Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3280
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 咥える。
 まさしく、大きな芋虫を含んだ感触だ。
 もちろん、実際に芋虫を口にいれたことなどはないのだが。
 でも、似ているだろうことは容易に想像できた。
 しかし、芋虫と違うのは、大きくなるというところだ。
 典子は、喉笛を鳴らしながら吸引した。
 口蓋で挟みこみ、顎を左右させて転がす。
 甘噛みしてやる。
 これが効いたようだ。
 みるみる芋虫は膨張した。
 その感触はもう、芋虫のものではなかった。
 歯を弾き返す甲虫の外郭だ。
 典子は、唇でこそぎながら、口から陰茎を抜き取った。
 陰茎は、咥えたときとは、まったく別な形体に変化していた。
 OLに笑顔を見せる。
 手品師が、手際を誇るかのように。
 そのときだった。

「あ、人が来ます」

 OLが慌てた声を出した。
 典子は身を起こし、スカートを下ろす。
 スカーフを薫の股間に掛けようとしたが……。
 勃起した形状を隠すことは出来ないだろう。

「これを」

 OLが、持っていたランチバッグを薫の腿に置いた。
 股間は見事に覆われた。
 おどおどしているようで、案外機転が利くことに感心した。
 ほどなくOLの後ろを、2人連れのサラリーマンが通り過ぎた。
 営業回りか何かだろう。
 若い方は、大きなバッグを肩から下げていた。
 典子たちの方をチラッと見たが、特段の興味は示さず、そのまま話しながら歩き去った。

「危なかったわね」
「すぐそこで、外の道路と繋がってるんです」
「ほほ。
 反対側はそうなってたのね。
 もっとロケーションを確認してから始めるべきだったわ。
 ここで続きは難しいみたいね。
 でも、この悪い子ちゃんは、収まりがつかない感じだし」

 典子は、ランチバッグをOLに返した。
 薫の陰茎は、天を突いたままだった。

「ねぇ。
 どこか、安心して続きが出来る場所はないかしら。
 もちろん、ホテルなんかじゃ面白みがないわ。
 それに、あなたと3人なわけだし?」

 OLは、薫の陰茎をガン見しながらうなずいた。
由美と美弥子 3279目次由美と美弥子 3281

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2021/04/19 06:18
    • 今日は何の日
       4月19日は、『飼育の日』。
       教育活動の充実や希少動物の保護、繁殖などを目的に活動してる『(社)日本動物園水族館協会(JAZA)⇒http://www.jaza.jp/』が、2009(平成21)年に制定。
       日付は、「し(4)い(1)く(9)⇒飼育」と読む語呂合わせから。
       2017(平成29)年4月1日現在、日本国内で同協会に加盟している動物園は89、水族館は60で、計149園館あります。
       その他にも、加盟してない動物園や水族館も多数存在します。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/104194.html)のページから転載させていただきました。

       さらに同じページから、「動物園について」を引用させていただきます。

       動物園とは、生きた動物を飼育、研究し、一般に公開する施設です。
       「動物園」という言葉は、「博物館」とともに、福沢諭吉による考案とされます。
       1866(慶応2)年の著書『西洋事情・初編』の中で「動物園には生きながら禽獣魚虫を養へり」と紹介し……。
       「Zoological Gardens」の訳として「動物園」が使われました。
       それまでは「禽獣園」と呼ばれてました。
       「動物園」という言葉は、現在では中国でも使用されてます。
       1882(明治15)年、「上野恩賜公園」内に現在の「東京国立博物館」が移転開設され……。
       「恩賜上野動物園」の前身である「天産部附属施設(博物館の附属動物園)」が作られました。
       そこで動物を飼育、展示したことが日本における「動物園」の始まりとされます。
       天産部には、動物、植物、鉱物など自然史系の物品が展示されてました。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2021/04/19 06:19
    • 今日は何の日(つづき)
       さらに同じページから、「水族館について」を引用させていただきます。

       水族館とは、海や河川、湖沼などの水中や水辺で生活する生き物(水族)を主として飼育、研究し、一般に公開する施設です。
       1882(明治15)年、「恩賜上野動物園」の前身である附属動物園の一角に「観魚室(うをのぞき)」が開設されました。
       これが、日本における「水族館」の始まりとされます。
       循環濾過装置のない水槽で、淡水魚を展示した施設でした。
       1897(明治30)年、神戸市兵庫区の和田岬で開かれた第2回水産博覧会において「和楽園水族館」が開設されました。
       博覧会期間中だけの開設でしたが、海水の水槽に本格的な循環濾過装置を備えてたことから……。
       日本初の「水族館」と呼ばれてます。
       また、神戸は「日本の水族館発祥の地」ともされます。

       以上、引用終わり。

       改めて気づいたのですが……。
       動物は「園」、水族は「館」なんですよね。
       園には、檻などはありますが、空気はスカスカ通ります。
       水族の棲み家は、水漏れしないかっちりした水槽なので、「館」のイメージなんですかね。

