Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3385
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 おばさんの顔は、流れた口紅でピエロみたい。
 おばさんは、若い男の股間を握る。
 勃起してるのがはっきりとわかる。
 うれしい。
 50を過ぎた自分と抱き合いながら、勃起してくれてる。
 ファスナーを下ろし、ボクサーブリーフの前を掻き分け、男根を掴む。
 熱く脈打ってる。
 引っ張り出す。
 男の手が、おばさんのスカートをたくしあげる。
 ぴちぴちのタイトスカートなので、腰骨の上まであげたら落ちてこない。
 男の両手が、ストッキングにかかる。
 捲り下ろす。
 勝負下着のパンティごと。
 剥き出しになったダルダルの尻たぶを、男の手の平が揉みしだく。
 おばさんは、脈打つ男の性器の先を、自分の陰毛に擦りつける。
 男の片手が尻を離れ、前に回った。
 おばさんの股間に指が届く。

「あ、ふぅん」

 おばさんの尻が跳ねる。
 そのまま、腰砕けのようによろめく。
 もちろん、演技だ。
 男の男根を持ったまま後ずさる。
 後ろはベッドだ。
 おばさんは、ベッドに尻を落とす。
 目の前には、握ったままの男根。
 おばさんは、躊躇なく咥える。
 口紅の流れたピエロみたいな顔で挿出する。
 男が、おばさんの肩を叩いた。
 おばさんが男根を吐き出す。
 無言で通じる符丁だ。
 フェラから本番に移る合図。

 おばさんは、膝上に絡まったストッキングとパンティを引き下ろそうとする。
 しかし男は、思いがけない挙動に出た。
 おばさんの蓮根みたいな太い脚を拾いあげ、そのまま持ちあげたのだ。
 おばさんは、ベッドに仰向けに倒れる。
 男はストッキングとパンティを足首までずらし、おばさんの両脚を割り開いた。
 おばさんの両脚は、膝を支点に、パンタグラフのように開いた。
 男は上着だけ脱ぎ捨てると、パンタグラフに頭を突っこんだ。
 輪くぐりみたいに両肩まで抜く。
 生まれ出る生き物のように、男の上体がおばさんの両脚の輪から抜け出た。
 男は、カチャカチャとバックルを鳴らしてベルトを外し、黒いブリーフごとズボンを下ろした。
 男と女の下腹部だけが、剥き出しで向き合う。
 男は片手で男根を掴み、一気におばさんの性器に突きこむ。

「わひぃ」

 おばさんの口から、憚ることのない嬌声が噴きあがる。
 隣室に子供部屋があったマンションでは、ずっと噛み殺してきた声だった。
 娘たちが嫁ぎ、ようやく夫婦だけの暮らしに戻ったときには……。
 夫は、EDになっていた。
 夫は、おばさんの浮気を薄々感づいているかも知れない。
 でも、何も言わないでいてくれる。
 ありがとう、あなた。
 そう心に念じながら、おばさんは男の胴体を両脚で締めあげる。
 太い脚に絡まる黒いストッキングとパープルのパンティ。
 わたしは今、青春なんだと思う。
由美と美弥子 3384目次由美と美弥子 3386

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2021/09/13 06:03
    • 今日は何の日
       毎月13日は、『お父さんの日』。
       乳酸菌飲料「ヤクルト」、飲むヨーグルト「ジョア」などを製造販売する『㈱ヤクルト本社(https://www.yakult.co.jp/)/東京都港区東新橋』が制定。
       日付は、「おとう(10)さん(3)⇒お父さん」と読む語呂合わせから、毎月13日に。
       毎日働いて、一家の大黒柱として頑張っているお父さんに、月に1回、感謝の気持ちを表す日。
       また、「人も地球も健康に」をコーポレートスローガンに掲げる同社の……。
       お父さんが健康にとの願いがこめられてます。
       記念日は、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されてます。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101137.html)のページから転載させていただきました。

       さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。

       人が健康であるためには、人だけではなく周りのもの全てが健康でなければなりません。
       水、土壌、空気、動物、植物、そして人々が織りなす会社。
       これら全てが健康であって初めて、人は健康的に生活でき、健全な社会が築かれるのです。
       ヤクルトのコーポレートスローガンには、このような想いがこめられてます。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2021/09/13 06:03
    • 今日は何の日(つづき)
       引用を続けます。

       日本において、一般的な「父の日」は6月の第3日曜日です。
       「父の日」は、アメリカの風習が日本に伝わったものです。
       日本では、お父さんに日ごろの感謝の気持ちをこめて……。
       黄色いバラ、シャツ、ネクタイ、ビールなどの贈り物をすることが多いです。

       以上、引用終わり。

       知ってましたか?
       毎月13日が「お父さんの日」だって。
       初めて聞きましたよ。
       そもそも、「父の日」が、6月の第3日曜日って認識もありませんでした。
       母の日の翌月、スーパーの特売コーナーに「父の日」グッズが並ぶのはお馴染みの光景でした。
       しかしそれが、「6月の第3日曜日」であると認識したことは、1度もありません。
       ましてや、毎月13日が「お父さんの日」だなんて。
       そんなら、「お母さんの日」もあるんですかね?
       『(社)日本記念日協会』で検索しましたが、ありませんでした。
       語呂のいい日付がありませんから仕方ないとは思いますが。
       しかし、ヤクルトさん。
       奮発しましたね。
       毎月の記念日、つまり年12回ある記念日の登録料は……。
       75万円です。
       さすが、球団を持ってる会社だけあります。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2021/09/13 06:03
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       そうそう。
       世の「お父さん」には、文句があります。
       さっきの「スーパーの特売コーナー」で思い出しました。
       わたしが行くスーパーは、郊外にあります。
       敷地面積は、近くにある児童数600人の小学校の数倍はあります。
       駐車場は滑走路のようです。
       で、仲の良いご家族は、一家で車で買物に来られます。
       お父さんは運転手。
       そこまではいいです。
       ところが、買物には用のないお父さんまで、店内に付いてきます。
       ま、駐車場の車の中じゃ、退屈するでしょうけどね。
       でも、店内放送でも言われてますでしょ。
       「買物は出来るだけ少人数で」って。
       とにかく、そういう用のないお父さんが、店内にたくさんいるんです。
       すぐにわかりますよ。
       カゴも何も持ってません。
       腰の後ろで手を組んで、ふーらふーら歩いてます。
       はっきり申しあげて、邪魔なんです!
       あなたが、何の興味もないくせに覗きこんでるその棚。
       わたしはそこにある豆腐が取りたいんです!
       脇からじゃ取れないんですよ。
       一番奥まで手を突っこまなきゃなりませんから。
       賞味期限の新しいものほど、奥にあるからです。
       こっちは、そういう高い意識を持って買物をしてるのです。
       スーパーは、物見遊山の場ではない!
       1日でも新しい賞味期限の豆腐、一番シャキシャキしてるほうれん草を手にするための……。
       闘争は言い過ぎですが、勝負の場です。
       買い物しないんなら、そっこく退場せよ!

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2021/09/13 20:18
    • 50過ぎの「おばさん」。
      食べごろだと思います。
      ひと昔前は熟れすぎて腐りかかって
      いましたが、今は完熟になっていると
      思います。
      結婚して、出産された人生だと、
      女子を産めばちょうど、女子大生の頃。
      娘さんと共用・競う?機会が出てくるので
      娘のヴァージン喪失とご自分のセカンドヴァージン
      喪失許容の好機になると思うのです

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2021/09/14 03:38
    • 熟女の範疇
       わたしがこのブログを始めて以来……。
       急速に「熟女」の年齢があがってきました。
       昔は、30代くらいが熟女だったと思います。
       転機となったのは、里中亜矢子というAV女優さんの登場でしょうか。
       デビューは、50代半ばだったですかね。
       以後、10年近く現役だったようです。
       現在の「熟女」はもう、古希まで範疇に入って来てるようです。
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