2021.1.11(月)
「どう?
わかった?」
「すごくわかりやすかったです。
本社の事務員さんのおっしゃったとおりでした」
「でも、もうちょっとね」
「はい」
「また来なさいよ」
「そんな、何度も……」
「いいわよ。
わたしはどうせ、専業主婦なんだから。
覚えるのに、早いに越したことはないわよ。
そうだ。
週末はどう?
土曜日。
何か予定ある?」
「いいえ。
大丈夫です」
「じゃ、朝はちょっと遅めにして……。
夕方までやる?」
「いいんですか?
お休み、1日、潰しちゃいます」
「だからわたしは、毎日が日曜日だって。
そうだ。
あなたその日、お夕飯、食べて行きなさいよ」
「え、そんな」
「どうせ帰って、ひとりで食べるんでしょ?
外食?」
「いえ。
いちおう、何か作ってます」
「偉いわね。
わたしは、コンビニ弁当をおかずにビールだったわ」
「そういう日もあります」
「ほほ。
それがあたりまえよ。
その日も、研修終えてから作るのは面倒だから……。
宮高に何か買って来てもらうわ」
「悪いです。
副工場長にそんな」
「いいのよ。
どうせヒマしてるんだから。
いいわよね?」
「もちろんだ。
何か、食べられないものとかある?」
「いえ。
何でもいただきます」
「それにしては、スリムよね。
スポーツとかしてるの?」
「いいえ、何も。
昔から運動音痴で。
体質だと思います」
「羨ましいわ」
「今日は、車で来たのかい?」
「はい」
「どこに停めたの?」
「ネットで、コインパーキングを調べて」
「それは、もったいないことをさせたね。
でも、このマンション、来客用の駐車場がないからな。
バス路線はないの?」
「あります。
本数は、少ないですけど」
「じゃ、土曜日はバスにすれば。
時間は、時刻表の方に合わせればいいんだ。
それにきみ、飲める口だったよね。
夕食は、ビールで打ちあげしよう」
わかった?」
「すごくわかりやすかったです。
本社の事務員さんのおっしゃったとおりでした」
「でも、もうちょっとね」
「はい」
「また来なさいよ」
「そんな、何度も……」
「いいわよ。
わたしはどうせ、専業主婦なんだから。
覚えるのに、早いに越したことはないわよ。
そうだ。
週末はどう?
土曜日。
何か予定ある?」
「いいえ。
大丈夫です」
「じゃ、朝はちょっと遅めにして……。
夕方までやる?」
「いいんですか?
お休み、1日、潰しちゃいます」
「だからわたしは、毎日が日曜日だって。
そうだ。
あなたその日、お夕飯、食べて行きなさいよ」
「え、そんな」
「どうせ帰って、ひとりで食べるんでしょ?
