Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3241
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「入れるぞ」

 顎を上げ、上下に連なった顔を確かめる。
 4つの瞳は、亀頭の先を灼きそうなほどに焦点を結んでいる。
 妻の目の前で、部下の性器に生で入れるのだ。
 男にとって、今が至高のときかも知れない。
 わたしは再び視線を下に戻した。
 亀頭が、陰唇の襞を潜る。
 そして……。
 一気に体重を載せ、突き刺した。

「あぎぃ」

 槻本くんの顔を確かめる。
 顎が仰け反っていた。
 長い喉に、筋が幾本も浮き立った。
 その表情を見下ろした志津子の顔に、動揺が走った。

「あなた、まさか……」

 やはりそうか。
 それなら、激しい挿出は気の毒だ。
 わたしは腰を沈め、陰茎を深々と挿しこんだ。
 恥丘に、柔らかいしこりを感じた。
 槻本くんの陰核が、わたしの恥丘に埋もれたのだ。
 恥丘をさらに押し下げる。
 恥丘の基盤にある恥骨が、陰核を押しつぶす。
 そのまま尻をグラインドさせる。
 陰核は恥丘に包まれたままだが……。
 恥丘の柔らかい肉がクッションとなって、可動域を生んでいた。
 練り回す。

「あひぃぃぃ。
 い……。
 いく。
 イキます。
 し……。
 志津子さん。
 すびばせん」
「どうしたの?」
「わ、わたし……。
 ご主人のちんぽで……。
 い、イカされます」
「いいのよ。
 1回くらい分けてあげるわ」
「ふ、副工場長ぉぉぉぉ。
 い、いく」

 わたしは、とどめの腰を捻りこんだ。

「が。
 が。
 が」

 槻本くんの顔が、一瞬で変じた。
 人形浄瑠璃のガブのようだった。
 彼女はもう、人の顔をしていなかった。
 剥き広げた眼球からは、黒眼が失われていた。
 顎は、ムンクの叫びのように引き伸ばされている。
由美と美弥子 3240目次由美と美弥子 3242

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2021/02/24 06:22
    • 今日は何の日
       毎月24日は、『地蔵の縁日』『愛宕の縁日』。

       まずは、『地蔵の縁日』から。
       毎月24日は、「地蔵菩薩(じぞうぼさつ)」の縁日。
       この日には、地蔵菩薩を祀る寺院で供養や法要が営まれます。
       その中でも特に、7月15日の「お盆」に近い旧暦7月24日の縁日は「地蔵盆」と呼ばれます。
       現在では新暦で行われ、新暦7月24日前後の地域と、月遅れで8月24日前後の地域に分かれますが……。
       8月23日、24日に行われることが多いようです。
       また、1月24日の一年で最初の縁日は「初地蔵」、12月24日の一年で最後の縁日は「納めの地蔵」と呼ばれ……。
       全国各地の寺院において、様々な行事が行われます。
       地蔵菩薩を祀る寺院として、関東では東京都豊島区巣鴨にある「高岩寺」が「とげぬき地蔵」として親しまれており……。
       病気の治癒、改善に利益(りやく)があるとされます。
       その他、大阪府八尾市本町にあり「八尾地蔵」と呼ばれる「常光寺」や……。
       京都市中京区壬生にある「壬生寺」などが有名です。
       また、奈良の「法隆寺」や「東大寺」でも地蔵菩薩が祀られてます。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101248.html)のページから転載させていただきました。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2021/02/24 06:22
    • 今日は何の日(つづき)
       引用を続けます。

       続いて、『愛宕の縁日』。
       毎月24日は、「愛宕権現(あたごごんげん)」の縁日。
       1月24日の一年で最初の縁日は「初愛宕」、12月24日の一年で最後の縁日は「終い愛宕」と呼ばれ……。
       愛宕神社には多くの参拝者が訪れます。
       愛宕権現は、火災を防ぐ「火伏せ(ひぶせ)の神」として有名です。
       神仏が霊力によって火災を防ぐことを「火伏せ」または「火防(ひぶせ/ひよけ)」と云います。
       「秋葉権現(あきはごんげん)」も、「火伏せの神」として広く知られます。
       京都市右京区の北西部にある「愛宕山」の山頂に鎮座する「愛宕神社」は……。
       全国に約900社を数える愛宕神社の総本社であり、「愛宕さん」とも呼ばれます。
       古くから火伏せ、防火に霊験のある神社として知られます。
       「火迺要慎(ひのようじん)」と書かれた愛宕さんの「火伏札」は……。
       京都の多くの家庭の台所や飲食店の厨房、会社の茶室などに貼られてます。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101249.html)のページから転載させていただきました。

       以上、引用終わり。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2021/02/24 06:23
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       巣鴨の「とげぬき地蔵」には、1度ゆっくり行ってみたいと思ってます。
       地蔵通り商店街の近くまでは、行ったような記憶があるんです。
       「単独旅行記」のはずです。
       でも“巣鴨”で検索しても、ヒットしないんですよね。
       記憶違いでしょうか。
       しかし、地蔵通り商店街、コロナの影響を受けてるんでしょうね。
       高齢者へのワクチン接種が始まるのは、4月1日以降のようです。
       それでも、ひと渡り接種が済めば、商店街の客足も少しは戻るんじゃないですか。
       なにしろ「とげぬき地蔵」のご利益は、「病気の治癒、改善」なんですから。

       東京の愛宕神社も、1度、前を通りかかったことがあります。
       大学に入って程ないころだったと思います。
       石段を見あげながら、「これが、曲垣平九郎が騎馬で駆けあがったという石段か」と感心したものです。
       高校生までは、日本史好きの歴女でしたから、こういう妙なことも知ってたんです。
       でも、せっかく史跡の宝庫の東京に出て来たのに……。
       日本史好きは、すっかり冷めてしまってました。
       受験勉強が終わったからだと思います。
       結局、心から日本史が好きなわけじゃなかったということでしょう。
       そのときも石段を登ることはなく、通り過ぎてしまいました。
       今度行ったら、必ず登ります。

       今度の「単独旅行記」ですが……。
       「とげぬき地蔵」と「愛宕神社」もいいですね。
       「とげぬき地蔵」では、コロナ終息をお祈りし……。
       「愛宕神社」では、防火のお守りを受けてきたいです。
       わが家は、古い木造ですから。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2021/02/24 10:41
    • 寺社の石段といえば、
      池上・本門寺のなんとかかんとか坂。
      加藤清正公が寄進したとかいう石段。
      ここは好きですね。
      上京して初めて住んだのが大森駅前山王
      だったのでよくこの坂までジョギング・散歩
      していました。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2021/02/24 18:14
    • 池上本門寺
       「此経難持坂(しきょうなんじざか)」だそうです。
       覚えられませんわな。
       日蓮宗の大本山なんですね。
       なんと、力道山の墓があるようです。

    • ––––––
      6. 手羽崎 鶏造
    • 2021/02/24 19:34
    • はい。 それっ、そんな名前の
      由緒ある石段でした。
      本門寺は日蓮上人が眠っている名刹です。
      (生まれたところには誕生寺)

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2021/02/25 05:54
    • 池上
       東急池上線沿線は、住みよさそうな街ですよね。
       「池上線」という歌謡曲もありました。
       でもやっぱり……。
       多摩川が氾濫すると怖いわな。
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