Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3220
コメント一覧へジャンプ    コメント投稿へジャンプ
 志津子はTシャツの袖を持ち、ぶん回して放った。
 白地に袖だけ黒いTシャツは、一瞬、海鳥のように羽ばたいた。
 志津子は、腹の上まで覆うレギンスを脱ぎ始めた。
 槻本くんを覗うと、困惑した表情ながらも、志津子の所作に釘付けになっているようだ。

 レギンスから脱皮した志津子は、ブラとショーツだけの姿となった。
 薄い藤色の上下だ。
 ショーツの股上は深く、臍の直下まで届いていた。
 まさに、還暦前の婦人が着るに相応しいアイテムだった。
 わたしはこういう、年寄り臭いと言ったらなんだが……。
 いかにも高齢婦人用の下着が好きだった。
 結婚直後の一時期、志津子が若作りの小さなショーツを穿いたことがあった。
 自分のためと云うより、わたしを喜ばせたかったのだろう。
 しかし、違和感しか感じなかった。
 すぐに、元の趣味に戻してもらった。

「昭夫ちゃん。
 ぼーっとして。
 まだ脱いでないの。
 大事なシーンなのよ。
 画面に映る『サザエさん』の茶の間の向こうにこそ、ほんとうの人間の世界があることを……。
 この槻本さんにご披露するのよ。
 さ、いらっしゃい」

 志津子に手を引かれ、槻本くんの真ん前に出された。

「横向いて」

 わたしと志津子は、槻本くんに体側を見せて正対した。
 テーブルとソファーの間の狭い空間だ。
 テーブルに腰掛ける槻本くんの膝が、わたしのズボンに触れそうだった。

「まだ格好つけてるみたいだから……。
 先に出してやるわ」

 志津子は、その場に両膝を着いた。
 両手が、ズボンの前を押さえた。

「おい、ちょっと」

 志津子の指が、ズボンのファスナーを引き下げる。
 いつもなら楽しい瞬間だが……。
 今日は違う。
 特別な観客が、すぐ脇にいるのだ。
 会社の部下の事務員だ。
 出社すれば毎日、顔を合わせなければならない相手だ。

 槻本くんを、横目で見下ろす。
 口を、片手で覆っている。
 しかし、その視線は、志津子の手元を凝視していた。
由美と美弥子 3219目次由美と美弥子 3221

コメント一覧
コメント投稿へジャンプ    ページトップへ

    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2021/01/25 06:12
    • 今日は何の日
       1月25日は、『左遷の日』。
       901(延喜元)年1月25日(新暦2月16日)。
       右大臣・菅原道真(すがわらのみちざね)が、醍醐天皇によって九州の大宰府に左遷されました。
       彼の才能を妬む左大臣・藤原時平は、道真を罪に陥れてやろうと策略し……。
       「道真は国家の政治を私物化している」と、醍醐天皇に何度も讒言(ざんげん:人を悪く言うこと)してました。
       これにより、天皇も道真のことを逆臣と思いこむようになりました。
       そしてついに、901年1月20日、菅原道真を大宰府の長官である大宰帥(だざいのそち)の権官・太宰権帥(だざいのごんのそち)に左遷。
       筑紫国(現:福岡県)に流罪とすることとしたのです。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101255.html)のページから転載させていただきました。

       さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。

       道真は、長年住み慣れた自宅の庭に植えられてる梅が咲いてるのを見て……。
       「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春な忘れそ」と詠み、この日、京の都を旅立ちました。
       その梅は道真を追って、都の菅原邸から太宰府の庭まで飛んで行き……。
       そこに根づいたという「太宰府の飛梅(とびうめ)」伝説があります。
       菅原道真は無念の思いを抱きながら、2年後の903(延喜3)年2月25日に59歳で亡くなりました。
       毎月25日は、各地の天満宮で「縁日」となってます。

       以上、引用終わり。

       わたしは、ちっとも詳しくないのですが、↑の記述には疑問点があります。
       1月25日に、太宰府に左遷されたとありますが……。
       その直後には、「1月20日に太宰権帥に左遷」とあります。
       なんででしょう?

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2021/01/25 06:13
    • 今日は何の日(つづき)
       あ、わかった。
       辞令(?)が出たのが、1月20日。
       太宰府に出立したのが、1月25日ということですかね。
       そうかそうか。
       でも、もう1点疑問が残ります。
       「筑紫国(現:福岡県)に流罪」という記述。
       左遷と流罪では、大違いだと思いますが。
       そもそも、流罪になった人が、官職には就けないでしょう。
       「流罪」というのは、「事実上の」という表現なんですかね?

