2021.5.19(水)
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長井絵里子が、コンビニからマンションに戻ると……。
管理人室脇の掲示板を、熱心に見ている女性がいた。
掲示板には、エレベーターの点検作業の通知などが貼り出されている。
しかし、立ち止まってそれを熟視している住人は、まず見かけない。
必ず見ていくのは、絵里子くらいではないか。
専業主婦でヒマだから、というのが主たる理由だ。
子供は、中学生になる男の子がいるが……。
部活が忙しく、朝練から出かけ夜も遅い。
夫はさらに帰りが遅い。
日付が変わるころになることもある。
もちろん、帰りを待ってなどいられない。
ひとり夕食を食べ、風呂に入り、テレビドラマを見たら寝てしまう。
3人家族で住みながら、食事を共にすることはほとんどなかった。
子供は、土日も部活。
夫は出張がちで、週の半分は帰らない。
休日はゴルフだ。
遊びではなく、接待らしいが。
今どき流行らない、モーレツサラリーマンと云ったところか。
絵里子が、エレベーターの点検スケジュールを気にするのは……。
作業が昼間に行われることが多いからだ。
通勤通学の時間帯は避けるのだろう。
しかし主婦にとっては、昼間にエレベーターが動かないとなれば……。
買い物に出る時間に影響する。
大荷物を抱えて階段を上がる気にはなれない。
特に絵里子はそうだ。
絵里子は階段が苦手だった。
なぜなら、太っているからだ。
子供が学校に行くようになってから、みるみる太ってしまった。
理由はわかっている。
昼間の時間がありすぎて、結局、何か食べてしまうのだ。
止められない。
ま、止めようとも思わないが。
夫はこれまで、絵里子が太ったことには、ひと言も触れてこなかった。
裸を見れば、何か言うのかも知れないが……。
裸を見せる機会は、まったくなくなっていた。
夫婦間の性行為が途絶えてから、かなりの期間が経過している。
掲示板前に佇んでいた、その女性を見るようになったのは、ごく最近のことだった。
先日は、ゴミ集積所だった。
ゴミの種別ごとに並んだダストボックスの前で、ポリ袋を抱えてうろうろしていた。
明らかに、引っ越して来たばかりの住人に違いなかった。
長井絵里子が、コンビニからマンションに戻ると……。
管理人室脇の掲示板を、熱心に見ている女性がいた。
掲示板には、エレベーターの点検作業の通知などが貼り出されている。
しかし、立ち止まってそれを熟視している住人は、まず見かけない。
必ず見ていくのは、絵里子くらいではないか。
専業主婦でヒマだから、というのが主たる理由だ。
子供は、中学生になる男の子がいるが……。
部活が忙しく、朝練から出かけ夜も遅い。
夫はさらに帰りが遅い。
日付が変わるころになることもある。
もちろん、帰りを待ってなどいられない。
ひとり夕食を食べ、風呂に入り、テレビドラマを見たら寝てしまう。
3人家族で住みながら、食事を共にすることはほとんどなかった。
子供は、土日も部活。
夫は出張がちで、週の半分は帰らない。
休日はゴルフだ。
遊びではなく、接待らしいが。
今どき流行らない、モーレツサラリーマンと云ったところか。
絵里子が、エレベーターの点検スケジュールを気にするのは……。
作業が昼間に行われることが多いからだ。
通勤通学の時間帯は避けるのだろう。
しかし主婦にとっては、昼間にエレベーターが動かないとなれば……。
買い物に出る時間に影響する。
大荷物を抱えて階段を上がる気にはなれない。
特に絵里子はそうだ。
絵里子は階段が苦手だった。
なぜなら、太っているからだ。
子供が学校に行くようになってから、みるみる太ってしまった。
理由はわかっている。
昼間の時間がありすぎて、結局、何か食べてしまうのだ。
止められない。
ま、止めようとも思わないが。
夫はこれまで、絵里子が太ったことには、ひと言も触れてこなかった。
裸を見れば、何か言うのかも知れないが……。
裸を見せる機会は、まったくなくなっていた。
夫婦間の性行為が途絶えてから、かなりの期間が経過している。
掲示板前に佇んでいた、その女性を見るようになったのは、ごく最近のことだった。
先日は、ゴミ集積所だった。
ゴミの種別ごとに並んだダストボックスの前で、ポリ袋を抱えてうろうろしていた。
明らかに、引っ越して来たばかりの住人に違いなかった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2021/05/19 05:39
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今日は何の日
5月19日は、『小諸・山頭火の日』。
長野県小諸市にある温泉宿『中棚荘(なかだなそう)https://nakadanasou.com/』が制定。
中棚荘は、明治の文豪、島崎藤村ゆかりの宿でもあります。
1936(昭和11)年5月19日……。
漂泊の俳人、種田山頭火(たねだ さんとうか、1882~1940)が、「中棚荘(当時は中棚鉱泉)」に宿泊しました。
その日の日記に、「熱い湯に入れて酒が飲めるのがいい」と記載していることから記念日となりました。
敷地内には、山頭火の句碑も建てられてます。
記念日は、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されてます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/105192.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「種田山頭火について」を引用させていただきます。
↓山頭火は……。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/82/Photo-of-Santoka-Taneda.png
1882(明治15)年、山口県西佐波令村(現:防府市)の大地主だった種田家の長男として生まれました。
しかし、父親が経営する種田酒造場の破産や身体と精神の不調など……。
数々の苦難の末、生涯を酒と放浪のうちに過ごしました。
俳句を愛した山頭火は、1940年(昭和15年)、愛媛県松山市で亡くなるまで……。
全国各地を歩いて旅をしながら、数多くの俳句を作りました。
昭和の芭蕉とも呼ばれ、定型に縛られない自由律俳句の代表とされてます。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2021/05/19 05:40
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今日は何の日(つづき)
山口県防府市内には山頭火の生家跡があり……。
↓JR防府駅てんじんぐち(北口)前には、山頭火の銅像が建てられてます。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b6/Hofu_Santoka%27s_statue.jpg/1280px-Hofu_Santoka%27s_statue.jpg