外食?」
「いえ。
いちおう、何か作ってます」
「偉いわね。
わたしは、コンビニ弁当をおかずにビールだったわ」
「そういう日もあります」
「ほほ。
それがあたりまえよ。
その日も、研修終えてから作るのは面倒だから……。
宮高に何か買って来てもらうわ」
「悪いです。
副工場長にそんな」
「いいのよ。
どうせヒマしてるんだから。
いいわよね?」
「もちろんだ。
何か、食べられないものとかある?」
「いえ。
何でもいただきます」
「それにしては、スリムよね。
スポーツとかしてるの?」
「いいえ、何も。
昔から運動音痴で。
体質だと思います」
「羨ましいわ」
「今日は、車で来たのかい?」
「はい」
「どこに停めたの?」
「ネットで、コインパーキングを調べて」
「それは、もったいないことをさせたね。
でも、このマンション、来客用の駐車場がないからな。
バス路線はないの?」
「あります。
本数は、少ないですけど」
「じゃ、土曜日はバスにすれば。
時間は、時刻表の方に合わせればいいんだ。
それにきみ、飲める口だったよね。
夕食は、ビールで打ちあげしよう」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2021/01/11 06:20
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今日は何の日
2021年1月11日(1月第2月曜日)は、『成人の日』。
「成人の日(せいじんのひ)」は、「国民の祝日」の一つ。
1948(昭和23)年に公布施行された「祝日法」により制定。
「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い、励ます」ことを趣旨としてます。
1999(平成11)年までは、1月15日に決まってましたが……。
「ハッピーマンデー制度」の導入に伴い、2000(平成12)年からは、1月の第2月曜日となりました。
つまり、その年の1月8日から14日までのうち、月曜日に該当する日となります。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101159.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
もともと「成人の日」を1月15日としたのは、この日が「小正月(こしょうがつ)」にあたるからです。
奈良時代以降の日本において、成人を示すものとして行われる儀式「元服の儀」が……。
小正月に行われていたことによると言われてます。
この日には、各市町村で新成人を招いて「成人式」が行われます。
ただし、豪雪の影響や帰省しやすい時期などを考慮して、大型連休中やお盆に行われる地方も多くなってます。
本来、「成人の日」は、前年の「成人の日」の翌日からその年の「成人の日」までに誕生日を迎える人を祝う日でした。
しかし、「ハッピーマンデー制度」実施以降では、前年の4月2日からその年の4月1日に成人する人を式典参加の対象にする……。
いわゆる学齢方式が定着するようになってます。
以上、引用終わり。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2021/01/11 06:21
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今日は何の日(つづき)
つまり、1月15日が「成人の日」だったとき。
同じ学年でも、4月2日~1月15日生まれの人と、1月16日~4月1日生まれの人では……。
成人式の年が違ってたということです。
この時期の東京は、まず晴れます。
しかも、着物を着てても暑くない。
最高の日程でしょう。
でも、今年の新潟は大変です。
長靴じゃなきゃ行けませんよ。
しかし、今年の成人式、中止が相次いでるようです。
仕方ないこととは云え、友達に会うことを楽しみにしてた人たちは残念でしょう。
わたしは、元々出る気がなく、出席もしなかったので……。
残念に思う気持ちは、ちょっとわからないのですが。
ところで、なぜ4月1日生まれの人は、前の学年に繰り入れられるんでしょう。
長年、疑問でした。
でもそれは、2019年3月に放送された『チコちゃんに叱られる 春の拡大版』で解決しました。
ということで!
『由美と美弥子 2746(https://mikikosroom.com/archives/36875534.html)』で書いたコメントを……。
そのまま、引用させていただきます。
続きは次のコメントで。
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3. Mikiko- 2021/01/11 06:21
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今日は何の日(つづきのつづき)
以下、引用です。
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「4月1日生まれの人が、早生まれで前の学年になるのは……?」
「2月29日生まれの人のため~」
はぁ?
と思いますよね。
わたしもそう思いました。
でも、納得の回答でした。
小学校への入学は、「満6歳になった次の4月」と法律で決まってるのです。
では、歳を取るのは、いつの時点?
普通、誕生日の0時0分0秒だと思いますよね?
でも、違うんです。
それだと、2月29日生まれの人は、どうなります?
4年に1度しか歳を取れなくなるんです。
ま、わたしならそれでもいいですけどね。
なので!
歳を取るのは、誕生日の前日の23時59分59秒99999999……。
なのです。
だから、2月29日生まれの人でも、毎年2月28日の23時59分59秒99999999……に歳を取れるわけ。
しかし!
ここで大問題が出来。
すなわち、4月1日生まれの人。
この人が歳を取るのは、前日、3月31日の23時59分59秒99999999……になります。
すると!
「満6歳になった次の4月」というのが、翌日の4月1日になってしまうのです。
というわけで……。
「4月1日生まれの人は、早生まれで前の学年になる」のですよ。
いやー。
こんなにすっきりしたのは、久々でした。
+++