Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
ウルトラウーマン(12)
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「ウルトラウーマン」作:八十八十郎(はちじゅうはちじゅうろう)


(12)最終テストの1 繋がりたい女たち


「これは要らないわね」
 薄暗い部屋で怜子が掛布団をはぎ取ると、ダブルベッドのシーツが白く浮かび上がった。
「じゃ中山さん、服を脱いで」
 ベッドの横にパソコンやモニターをセットしながら怜子は言った。
「あ、あの……パンツだけでいいんでしょうか……」
 怜子は口ごもった希美を振り返る。
「何言ってるの。全部脱ぐのよ、中山さん」
 希美は全身が震えだすのを感じた。
 男性器を模した器具を挿入するということは認識していたが、下着を脱ぐか、せいぜい下半身だけ裸になる程度のことを予想していたのである。
「実際使用する状況でなければ正確な結果は得られないの。中山さん、これは仕事よ。それも重要な任務なの。全部脱いだら、その椅子に座って」
 怜子はベッドから2mほど離れたリクライニングチェアを指さした。
 希美は唇を噛んで、ブラウスのボタンを外し始める。
 仕事という言葉で自分の負けず嫌いに火が付いたように感じた。
 最後の下着を足から抜き去ると、両手で胸を隠しながらリクライニングチェアに身を沈める。
 革張りのシートが肌に冷たかった。

「ごめんなさい。スイッチ点けてなかったなかったから、まだ冷たかったでしょう?」
 両手で肩を抱いている希美に怜子が言った。
 後ろ向きで自分も服を脱ぎ始める。
「あ、あの主任も脱ぐんですか?」
「そうよ。理由はさっき話した通り」
「器具は自分で、あの、そ、挿入するんでは…………」
「そんな使い方はしないわ。あたしが着けるのよ。ほかに誰かいる?」
 希美は急に胸の高鳴りを覚えた。
 やはり実際の性行為を忠実にシミュレーションするもののようだった。
 微かに震えながら怜子の動きを注視する。
 素晴らしいスタイルだった。
 30代半ばということもあって、全身に霜降りの柔らかみを帯びてはいたが、足が長く、身長も170センチ近くあるように見える。
 下着を脱ぎ去るため前かがみになった時、スリムな割に豊かな胸が揺れた。
 希美は改めて怜子をうらやましく感じた。
 ふっくらした体形だが、希美の乳房は整った形の割りにそれほど大きくはなかった。
 新婚で夫と一緒にお風呂に入った時など、赤ちゃん体型だとからかわれて腐ったものである。
 怜子は足先からペニスバンドと思われるものを履いて、腰の周りの装着具合を入念にチェックし始めた。
 黒い革のバンドが、怜子の引き締まったお尻のラインを一層強調していた。

「じゃ、始めましょうか。最初は外観から、中山さんちょっとこれを見て」
 怜子は両腰に手を当て、希美に向かって仁王立ちになった。
 長い黒髪が肩先から胸元に垂れて、量感を持った乳房にまず目を奪われる。
 そして腰のくびれから視線を下げていった時、思わず希美は数回瞬きをした。
「見た感じ、どう?」
「どうって……」
「ああ、真正面じゃ分かりにくいかな?」
 怜子が45度身体を回転させて足をそろえると、まるでモデルのような立ち姿になった。
 しかしその股間からは、それに似つかわしくないものが立ち上がっていた。
「ご主人と比べてどう?」
「どうって………、わ。わかりません」
「分かりませんじゃ困るのよ。何か違和感がある?」
 怜子は希美に近づいて再び同じポーズをとる。
 希美は瞬きと共に目を細めた。
「い、いえ、ありません。その………本物のようです」
「そう。勃起の仕方は30歳前後の男性を参考にしてるから、あなたのご主人と同じくらいかしらね」
「はあ……」
 その疑似ペニスは、かなり鋭角に興奮の状態を顕わしていた。
「色や大きさは?」
「色はこんなものじゃ………ないかと……。大きさは……」
 希美の表情を見て、心なしか怜子はその頬を緩めた。
「色は違和感ないのね。大きさは、少しこっちが大きいかな?」
 希美は小さく頷いた。
 不思議なことに、希美は今のやり取りに微かな罪悪感を覚えた。
「これはMサイズだけど、国際基準を採用してるから、日本の男性と比較すると少し大きいのよ。もっとも少し大きい小さいなんて何の意味もないことだけど」
 希美は怜子の顔を見上げて頷いた。

