Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3239
コメント一覧へジャンプ    コメント投稿へジャンプ
「ちょっと。
 ほんとにいいの?」
「本人の了解も得たんだから……。
 強姦じゃないぞ。
 あとは、志津子、おまえの了解だ」
「普通、すると思います?
 了解」
「してくれ」
「わたしが、1回分損しちゃうってことよね」
「次に2回してやる」
「そんなに勃たないくせに。
 ま、いいわ。
 妬いてるように思われるのも業腹だしね」
「かたじけない」
「何で武士になるのよ」

 わたしは顔をあげると、両手を槻本くんの膝裏に掛けた。
 槻本くんは、ソファーの座面に背中を着けた姿勢で、わたしに両脚を高々と押しあげられている。
 しかし、その足首にはショーツとストッキングが纏わり、足先は開かない状態だ。
 わたしは、槻本くんの膝を左右に割った。
 両膝が、外側に“く”の字に折れ、パンタグラフのようなシルエットを描いた。
 わたしにはその菱形が、向こう側への結界に思えた。
 わたしは躊躇なく、その結界に頭から潜りこんだ。
 槻本くんの長く細い脚は、わたしの両肩を苦もなく通した。
 わたしはそのまま、水を掻くように腕を抜き、さらに上体を抜きあげた。
 槻本くんの両脚は、わたしの胴を挟む形となった。
 わたしの背中では、足首がショーツで結ばれたままひとつになっているはずだ。

「槻本くん、目を開けて」

 わたしは、両膝をソファーの縁に掛けた。
 今やわたしの陰茎は、槻本くんの性器の上に掲げられていた。

「ちょっと待って」

 志津子だった。

「今さら何だよ」
「わたしが見づらいのよ。
 槻本さん、これ、みんな取っちゃいましょ」

 志津子は、槻本くんのブラウスを肩から外し、器用に腕を折りたたませて抜き取った。
 最後のブラも、あっけなく排除された。
 仰向いているので、乳房はほとんど膨らみを失っていた。
 脇腹には肋骨が浮いている。
 人によって、好みの分かれる体型だろう。
 しかし、どんな体型であろうと……。
 目の前に、いただける形で出てくれば、何でも有り難く頂戴できるものだ。
 肉布団のような吉崎さんも、鶏ガラのような槻本くんも……。
 みんなちがってみんないい。
由美と美弥子 3238目次由美と美弥子 3240

コメント一覧
コメント投稿へジャンプ    ページトップへ

    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2021/02/21 06:22
    • 今日は何の日
       2月21日は、『東京初の日刊新聞創刊日』。
       1872(明治5)年2月21日(今から149年前)。
       東京で初めての日刊新聞『東京日日新聞(現在の「毎日新聞」)』が創刊されました。
       創刊したのは……。
       戯作者の条野採菊(じょうの さいぎく/1832~1902)、浮世絵師の落合芳幾(おちあい よしいく/1833~1904)らでした。
       政治家の江藤新平(えとう しんぺい/1834~1874)などが後援しました。
       ↓創刊号は片面だけ印刷された1枚のみでした。
      https://zatsuneta.com/img/102211_01.jpg

       代金は1部140文(もん)、1ヵ月銀20匁(もんめ)でした。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/102211.html)のページから転載させていただきました。

       さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。

       外国人向けの新聞は、19世紀中ころからありましたが……。
       日本国内のニュースが新聞になったのは、明治になってからでした。
       日本初の日刊新聞は、1871年1月28日(明治3年12月8日)に……。
       『横浜活版舎(後の「横浜毎日新聞社」)』が創刊した「横浜毎日新聞」でした。
       しかし、1940(昭和15)年、東京の『帝都日日新聞(後の「やまと新聞」)』に吸収合併されたため……。
       現存する中では、「東京日日新聞」が最古となります。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2021/02/21 06:22
    • 今日は何の日(つづき)
       引用を続けます。

       「毎日新聞」は自身のことを、「東京で最初の日刊紙」と表現してますが……。
       この記念日の名称を、「日刊新聞創刊の日」とする表記も見られます。
       また、上記のように日本で初めての日刊新聞「横浜毎日新聞」が創刊された12月8日は、「日刊新聞創刊日」となってます。

       以上、引用終わり。

       1点、注釈。
       1872(明治5)年2月21日時点では、まだ旧暦です。
       明治5年12月3日が、明治6年1月1日とされ、新暦に移行したのです。
       ちなみに、明治5年2月21日は、新暦だと3月29日にあたります。

       「毎日新聞」が、自らの創刊日を「日刊新聞創刊の日」とはせず……。
       「東京で最初の日刊紙」を名乗ってるのは、奥ゆかしいです。
       でも、「日本で最初の日刊紙」と名乗ったら、ほかの新聞社から叩かれるからでしょうね。

