2020.12.13(日)
■
「おじゃまします」
吉崎さんの足音が近づいて来る。
志津子が、わたしにしがみついた。
「夜分、すみません」
リビングの入口で声が回りこんだ。
「あ」
吉崎さんは、声を発した口のまま、その場に立ち尽くした。
一瞬、目の前の光景が理解できなかったのだろう。
2つの人体が、ひとつに絡まった形だ。
頭の中も絡まってしまったのではないか。
立ったわたしの胸に、志津子が背中を向けて張りついているのだ。
しかし、ようやく事態が納得できたようだ。
レジ袋が下に落ちた。
ジャガイモが転げ出た。
「ご覧のとおり、手が離せなくて」
「あの……。
すみませんでした。
帰ります。
お届けしたかっただけですので。
あ」
手の中にレジ袋がないことに、ようやく気づいたようだ。
床にひざまづき、転げた野菜を拾い始めた。
わたしは志津子の尻を引きつけ、腰をねじこんだ。
「ひぃぃぃぃ」
志津子の喉笛が鳴る。
吉崎さんが顔を伏せたまま、凍りついたように動きを止めた。
「吉崎さん。
よく見てやってください。
志津子は、あなたに見られて悦んでます」
吉崎さんの顔が、ゆっくりと持ちあがる。
好奇心は抑えられないようだ。
目が合った。
「近くで見て」
わたしは、吉崎さんに躙り寄った。
吉崎さんは、後退しようとして、その場に尻餅を着いた。
後ろ手を床に着く。
わたしは、志津子の尻を引きあげた。
吉崎さんには見えるはずだ。
わたしの陰茎を咥えこんだ、志津子の陰唇が。
出し入れがよくわかるように、志津子の尻を大きく煽る。
はっきりと見えているはずだ。
志津子の膣液が絡み、白く網目状になった陰茎が、志津子の陰唇を捲りあげる光景が。
「おじゃまします」
吉崎さんの足音が近づいて来る。
志津子が、わたしにしがみついた。
「夜分、すみません」
リビングの入口で声が回りこんだ。
「あ」
吉崎さんは、声を発した口のまま、その場に立ち尽くした。
一瞬、目の前の光景が理解できなかったのだろう。
2つの人体が、ひとつに絡まった形だ。
頭の中も絡まってしまったのではないか。
立ったわたしの胸に、志津子が背中を向けて張りついているのだ。
しかし、ようやく事態が納得できたようだ。
レジ袋が下に落ちた。
ジャガイモが転げ出た。
「ご覧のとおり、手が離せなくて」
「あの……。
すみませんでした。
帰ります。
お届けしたかっただけですので。
あ」
手の中にレジ袋がないことに、ようやく気づいたようだ。
床にひざまづき、転げた野菜を拾い始めた。
わたしは志津子の尻を引きつけ、腰をねじこんだ。
「ひぃぃぃぃ」
志津子の喉笛が鳴る。
吉崎さんが顔を伏せたまま、凍りついたように動きを止めた。
「吉崎さん。
よく見てやってください。
志津子は、あなたに見られて悦んでます」
吉崎さんの顔が、ゆっくりと持ちあがる。
好奇心は抑えられないようだ。
目が合った。
「近くで見て」
わたしは、吉崎さんに躙り寄った。
吉崎さんは、後退しようとして、その場に尻餅を着いた。
後ろ手を床に着く。
わたしは、志津子の尻を引きあげた。
吉崎さんには見えるはずだ。
わたしの陰茎を咥えこんだ、志津子の陰唇が。
出し入れがよくわかるように、志津子の尻を大きく煽る。
はっきりと見えているはずだ。
志津子の膣液が絡み、白く網目状になった陰茎が、志津子の陰唇を捲りあげる光景が。
コメント一覧
-
––––––
1. Mikiko- 2020/12/13 06:29
-
今日は何の日
12月13日は、『ビタミンの日』。
『「ビタミンの日」制定委員会』が、2000(平成12)年9月に制定。
1910(明治43)年12月13日(今から110年前)。
農芸化学者・鈴木梅太郎(すずき うめたろう/1874~1943)博士が……。
米糠(こめぬか)から抽出した脚気(かっけ)を予防する成分に、「オリザニン」と命名したことを東京化学会で発表しました。
オリザニンは後に、この1年後に発見された「ビタミンB1(チアミン)」と同じ物質であることが判明し……。