「じゃ中山さん、今度は手で触ってみて」
「はい」
 希美は右手でその屹立を掴んだ。
「少し擦ってみて」
 希美の指の動きに合わせて、こわばりの表面がゆるゆると動いた。
 亀頭から下の部分は、樹脂製の本体の上をさらに柔らかい樹脂製の皮膚が覆っていたのだ。
「強くしたり優しくしたり動かしてみて」
「はい」
 希美が言われたように手を動かしていると、徐々に手の中の物が熱を帯びてきたように感じた。
「こちらはあなたの手を感じたけど、どうあなたは、動かしてみた感触は?」
「はあ……」
「男性器を握ったことはあるんでしょう? どう? 比べてみて」
「はい。ほとんど違和感を感じません」
「そう、わかりました」
 希美は徐々にこのテストに慣れてきたのを感じた。

「器具が少し熱くなってきたでしょう?」
「あ、はい」
 希美は彼女の顔を見上げた。
「これ体温機能も備えているの。あなたの手の動きも私の中に伝わるし、その逆も………。
「え……?」
 怜子の顔が少し紅潮しているように思えた。
「はい、もういいわ。じゃあ、ベッドへ行きましょうか」
 希美の手から腰を引くと、怜子は先にベッドへと向かう。
 仕事だと理解はしていても、怜子の言葉に希美の胸は騒いだ。

 両手で胸を隠したまま希美はベッドの手前で立ち止まった。
「中山さん、あなたきれいな身体をしてるのね」
 希美は目を見開いて怜子の顔を見る。
「主任にそんなこと言われるなんて。主任に比べたらスタイルも悪くて、あたしなんか裸にはなれません。その……お、お世辞はやめてください」
 そう言って顔を紅潮させた希美に、珍しく怜子は驚きの表情を向けた。
「どうしてそういうこと言うのあなた。私はお世辞は言わないわよ。あなたは女性らしい体で、とてもきれいじゃない。でもまあ、怒らせたのなら謝ります。ごめんなさい」
「いえ……」
 急に自分が大人げなく感じて、希美は消え入りそうな返事をした。
「すみません。主任、私どうすれば……」
「謝る必要はないわ。それに中山さん、あなたなかなか見どころがあるわよ」
 希美はその顔に恥ずかし気な笑みを浮かべた。
「じゃ取り敢えず、ベッドに仰向けに寝てください。挿入を始めましょう」
「はい」
 希美はベッドの中央で仰向けになると両手で胸を覆った。

 怜子はベッドの脇に立って口を開いた。
「今日は最初だけど、何とか射精まで済まそうと思うの。よろしくお願いします」
「射精!? 射精なんかあるんですか?」
 希美は驚いて怜子に問いかけた。
「ええそうよ。この器具は射精機能も備えているの。装着者のオーガズムに合わせて射精するようプログラムされているの。今回の改良型は、何より射精機能が重要なのよ」
 呆気に取られて希美は怜子を見上げる。
「もっとも疑似精液だから妊娠はしないわ。消毒や炎症防止の薬剤成分とコラーゲンなどの栄養成分が主体だから、むしろ体にいいくらいよ」
「で、でも……」
「あなた膣内に直接射精を受け入れたことある?」
「いいえ、ありません」
 子供を設けるのはまだ早いということで、夫には性交渉時にコンドームを使用してもらっていたのだ。
「今回が初めての経験なら参考データとしては弱いけど、まあ後で受精の感想を聞かせてください。じゃ、始めるわよ」
 怜子は長い黒髪をアップにまとめて、希美の右側からベッドの上に乗った。

 脇に寄り添った怜子に希美は慌てて口を開く。
「じゃ、じゃあ私と主任は夫婦みたいに繋がるというか、ひとつになるわけですよね」
「ええ」
「あの、やはり性行為の体位で肌の密着も………」
「当然よ。先ほど話したように、局部だけ繋がっても自然な行為とは言えないでしょう」
「は、はあ、わかりました」
「始めるわよ」
「ああ!! ちょちょっと!!」
「まったく何よもう」
 怜子の右手の指が希美の秘部に触れてきたからである。
「はあはあ………なぜここを触るんですか?」
「何故ってあなた、濡れてなければ入らないでしょう」
「ローションか何かないんでしょうか?」
「さっきも言ったように、そんなもの使ったら人の自然な潤滑ではなくなって、不完全なデータになるんだってば」
「だったら自分でやります。器具挿入後はテスト対象だと思いますが、実施前の準備は個人に任されてもいいと思いますので」
 希美は怜子の目をまっすぐに見つめた。
「いいわ。じゃあ自分でやってください。見ててあげるから」
「だめです、見ないでください。あ、あの、気が散りますから」
「はいはい。じゃあ反対を向いてるから、準備が出来たら教えてね」
 呆れたようにそう言うと、怜子は希美と反対の方に寝返りをうった。
 希美は目を閉じて自分のものに右手を伸ばす。
 そして切り札のこじんまりした突起を人差し指と中指で撫で始めた。

