……。
佐耶の見開いた眼球には、瞳がなかったから。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2021/09/25 06:23
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今日は何の日
9月24日から9月30日までは、『結核予防週間』。
1925(大正14)年4月28日に、貞明皇后(大正天皇の皇后)が、結核予防に関する令旨を出されたことを記念し……。
「結核予防会(https://www.jatahq.org/)」が、4月28日を「結核予防デー」としたのが始まりです。
戦後の1949(昭和24)年、この運動が復活し、都道府県単位で適当な時期を選んで街頭で結核検診などが行われ……。
1951(昭和26)年から、10月前後の秋の週間行事に改められました。
1962(昭和37)年からは、厚生省(現:厚生労働省)、日本医師会(JMA)、結核予防会(JATA)などが中心となり……。
今の週に統一されました。
結核予防を含む、結核に関する正しい知識の普及啓発を図ることが目的。
結核に関する周知ポスターやパンフレット「結核の常識」などを作成、配布してます。
その他、全国各地で街頭募金や無料結核検診、健康相談などを実施して……。
結核予防の大切さを伝えてます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/109246.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「結核について」を引用させていただきます。
結核は、結核菌によって発生する日本の主要な感染症の一つです。
毎年新たに約17,000人の患者が発生し、約2,000人が命を落としてます。
世界的にみても、日本はまだ結核の低まん延国ではありません。
いわゆる空気感染を起こし、一般的には肺の内部で増えて……。
咳、痰、呼吸困難などの症状を呈することが多いです。
肺以外でも、腎臓、骨、脳など、身体のあらゆる部分に影響を及ぼすことがあります。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2021/09/25 06:24
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
また、結核菌に感染した場合、必ずしもすぐに発症するわけではありません。
体内に留まった後、再び活動を開始し、発症することもあります。
以上、引用終わり。
結核は人ごとではなく、わたしの父が罹り、入院しました。
もちろん、ペニシリンが開発されて以来、結核は死病ではなくなりました。
わたしの父も、ほどなく退院しました。
本人には、病気の苦しみより、タバコが吸えない苦しみの方が、ずっと堪えたようです。
さて、結核。
昔の人にとって、結核の宣告は、死の宣告に等しかったでしょう。
しかも、感染症であることが問題。
結核患者を出した家は、地域社会でかなりな迫害を受けたようです。
結核についてもっと知りたくて、Wiki(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%90%E6%A0%B8)を引いてみたのですが……。
解説が難しすぎました。
ほかで探したところ……。
「結核研究所(https://jata.or.jp/)」さんの「結核の基礎知識(https://jata.or.jp/rit/rj/kiso.htm)」というページがわかりやすかったです。
中でも、↓「3:結核のうつり方」が興味深かったので、引用させていただきます。
+++
私たちが普通に会話をしているときにも、肺の奥から目に見えないシブキが吐き出されます。
「ゴホン!」と1回咳をすると、ふつうの会話のときの5分間分にあたる大量のシブキが放出されるといいます。
たまたまこの人が肺に結核の病巣を持つ人であった場合には、このシブキの中に結核菌が含まれていて、これが近くにいる人に吸い込まれると感染を起こすのです。
+++
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2021/09/25 06:24
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今日は何の日(つづきのつづき)
引用を続けます。
+++
このシブキの中の結核菌は、早く吸い込まれないと日光のなかの紫外線に殺されてしまいます。
ですから、結核感染は、検査で菌が痰の中に大量に証明される人が咳をしている場合に、そのそばにいる人(家族とか親しい友人とか)に対して起こることが多いのです。
食器などの物を介して結核がうつることは決してありません。
+++
これって、コロナにも言えることなんですかね。
「早く吸い込まれないと日光のなかの紫外線に殺されてしまいます」ということであれば……。
コロナウィルスも、地面に落ちたら死んでしまうんでしょうか。
それなら、靴底に生きたウィルスが着いてるってことはないわけです。
室内で靴を脱ぐ日本の生活様式の優位性が、一気に揺らいでしまいますね。
ま、これについては、ちょっとペンディング。
現在、結核は死病ではなくなりましたが……。
まだ結核菌は生き残ってるわけです。
人類が、完全に撲滅できた感染症は……。
天然痘だけだとか。
早い話、今のコロナウィルスも、絶滅させることは不可能でしょう。
インフルエンザだって、毎年流行してるんですから。
どこかの大統領が、「コロナは単なる風邪だ」と言ってたようですが……。
実際、コロナも、インフルエンザ級の怖さの病気にすることは可能だと思います。
コロナとインフルエンザのワクチンを混ぜて接種出来るようになるといいですね。
とにかく、マスクをしないで済む生活に戻りたいです。
わたしはよく、昔の2時間ドラマを録画して見てます。
2019年以前のドラマは、当然のことながら、登場人物はマスクを着けてません。
街頭を映した風景でも、誰もマスクをしてません。
最近、そういうシーンを見て、違和感を覚えるようになりました。
なんだか、怖いです。
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4. 手羽崎 鶏造- 2021/09/25 09:52
-
貞明皇后、はい とても興味深い方です。
かの松本清張の遺作は、この方が主人公?
ともいうべき存在です。
2.26事件の首謀者が頼ったのが
秩父宮であったことは事実でしょうし、
秩父宮(昭和天皇の弟)のバックに
いたのは、この偉大でミステリアスな母です。
ワタシの「推理」は、あの太平洋戦争を止める
力があったのは実は貞明皇后ではなかったのか。
(操り人形のような昭和天皇であるはずがない)
それを検証しようとする作業半ばで松本清張は
亡くなったのでは?というものなのです。
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5. Mikiko- 2021/09/25 11:36
-
ほー
わたしの知らないことばかりです。
貞明皇后。
公爵・九条家の出。
松本清張の遺作とは、『神々の乱心』のことですか。
久しぶりに、長編推理小説を読みたくなりました。
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6. 手羽崎 鶏造- 2021/09/26 08:45
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はい その作品です。
あの悲惨で無謀な戦争を始めたのは
その評価や責任論はともかく、
昭和天皇の詔勅であることは紛れもない事実です。
軍部や時の政府幹部が何を言おうとも、
「それだけはやってはだめです」と言えた御方が
マザー・貞明皇后ではなかったかと
ワタシは考えています。
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7. 手羽崎 鶏造- 2021/09/26 08:53
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「佐耶は、わたしの顔を使ってオナニーを始めたのだ。」
それはもうオナニーではないと思いますね(笑顔)
明らかな性行為にあたるでしょう。
膣挿入に入る間際の前戯としては
サイコーの行為になります。
(九九を言います。くいちが9。くんにが18番のワタシ)
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8. Mikiko- 2021/09/26 09:41
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先の戦争
わたしは日曜日には、自転車散歩をします。
だいたいコースは決まってるのですが……。
農家が連なる道を走ってると、道路際に、道路に向けてお墓が建ってます。
「○○陸軍上等兵の墓」。
いっぱい文字が刻まれていて、「勲八等功七級」などとあります。
こんなところから兵隊に行って……。
帰って来れなかった人がいたわけです。
なんだか、出征のシーンが目に浮かぶようです。