2021.1.17(日)
「特許は無理ね。
実用新案くらいかな。
ていうか、珍道具レベルじゃない。
立つとき、それ付けてること忘れたら……。
ひっくり返るわよ」
「そうかー」
「で、あなたは今夜の帰り、タクシーの中で、膝を開いて寝てしまう。
今日のスカート、膝上でしょ」
「すびばせん。
短いの、好きなんです」
「脚、綺麗だものね」
「唯一の自慢です」
「唯一じゃないわよ。
素顔も可愛いし。
なんで、結婚できないのかしら」
「出来ないんじゃなくて、しないんです」
「わかったわかった。
でも、そのスカートで膝が開いたら……。
中が見えちゃうわよ。
運ちゃんのバックミラーに、ばっちり」
「ばっちりったって、パンツもストッキングも穿いてるじゃないですか」
「運ちゃんは、その中を見たくなる」
「ひ。
そんな運転手さん、います?」
「いると思うわ。
ていうか、ほとんどがそうでしょ。
でも、行動に移すかどうかで大違い。
想像だけならお咎めなしだけど……。
行動に移したら、犯罪者よ」
「じゃ、その運転手さんも、想像するだけなんじゃないですか」
「違うの。
彼は、刑務所を出たばかり。
罪状は、婦女暴行」
「そんな人が、簡単にタクシー会社に入社できるんですか?」
「二種免許持ってれば、出来るんじゃないの?」
「今度やったら、罪は重いです」
「そういう計算が出来なくなるのよ。
性犯罪者ってのは」
「詳しいですね」
「本で読んだわ。
エロ本だったけど」
「志津子さん、そんなの読むんですか」
「独身のころよ。
エロ本読んで、オナニー。
それがわたしの人生だった。
あなたもしてるでしょ?
オナニー」
「……」
「してないわけないわよ。
女盛りで、独り身で。
正直におっしゃい」
槻本くんは、ちらっとわたしに視線を向けた。
実用新案くらいかな。
ていうか、珍道具レベルじゃない。
立つとき、それ付けてること忘れたら……。
ひっくり返るわよ」
「そうかー」
「で、あなたは今夜の帰り、タクシーの中で、膝を開いて寝てしまう。
今日のスカート、膝上でしょ」
「すびばせん。
短いの、好きなんです」
「脚、綺麗だものね」
「唯一の自慢です」
「唯一じゃないわよ。
素顔も可愛いし。
なんで、結婚できないのかしら」
「出来ないんじゃなくて、しないんです」
「わかったわかった。
でも、そのスカートで膝が開いたら……。
中が見えちゃうわよ。
運ちゃんのバックミラーに、ばっちり」
「ばっちりったって、パンツもストッキングも穿いてるじゃないですか」
「運ちゃんは、その中を見たくなる」
「ひ。
そんな運転手さん、います?」
「いると思うわ。
ていうか、ほとんどがそうでしょ。
でも、行動に移すかどうかで大違い。
想像だけならお咎めなしだけど……。
行動に移したら、犯罪者よ」
「じゃ、その運転手さんも、想像するだけなんじゃないですか」
「違うの。
彼は、刑務所を出たばかり。
罪状は、婦女暴行」
「そんな人が、簡単にタクシー会社に入社できるんですか?」
「二種免許持ってれば、出来るんじゃないの?」
「今度やったら、罪は重いです」
「そういう計算が出来なくなるのよ。
性犯罪者ってのは」
「詳しいですね」
「本で読んだわ。
エロ本だったけど」
「志津子さん、そんなの読むんですか」
「独身のころよ。
エロ本読んで、オナニー。
それがわたしの人生だった。
あなたもしてるでしょ?
