2021.2.28(日)
コンビニに防犯カメラがあるのは、客の万引きなどを防ぐことより……。
店員を監視する目的の方が大きいのかも知れない。
実際、夜勤のワンオペでは、誰の目もない時間も長いだろう。
ヘンな気も起きかねない。
店員にとっても、むしろ監視カメラはありがたいのではないか。
自分の胸に黒々と渦巻く衝動を、抑えてくれるものなのだから。
由美の脚は、まっすぐマンションには向かわなかった。
冴えた夜気の中を歩くのが心地よかった。
身体が熱いわけではない。
頭がずっと熱かった。
宮高昭夫の手紙のシーンが、次々と蘇ってきた。
あそこに出てくる人たちは、自分の両親より年上の男女だ。
あの歳になってもまだ、性の衝動は消えないのだ。
なんだか切なくなる。
いつしか由美は、駅前の商店街に出ていた。
人と出会わない道を歩き続けたので、少し人恋しくなっていた。
しかし……。
夜中の商店街は、住宅街よりいっそう、ひとりを感じさせた。
飲み屋などはないので、すべての店のシャッターが下りていた。
ゴーストタウンのようだ。
やっぱり、もう帰ろう。
踵を返そうとしたときだった。
突然、大きな声が聞こえた。
先に見える脇道からのようだ。
数人の男の声だった。
明らかに酔っていた。
脇道の奥には、飲み屋があるのかも知れない。
声は若く、テンションが高かった。
声は近づいてくる。
おそらく、由美が歩く街路に出るつもりだろう。
高揚した声のトーンからして、何ごともなくすれ違えるとは思えなかった。
拳法の覚えがある由美ではあるが……。
ひとりならまだしも、数人の男相手では危険だ。
ルールなどないわけだ。
男の膂力で掴まれたら、身動きが取れなくなる。
声はさらに大きくなり、乱れた足音も聞こえて来た。
猶予はない。
由美は、あたりを見回した。
むろん、隠れ場所を探したのだ。
あった。
隣り合う店舗の間に、隙間があった。
まさに、隙間としか呼べない。
横にならなければ通れない幅だ。
由美は、躊躇なく入りこんだ。
店員を監視する目的の方が大きいのかも知れない。
実際、夜勤のワンオペでは、誰の目もない時間も長いだろう。
ヘンな気も起きかねない。
店員にとっても、むしろ監視カメラはありがたいのではないか。
自分の胸に黒々と渦巻く衝動を、抑えてくれるものなのだから。
由美の脚は、まっすぐマンションには向かわなかった。
冴えた夜気の中を歩くのが心地よかった。
身体が熱いわけではない。
頭がずっと熱かった。
宮高昭夫の手紙のシーンが、次々と蘇ってきた。
あそこに出てくる人たちは、自分の両親より年上の男女だ。
あの歳になってもまだ、性の衝動は消えないのだ。
なんだか切なくなる。
いつしか由美は、駅前の商店街に出ていた。
人と出会わない道を歩き続けたので、少し人恋しくなっていた。
しかし……。
夜中の商店街は、住宅街よりいっそう、ひとりを感じさせた。
飲み屋などはないので、すべての店のシャッターが下りていた。
ゴーストタウンのようだ。
やっぱり、もう帰ろう。
踵を返そうとしたときだった。
突然、大きな声が聞こえた。
先に見える脇道からのようだ。
数人の男の声だった。
明らかに酔っていた。
脇道の奥には、飲み屋があるのかも知れない。
声は若く、テンションが高かった。
声は近づいてくる。
おそらく、由美が歩く街路に出るつもりだろう。
高揚した声のトーンからして、何ごともなくすれ違えるとは思えなかった。
拳法の覚えがある由美ではあるが……。
ひとりならまだしも、数人の男相手では危険だ。
ルールなどないわけだ。
男の膂力で掴まれたら、身動きが取れなくなる。
声はさらに大きくなり、乱れた足音も聞こえて来た。
猶予はない。
由美は、あたりを見回した。
むろん、隠れ場所を探したのだ。
あった。
隣り合う店舗の間に、隙間があった。
まさに、隙間としか呼べない。
横にならなければ通れない幅だ。
由美は、躊躇なく入りこんだ。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2021/02/28 06:27
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今日は何の日

