2021.9.6(月)
夕日が綺麗だった。
棚引く雲が、真っ赤に色を変えている。
西向きの部屋は、夏休みの午後など、クーラーを点けていても暑い。
でも、この夕焼けには代えがたい。
わたしは、わざと下を見ずにショーツを下ろす。
といっても、滑らせるのではなく、裏返して太腿に残しておく。
性器に大気を感じた。
もちろん、濡れているからだ。
右手が、自然とそこに伸びた。
熱い。
そこだけ熱病に罹っているようだった。
いや、ほんとに罹っていたのかも知れない。
昼休み、学級委員をイカせた手業を、自分に試してみるつもりだった。
右手の指を揃え、その腹でクリトリスを押さえる。
それだけで、熱汁が染み出すのがわかった。
圧力をかけず、指の腹に満遍なく汁を塗りたくる。
もちろん、潤滑のためだ。
滴るほど指が濡れそぼったら、準備完了。
わたしは、雲に隠れている夕日を見つめた。
学級委員の顔を思い浮かべる。
少し亜麻色がかった髪。
染めているのではないはず。
先生が何も言わないのだから。
やはりハーフなのだ。
小さい顔の大部分を、大きな黒メガネが占めているが……。
頬は、アルビノのように白い。
特に日本人とは異質なのが、鼻の形だ。
鑿で削りだしたみたいに鋭角で、西欧の彫刻を思わせた。
唇は、口紅を塗っているように赤い。
皮膚の色素が薄いから、赤が鮮やかに出るのだろう。
「佐耶……」
学級委員の名前だ。
わたしの右手に、佐耶が乗り移る。
「美咲。
お昼休みのお返しよ」
佐耶の指が、わたしの濡れた性器を掻き鳴らす。
太腿に散る雫を感じた。
おそらく、その下に引っかかってるショーツにも、飛沫が降りかかっているだろう。
「佐耶、佐耶。
もう、もうイキそう」
「イキなさい、美咲。
思い切り。
わたしの名を呼びながら」
「佐耶、佐耶、佐耶。
あぅっ。
あぅ。
あんががあんがが」
視界がぶれた。
夕日が半熟卵のように溶け崩れ……。
消えた。
わたしの尻が、ベランダの床に落ちたのだ。
わたしは、額を腰壁に預けたまま、悦楽の余韻に痙攣し続けた。
棚引く雲が、真っ赤に色を変えている。
西向きの部屋は、夏休みの午後など、クーラーを点けていても暑い。
でも、この夕焼けには代えがたい。
わたしは、わざと下を見ずにショーツを下ろす。
といっても、滑らせるのではなく、裏返して太腿に残しておく。
性器に大気を感じた。
もちろん、濡れているからだ。
右手が、自然とそこに伸びた。
熱い。
そこだけ熱病に罹っているようだった。
いや、ほんとに罹っていたのかも知れない。
昼休み、学級委員をイカせた手業を、自分に試してみるつもりだった。
右手の指を揃え、その腹でクリトリスを押さえる。
それだけで、熱汁が染み出すのがわかった。
圧力をかけず、指の腹に満遍なく汁を塗りたくる。
もちろん、潤滑のためだ。
滴るほど指が濡れそぼったら、準備完了。
わたしは、雲に隠れている夕日を見つめた。
学級委員の顔を思い浮かべる。
少し亜麻色がかった髪。
染めているのではないはず。
先生が何も言わないのだから。
やはりハーフなのだ。
小さい顔の大部分を、大きな黒メガネが占めているが……。
頬は、アルビノのように白い。
特に日本人とは異質なのが、鼻の形だ。
鑿で削りだしたみたいに鋭角で、西欧の彫刻を思わせた。
唇は、口紅を塗っているように赤い。
皮膚の色素が薄いから、赤が鮮やかに出るのだろう。
「佐耶……」
学級委員の名前だ。
わたしの右手に、佐耶が乗り移る。
「美咲。
お昼休みのお返しよ」
佐耶の指が、わたしの濡れた性器を掻き鳴らす。
太腿に散る雫を感じた。
おそらく、その下に引っかかってるショーツにも、飛沫が降りかかっているだろう。
「佐耶、佐耶。
もう、もうイキそう」
「イキなさい、美咲。
思い切り。
わたしの名を呼びながら」
「佐耶、佐耶、佐耶。
あぅっ。
あぅ。
あんががあんがが」
視界がぶれた。
夕日が半熟卵のように溶け崩れ……。
消えた。
わたしの尻が、ベランダの床に落ちたのだ。
わたしは、額を腰壁に預けたまま、悦楽の余韻に痙攣し続けた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2021/09/06 06:11
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今日は何の日
9月6日は、『のどぐろ感謝の日』。
寿司や水産加工食品の卸売販売業務、居酒屋の経営などを手がける『㈲日本海(https://www.sushi-nihonkai.com/)/島根県出雲市』が制定。
日付は、「のどぐ(9)ろ(6)」と読む語呂合わせから。
また、この時期は、のどぐろ漁が始まるころでもあるため。
島根県の「のどぐろ」の存在とその価値、美味しさなどを、より多くの人に知ってもらうことが目的。