オナニー」
「……」
「してないわけないわよ。
女盛りで、独り身で。
正直におっしゃい」
槻本くんは、ちらっとわたしに視線を向けた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2021/01/17 06:27
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今日は何の日
2021日1月17日は、『寒の土用丑の日(かんのどようのうしのひ)』。
天竜川の源となる諏訪湖のほとりにあり、うなぎの収穫量、消費量の多い長野県岡谷市のうなぎ店などで結成された……。
「うなぎのまち岡谷の会」が、1998年(平成10年)に制定。
「夏の土用丑の日」のように、「寒の土用丑の日(冬の土用の丑の日)」にも……。
うなぎを食べる新しい食文化を築こうと始められたもので、最初は「岡谷・寒の土用の丑の日」と称してました。
その後、全国で行われるようになり、「寒の土用丑の日」として定着してます。
記念日は、「寒の土用丑の日」の名称で……。
『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されてます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101203.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
うなぎの生産量が多い県は、鹿児島、愛知、宮崎、静岡。
そんな中、長野県岡谷市が「うなぎのまち」であるのは……。
昔から諏訪湖で天然うなぎがよく獲れ、食されてたためです。
江戸時代、参勤交代を行う殿様にうなぎを出してたという文献もあります。
岡谷では、この日に大売り出し抽選会などのイベントを実施してます。
以上、引用終わり。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2021/01/17 06:28
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今日は何の日(つづき)
引用文では説明がありませんでしたが……。
まず「寒の土用丑の日」とはなんぞやからです。
「寒」とは、寒中水泳とかの「寒中」のことですよね。
「寒の内」とも云います。
改めて調べたら、「小寒」から「立春」の前日までの期間でした。
つまり、「小寒」から「節分」までです。
今年(2021年)で云うと、1月5日~2月2日まで。
この期間にある「土用丑の日」ということです。
それでは、「土用丑の日」とはなんぞや。
↓面倒なので、Wikiを引用させていただきます(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E7%94%A8%E3%81%AE%E4%B8%91%E3%81%AE%E6%97%A5)。
+++
土用の丑の日(どようのうしのひ)/土用丑の日(どよううしのひ)は、土用の間のうち十二支が丑の日である。
「土用」とは五行思想に基づく季節の変わり目を意味する雑節(ざっせつ)で、四季の四立(立春、立夏、立秋、立冬)の直前の約18日間を指す。
この期間中の丑の日は、年に平均6.09日あることになる。
+++
それでは、今年(2021年)の「土用の丑の日」はいつか。
↓になります。
●1月17日、1月29日
●4月23日
●7月19日、7月28日
●10月20日、11月1日
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2021/01/17 06:28
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今日は何の日(つづきのつづき)
今年は、7日です。
平均より、ちょっと多いですね。
二の丑が、3回もありますから。
このうち、上から3番目が、いわゆる「夏の土用丑の日」です。
一般的には、この日にうなぎを食べるわけです。
今年は、2回あります。
「冬の土用丑の日」も2回ですね。
「冬の土用」は、立春直前の約18日間です。
「寒中」は、立春直前の約1ヶ月ですから……。
「冬の土用」は、必ず「寒の土用」となります。
さて、うなぎ。
わたしは、お店で食べたことがありません。
1度は、食べようと思ってるんですよ。
うなぎは、そのうち食べられなくなるんじゃないかと思いますから。
しかし、うなぎ屋さんも大変でしょうね。
うなぎの高騰に、コロナ。
やっていけるとしたら、どんなお店でしょう。
まず、老舗です。
店舗は、自分の持ち家であること。
つまり、賃貸じゃないこと。
そして、建築費の返済が終わってること。
で、従業員は置いてない。
料理はご主人。
接客は奥さん。
老舗なので、古くからの常連さんが付いている。
こういう条件がない限り……。
残っていくのは、難しいんじゃないでしょうか。
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4. 手羽崎 鶏造- 2021/01/17 08:54
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お寿司屋、天麩羅屋、すき焼き店、鰻屋と
この間、コメントの端々に出てきますが。
美味しい店の共通点は「あがり」(寿司屋で言う
ところの)が間違いなく美味であること。
仕上げのお茶が茶碗自体も貧相でなく、温度、濃さも
絶妙なことに、静かに驚かされます。
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5. Mikiko- 2021/01/17 11:15
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わたしが入ったことのあるお店は……
ひとつもない気がします。
和食専門店で入ったことのあるのは……。
たぶん、お蕎麦屋さんだけですね。
お茶の記憶はありません。
緑茶は、底が見えないほど濃いのが好みです。
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6. 手羽崎 鶏造- 2021/01/17 21:13
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和食の専門店ですか。
もつ鍋屋さんは博多で行きつけの
店があります。
でも「水炊き」のお店は暖簾をくぐった
ことはありません。
牛鍋屋(横浜)、どぜう鍋(浅草)も
名店は知っていますが入ったことはありません。
串揚げ屋さんも和食かな。大阪新世界に
お手頃な価格の美味しい店があります。
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7. Mikiko- 2021/01/18 06:21
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どぜう鍋!
一度だけあります。
浅草でした。
柳川鍋というやつです。
ドジョウが開いてあるのに驚きました。
新潟では、丸ごとでしたから。
しかも、断末魔の姿そのままに捻れ、顔は苦悶に歪んでました。
父と祖父が好物だったのですが……。
わたしは、食べられませんでした。
浅草のお店も、友人に説得され、イヤイヤ入ったんですが……。
柳川鍋は、ぜんぜん別の料理に見えましたね。
顔もなかったし。
美味しかったです。