2021.6.28(月)
「正解だと思うわ。
環境を変えるのが一番よ」
「でも、親がいい顔しなくて。
せっかく就職指導の先生が、一生懸命探してくれた会社なのにって」
「仕方ないわよ。
そんなとこに無理して勤めてる意味ないわ。
まだ若いんだから」
「そんなこと言ってくれる人、誰もいませんでした」
彼女は再び泣き出した。
「ここは人目があるから、わたしの部屋に来ない?
昼間は誰もいないの。
いい。
じゃ、涙を拭いて。
はい、ハンカチ」
彼女を連れてマンションの部屋に戻った。
「お邪魔します」
「ずっと前から知ってるのに、話したのは今日が初めてよね」
「はい」
「キッチンでいい?」
「はい」
リビングのソファーで向かい合うより……。
ダイニングテーブルで、角を挟んで座った方が話しやすいと思った。
絵里子の問いに次第に心がほぐれたのか、彼女は堰を切ったように喋り出した。
愚痴と涙を出し切って、彼女の肩から力が抜けていくのがわかった。
「そういえば、お名前、まだ聞いてなかったわね。
苗字は知ってるんだけど。
わたしは、絵里子。
絵画の“え”に里の子」
「香織です。
香水の香に、織る。
あたり前の字でイヤなんですけど」
「どうして。
あたり前が一番よ。
あなたまだ、18歳?」
「いえ。
5月に19になりました」
「二十歳 にはまだ1年あるか……。
お酒飲んだことある?」
「会社の歓迎会で飲まされました」
「まぁ、悪い会社ね。
未成年ってわかってるのに。
辞めて正解よ。
でも、飲めないことはないのよね?」
「飲めました」
「普段は飲まないの?」
「飲めません。
プーの身で」
環境を変えるのが一番よ」
「でも、親がいい顔しなくて。
せっかく就職指導の先生が、一生懸命探してくれた会社なのにって」
「仕方ないわよ。
そんなとこに無理して勤めてる意味ないわ。
まだ若いんだから」
「そんなこと言ってくれる人、誰もいませんでした」
彼女は再び泣き出した。
「ここは人目があるから、わたしの部屋に来ない?
昼間は誰もいないの。
いい。
じゃ、涙を拭いて。
はい、ハンカチ」
彼女を連れてマンションの部屋に戻った。
「お邪魔します」
「ずっと前から知ってるのに、話したのは今日が初めてよね」
「はい」
「キッチンでいい?」
「はい」
リビングのソファーで向かい合うより……。
ダイニングテーブルで、角を挟んで座った方が話しやすいと思った。
絵里子の問いに次第に心がほぐれたのか、彼女は堰を切ったように喋り出した。
愚痴と涙を出し切って、彼女の肩から力が抜けていくのがわかった。
「そういえば、お名前、まだ聞いてなかったわね。
苗字は知ってるんだけど。
わたしは、絵里子。
絵画の“え”に里の子」
「香織です。
香水の香に、織る。
あたり前の字でイヤなんですけど」
「どうして。
あたり前が一番よ。
あなたまだ、18歳?」
「いえ。
5月に19になりました」
「
お酒飲んだことある?」
「会社の歓迎会で飲まされました」
「まぁ、悪い会社ね。
未成年ってわかってるのに。
辞めて正解よ。
でも、飲めないことはないのよね?」
「飲めました」
「普段は飲まないの?」
「飲めません。
プーの身で」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2021/06/28 06:20
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今日は何の日
6月28日は、『「エアーかおる」の日』。
撚糸(ねんし:より合わせた糸)製造やタオル販売などを手がける『浅野撚糸㈱/岐阜県安八郡安八町』が制定。
日付は、2007(平成19)年6月28日に、魔法のタオル「エアーかおる」が発売されたことから。
「エアーかおる」の魅力を、更に多くの人に知ってもらい……。
使い心地を楽しんでもらうことが目的。
記念日は、2020(令和2)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/106285.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
「エアーかおる」は、吸水性、速乾性、耐久性に優れた……。
自社開発の撚糸「スーパーZERO」を織り込んで作られた唯一無二のタオル。
「スーパーZERO」は、同社が5年もの歳月をかけて完成させた魔法の撚糸です。
「エアーかおる」の重さは一般的なタオルの半分で、ボリュームがあるのに軽くなってます。
また、軽いことで手が疲れることなく、非常に使い心地がよいです。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2021/06/28 06:21
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
吸水性も一般的なタオルと比べて約50%も向上し、しっかりと水分を拭き取ってくれます。
洗濯してもふわふわ感が持続し、通気性がよく部屋干しでもすっきり乾く、毛羽落ちが非常に少ないオーガニック(有機栽培の)コットンを使用してます。
敏感な肌にも優しいという特徴もあります。
様々な工夫が施された「エアーかおる」は、全国のファンに愛されてます。
以上、引用終わり。
良さそうなタオルですね。
わたしがお風呂で使ってるタオルは、どこかからの貰いものだと思います。
さすがに、社名とかは入ってませんが。
もっともポピュラーな(すなわち安い)製品だと思います。
お風呂を上がると、洗濯ロープに掛けておきます。
でも、この季節になると、やはり臭いが出ますね。
なにしろ、朝にもシャワーを使うので、乾き切ることがないんです。
毎日洗えばいいだけですけどね。
面倒です。
この「エアーかおる」は、速乾性があるようです。
買ってみようかな。
バスタオルもありますかね?
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2021/06/28 06:21
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今日は何の日(つづきのつづき)
どこの家でもたいがいそうでしょうけど……。
わが家のお風呂は、1階にあります。
わたしの部屋は、2階です。
お風呂を上がると、当然、2階に帰らなくてはなりません。
昔は、バスタオルを巻いただけで階段を上ってました。
冬場は寒いです。
特に、肩先が。
脚も出ちゃってますしね。
ヘタすると、ヒートショックでポックリです。
で、ついにバスタオルは断念。
バスローブに変えました。
これなら、肩はもちろん、下も膝まで包めます。
体感の寒さが、ぜんぜん違いました。
で、バスタオルはやめました。
バスタオルで身体を拭いて、バスローブを羽織るのでは……。
洗濯物が増えるだけですから。
なので、ハンドタオルで水気を取っただけの身体にバスローブを羽織ります。
2階の部屋でバスローブを脱ぎ、それで全身の水気を取ります。
つまり、バスタオルを使う必要はないのです。
しかし、このバスローブ、一番安いヤツを買ったせいでしょうけど……。
吸湿性が、はなはだお粗末。
身体の水気を取るには十分なんですが……。
髪の毛はダメです。
とうとう我慢できず、髪にはバスタオルを使ってます。
バスタオルは室内用の物干しに掛けるので、翌朝には乾いてます。
洗濯は週に1回。
バスローブの洗濯も、週1です。
洗った後の身体や髪を拭くだけで、汚れてませんからね。
もちろん、臭くもなりませんし。
やっぱ、問題は、ハンドタオルだけだ。
「エアーかおる」がどれくらいの値段なのかわかりませんが……。
高いようなら、ほかに速乾性に特化したタオルを買えばいいわけだ。
探してみましょう。