       「毎日新聞」を定期購読したことがあるかは、覚えがありません。
       したとすれば、東京に住んでたときですが……。
       当時、何を取ってたか、まったく記憶がないのです。
       たぶん、洗剤などを押しつけられ……。
       いろんなのを、取っ替え引っ替え購読してたんじゃないでしょうか。
       今住んでる実家では、わたしが生まれる前から「新潟日報」だったはずです。
       今も、定期購読してます。
       でも、わたしが読むのは、お休みの日だけ。
       平日は、読む時間がないのです。
       お休みの日には、夕方お風呂に入って……。
       夕食までの小一時間くらいの合間に読みます。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2021/02/21 06:22
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       以前は、この時間では読み切れなかったこともあったと思うのですが……。
       最近は、時間が余るようになりました。
       ひょっとして、字が大きくなったんですかね?
       ま、それもあるかも知れませんが……。
       はっきり言って、面白くないです。
       じっくり読むのは、テレビ欄くらいです。
       読むと云うより、見るが正しいですが。
       昔に比べて、県内ニュースは充実してるようです。
       ニュースというか、トピックみたいなページですね。
       新潟県は広いので、1度も行ったことのない地域もあります。
       正直、興味が湧きません。

       でも、早く読み終えるようになったのは……。
       記事のせいだけではない気がします。
       自分の好奇心が、乏しくなってる感があります。
       世の中の物事に、興味が持てなくなってきてます。
       老化ですかね。
       でも、わたしの母は、かなりの時間をかけて読んでるみたいなんですよ。
       わたし自身の問題でしょうか。
       わたしはたぶん……。
       1人になったら、購読を止めると思います。
       高いですよ。
       「新潟日報」の月額購読料は、3,400円です。
       1日あたり、113円くらい。
       紙面の量を思えば、さほど高くないんですけどね。
       でも今は、30分で見終わってしまいますし。
       まさに、見終わるって感じですね。
       「読み終えた」感はありません。
       1日あたりにすれば安い気もしますが……。
       年間、40,800円ですよ。
       安いですか?
       10年で、40万8千円です。
       中古の軽自動車なら、買えるじゃないですか。
       うーむ。
       やっぱり、購読は打ち切りですね。
    コメントする   【由美と美弥子 3239】
コメント一覧へジャンプ    ページトップへ


Comment:本文 絵文字  ※入力できるのは、全角で800字までです。

↓お帰りのさいには↓
愛のワンクリ お願いします
新しいウィンドウは開きません

相互リンクサイトのみなさま(Ⅰ)
熟女・おばさんの性体験談 新・SM小説書庫2 問答無用の吸血鬼R18 知佳の美貌録
熟女と人妻エロンガ 官能文書わーるど 未知の星 Japanese-wifeblog
赤星直也のエロ小説 愛と官能の美学 [官能小説] 熟女の園 只野課長の調教日記
電脳女学園 西園寺京太郎のSM官能小説 都会の鳥 変態小説

相互リンクサイトのみなさま(Ⅱ)
人妻の浮気話 艶みるく 人に言えない秘密の性愛話 ちょっとHな小説 Playing Archives
Mikiko's Roomの仮設テント 女性のための官能小説 性小説 潤文学ブログ 官能の本棚
HAKASEの第二読み物ブログ ぺたの横書き かおるの体験・妄想 黒い教室
被虐願望 性転換・TS・女体化劇場 羞恥の風 女の陰影
女性のH体験告白集 むね☆きゅんファンサイト 週刊リビドー あおいつぼみ 葵蕾
最低のオリ 魔法の鍵 恥ずかしがりたがり。 官能的なエロ小説

相互リンクサイトのみなさま(Ⅲ)
SMX工房 淫芯 お姫様倶楽部.com 被支配中毒
出羽健書蔵庫 かめべや 女教師と遊ぼう 平成な美少女ライトノベル
禁断の体験 エッチな告白集 おとなの淫文ファイル エッチのあとさき 恥と屈辱の交差点 潤文学
ましゅまろくらぶ 空想地帯 恍惚團 ~ドライ・オーガズムの深淵~ Angel Pussy 週刊創作官能小説
ろま中男3 渡硝子の性感快楽駆け込み寺 漂浪の果てに アダルト検索一発サーチ

快感小説 SM・お仕置き小説ブログ 官能秘宝園 制服美少女快楽地獄
秘密のエッチ体験談まとめ 18's Summer 淫鬼の棲む地下室 被虐のハイパーヒロインズ
ひめ魅、ゴコロ。 おしっこ我慢NAVI 妄想ココット ライトHノベルの部屋
レズ画像・きれいな画像倉庫 riccia 調教倶楽部 ちょっとHなおとなのための…
緊縛新聞 Eros'Entertainment オシッコオモラシオムツシーン収集所 エピソードセックス
マルガリテの部屋 アダルト官能小説快楽機姦研究所 渋谷子宮 RE:BIRTH 羞恥集
黒塚工房 プライド 女性作家専門官能小説 官能小説 レイプ嗜好
人妻!人妻!人妻! wombatの官能小説 黒イ都 羊頭狗肉
ひよこの家 美里のオナニー日記 エロショッカー軍団 相互リンク、募集してます!
★相互リンク募集中!(メールしてね)★

ランキング/画像・動画(1~10)
シンプルアダルト動画サーチ 人気ブログランキング
にほんブログ村 ライブドアブログ
官能小説アンテナ エログちゃんねる
官能文章アンテナ アダルトブログランキング


ランキング/画像・動画(11~30)
GL Search Adult Novels Search オンライン小説検索・R小説の栞 おたりんく
△Top