また記念日には、漁師や海に感謝しつつ、美味しい「のどぐろ」を味わってほしいとの願いがこめられてます。
同社では、のどぐろの商品として、「のどぐろ一夜干し」……。
「のどぐろ茶漬け」「のどぐろ煮付けセット」「のどぐろ寿し」などを販売してます。
記念日は、2020(令和2)年、に『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/1090630.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「のどぐろについて」を引用させていただきます。
ノドグロ(喉黒)とは、スズキ目ホタルジャコ科またはスズキ科に属するアカムツの別名です。
ムツの名前が付きますが、スズキ目ムツ科のムツとは別種で、両顎に犬歯がありません。
全長約40cm。
体型は楕円形で、側偏します。
背側の体色は赤紅色で、腹側は銀白色。
水深100~200mに生息し、甲殻類やイカなどを捕食します。
ノドグロの名称は、漢字の「喉黒」のとおり、口の奥の喉が黒いことに由来します。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2021/09/06 06:11
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
島根県、新潟県、富山県、石川県など、山陰や北陸の日本海側では、従来から高級魚として扱われ……。
島根県浜田市では、「ノドグロ」の名称で市の魚にも指定されてます。
市場流通は少なく、「赤いダイヤモンド」の異名があります。
味は独特の上品な味わいで、焼いても煮ても美味しくなります。
季節を問わず脂が乗っていて、「白身のトロ」と称されることもあります。
ご飯にもお酒にも、相性の良い魚です。
以上、引用終わり。
白身のトロなら、焼いたら最高でしょう。
でも、焼いたノドグロは、1度も食べたことがありません。
ていうか、ノドグロ自体、食べたのは1度だけ。
和食系のコース料理で出て来ました。
もちろん、自腹じゃありませんよ。
経緯は忘れましたが、招待された席だったと思います。
何が出て来るかは、品書きみたいな紙に書いてありました。
ノドグロがあったので、大いに期待してました。
でも、出て来たのは……。
焼き魚でも煮魚でもありませんでした。
魚の形をしてなかったです。
小さな小鉢の底に、ほぐした身が盛り付けられてました。
味付けは忘れました。
「これがノドグロか」とは思えなかったです。
あんなのにするくらいなら……。
みんなの共有品として、半身くらいを焼いて出してもらいたかった。
ま、事実上、ノドグロ未体験と云ってもいいんじゃないでしょうか。
しかし、説明書きの「体型は楕円形で、側偏します」。
この「側偏」って、何なんでしょう。
辞書でも変換されません。
↓「goo国語辞典」を引いてみました。
+++
魚類の体形が、体の左右から押しつぶしたように平たいこと。タイ・チョウチョウウオなどにみられる体形。
+++
なるほど。
これならわかりました。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2021/09/06 06:11
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今日は何の日(つづきのつづき)
ところで『㈲日本海』さん。
ひょっとしたら、居酒屋の『日本海庄や』をやってる会社さんかと思いました。
でも調べたら、ぜんぜん違いました。
『日本海庄や』をやってるのは、『㈱大庄』という会社でした。
『日本海庄や』には、1度だけ入ったことがあるんです。
2018年の3月。
会社の4人だけの女子会でした。
なんでそんなに覚えてるかと云うと……。
これが、わたしが外食をした最後の機会だったからです。
つまり、以後、3年半、まったく外食をしてないわけです。
何が出て来たかは、まったく覚えてません。
飲み放題コースでしたので……。
料理は、ひとりでに出て来ます。
ノドグロがなかったことだけは確かです。
なお、『㈱大庄』の本社があるのは、東京都大田区大森。
ここで、東京以外の人はあまり知らないかもというウンチク。
この「大田区」。
「大」の字に注目。
「太田区」じゃないんですよ。
「大田区」です。
これはなぜかと云うとですね。
「大田区」は、「大森区」と「蒲田区」が合併して出来た区だからです。
すなわち、「大田区」の「大」は、「大森」の「大」なんです。
しかし……。
なんで、「大」と「田」を選びますかね。
どちらも、特徴のない方の漢字じゃないですか。
普通なら、「森」と「蒲」を取るはずです。
「森蒲区」「蒲森区」。
やっぱりダメですね。