また、防府市内各所に山頭火の句碑が80基以上建てられており……。
句碑めぐりを楽しむことができます。
以上、引用終わり。
山頭火は、気になる俳人の一人です。
まずは、素直にその句に惹かれます。
●うしろすがたのしぐれてゆくか
●どうしようもない私が歩いている
●まつすぐな道でさみしい
●分け入つても分け入つても青い山
「まつすぐな道でさみしい」には……。
痛いほどの孤独の行脚が、身に染みて想像できます。
あと、やはり酒好きだったところに惹かれます。
晩年の日記の一節には……。
「無駄に無駄を重ねたような一生だった、それに酒をたえず注いで、そこから句が生まれたような一生だった」とあるそうです。
この日記を書いたときはもう、無一文の乞食状態だったそうです。
それでも、日記だけは書き続けたというところに……。
どうしようもない物書きの性(さが)を感じてしまいます。
わたしなら間違いなく、何も書かなくなってるでしょうね。
惹かれますが……。
生前の山頭火に会いたいとは思いません。
話が通じるはずありませんし……。
それ以前に、汗臭さと酒臭さで、近くに寄る気にもなれないでしょう。
お酒が美味しいのは、やはり衣食住が保証されてるからこそ。
宅飲みがが一番ですよ。
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3. 手羽崎 鶏造- 2021/05/19 06:22
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中学生の男子が居ると、セックスに
興味津々の年頃でしょうから、
夫婦生活は簡単ではないでしょうな
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4. Mikiko- 2021/05/19 18:14
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中学生になれば……
いくらなんでも、親の寝室で一緒には寝ないでしょう。
しかし、昔の住宅事情だと……。
同室じゃないにしても、襖1枚くらいしか隔てられてなかったのでは?
どうしてたんですかね?
タオルを噛んでるとか?
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5. 手羽崎 鶏造- 2021/05/20 05:35
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お子さんが中学生というご婦人は
年代的に「盛り」ですね。
最も性欲の強いお年頃でしょう。
それが満たされているかどうかの
度合いも人によって差が大きく開くように
思います。
(息子さんに)見られたくない、気づかれたくない
思いが強いほど、交わりたい思いも強く
なる、Sexの心境ってイジワルなものです。
中学生の健康な男子ならオナニーを覚えて
性欲も大きく膨らみます
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6. 手羽崎 鶏造- 2021/05/20 05:53
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ところで。
太った奥さんもスキです。
緩んだ乳房より張り出した下腹。
歩く度に擦り合う太もも。
腰から背中にかけての望まない脂肪。
だらしなく垂れた尻肉。
行為が進むにつれ、首筋から
胸元に汗が光ります。
ご覚悟を決め、裸身を曝(さら)け出されると、
つい虐めてみたくもなります
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7. Mikiko- 2021/05/20 06:07
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25歳で産んだとすると……
38歳~40歳。
最近は晩婚ですから、出産は30歳を過ぎるかも。
となれば、40代半ばですかね。
その歳で性慾が強くなるというのは……。
子供に手がかからなくなり、もう1人産み育てる準備が出来るからでしょうか?
本人にその気がなくても、本能的な反応なのかも知れません。
しかし問題は……。
旦那の方に、それに応える余力があるかということ。
仕事が、もっとも忙しい時期にあたりますから。
少子化問題の解決のヒントは……。
第2子以降を産み育てる環境作りにある気がします。
ふっくらした奥さまは、とても魅力的です。
↓服の販売サイトですが、動画があります(エッチなものではありません)。
https://www.dhc.co.jp/goods/goodsdetail.jsp?gCode=135378106&sc_cid=it_t3_kp3_ad4_gg_cate5_cate0_agt1_ac&gclid=CjwKCAjw6qqDBhB-EiwACBs6x22ltr-gXWzPocw1p4rtE5tYz_kWUc3mihgYxKzoDqZzlY5tBbL22RoCCcYQAvD_BwE
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8. 手羽崎 鶏造- 2021/05/21 04:58
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まあ40代半ばのご婦人はサカリで性欲ツヨイと
思います。(個人差有るでしょうし、オトコからして
美味なのは50代前半までだと思いますが)
既婚(婚歴有り)、出産経験有りの方かな。
アソコの使用頻度が多いことによってそれなりに
開発されているご婦人。
開けっぴろ気で、親しい同性の性交情報もお持ちで
、ご自分の時間も工面出来そうな年代、まだまだ
おしゃれもしたい(充分美しい)お年頃ですかね。
人生、勝ち組であったか否かの見通しがもう見えて
おられることでしょう。
そのような肉体的・生理的&社会的な条件が
混ざりあってエッチ本能が強くなられているのかも。
(あくまでもワタシの主観なので、一般論ではありませぬ)
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9. Mikiko- 2021/05/21 05:42
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日本人女性の平均的な……
閉経年齢は、50.5歳だそうです。
思いのほか若くて驚きました。
50になったばかりの奥さんなんて……。
ルックス的にもまだ十分お綺麗です。
なのに、妊娠機能は、すでに卒業。
奔放になられるのも、わかる気がします。
妊娠の心配がないんですから。