2月最終日は、『世界希少・難治性疾患の日』。
希少疾患、難治性疾患の啓発を目的とした記念日。
英語表記は、「Rare Disease Day:RDD(https://rddjapan.info/)」。
世界的規模で、毎年2月最終日に開催されます。
そのため、平年は2月28日、閏年は2月29日となります。
希少・難治性疾患の病気に苦しむ人は、世界中に存在します。
それにもかかわらず、患者数が少なかったり、病気のメカニズムが複雑なため……。
治療薬、診断方法の研究開発がほとんど進んでない疾患もあります。
この記念日は、より良い診断や治療により、希少・難治性疾患患者の生活の質を向上させることを目指し……。
スウェーデンで、2008(平成20)年から始まった活動です。
日本でも、その活動の趣旨に賛同し……。
2010(平成22)年から、この日を中心にイベントが開催されてます。
記念日やイベントが、患者と社会をつなぐ架け橋となり……。
希少・難治性疾患の認知度向上のきっかけとなることが期待されてます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/102287.html)のページから転載させていただきました。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2021/02/28 06:27
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今日は何の日(つづき)

さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
記念日の名称が「世界希少疾患の日」ではなく、「世界希少・難治性疾患の日」となったのは……。
欧米の「希少疾患」という呼称とは別に、日本では「難治性疾患(難病)」という呼称が、従来より用いられてきたためとされてます。
また、記念日の日付が、2月最終日である由来ですが……。
4年に一度の閏年のみに設けられる2月29日が、最も「希」な日として象徴的であったことによります。
以上、引用終わり。
まずわからなかったのが、「希少・難治性疾患」の定義ですね。
↓千葉大学さんのサイト(http://www.m.chiba-u.ac.jp/class/redenim/mission.html)に、それらしい文章が載ってました。
+++
患者数が非常に少なく有効な治療法が存在しない難病(難治性疾患)を、希少疾病と言います。
厚生労働省はこの希少疾病を「対象患者数が本邦において5万人未満であること」と定義しています。
このような希少疾患は世界に7,000種類以上あり、日本での患者数は750~1,000万人であると言われています。
+++
「日本での患者数は750~1,000万人」には驚きました。
ほとんど、全人口の1割近くじゃないですか。
でも、ひとつの病気の患者数は、5万人未満なんですよね。
ということは、5万人で割ると、150~200の病気があることになります。
実際には、もっと患者数の少ない病気もあるでしょう。
10倍くらいになりますかね。
2000です。
どう考えても、すべての病気に専門医がいるとは考えにくいです。
心細いでしょうね。
主治医を見つけることも難しいと思います。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2021/02/28 06:28
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今日は何の日(つづきのつづき)

それ以前に、難病であることの診断を受けるのが、まず大変でしょう。
病院をいくつも回り、ようやく大病院で診断を受けたときには……。
すでに病気が進行してるということもあり得るんじゃないですか。
不摂生をしてるわけじゃないのに……。
突然、そういう病に襲われた人は、ほんとに辛いと思います。
怒りの持って行き場がないですよね。
わたしが怖いと思う病気は、ALSでしょうか。
手足、のど、舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだん痩せて力がなくなっていく病気だそうです。
でも、もっと怖いのは、病気が進行しても、視力や聴力、体の感覚などに影響が出ないこと。
つまり、頭がはっきりしてるわけです。
それでいて、だんだん身体が動かなくなっていく。
朝、起きるのが怖いんじゃないでしょうか。
きのう出来たことが出来なくなってはいないかと。
おそらく、病気そのものを直すのはかなり難しいのでしょうね。
でも、感覚が大丈夫なら、別の方法もあると思います。
ロボットスーツみたいなもの。
ALSの患者さんの中には、視線でキー入力をされる方もいるみたいです。
目の前に透明なスクリーンを設置して……。
視線でロボットスーツに指令を出すことは可能じゃないでしょうか。
車の自動運転などより、こういう方面の研究がもっと進んでくれたらと思います。











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