       でも、流罪といっても、佐渡とかではなく……。
       暖かい九州なわけでしょ。
       わたしなら、のんびりしちゃいますけどね。
       満足な仕事が与えられるわけないですから……。
       毎日がヒマ人です。
       わたしなら、梅の咲く庭を散策し、縁側で昼間から一献ですね。
       右大臣の地位を奪われ、地方に飛ばされて憤死したとするなら……。
       道真もまた、権力志向の強かった人ということなのでしょう。

       そうそう。
       太宰府の飛梅は、2月中旬に咲くそうです。
       左遷された1月25日を新暦にすると2月16日ですから……。
       ぴったり合ってます。

       道真の死後、都では天変地異が多発し……。
       後ろめたさを感じてる人たちは、道真の祟りと恐れたそうです。
       これは、何度か書いてますが……。
       温暖化による、異常気象だったと思います。
       平安時代というのは、世界的に温暖だった時代なんです。
       中世温暖期と云います。
       海面温度が、今より3度も高かったとか。
       なので、日本の海岸沿いからは、平安時代の遺物が出ません。
       なぜなら、当時は海水面が高く、今の海岸沿いは海の底だったからです。
       ま、平安時代の人が、空を覆うスーパーセルなんかを見たら……。
       祟りだと恐れるのも無理はありませんね。

    • ––––––
      3. 手羽崎 鶏造
    • 2021/01/25 08:45
    • 太宰府は二度、訪ねたことがあります。
      参詣?いいえ信仰心がまるで無いワタシは
      名物・梅が枝餅の焼きたてを食するためです。
      なぜか、行列が出来ているのは1軒だけ。
      他の梅が枝餅店は閑古鳥状態でした。
      (そういえば川崎大師の門前名物・久寿餅店も
      人気店は1軒だけ。食べ比べれば違いが分かります)
      西鉄電車に乗る楽しみもありました。

      九州は越後に比べれば一般的に暖かいのでしょうが
      太宰府は玄界灘に近いので寒い時は雪も降ると
      思いますよ。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2021/01/26 06:17
    • 川崎大師
       懐かしいです。
       わたしが訪ねたのは、2019年。
       そのときでさえ、参道は閑散としてました。
       久寿餅屋ばかりあって驚きました。
       昨年は、もっと大変だったでしょうね。
       自前の店で、建築費のローンも終わってれば……。
       なんとか持ちこたえられたかな。
       でも、今年も続けば苦しいでしょう。

       考えてみれば……。
       福岡は、日本海側ですもんね。
    コメントする   【由美と美弥子 3220】
コメント一覧へジャンプ    ページトップへ


Comment:本文 絵文字  ※入力できるのは、全角で800字までです。

↓お帰りのさいには↓
愛のワンクリ お願いします
新しいウィンドウは開きません

相互リンクサイトのみなさま(Ⅰ)
熟女・おばさんの性体験談 新・SM小説書庫2 問答無用の吸血鬼R18 知佳の美貌録
熟女と人妻エロンガ 官能文書わーるど 未知の星 未知の星・別館
Japanese-wifeblog 赤星直也のエロ小説 愛と官能の美学 [官能小説] 熟女の園
只野課長の調教日記 電脳女学園 西園寺京太郎のSM官能小説 都会の鳥

相互リンクサイトのみなさま(Ⅱ)
変態小説 人妻の浮気話 艶みるく 人に言えない秘密の性愛話 ちょっとHな小説
Playing Archives Mikiko's Roomの仮設テント 女性のための官能小説 性小説 潤文学ブログ
官能の本棚 HAKASEの第二読み物ブログ ぺたの横書き かおるの体験・妄想
黒い教室 被虐願望 性転換・TS・女体化劇場 羞恥の風
女の陰影 女性のH体験告白集 むね☆きゅんファンサイト 週刊リビドー
あおいつぼみ 葵蕾 最低のオリ 魔法の鍵 恥ずかしがりたがり。

相互リンクサイトのみなさま(Ⅲ)
官能的なエロ小説 SMX工房 淫芯 お姫様倶楽部.com
被支配中毒 出羽健書蔵庫 かめべや 女教師と遊ぼう
平成な美少女ライトノベル 禁断の体験 エッチな告白集 おとなの淫文ファイル エッチのあとさき 恥と屈辱の交差点
潤文学 ましゅまろくらぶ 空想地帯 恍惚團 ~ドライ・オーガズムの深淵~
Angel Pussy 週刊創作官能小説 ろま中男3 渡硝子の性感快楽駆け込み寺 漂浪の果てに

アダルト検索一発サーチ 快感小説 SM・お仕置き小説ブログ 官能秘宝園
制服美少女快楽地獄 秘密のエッチ体験談まとめ 18's Summer 淫鬼の棲む地下室
被虐のハイパーヒロインズ ひめ魅、ゴコロ。 おしっこ我慢NAVI 妄想ココット
ライトHノベルの部屋 レズ画像・きれいな画像倉庫 riccia 調教倶楽部
ちょっとHなおとなのための… 緊縛新聞 Eros'Entertainment オシッコオモラシオムツシーン収集所
エピソードセックス マルガリテの部屋 アダルト官能小説快楽機姦研究所 渋谷子宮 RE:BIRTH
羞恥集 黒塚工房 プライド 女性作家専門官能小説
官能小説 レイプ嗜好 人妻!人妻!人妻! wombatの官能小説 黒イ都
羊頭狗肉 ひよこの家 美里のオナニー日記 エロショッカー軍団
★相互リンク募集中!(メールしてね)★

ランキング/画像・動画(1~10)
シンプルアダルト動画サーチ 人気ブログランキング
にほんブログ村 ライブドアブログ
官能小説アンテナ エログちゃんねる
官能文章アンテナ アダルトブログランキング


ランキング/画像・動画(11~30)
GL Search Adult Novels Search オンライン小説検索・R小説の栞 おたりんく
△Top