「ビタミン」と呼ばれるようになりました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/112132.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
脚気とは、ビタミン欠乏症の一つであり……。
ビタミンB1の欠乏によって、心不全と末梢神経障害をきたす疾患です。
心不全によって足のむくみ、神経障害によって足のしびれが起きることから、脚気と呼ばれます。
日本では、白米が流行した江戸において疾患が流行したため、「江戸患い」と呼ばれました。
また、大正時代には、結核と並ぶ二大国民亡国病と言われ、難病でした。
続きは次のコメントで。
-
––––––
2. Mikiko- 2020/12/13 06:30
-
今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
上記の鈴木博士の研究などにより、ビタミンの不足が原因と判明し、脚気は治療可能となったのです。
しかし、当時の医界においては、脚気の原因は伝染病説と中毒説が支配的であり……。
鈴木博士が医学界の外の人間だったこともあり、栄養欠乏説はなかなか受け入れられませんでした。
また、ビタミンB1製造を天然物質からの抽出に頼っていたために値段が高かったことなどもあり……。
脚気による死者が1000人を下回ったのは、1950年代のことでした。
以上、引用終わり。
石川英輔に、SF小説の名作『大江戸神仙伝』があります。
現代の製薬会社の研究員が、江戸の町にタイムスリップする話。
江戸では、脚気が流行ってました。
で、死の床に瀕した豪商の跡継ぎに……。
米糠を絞った液体を飲ませ、当時からすれば奇跡的な回復を遂げさせました。
以来、「神仙」と呼ばれ、大活躍をするわけです。
面白いですよ。
ぜひ、お読みください。
残念ながら新刊本は絶版のようですが……。
文庫の古本なら、比較的安価で手に入るみたいです。
続きはさらに次のコメントで。
-
––––––
3. Mikiko- 2020/12/13 06:30
-
今日は何の日(つづきのつづき)
さて、脚気。
明治時代初期の新潟市でも、ある事件(?)がありました。
新しく、陸軍の練兵場が出来たんです。
そこで、脚気患者が大量に発生したんですね。
原因は、今となってははっきりとわかってます。
練兵場の兵隊を募集する謳い文句は……。
「白米を腹一杯に食べられる」でした。
当時の貧しい人たちは、白米なんか口に出来なかったのです。
それが腹一杯食べられるということで……。
兵隊になろうという人も少なくなかったのでしょう。
実際、ほとんどおかずなしに、白米だけを大量に食べさせてたようです。
胚芽部分に多いビタミンB1は、精米で取り除かれてしまうため……。
白米にすると、ビタミンB1がわずかしか残らないんです。
副食なしに、これだけ食べてたら、脚気にならない方がおかしいです。
しかし、当時は原因がわからない。
結局、この新潟の風土が悪いんだということになり……。
練兵場は、県外に移転しました。
今でも、新潟市には、その名残が地名として残ってます。
「新潟市中央区営所通」。
↓goo辞書の「営所」の解説です。
+++
兵が居住している所。兵営。
+++
「営所」に続く通りだったのでしょう。
今は、新潟市の中心市街地で……。
練兵場の名残はまったくありません。
-
––––––
4. 手羽崎 鶏造- 2020/12/14 09:54
-
<本篇より>
「網目状になった陰茎が」
はい その通りなんです。
実感したのは生理中の奥さまに
膣挿入した時。
月経後半だったので痛みが無いからと
受け容れてくださいました。
抜き出してみると、ふだんは肌色の愛息が
赤黒く斑(まだら)模様になっていました。
アソコの中は粘性が強いので網目になるようです。
-
––––––
5. Mikiko- 2020/12/14 19:18
-
ナマで……
入れられたわけですね。
奥さんが生理のときだけ……。
ゴムをするという、怪しからん旦那もいるそうです。
自分のを、血で汚したくないんですね。