Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3236
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「あぁ、古い公園なら大木があるんじゃないか」
「しかも、外の舗道との高いフェンス際に並んでるんです。
 ずらーっと。
 6月ころ、その舗道を歩くと……。
 気が変になりかけます。
 ありありと思い出すんです。
 あの日の屋上のことを。
 あの後も、毎日のように屋上で待ちましたが……。
 彼が上がってくることはありませんでした。
 多分あの日は、彼にとって、よほど特別な日だったんでしょう」
「告白しなかったの?」

 志津子の口調は、我が子を慈しむような優しさだったが……。
 指先は、槻本くんの尖った乳首を捻りあげていた。

「あひぃ。
 で、できません。
 考えてもみませんでした。
 翌年、クラスが変わって、それっきりです」
「でも、まだ覚えてるのよね。
 その日の屋上のこと。
 ひょっとしたら、シイの木の公園に……。
 わざわざ、匂いを嗅ぎに行くんじゃないの?」
「そうなんです」
「肺一杯に匂いを吸いこみ……。
 そして、家に帰ってオナニーする」
「いいえ」
「今さら何よ。
 してないわけないでしょ」
「帰ってからじゃありません。
 その公園のトイレでです。
 トイレの中まで、花が匂うんですから」
「立派な変態ね」
「そのフェンス沿いには公園の裏門があって、そこから入ると……。
 シイの木に囲まれて、古いトイレがあります。
 あの木って、冬も葉を落とさないですよね」
「常緑樹だね」
「1年中、その木の陰になってるトイレですから……。
 ジメーっとしてて、コンクリートの壁には、ところどころ苔が生えてます」
「あのS市の公園と似てるんじゃないの?」
「そうだな」
「ふふ。
 わたしたちね、結婚前だけど……。
 前に住んでた近くの公園で、露出とかもしてたの」
「うそ!」
「ほんとよ。
 全裸の上にコートだけ着て。
 1度だけ、昂奮しすぎて……。
 事件になりかけたけど」
「掴まったんですか?」
「まさか。
 そんなことになってたら、会社なんかクビでしょ。
 女子高生が、1人で歩いて来たから……。
 コートの前を広げて見せたのよ」
由美と美弥子 3235目次由美と美弥子 3237

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2021/02/17 05:42
    • 今日は何の日
       2月17日は、『千切り大根(切り干し大根)の日』。
       2022(令和4)年に、創立50周年を迎える乾燥野菜食品メーカーの「こだま食品㈱(https://www.kodama-foods.co.jp/)/広島県福山市」が制定。
       日付は、「千切り大根(切り干し大根)」の生産が、2月に最盛期を迎えることと……。
       「千」の字を「二」と「1」に見立て、「切」の字の「七」とを合わせて2月17日としたもの。
       同社は千切り大根の普及に努めており、日本の伝統食である千切り大根の良さを広く知ってもらうことが目的。
       また、千切り大根の文化の発展と、この文化が次の世代へと引き継がれていくことを願い、記念日としました。
       記念日は、「千切り大根の日」の名称で『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されてます。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/102173.html)のページから転載させていただきました。

       さらに同じページから、「千切り大根について」を引用させていただきます。

       千切り大根は、大根を天日干しで乾燥させたもの。
       西日本では「千切り大根」、東日本では「切り干し大根」と呼ぶことが多いようです。
       また、京都では「軒しのぶ」とも云います。
       食材としてとても優秀で、美味しく、安く、保存性もよく、調理も簡単。
       無添加、無着色の自然食品であることも魅力の一つです。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2021/02/17 05:42
    • 今日は何の日(つづき)
       引用を続けます。

       軽く洗ってから水に漬けて戻し、醤油や酢をかけてそのまま食べるほか、煮物などの料理に用います。
       また、「はりはり漬け」などの漬物にも用いられます。
       戻すと、重量が約4倍に増加します。
       産地としては宮崎県が最も有名で、全国シェアの約9割を生産してます。
       原料になる主な大根の品種は、日本国内の市場に流通する大根の9割以上を占めてる青首大根です。
       収穫された完熟の青首大根を千切りにして、1日から3日間ほどかけて寒風で天日干しして乾燥させることで……。
       風味豊かな甘味と、独特の食感が得られます。
       寒さが厳しいほど、良質な千切り大根ができます。

       以上、引用終わり。

       記念日の日付は、ずいぶん凝ってますね。
       思いついた人は、漢字パズルなんかがお好きな方かも知れません。

       “東日本では「切り干し大根」”と呼ぶとあるとおり……。
       こちらでは、「切り干し大根」です。
       わたしは、このお味噌汁が大好きでした。
       最近出てこないのは、母の歯が悪くなったせいでしょうか。

       なるほど。
       お漬物も美味しそうですね。
       噛むと音がするんじゃないですか。
       「はりはり漬け」の名称は、音から来てるんだと思います。
       来年のお正月には、漬けてみようかな。
       『こだま食品㈱』さんのページに……。
       「千切り大根手帳(http://sengiridaikon.moo.jp/)」というのがありました。
       いろんなレシピも載ってます。
       ま、わたしはお味噌汁が一番だと思いますが。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2021/02/17 05:43
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       しかし、なんで宮崎県が飛び抜けた産地なんですかね。
       ↑の引用文には、「寒さが厳しいほど良質な千切り大根ができます」とあります。
       宮崎は、プロ野球のキャンプ地になるほど温暖な土地のはずです。
       山の方でやるんですかね。
       でも、冬の乾燥した寒風なら、北関東の方が適地でしょう。
       あ、大根の産地と関係があるのかな。
       ↓こちら(https://www.yasainavi.com/graph/category/ca=5)のページに、大根収穫量の都道府県ランキングがありました。

      順位 都道府県 収穫量 割合(シェア)
      1位  北海道 15万6,900トン  11.81 %
      2位  千葉県 15万500トン  11.33 %
      3位  青森県 12万2,500トン  9.22 %
      4位  鹿児島県 9万5,100トン  7.16 %
      5位  神奈川県 8万トン  6.02 %
      6位  宮崎県 7万7,900トン  5.87 %
      7位  茨城県 5万7,200トン  4.31 %
      8位  長崎県 5万3,600トン  4.04 %
      9位  新潟県 4万4,300トン  3.34 %
      10位  群馬県 3万900トン  2.33 %

       宮崎県は、5位でしたね。
       でも、群馬県も10位に入ってます。
       新潟県は9位ですが……。
       湿った寒風なので、向いてないのかも。
       2位の千葉県なんか、けっこう風が吹きそうですけどね。
       食べる文化がないんでしょうか。

       それにしても、切り干し大根。
       スーパーのどこの棚にあるんでしょう?
       乾物とかのコーナーかな。
       今度、探してみます。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2021/02/17 11:25
    • あくまでもそのご婦人の主観
      でしょうけれど。
      精液は新鮮なほど美味だ
      そうな。
      (若いオス♂ならともかく
       歳を取るとなぁ。トホホ。)

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2021/02/17 18:16
    • 新鮮なほど……
       躍り食いの喉越しがあるからでしょうか。
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