「まだ? 中山さん」
 ベッドの細かい振動を感じながら怜子が問いかける。
「も、もう少しお待ちください」
 希美は指に唾を付けて自分を細かく刺激し続ける。
 だが無情にも、いつもなら程なく潤いを帯びる部分も緊張でほとんど変化を示さないのだ。
「タイムリミット。これ以上はテストの進行に支障をきたします。これは正当な理由付けですね。中山さん、私に任せなさい」
 目を開けて天井を見上げると、希美は大きなため息をついたのだった。
ウルトラウーマン(11)目次ウルトラウーマン(13)

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2021/06/10 06:07
    • 面白い展開になってきました
       『由美美弥』本編とも連動しそうです。
       久しぶりに、レズビアン小説サイトらしい感じになってきましたね。
       最近の本編では、男女ものが多く、さらに男同士まで書いてしまい……。
       「看板に偽りあり」の状態になりつつありましたから。
       ようやく、本道に立ち返った感があります。

       今回のシーン、AVにしても楽しめそうですよね。
       レズもののAVは、キャンキャンうるさいばっかりでね。
       ウソのよがり声であることが、あまりにもわかりすぎて萎えます。
       あと、イッた演出も嘘くさし。
       女性の場合、外観でわかりませんからね。
       その点、男性ははっきりとわかります。
       なので、男女間のAVには、カタルシスがあるのでしょう。
       レズにはそれがないです。
       そのためわたしの小説では、「失神」でそれを表現してます。
       嘘くさいですが、あれなしだと、場面に締めくくりが付かないんです。

       そうそう。
       レズものAVで、やってもらいたいシチュエーションがあります。
       テレビショッピング。
       わたしは、土日も朝5時過ぎから起きてます。
       テレビを点けてるんですが、まともな番組がない。
       ニュースを見たいのですが、やってないです。
       ほとんどのチャンネルでやってるのが……。
       テレビショッピング。
       で、仕方なく見てます。
       ていうか、点けてるだけですけど。
       でも、たまに面白いのがあります。
       ブラジャーとか、補整下着の紹介です。
       ジニエシークレットブラとかですね。
       あの設定をそのままに、AVにしてもらいたいです。
       紹介する商品は、ペニバン。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2021/06/10 06:07
    • 面白い展開になってきました(つづき)
       それでは、登場人物の設定。
       まずは、紹介側の女性。
       プレゼンターっていうんですかね?
       ナビゲーター?
       とにかく立て板に水の喋りで、さすがだと思います。
       わたしが特に気になってた女性がいました。
       改めて調べてみて、わかりました。
       中野珠子さんでした。
       でも、年齢不詳。
       デカいとは思ってましたが……。
       身長は、167㎝。
       ペニバンプレゼンターとして適役です。

       あと、タレントの女性が2人。
       ジニエとかでは、かなり歳食った女優の場合が多いです。
       秋野暢子や大場久美子。

       さらに、あと2人。
       これは、素人のモニター。
       実際に試着して、「ビフォーアフター」を見せる役割。
       計5人ですか。

       面白いと思いますよ。
       でも、最初から全裸じゃダメですね。
       最初は、ふつーのテレビショッピングと同じく、全員ちゃんと服を着てます。
       で、まず最初は……。
       モデルの登場ですね。
       全裸にペニバンを装着した姿。
       すらっとした外人がいいかな。
       いきなりエッチモードに切り替わりますから……。
       興奮度急上昇。
       で、当然、使用感をプレゼンしなければなりません。
       相手をするのは……。
       歳食ったタレントのどちらか。
       「それでは」ということで、弛んだ身体をご披露するわけです。
       興奮度、さらに上昇。

      「もう、十分、濡れてらっしゃるようです」
      「お若いですね」

       などのやり取りの後……。
       やはり、まずは立ちバックでしょうか。
       この後の展開、いくらでも面白く出来そうです。
       どこか、撮ってくれませんかね。
       あ、わたしが書けばいいのか。
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