       動物園。
       新潟市近辺にはありません。
       昔、市街のど真ん中の白山神社に、猿の檻があったそうです。
       なんでそんなところで猿を飼ってたんですかね。
       今はもちろんありません。
       新潟市中央区の「いくとぴあ食花」には……。
       「動物ふれあいセンター(http://www.ikutopia.com/facilities/doubutsu/)」という施設があるようです。
       たぶん、子供が動物に触れるのでしょう。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2021/04/19 06:19
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       水族館は、比較的大きなのがあります。
       「マリンピア日本海(https://www.marinepia.or.jp/)」。
       新潟市中央区の海の近くにあります。
       新潟駅前からバスも出てます。
       わたしも、何回か行きました。
       でも、最近は行ってないですね。
       ひとつは、カップルがやたらと目障りなこと。
       もうひとつは、入館料が高いこと。
       1,500円です。
       ちょっとねー。
       でも、年間パスポートは安いですよ。
       3,500円。
       毎月1回行けば、1回あたり292円です。
       ま、ほかに交通費がかかりますが。

       わたしが今、行きたい水族館は、淡水魚専門の水族館。
       全国にありますが、新潟から近いところでは……。
       「さいたま水族館⇒http://www.parks.or.jp/suizokukan/(埼玉県羽生市)」。
       でも、思いのほか、交通が不便なんです。
       ここに寄ると、ほかとの掛け持ちが難しい。
       でも、ここだけ見て帰るのももったいないしね。
       それに、首都圏はまた、コロナでどうなるかわかりませんし。
       今年も、単独旅行は休止ですかね。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2021/04/19 09:07
    • 神戸市の須磨水族館、馴染みのある施設
      だったのですが、阪神淡路大震災で倒壊に
      遭いました。
      ふと、思ったのは猛獣を飼っている
      動物園が被災したら、檻を破って
      街なかに猛獣が逃げ出すことはないのか
      という心配です

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2021/04/19 12:47
    • 第二次世界大戦中……
       日本では、猛獣の殺処分が行われました。
       空襲などで檻が壊れ、猛獣が逃げ出すことを恐れたからです。
       たぶん今、動物園が被災したら、逃げ出す猛獣は出るでしょうね。
       一番簡単に狩れる獲物は、人間ということになるでしょう。

    • ––––––
      6. 手羽崎 鶏造
    • 2021/04/21 03:39
    • 当時の日本では、今が
      「第二次世界大戦中」であるという言い方は
      国民の中には皆無であったろうと推察します。
      呼び方も「大東亜戦争」(東アジアの平和を
      英米仏列強から取り戻す)が使われたこと
      でしょうし。
      実は、あの戦争をなんと呼ぶのか自体が今も
      議論のタネのようで、それはこの国の歴史を
      どう振り返るのかの論争に繋がります。
      NHKの朝ドラは、女性主人公の戦中を含めて
      描いた作品が多いのですが、ほとんどが
      「太平洋戦争」という呼称になっています。
      それではあの戦争の本質には迫ることが
      出来ないと(歴史学的には)考えています。
      ワタシですか?
      「15年戦争」でいいんでないの
      と思っていますけど。
      (あんまり浸透していませんけどね)

    • ––––––
      7. 手羽崎 鶏造
    • 2021/04/21 03:51
    • <本篇より>
      喉笛を鳴らしながら吸引した。
      口蓋で挟みこみ、顎を左右させて転がす。
      甘噛みしてやる。

      うふ。
      亀頭の射出口を舌と唇でやっていただく。
      これが勃起には、
      たいそう効くのですよね。
      甘くDeepなkissをたっぷり施すのは、
      この行為を求める催促の意味でもあります。
      舌の使い方と甘噛みの度合いで
      その奥さんの経験値が分かるものです。

    • ––––––
      8. Mikiko
    • 2021/04/21 05:35
    • 進歩しない人類
       今のミャンマーや中国の動向を見てると……。
       戦前戦中の日本と重なるんですよね。

       わたしが興味あるのは……。
       夫婦が自宅で行う場面。
       フェラという行為は……。
       日常的に行われてるものなんでしょうか?

    • ––––––
      9. 手羽崎 鶏造
    • 2021/04/21 21:35
    • うーん、オトコはフェラされることは
      とても悦びです。
      ご夫婦がいつもやっているか
      どうかは、その夫婦によるでしょうね。
      Sexになったとしたら、ワタシは妻にさせて
      います。
      長く暮らしていると、
      Sexにならないケースがあります。
      カラダ触られるのはまあいいけど、
      応じてくれないとか。

    • ––––––
      10. Mikiko
    • 2021/04/22 06:41
    • ご主人の中には……
       妻に、そんな商売女のようなことはしてもらいたくないという人もいるのでは?
       今はいませんかね?

       この話は、何度か書いたと思います。
       新婚旅行で初夜を迎えた2人。
       ご主人、昂奮の極地で、妻の口中に突っこみます。
       しかし、勢い余ったのか短小だったのか……。
       陰毛が、妻の鼻の穴に入ってしまいました。
       妻はたまらず、大くしゃみ。
       ご主人の一物は、あわれ、千切れたそうです。
       どこかで読んだ話です。
       たぶん、ヨタだと思いますが。
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